志満順一の関連作品 / Related Work

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  • せかいのおきく

    制作年: 2023
    阪本順治が、先進的な循環型社会を実現していた江戸時代を舞台に、オリジナル脚本で贈るモノクロ時代劇。江戸末期を舞台に、貧乏長屋で暮らす、声を失った武家育ちの娘おきくと、社会の最下層で人々の糞尿を売り買いして生きる青年・中次と矢亮の青春物語。出演は「映画 イチケイのカラス」の黒木華、「ホテルアイリス」の寛一郎、「シン・仮面ライダー」の池松壮亮。美術監督として活躍してきた原田満生が発起人となり、気鋭の日本映画製作チームと世界の自然科学研究者が連携し、様々な時代の“良い日”に生きる人々の物語を映画で伝える“YOIHI PROJECT”の劇場映画第1弾。
  • 最高の人生の見つけ方(2019)

    制作年: 2019
    同名ハリウッド映画を「北の桜守」の吉永小百合と「恋妻家宮本」の天海祐希主演でリメイクしたヒューマンドラマ。余命宣告を受けた主婦の幸枝と女社長のマ子は、たまたま手にした同じ病院に入院する少女の“死ぬまでにやりたいことリスト”を実行することに。監督は、「猫は抱くもの」の犬童一心。
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    • 感動的な
    • 考えさせられる
  • 引っ越し大名!

    制作年: 2019
    「超高速!参勤交代」の脚本・小説版を手がけた土橋章宏による時代小説『引っ越し大名三千里』を映画化。姫路藩藩主・松平直矩が幕府から豊後の日田への国替えと減封を言い渡され、引っ越し奉行に選ばれた本の虫の書庫番・春之介は一世一代の大仕事に臨む。監督は「のぼうの城」の犬童一心。原作者の土橋章宏が脚本を手がける。人と接するのが苦手で書庫にこもりきりの姫路藩書庫番・片桐春之介を、俳優・歌手・文筆家と多岐に渡り活動する星野源が演じる。
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    • 笑える
  • スキマトズレ2018

    制作年: 2018
    「羊の木」など多数の作品で活躍する俳優・北見敏之がプロデュースした短編映画4本からなるオムニバス。デザイン学校に通うこずえは、同期の紗英子の美貌と才能に嫉妬する。思いを寄せる男性まで奪われそうになり、焦ったこずえは……(「大事なひと」)。4本のうち「クリソツの姉弟」は、北見敏之自身が監督を務めている。
  • 猫は抱くもの

    制作年: 2018
    大山淳子の同名小説を、沢尻エリカと吉沢亮共演で犬童一心が映画化。スーパーで働く元アイドルのアラサー女性、沙織は、日々の出来事をロシアンブルーの猫・良男に打ち明けていた。やがて良男は、自分が人間で、沙織の恋人だと思い込むようになり……。「素敵なダイナマイトスキャンダル」の峯田和伸、『わにとかげぎす』のコムアイが共演。
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  • セブンティーン、北杜 夏

    制作年: 2017
    山梨県・北杜市を舞台とした青春ドラマ。豆腐屋の一人娘で女子高生の彩未は、地域を潤す湧水・太郎水を持つ日本酒の蔵元から水源を託される。しかし、蔵元の後継社長は、海外資本との水源の開発計画を密かに進めていた。そんな彩未に一人の男が近づいてくる。監督は、「おしん」の冨樫森。出演は、「空の味」の堀春菜、「校庭に東風吹いて」の本間淳志、「くちびるに歌を」の角替和枝、「蜩ノ記」の大寶智子。
  • ラオス 竜の奇跡

    制作年: 2016
    日本とラオスの国交60周年を記念して製作された初の合作映画。家を飛び出し、都会で暮らしていたノイはある日、1960年のラオスに迷い込む。そこで出会ったのは、ダム建設調査に来ていた日本人の川井。のどかな農村で、2人は暮らし始めるが……。メガホンを取ったのは、「天国からのエール」の熊澤誓人。主演は共に映画初出演となる井上雄太とティダー・シティサイ。
  • 夢を与える

