- キネマ旬報WEB トップ
- 小倉蒼蛙
小倉蒼蛙の関連作品 / Related Work
-
わたしのかあさん -天使の詩-
制作年: 2024児童福祉文化賞を受賞した菊地澄子による児童文学『わたしの母さん』を寺島しのぶ主演で映画化。知的障がい者の両親のもとに生まれた高子。一時は周囲と違う両親を恥じたが、時は流れ、高子は障がい者特別支援施設の園長となり、母・清子と過ごした日々を回想する。共演は「だれかの木琴」の常盤貴子、「春画先生」の安達祐実。監督は「われ弱ければ 矢嶋楫子伝」の山田火砂子。 -
ル・ジャルダンへようこそ
制作年: 2024銀座の高級クラブのオーナーママ、望月明美の著書を映画化。高級クラブ“ル・ジャルダン”に勤める舞子は、働くことに疑問を感じていたが、入店時、助けてくれた明美ママのために頑張ろうと気を取り直す。その矢先、新型コロナウィルスの感染が拡大し……。出演は「月下香」の清瀬汐希、「僕が君の耳になる」の小松みゆき。 -
それいけ!ゲートボールさくら組
制作年: 2023「愛のコリーダ」「龍三と七人の子分たち」などの藤竜也主演によるスポ根人情コメディ。高校時代、ラグビーで青春を謳歌していた76歳の織田桃次郎。久々に再会した友の窮地を救うため、かつての仲間たちとゲートボールのチームを結成して勝利を目指すのだが……。共演は「つむぐもの」の石倉三郎、「セーラー服と機関銃(1981)」の大門正明、『ウルトラセブン』の森次晃嗣。監督は「紫 MURASAKI 伝説のロック・スピリッツ」の野田孝則。 -
マイスモールランド
制作年: 2022差別や迫害から故郷を逃れ日本で育ったクルド人少女を描き、第72回ベルリン国際映画祭アムネスティ国際映画賞・特別表彰を授与された人間ドラマ。クルド人サーリャは同世代の日本人と同様にごく普通の高校生活を送っていたが、ある日突然在留資格を失い……。監督は、早稲田大学在学中に制作した「circle」が東京学生映画祭準グランプリに輝き、是枝裕和監督率いる映像制作者集団『分福』に所属する川和田恵真。サーリャを5カ国のマルチルーツを持つモデルの嵐莉菜が演じ、難民として認められた例がこれまでないに等しくいつ強制退去させられるかわからない在日クルド人の葛藤を映し出す。 -
われ弱ければ 矢嶋楫子伝
制作年: 2022明治~大正時代に女性の地位向上のために尽力した矢嶋楫子の生涯を描いた伝記ドラマ。極端な男尊女卑の社会の中、武士の夫の度重なる暴力に身の危険を感じた楫子は、離縁状をたたきつける。その後上京し、女子教育に力を注ぎ、女性解放運動に生涯を捧げる。三浦綾子の同名小説を基に、「一粒の麦 荻野吟子の生涯」の山田火砂子監督が89歳でメガホンを取った。山田火砂子監督作「筆子・その愛 -天使のピアノ-」でも主演した常盤貴子が、今日の男女共同参画社会の礎を築いた矢嶋楫子を演じる。 -
火面 嘉吉の箭弓一揆
制作年: 20221441年(嘉吉元年)に起きた嘉吉の乱、嘉吉の徳政一揆をモチーフにした、和泉元彌主演による時代劇。土倉の高利によって民衆の徳政令発布を求める声が世に溢れかえるなか、世に蔓延る悪行を正すため仮面姿の男“火面(ファイアマスク)”が京の都で暗躍していた。共演は、各種ミュージカルで活躍する坂元健児、「君たちはまだ長いトンネルの中」のなかじままり。監督は「文禄三年三月八日」の秋原北胤。 -
大綱引の恋