    制作年: 2015
    芥川賞作家・綿矢りさの同名小説を「のぼうの城」の犬童一心の監督で映像化した2015年のWOWOW連続ドラマを劇場上映。幹子は幼い娘・夕子をオーディションに参加させ、夕子は芸能界入り。数年後、夕子は大手事務所に移籍し幹子の念願通りブレイクするが……。美しく健やかに育った夕子を小松菜奈が、彼女に過剰な思い入れを持つ母親・幹子を菊地凛子が演じ、スキャンダラスな人間ドラマを紡いだ。劇場では全4話をA(1~2話)、B(3~4話)に分けて上映
  • ジョーのあした 辰吉丈一郎との20年

      制作年: 2015
      「どついたるねん」の阪本順治監督が、プロボクサーの辰吉丈一郎を20年間に渡って取材した初のドキュメンタリー映画。辰吉の人間性やボクシングに対する考え、一人のボクサーとしての心境の変化を、インタビューを中心に収録している。ナレーションは、「春を背負って」の豊川悦司。劇場公開に先駆け、第28回東京国際映画祭パノラマ部門にて2015年10月23日に上映。2016年2月20日よりシネ・リーブル梅田ほか大阪先行上映。
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    • 断食芸人

      制作年: 2015
      フランツ・カフカの同名小説を「テロリスト 幽閉者」の足立正生監督・脚本で映画化。ある日、ある街に現れ座り込んだ男を、人々が勝手に“断食芸人”に仕立て上げる。2016年ロッテルダム国際映画祭ディープフォーカス部門正式出品。出演は、「ジョーカー・ゲーム」の山本浩司。ナレーションは「MONSTERZ モンスターズ」の田口トモロヲ。
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    • 僕は友達が少ない

      制作年: 2014
      平坂読の同名ライトノベル(MF文庫J/メディアファクトリー・刊)を原案に、不器用ながら友達がほしいと願う個性豊かな学生たちをオリジナルストーリーで描く青春ストーリー。友達を作るために設立した隣人部のメンバーで妄想を体験できるバーチャルゲームをしたところ、妄想が暴走して現実が侵食されはじめる。監督・脚本は「監禁探偵」「シャッフル」の及川拓郎。誤解されがちなハーフの少年を「JUDGE/ジャッジ」「ランウェイ☆ビート」の瀬戸康史が、きつい性格でいつも不機嫌そうな少女を「上京ものがたり」「幸福な食卓」の北乃きいが演じている。ほか、「アバター」の大谷澪、「ジョーカーゲーム」の高月彩良、「絶叫学級」の栗原類らが出演。
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    • MIRACLE デビクロくんの恋と魔法

      制作年: 2014
      『100回泣くこと』がベストセラーとなった中村航が山下達郎の名曲『クリスマス・イブ』に題材を取った恋愛小説『デビクロくんの恋と魔法』(小学館・刊)を、「のぼうの城」「ジョゼと虎と魚たち」の犬童一心監督が映画化。クリスマス・イブの夜、漫画家になる夢をあきらめきれない書店員や彼の幼馴染ら、それぞれ複雑な思いを抱え合う4人に奇跡が舞い降りるラブ・ストーリー。優しすぎる書店員を「黄色い涙」「ピカ☆ンチLIFE IS HARD だけどHAPPY」の相葉雅紀が演じる。ほか、「わたしのハワイの歩きかた」「余命1ヶ月の花嫁」の榮倉奈々、「王になった男」やドラマ『トンイ』のハン・ヒョジュ、「土竜の唄 潜入捜査官REIJI」「人間失格」の生田斗真らが出演。
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    • 北のカナリアたち

      制作年: 2012
      湊かなえの小説『往復書簡』の一編『二十年後の宿題』を原案に、「大鹿村騒動記」の阪本順治監督が映画化。ある事件を機に離れ離れになった女教師と6人の生徒たちそれぞれが抱える後悔や心の傷を描く。出演は「おとうと」の吉永小百合、「ハゲタカ」の柴田恭兵、「行きずりの街」の仲村トオル、「スクール・ウォーズ HERO」の里見浩太朗、「モテキ」の森山未來。
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    • 深夜裁判

      制作年: 2011
      3月11日の出来事によって結びついたあるカップルのその後の顛末をそれぞれの代理人である弁護士たちが繰り広げる短編人間喜劇。監督は「柔らかい土」の篠原哲雄。出演は「東京残酷警察」の松木大輔、「下校するにはまだ早い」の安藤聡海ほか。2011年12月3日より、北海道・函館で開催された「函館イルミナシオン映画祭」内の「篠原哲雄監督プログラム」にて初上映。2012年4月21日より、東京・下北沢トリウッドでの特集上映「篠原哲雄 ショート・ムービー・パーティ WITH ポール&マヨネーズ」で公開。
    • 柔らかい土

      制作年: 2011
      2011年3月11日に発生した東北大震災の被害を受けた「ショートピース!仙台短篇映画祭」のために、41人の監督が3分11秒の制約を科し制作した短編プロジェクト「311仙台短篇映画祭映画制作プロジェクト作品『明日』」の1本。監督は「小川の辺」の篠原哲雄。出演は「七つまでは神のうち」の宝積有香、「下校するにはまだ早い」のよしのまり。2011年9月17日より開催された同映画祭にて初上映。2012年4月21日より、東京・下北沢トリウッドでの特集上映「篠原哲雄 ショート・ムービー・パーティ WITH ポール&マヨネーズ」で公開。
    • のぼうの城

      制作年: 2011
      城戸賞を受賞した和田竜のオリジナル脚本を、「ゼロの焦点」の犬童一心と「日本沈没」の樋口真嗣のダブル監督で映画化。戦国末期、豊臣秀吉、石田三成勢の2万人の大軍に500人の兵で立ち向かった実在の武将・成田長親の姿を描く。出演は「陰陽師」の野村萬斎、「最後の忠臣蔵」の佐藤浩市、「アントキノイノチ」の榮倉奈々、「逆転裁判」の成宮寛貴。TBS開局60周年記念作品。『のぼうの城』フィルムパートナーズ(TBSテレビ=アスミック・エース エンタテインメント=毎日放送=中部日本放送=東宝=小学館=C&Iエンタテインメント=博報堂DYメディアパートナーズ=アサツー ディ・ケイ=ジェイアール東日本企画=WOWOW=ハピネット=TBSラジオ&コミュニケーションズ=RKB毎日放送=北海道放送=静岡放送=中国放送=Yahoo! JAPAN=日本出版販売=サイバード=朝日新聞社=シブサワコウプロダクション=テレビ埼玉=東北放送=テレビ山梨=TSUTAYA=新潟放送=TOKYOFM)(制作プロダクション C&Iエンタテインメント=アスミック・エース エンタテインメント)(プロダクション協力 エース・プロダクション)
    • モンスターズクラブ

      制作年: 2011
      「蘇りの血」の豊田利晃監督が、1970年代に全米を震撼させた爆弾魔“ユナボマー”の犯行声明文に着想を得て、企業の脅迫を目的に、山奥に籠って爆弾を作り続ける男の姿を描く。出演は、「僕達急行 A列車で行こう」の瑛太、「ヒミズ」の窪塚洋介。雪山のオールロケで作り上げた映像が、自然の厳しさと孤独を伝える。
    • 行きずりの街

      制作年: 2010
      1992年度の“このミステリーがすごい”第1位に選出された志水辰夫の小説を、「座頭市 THE LAST」の阪本順治が映画化。失踪した教え子を捜す元教師が、別れた妻と再会する一方で、勤務していた学校の暗い闇に巻き込まれてゆく。出演は「K-20 怪人二十面相・伝」の仲村トオル、「のんちゃんのり弁」の小西真奈美。
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    • ゼロの焦点(2009)