制作年: 2020「八重子のハミング」などを手がけた佐々部清監督の遺作となった、薩摩川内市を舞台にしたラブストーリー。35歳にしてまだ独身である鳶職・有馬組の三代目・武志は、駅で倒れた老人の救命措置を一緒に行った韓国人女性研修医のジヒョンと心を通わせるが……。400年以上続く伝統行事で薩摩川内市の三大イベントのひとつである川内大綱引を題材に、家族を軸にした物語の中で男女の愛を描き出していく。主人公の有馬武志を「大コメ騒動」の三浦貴大が、ジヒョンを「どすこい!すけひら」の知英が演じる。また、数々の佐々部監督作品に参加し本作でも武志の父親役として出演する西田聖志郎が、本作の企画・原案を務めている。2020年10月31日より鹿児島先行公開。 -
世界から希望が消えたなら。
制作年: 2019仕事や病気など中年期の絶望から這い出し、自らの使命に目覚める姿を描くヒューマンドラマ。ベストセラー作家で出版社の経営者でもある真は充実した日々を過ごしていたが、誰にも言えない秘密があった。ある日、心臓発作で倒れた彼に、医師は死の宣告をする。出演は、映画初主演の竹内久顕、「僕の彼女は魔法使い」の千眼美子。監督は、「さらば青春、されど青春。」の赤羽博。82点- 感動的な
- 考えさせられる
-
一粒の麦 荻野吟子の生涯
制作年: 2019明治時代、国の医業開業試験に合格した日本初の公許女性医師、荻野吟子の生涯をたどる伝記ドラマ。女性に医者の認可制度がなかった当時、自身の闘病経験から女医の必要性を感じた吟子は、女性による女性のための医療の実現を目指し、道なき道を奔走するが……。荻野吟子をTV『科捜研の女』シリーズの若村麻由美が演じるほか、「しゃぼん玉」の綿引勝彦、「映画刀剣乱舞」の山本耕史、「二流小説家 シリアリスト」の賀来千香子が出演。監督は「母 小林多喜二の母の物語」の山田火砂子。83点- 感動的な
- 泣ける
-
ラブ&ピース
制作年: 2015「愛のむきだし」や「冷たい熱帯魚」など衝撃的な作品を次々に輩出する園子温監督が、特技監督に「THE NEXT GENERATION -パトレイバー-」に参加する田口清隆を迎え、自身の作品初となる特撮技術を駆使したエンターテインメント作品。冴えない男が一匹のミドリガメを手放したことから始まる大騒動を描く。夢を諦めぱっとしない日々を送るサラリーマンを「地獄でなぜ悪い」で園監督と組んだ長谷川博己が、地味なヒロインを「ばしゃ馬さんとビッグマウス」の麻生久美子が、謎の老人を「釣りバカ日誌」シリーズの西田敏行が演じる。ほか、「地獄でなぜ悪い」の星野源、「ヌイグルマーZ」の中川翔子らがキャラクターの声を担当している。70点 -
海街diary
制作年: 20152006年から『月刊フラワーズ』に連載されマンガ大賞2013を受賞した吉田秋生の『海街diary』を、「そして父になる」で第66回カンヌ国際映画祭審査員賞を獲得した是枝裕和監督が映画化。神奈川県の鎌倉の四季を映しながら、母親の違う妹を引き取った姉妹たちの一年を丹念に描く。四姉妹を「映画 ホタルノヒカリ」の綾瀬はるか、「モテキ」の長澤まさみ、「パズル」の夏帆、テレビドラマ『幽かな彼女』の広瀬すずが、幼かった長女・次女・三女を置いて再婚した3人の実母を「一枚のハガキ」の大竹しのぶが演じる。ほか、「容疑者Xの献身」の堤真一、「はじまりのみち」の加瀬亮、「魂萌え!」の風吹ジュン、「そして父になる」のリリー・フランキーらが出演。81点- 感動的な
- おしゃれな
- ほのぼのとした
-
ヨシナカ伝説 義仲穴