      制作年: 2009
      昭和を代表するミステリー作家、松本清張。その生誕100年を記念し、不朽の名作を「ジョゼと虎と魚たち」の犬童一心が61年版に続き再映画化。新婚早々、夫に失踪された妻がその行方を追う中で、驚愕の事実が明かされて行く。「おくりびと」の広末涼子、「嫌われ松子の一生」の中谷美紀、「ぐるりのこと。」の木村多江が共演。
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    • キラー・ヴァージンロード

      制作年: 2009
      結婚したい女と死にたい女が1体の死体を隠すために繰り広げる逃避行を、笑いと感動と斬新な映像で描くジェットコースター・ムービー。監督は、俳優で初監督となる岸谷五朗。出演は、ドラマ『のだめカンタービレ』の上野樹里、「BLINDNESS」の木村佳乃、「劇場版 相棒」の寺脇康文。主題歌は福山雅治が担当する。
    • 闇の子供たち

      制作年: 2008
      タイを舞台に、そこで横行する少女売春や人身売買といった闇の現実を描いたドラマ。「血と骨」の梁石日の小説を「魂萌え!」の阪本順治監督が映画化した。出演は「少林少女」の江口洋介、「陰日向に咲く」の宮崎あおい、「どろろ」の妻夫木聡、「ザ・マジックアワー」の佐藤浩市、「カメレオン」の豊原功補など。
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    • みんな、はじめはコドモだった「展望台」

      制作年: 2008
      朝日放送新社屋完成記念事業の一環として製作された短編オムニバス。“こども”をテーマに「闇の子供たち」の阪本順治、「パッチギ!」の井筒和幸、「悲しき天使」の大森一樹、「フラガール」の李相日、「血と骨」の崔洋一という5人の監督がメガホンをとった。出演は「ザ・マジックアワー」の佐藤浩市、「ダイブ!!」の光石研、「memo」の高岡早紀など。
    • 櫻の園 さくらのその(2008)

      制作年: 2008
      1990年に公開され数多くの映画賞を受賞した「櫻の園」を、中原俊監督が自ら18年ぶりにリメイク。伝統を重んじる名門女子高を舞台に、禁じられているチェーホフの戯曲『櫻の園』の上演に情熱を燃やす生徒達の姿を描く。出演は「ヤッターマン」の福田沙紀、「転校生-さよなら あなた-」の寺島咲、「フラガール」の富司純子。
    • カメレオン

      制作年: 2008
      詐欺グループの仲間を殺された男が復讐に立ち上がるクライムアクション。「野獣死すべし」の丸山昇一が故・松田優作のために書いた未映画化脚本を現代風にアレンジ、「魂萌え!」の阪本順治が監督した。出演は「デスノート」シリーズの藤原竜也、「西遊記」の水川あさみ、「象の背中」の塩谷瞬、ドラマ『時効警察』の豊原功補ほか。
    • 歓喜の歌

      制作年: 2007
      落語家・立川志の輔の新作落語を「東京タワー オカンとボクと、時々オトン」の松岡錠司が映像化したコメディ。市井の人々が一大事に巻き込まれる喜怒哀楽を描く。出演は「紙屋悦子の青春」の小林薫、「大河の一滴」の安田成美、「陰日向に咲く」の伊藤淳史、「魂萌え!」の由紀さおり、「愛の流刑地」の浅田美代子など。
    • 眉山

      制作年: 2007
      徳島を舞台に、末期ガンに冒された母と一人娘の絆を描く感動作。原作は、さだまさしの同名ベストセラー小説。出演は「犬神家の一族」の松嶋菜々子、「7月24日通りのクリスマス」の大沢たかお、「マルタイの女」の宮本信子。監督は「黄色い涙」の犬童一心。
    • 黄色い涙

      制作年: 2007
      漫画青年にとっては教祖的な存在として多くの支持を得ていた永島慎二の代表作のひとつ『黄色い涙/若者たち』の映画化で、1963年の東京を舞台に若者5人の交流を描いた青春ストーリー。監督は「ジョゼと虎と魚たち」「メゾン・ド・ヒミコ」の犬童一心。出演は人気アイドル『嵐』の二宮和也、相葉雅紀、大野智、櫻井翔、松本潤のオールメンバー。
    • 嫌われ松子の一生

      制作年: 2006
      山田宗樹のベストセラー小説を、「下妻物語」の中島哲也が映画化。 愛情を求め続けた松子の波乱万丈の生涯を、CG、アニメ、ミュージカルなどの映像テクニックと音楽を駆使して描く。松子に「電車男」 の中谷美紀、甥の笙に「サマータイムマシーン・ブルース」の瑛太、松子の運命を狂わせる龍に「雪に願うこと」の伊勢谷友介。
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    • 青いうた のど自慢 青春編

      制作年: 2005
      1999年に公開された井筒和幸監督の「のど自慢」から生まれた新たな物語。青森の中学を卒業したばかりの若者四人の心情が切なく絡み合う青春群像劇。監督は、これが劇場デビューとなる金田敬。出演は、TVドラマ『3年B組金八先生』の濱田岳、冨浦智嗣、寺島咲。
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    • 下妻物語

      制作年: 2004
      ロリータとヤンキー、価値観が真逆のふたりの少女の友情と成長を描いた青春コメディ。監督は「Beautiful Sunday」の中島哲也。嶽本野ばらによる同名小説を基に、中島監督自ら脚色。撮影を「tokyo. sora」の阿藤正一が担当している。主演は、「阿修羅のごとく」の深田恭子と映画初出演の土屋アンナ。
    • 十三通目の手紙

      制作年: 2003
      監督・脚本の亀田幸則が、自身の著書『苦い蜜』を改訂した『十三通目の手紙』を演出し、シアターV赤坂にて公演された舞台劇を映画化。ジャズバーに居合わせた14人の男女が、過去にこの店で起きたある事件の真相究明に図らずも関わっていく密室推理サスペンス。亀田幸則にとって劇場映画デビュー作となる。
    • ジョゼと虎と魚たち(2003)

      制作年: 2003
      田辺聖子の同名原作小説を、「二人が喋ってる。」「金髪の草原」の犬童一心監督が映画化。足の不自由な女の子ジョゼと、平凡な大学生の青年の出会いから別れまでをビター・スウィートに描く。主演は妻夫木聡と池脇千鶴。脚本は、岩井俊二ウェブサイト<シナリオどんとこい>出身の新人、渡辺あや。音楽はくるり。
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    • 東京ハレンチ天国 さよならのブルース

      制作年: 2001
      殺し屋初心者の男と売れないGSバンドのメンバーの出会いを軸に繰り広げられる騒動を描くハードボイルド・コメディ。監督・脚本は本田隆一。撮影を「空の穴」の橋本清明が担当している。主演は「BOOMERANG2000」の山本浩司。尚、本作は大阪芸術大学の卒業生による作品特集上映『ディープ、クレイジー 映画』で公開された。ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2001ファンタスティック・オフシアター部門グランプリ受賞作品。16ミリ。
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    • MASK DE 41 マスク・ド・フォーワン

      制作年: 2001
      失った家族愛を取り戻すため必死に頑張る中年男が、愛するプロレスに情熱を注ぐことで人生と家族の絆を取り戻していくプロレス・コメディ。監督は、CMディレクターとして活躍する村本天志。主演には、「鉄男」で鮮烈な映画主演デビューを飾って以来、日本映画界きっての個性派俳優として、NHKの『プロジェクトX』ではナレーターとして、そして「アイデン&ティティ」では映画監督をつとめ大活躍の田口トモロヲ。共演に、劇団『大人計画』の松尾スズキをはじめ、筒井真理子、小日向文世、『ラーメンズ』の片桐仁、若手実力派女優として活躍著しい伊藤歩や蒼井優など。完成から3年後の2004年8月に劇場公開となった。
    • コキーユ 貝殻

      制作年: 1999
      同窓会で再会した中年の男女の、切ない純愛を描いたロマンス。監督は「Lie lie Lie」の中原俊。山本おさむの同名コミックを基に、「ろくでなしBLUES」の山田耕大が脚色。撮影を「月とキャベツ」の上野彰吾が担当している。主演は、「もののけ姫」の小林薫と「釣りバカ日誌9」の風吹ジュン。
    • 愚か者 傷だらけの天使