制作年: 2014粟津の戦いに敗れ、敗死したとされる源義仲が生き延びていたという伝説に基づく時代劇。不思議な能力を持つヒロインを、「ときめきメモリアル」の中山エミリが映画初主演で演じている。共演は、「大鹿村騒動記」の小倉一郎、「一遍上人」の松田洋治、「家」の渡辺葉子、「地下室」の小出由華。監督は、「家」の秋原北胤。 -
山本慈昭 望郷の鐘 満蒙開拓団の落日
制作年: 2014ノンフィクション作家・和田登の著書『望郷の鐘』の映画化。シベリアでの強制労働から奇跡的に帰国し、その後中国残留孤児の帰国救済運動に尽力した教師・山本慈昭の半生を描く人間ドラマ。監督は、「大地の詩 留岡幸助物語」の山田火砂子。出演は、「瀬戸内海賊物語」の内藤剛志、ドラマ『和っこの金メダル』の渡辺梓。 -
メイキング・オブ僕たちの高原ホテル紳士のおもてなし
制作年: 2013今秋公開予定、人気ボーイズラブ小説を実写化した映画「タクミくん」シリーズのキャストとスタッフが新たに贈るオリジナルストーリー『高原のホテル』のメイキング。渡辺大輔、浜尾京介ら出演者の素顔や撮影の舞台裏を収める。【スタッフ&キャスト】監督:横井健司 脚本:金杉弘子 出演:渡辺大輔/浜尾京介/和田琢磨/高崎俊吾/諏訪太郎/小倉一郎 -
そして父になる
制作年: 2013「奇跡」「誰も知らない」の是枝裕和監督が、子どもを取り違えられた二組の家族を通して、家族とは何か掘り下げるヒューマン・ドラマ。自らの手で人生を切り拓いてきたエリート会社員の子が取り違えられていたことが発覚、取り違えられた先の家族と交流するうちに彼の価値観が変わっていく。エリート会社員を「真夏の方程式」「容疑者Xの献身」の福山雅治が、その妻を「トロッコ」「萌の朱雀」の尾野真千子が、子どもを取り違えられたもう一組の夫婦を「ぐるりのこと。」のリリー・フランキーと「さよなら渓谷」の真木よう子が演じている。第66回カンヌ国際映画祭コンペティション部門審査委員賞受賞およびエキュメニカル賞特別表彰作品。2013年9月24日より先行公開。70点 -
ビターコーヒーライフ
制作年: 2012TV『銭形平次』や『水戸黄門』などで名脇役として活躍、2011年12月にガンで他界した俳優・入川保則主演によるヒューマンドラマ。福島県白河市の喫茶店を舞台に、親子の絆を描く。監督は「ブルックリン橋をわたって」の横山浩之。共演は「あぜ道のダンディ」の山本ひかる、「東京に来たばかり」の窪塚俊介、「魔法遣いに大切なこと」の國元なつき。0点 -
大地の詩 留岡幸助物語
制作年: 2011明治時代、不良青少年更生のための感化院設立に尽力し“不良少年更生の父”と呼ばれた留岡幸助の生涯を映画化した感動の物語。出演はNHK連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』の村上弘明、「リミッツ・オブ・コントロール」の工藤夕貴。幸助が暮らした岡山や北海道の各所でロケを実施、時代を超えて幸助の志を現代に伝える。 -
恋谷橋 La Vallee de l’amour
制作年: 2011東京のデザイン事務所をリストラされ田舎のさびれた温泉街に戻った女性が、仲間たちと町興し、人興しに励む姿を描く人間ドラマ。監督は「新・雪国」の後藤幸一。脚本は「柘榴館」の井上正子。「ジャイブ 海風に吹かれて」の上原多香子が映画初主演。他の出演は、「BECK」の水上剣星、「管制塔」の松田美由紀、「大鹿村騒動記」の小倉一郎ほか。「第1回スーパーシナリオグランプリ」大賞に選ばれた宮尾卓志の『雨の中の初恋 First Love in the Rain』を映画化。HDからのキネコ。2011年6月4日より、鳥取にて先行公開。2011年11月より全国公開。 -