      制作年: 1998
      世間では通用しない愚かな若者二人の姿を人情味豊かに描いたコメディで、1997年に公開された「傷だらけの天使」の主人公・満と久が出会う以前の物語。監督は「傷だらけの天使」の阪本順治。脚本は田村竜と阪本監督の共同。撮影を「傷だらけの天使」の笠松則通が担当している。主演は「Dolphin Through」の真木蔵人と「女刑事RIKO 聖母の深き淵」の鈴木一真。
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    • 夏時間の大人たち

      制作年: 1997
      逆上がりができないばかりにダメ人間の烙印を押されそうになってしまった少年の周りで起こる事件の数々を、彼の目を通してスケッチ風につづったノスタルジックなコメディ。監督は“フジカラー写ルンです”などで知られるCM界の名ディレクター・中島哲也で、映画は「バカヤロー! 私、怒ってます」の第2話「遠くてフラれるなんて」以来8年ぶりとなる。脚本も中島が執筆。撮影をCMカメラマンとして活躍中の阿藤正一が担当した。主演は「河童」の日高圭智。
    • 傷だらけの天使(1997)

      制作年: 1997
      ケチな探偵コンビが繰り広げる義理と人情の旅を、コミカルに描いたロードムービー。監督は「ビリケン」の阪本順治。脚本は往年のTVシリーズ『傷だらけの天使』のキャラクターをもとに、「のぞき屋」の丸山昇一が執筆。撮影を「ユメノ銀河」の笠松則通が担当している。主演は「八つ墓村(1977)」の豊川悦司と「あの夏、いちばん静かな海。」の真木蔵人。
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    • ビリケン(1996)

      制作年: 1996
      通天閣に祀られた、幸運を呼ぶ神様・ビリケンの活躍を描いた痛快人情ファンタジー。大阪・新世界を舞台に、大阪庶民のバイタリティーをコミカルに見せている。監督は「BOXER JOE」の阪本順治で、「どついたるねん」「王手」に続く“新世界三部作”の締めくくりとなる作品である。脚本は「王手」の豊田利晃と阪本の共同。撮影は「水の中の八月」の笠松則通が担当している。主役のビリケンには、今作のコメディ演技で新境地を開いた「罠(1996)」の杉本哲太。ほかに「極道戦争・武闘派」の雁瀧太郎、「眠る男」の岸部一徳、「罠(1996)」の山口智子らが脇を固めている。二代目通天閣40周年記念映画。96年度キネマ旬報ベストテン第9位。
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    • 幻想 アンダルシア

      制作年: 1996
      平穏な生活をおくっている主婦が幻想の世界へと迷い込んでいき、次第に内面に眠っていたもうひとりの自分を見つける様を描いたファンタジー・ロマンス。「凶銃ルガーP08」「狼たちのカーニバル CARNIVAL_OF_WOLVES」などこれまでアクションものを多く手掛け評価の高かった渡辺武監督が、一転して新境地に挑んでいる。脚本は監督としても知られる伊藤秀裕と村上修に、加藤千恵の共同。主演は「勝手に死なせて!」の名取裕子と、「GONIN」の根津甚八。
    • BOXER JOE

      制作年: 1995
      ボクサーとしては致命的な網膜剥離を克服し、現役復帰を果たしたプロボクサー・辰吉丈一郎。彼の勇姿は多くのボクシング・ファンを大いに熱くさせたが、そんな彼のインタビューと架空のドラマを融合させた異色のボクシング映画。ドキュメンタリー部分では辰吉のインタビューの他に、父親や奥さんのインタビューや、日本中を興奮の渦に叩き込んだ薬師寺保栄との試合をじっくり見せている。また、ドラマ部分では辰吉の熱狂的ファンである、あるお好み焼屋の主人を中心とする人たちの人間模様を、コメディ・タッチで描く。監督は「トカレフ」の阪本順治。脚本は阪本と「潤の街」の金秀吉。撮影は「エンジェル・ダスト」の笠松則通と「女帝(1995)」の田中一成が担当している。ドラマ部分の主演は宇崎竜童。スーパー16ミリからのブローアップ。
    • 極道の姐・玲子