映画「恋谷橋」メイキング 恋谷橋を渡るまで
制作年: 2010人気ボーカルダンスユニット“SPEED”の上原多香子の初主演映画『恋谷橋』に密着したメイキング。約3週間の鳥取ロケに密着、老舗旅館の娘役に挑戦した上原多香子をはじめ、出演者・スタッフのインタビューを交えた貴重な映像を満載する。【スタッフ&キャスト】製作:鈴木ワタル プロデューサー:磯田修一 撮影・構成・演出:ちと瀬千比呂 編集:塩生哲也 出演:上原多香子/水上剣星/松田美由紀/小倉一郎 -
観察 永遠に君をみつめて
制作年: 2007少女を見つめ続けた少年と、少年に見せ続けた少女の40年に渡る恋心を、それぞれの側面から2部構成で描く、純愛ファンタジー。監督は「イヌゴエ 幸せの肉球」の横井健司。出演は「ユメ十夜」の緒川たまき、「WARU ワル」の小沢和義、「めがね」の光石研、「LOFT」の江口のりこほか。 -
筆子・その愛 天使のピアノ
制作年: 2006彼女は、障害がある娘を持つ母でもあった……。この映画は、明治時代に、障害児教育を実践した夫を支え、日本の社会福祉に貢献した石井筆子の生涯を描いた感動作。監督は、知的障害を持つ娘の母として奮闘しつつ、プロデューサーとして「はだしのゲン」などの福祉映画を作り続け、監督として「石井のおとうさんありがとう」で児童福祉文化賞を受賞した山田火砂子。主人公・石井筆子役は、「地下鉄(メトロ)に乗って」の常盤貴子。 -
ドリフト(2006)
制作年: 2006目の前で妻と子供を轢き殺された男が、復讐のため走り屋となり逃げた犯人を捜し求めるカーアクション・ドラマ。監督は「呪戒 JUKAI」の神野太。出演は「ルナハイツ2」の柏原収史、 「恋文日和」の小松彩夏。50点 -
四日間の奇蹟
制作年: 2005夢を断たれたピアニストと哀しい過去を引きずる療養所の女性職員、そして脳に障害を持つ少女が織り成す愛の奇蹟を描いたファンタジー。監督は「チルソクの夏」の佐々部清。第1回『このミステリーがすごい!』大賞に輝いた浅倉卓弥による同名小説を基に、「'hood」の砂本量と佐々部が共同で脚色。撮影を「ワイルド・フラワーズ」の坂江正明が担当している。主演は、「雲のむこう、約束の場所 ―The place promised in our early days―」の吉岡秀隆と「北の零年」の石田ゆり子、映画初出演となる『池袋ウエストゲートパーク』の尾高杏奈。文化庁支援作品。80点 -
カスタムメイド 10.30
制作年: 2005広大なグラウンドにアコースティック・ギターを手にした奥田民生がたった一人で弾き語った、伝説の2004年10月30日の@広島市民球場LIVE。球場の歴史に残るスペシャルライブの記録と、さらに民生の音楽をこれから聴こうとしている少女マナモのドラマを交差させる新しいスタイルの音楽映画。監督は、「FROG RIVER」のANIKI。主演は、これが演技初体験となる木村カエラ。 -
青木雄二の銭道4 男と女の金融講座
制作年: 2004『ナニワ金融道』の青木雄二の追悼作品として、彼が最期に遺した原案を映像化した「銭道」シリーズ第4弾。哲平は、借金を抱え死に場所を求める瑛子に一目惚れ。彼は清十郎の手を借り、瑛子を救うべくすべての根幹である悪徳金融グループに立ち向かう。【スタッフ&キャスト】原作:青木雄二 監督:金澤克次 脚本:我妻正義 企画・原案:夏山佳久 出演:木村一八/本宮泰風/朝岡美嶺/小倉一郎50点 -
青木雄二の銭道5 無限連鎖講
制作年: 2004『ナニワ金融道』の青木雄二の追悼作品として、彼が最期に遺した原案を映像化した「銭道」シリーズ第5弾。ヤミ金、サラ金に溺れ、夜逃げを図った一家を取り押さえた御代と荒井。しかし、そのために彼らは悪徳金融グループの罠にハメられてしまう。【スタッフ&キャスト】原作:青木雄二 監督:金澤克次 脚本:我妻正義 企画・原案:夏山佳久 出演:木村一八/本宮泰風/青田典子/小倉一郎50点 -
オーバードライヴ(2004)
制作年: 2004自称天才ギタリストがひょんなことから津軽三味線の世界に没入する奇想天外な青春音楽コメディ。主演は、「きょうのできごと」「丹下左膳 百万両の壺」の柏原収史。吉田兄弟のゲスト出演をはじめ、豪華絢爛な津軽三味線弾きたちが共演する。監督は「READY MADE」「ゆめこの大冒険」の筒井武文。70点 -
石井のおとうさんありがとう
制作年: 2004福祉という概念がなかった明治時代、一人の子どもを預かったのをきっかけに3000人もの孤児を救い、岡山県に日本初の孤児院を作った福祉の元祖、石井十次の波乱に富んだ生涯を豪華キャストで描く。主演の石井十次を松平健が演じ、その十次を陰で支え続けた最愛の妻を永作博美が演じる。そして辰巳琢郎や竹下景子といった実力派俳優が脇を固めている。 -
呪霊 THE MOVIE 黒呪霊
制作年: 2004伝染する呪いの恐怖を、時間軸を遡る形で描いていくホラー。監督は「ほんとにあった 呪いのビデオ THE MOVIE」の白石晃士。脚本は横田直幸。撮影監督に坂本一雪があたっている。主演は、映画初出演の若槻千夏。 -
この世の外へ クラブ進駐軍
制作年: 2003敗戦直後の東京を舞台に、進駐軍のクラブでジャズを演奏しながら逞しく生きていこうとする若者たちの姿を描いた青春群像劇。監督は「ぼくんち」の阪本順治で、自ら脚本も執筆。撮影を「赤目四十八瀧心中未遂」の笠松則通が担当している。主演は、「目下の恋人」の萩原聖人、「あずみ」のオダギリ ジョー、「最後の恋、初めての恋」の松岡俊介、「BORDER LINE」の村上淳、映画初出演のMITCH。映画芸術振興事業作品。 -
あかね色の空を見たよ
制作年: 2000不登校を経て定時制高校に通う青年が周囲に支えられ、人生への希望を見い出していくまでを描くドラマ。自身の体験を綴った堂野博之の詩画集「あかね色の空を見たよ-5年間の不登校から立ち上がって」の映画化。監督は「原野の子ら」の中山節夫。出演は左時枝、小倉一郎、倉崎青児ほか。 -
ウルトラマンティガ THE FINAL ODYSSEY
制作年: 2000光の戦士・ウルトラマンティガの最後の戦いを活写するジュブナイルSFアクション。監督は「銀玉マサやん」の村石宏實。脚本は「ウルトラマンティガ&ウルトラマンダイナ」の長谷川圭一。撮影を「ウルトラマンティガ&ウルトラマンダイナ」の大岡新一が担当している。主演は、「新生 トイレの花子さん」の長野博と「皆月」の吉本多香美、「FRIED DRAGON FISH」の芳本美代子。 -
原野の子ら