      制作年: 1994
      組長である夫や舎弟たちのために立ち上がり、対立組織と戦う極道の姐の姿を描くやくざ映画。脚本・監督は「XX 美しき凶器」の小水一男(ガイラ)。撮影は伊藤昭裕が担当。「新・極道の妻たち 惚れたら地獄」の川島なお美の初主演作。
    • 第2回欽ちゃんのシネマジャック

      制作年: 1994
      15分映画の5本立、1本300円、料金は見た本数分だけ自己申告で払うというユニークな上映方式で93年大きな話題を集めた、萩本欽一の製作総指揮による「欽ちゃんのシネマジャック」の第2弾。第1回に続き、萩本欽一監督による「なんかへん?」の第2作、「生きる」に続く山本晋也監督の「食べる」の他、アニメーションなど全6作。おまけとして前回一般公募した新人監督による1分間映画も。
    • XX(ダブル・エックス) 美しき凶器

      制作年: 1993
      殺し屋という裏の顔を持つピアニストと男との危険な駆け引きを描くエロティック・サスペンス。大沢在昌の小説『眠りの家』(ケイブンシャ文庫・刊)を原作に、「ほしをつぐもの」の小水一男が監督・脚本を手がけたVシネマ作品で、劇場公開された。ヒロイン役の宮崎ますみの熱演が話題となった。
    • お墓と離婚

      制作年: 1993
      お墓のセールスマンをする主人公の、結婚十年目を迎えての妻とのすれ違いを淡々とコミカルに描くドラマ。劇団東京乾電池の作・演出出身の岩松了が「バカヤロー!2幸せになりたい」の一挿話『新しさについていけない』に続いて監督、本作が長編デビュー作となる。脚本は「MISTY(1997)」の香川まさひと。主演の夫婦役を演じる小林薫、田中好子のほか、RCサクセションの忌野清志郎の役者デビューも話題となり、またベンガル、渡辺えり子、周防正行らが友情出演している。
    • シーズン・オフ

      制作年: 1992
      シーズン・オフのペンションに居合わせた4組のカップルの交流を描く。監督は「12人の優しい日本人」の中原俊、脚本は劇団・自転車キンクリートの飯島早苗、撮影は重田恵介が担当。(16ミリ)
    • 12人の優しい日本人

      制作年: 1991
      もし日本にも陪審員制度があったらという仮定に基づいて、ある殺人事件の審議に奮闘する12人の陪審員の姿をユーモラスに描く。東京サンシャインボーイズによる同名戯曲の映画化で、脚本は同劇団主宰の三谷幸喜が執筆。監督は「櫻の園」の中原俊。撮影監督は「風の国」の高間賢治がそれぞれ担当。
    • ほしをつぐもの

      制作年: 1990
      突然倒れた定年間近の男が思いおこす少年時代を描く「その男、凶暴につき」で監督デビューしたビートたけしの初プロデュース作品で、脚本・監督は「井上あんりのザ・裏モデル」のガイラこと小水一男、撮影は「…これから物語 少年たちのブルース」の伊藤昭裕がそれぞれ担当。
    • ザジ ZAZIE

      制作年: 1989
      伝説のロックンローラーと彼を取り巻く男女の青春群像を描く。脚本・監督は「近頃なぜかチャールストン」で共同脚本・助監督・出演の3役を務めた利重剛、撮影監督は「THE KAI BAND MOVIE HERE WE COME THE 4 SOUNDS」の井出情児がそれぞれ担当。
    • 模型の国

        制作年: 1975
        16ミリで魯迅の「阿Q正伝」をモチーフとした劇映画「阿Qの庭」(45年)とフォーク・ソングのシンガー・ソングライター高田渡の生き方を追ったドキュメンタリー「吉祥寺発赤い電車」(47年)を撮ってきた無援舎の第三作。無援舎は、明治学院大学映画研究会のOB9人によって結成されている映画製作グループ(16ミリ)
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