制作年: 1999阿蘇山の下、小さな分校に赴任してきた女教師と分校の生徒たち、そしてその家族との心のふれあいを、自然豊かな四季のうつろいの中に綴った人間ドラマ。監督は「先生あした晴れるかな」の中山節夫。吉田優子による同名原作を基に、「レッスン LESSON」の長谷部安春と「先生あした晴れるかな」下島三重子が共同脚色。撮影監督を「先生あした晴れるかな」古山正、撮影を北沢弘之が担当している。主演は新人の鳥飼美帆。アジアフォーカス福岡映画祭'98招待、シカゴ・インターナショナル・チルドレン・フィルムフェスティバル'98グランプリ受賞、99年度イラン映画祭、99年度ニューヨーク映画祭招待、文部省選定、厚生省中央児童福祉審議会特選、日本PTA全国協議会推薦、優秀映画鑑賞会推薦、映倫青少年映画審議会推薦、1997年度児童福祉文化賞受賞、日本芸術文化振興基金助成作品。尚、本作は全国でホール上映された。 -
新生 トイレの花子さん
制作年: 1998ある中学校を舞台に、邪悪な霊と戦う教師と生徒たちの姿を描いたジュブナイル・ホラー。監督は「金田一少年の事件簿上海魚人伝説」の堤幸彦。脚本は「リング」の高橋洋。撮影を「金田一少年の事件簿上海魚人伝説」唐沢悟が担当している。主演は、「トイレの花子さん」の前田愛と「黒の天使 Vol.1」の高島礼子。「ズッコケ三人組 怪盗X物語」と2本立て公開。 -
生きない(1998)
制作年: 1998保険金目当ての自殺志願者ばかりを集めたバスツアーに、関係のない女の子が紛れ込んだことから起こる騒動を描いたブラックな笑い満載のロードムービー。監督は、これが初監督作となる清水浩。脚本は、本作がやはり本編初脚本作となるダンカン。撮影を「ジューンブライド 6月19日の花嫁」の柳島克己が担当している。主演は、「チンピラ」のダンカンと「ズッコケ三人組-怪盗X物語-」の大河内奈々子。第51回ロカルノ国際映画祭アキュメニカル特別賞受賞。 -
MUSASHI 外伝 ヤングムサシの秘密に迫る
制作年: 1996剣豪・宮本武蔵の若き日の姿を描くアクション時代劇。武蔵が生涯でたったひとり愛した女性とのエピソードに迫るなど、興味深い内容で描かれている。監督は演劇界出身でこれが劇映画デビューとなる野伏翔。脚本は野伏とプロデューサーの田久保正之、「エコエコアザラク」の武上純希の共同。主演は新人・宮内敦士と、「ガメラ2 レギオン襲来」の藤谷文子。 -
帝都物語外伝
制作年: 1995明治末から昭和初期を舞台にした「帝都物語」、第二次世界大戦末期を舞台にした「帝都大戦」という、二本の映画化作品を生んだ荒俣宏のSF大河ロマンの続編的な同名小説の映画化で、前二作とは趣の異なるサイコ・サスペンス調ラブ・ストーリー。監督は「ぷるぷる 天使的休日」の橋本以蔵。主演は「ごろつき2」の西村和彦。共演は「愛の新世界 Le_Nouveau_Monde_Amoureux」の鈴木砂羽。(R指定) -
La VIE 共生!
制作年: 1995新米女性写真家の目を通して、多くの被害を生んだ雲仙普賢岳を巡る人々の生活、歴史、自然、民話などを綴ったドラマ。監督・脚本は大隈孝一。長崎県、島原市の協力を得て完成した作品。 -
Doki Doki ヴァージン もういちど I LOVE YOU
制作年: 1990童貞のまま死んでしまったことが悔しくてならない秀樹。雪辱を果たすはずが、なぜか真理という女の子の身体に蘇ってしまう。その上真理の親友の早智子に恋をしてしまい…。中原監督が『櫻の園』と同時期に撮った、清純派女優・中山忍の第1回主演作品。【スタッフ&キャスト】監督・脚本:中原俊 プロデューサー:新津岳人 脚本:じんのひろあき 撮影:佐藤徹 音楽:黒石ひとみ 出演:中山忍/林泰文/小倉一郎 -
もうひとつの原宿物語
制作年: 1990若者の街・原宿を舞台に華麗なパフォーマンスを繰り広げるダンスグルーブと彼らに憧れる少女たちの青春模様を描く。空木景原作の同名小説の映画化。脚本・監督は新人の石田芳子。撮影は井上晴夫がそれそれ担当。 -
死線を越えて 賀川豊彦物語
制作年: 1988大正から昭和にかけて活躍したキリスト教社会運動家賀川豊彦の半生を描く。脚本は賀川豊彦原作の小説「死線を越えて」と武藤富男の「評伝賀川豊彦」を元に「極道の妻たちII」の高田宏治と「あっこちゃんの日記」の山田典吾が共同で執筆。監督は同作の山田、撮影は「ナオミ」の高村倉太郎がそれぞれ担当。 -
瀬戸内少年野球団・青春篇 最後の楽園
制作年: 1987瀬戸内の淡路島で敗戦をむかえた野球少年少女の10年後の東京での青春を描く。阿久悠の同名小説を河本瑞賢と三村晴彦が共同で脚本化、監督は「愛の陽炎」の三村晴彦、撮影も同作の羽方義昌がそれぞれ担当。 -
怖い贈り物(「現代怪奇サスペンス第2話」)
制作年: 1986酔ったはずみでキスをした同僚から毎日花を送られるようになった男の恐怖を描くスリラー。監督・脚本は石井輝男。原作は結城昌治。出演は田中好子、小倉一郎、田中健、野村昭子、菊地恵子ほか。1986年から放送開始の関西テレビ放送テレビドラマシリーズ「現代怪奇サスペンス」の一編。1986年7月14日放映。2024年11月9日より東京・シネマヴェーラ渋谷にて開催の「生誕100年 スタイリッシュ石井輝男」にてデジタル上映。併映:「蜘蛛」。11月10日より6回上映。 -
天城越え
制作年: 1983十四歳の少年と娼婦が天城峠を旅しているとき起きた殺人事件と、三十年間、事件を追い続けた老刑事の姿を描く。松本清張の同名の小説を映画化したもので、脚本はこの作品が監督デビュー作となる「夜叉ヶ池」の三村晴彦と「炎のごとく」の加藤泰の共同執筆、撮影は羽方義昌がそれぞれ担当。90点 -
魔性の夏 四谷怪談より
制作年: 1981お馴染鶴屋南北の『四谷怪談』を青春群像ドラマとして映画化。脚本は「スローなブギにしてくれ」の内田栄一、監督は「海よお前が-帆船日本丸の青春-」の蜷川幸雄、撮影は「五番町夕霧楼(1980)」の坂本典隆がそれぞれ担当。 -
トラック野郎 望郷一番星
制作年: 1976“トラック野郎”シリーズ第3作目。桃次郎・ジョナサンのトラック野郎コンビが捲き起こす珍事件と恋を描いた喜劇。脚本は「超高層ホテル殺人事件」の野上龍雄と「トラック野郎 爆走一番星」の澤井信一郎、監督は「お祭り野郎 魚河岸の兄弟分」の鈴木則文、撮影も同作の飯村雅彦がそれぞれ担当。100点 -
お祭り野郎 魚河岸の兄弟分
制作年: 1976東京の下町を舞台に、魚河岸で働く粋で陽気な“お祭り野郎”を主人公にした人情喜劇。脚本は「けんか空手 極真無頼拳」の掛札昌裕、監督は脚本も執筆している「トラック野郎 爆走一番星」の鈴木則文、撮影は「横浜暗黒街 マシンガンの竜」の飯村雅彦がそれぞれ担当。 -
仁義なき戦い 頂上作戦
制作年: 1974“仁義なき戦い”シリーズ第四作目。昭和38年春から39年へかけて、敵対する二つの広域暴力団の代理戦争とも言うべき広島抗争を、リアリズム・タッチで描く。原作は飯干晃一の「仁義なき戦い」、脚本は「仁義なき戦い 代理戦争」の笠原和夫、監督も同作の深作欣二、撮影も同作の吉田貞次がそれぞれ担当。74点 -
涙のあとから微笑みが
制作年: 1974妹と二人暮しの青年が汚れなき恋人の愛に感謝し、美しい友情に涙し、踏まれても蹴られても強く逞しく生きていく姿を描く青春映画。脚本は「愛ってなんだろ」の田波靖男、監督は「ひとつぶの涙」の市村泰一、撮影も同作の小杉正雄がそれぞれ担当。