山崎裕の関連作品 / Related Work

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  • 逃走(2025)

    制作年: 2025
    半世紀におよぶ逃亡生活の末に病死した東アジア反日武装戦線の元メンバー、桐島聡の闘いを描く社会派ドラマ。重要指名手配犯・桐島は、日雇い仕事を転々としながら逃亡を続けていた。2024年、70歳の桐島は末期がんと診断され、病院のベッドで生死の狭間を彷徨う。主人公・桐島を「罪の声」の古舘寛治、若い頃の桐島を「青春ジャック 止められるか、俺たちを2」の杉田雷麟が演じる。1960年代後半から70年代初頭に若松孝二作品の脚本を量産、その後、日本赤軍に身を投じ、27年間日本を離れて帰国、活動を再開した「REVOLUTION+1」の足立正生監督が自らの半生と重ね合わせ、桐島の苦悩と決意を描き出す。
  • はじまりの日

    制作年: 2024
    「健さん」の日比遊一監督による、従来のミュージカル映画とは一線を画す音楽ファンタジー。かつてロックスターとして一世を風靡したが、ある事件がきっかけで音楽を封印し、清掃会社で働く男。ある日、同僚の女の歌声に心を揺さぶられ、男の日々が動き出す。出演は、元JAYWALK・ボーカリストの中村耕一、舞台『ラグタイム』の遥海、「最低。」の高岡早紀。
  • 大いなる不在

    制作年: 2023
    2024年第67回サンフランシスコ国際映画祭コンペティション部門最高賞グローバル・ビジョンアワードに輝いた、森山未來主演の人間ドラマ。卓は幼い頃に自分と母を捨てた父の元に行くと、父は認知症で別人のように変わり、父の再婚相手は行方不明になっていた。監督は、長編デビュー作「コンプリシティ/優しい共犯」で2018年第19回東京フィルメックスコンペティション部門観客賞を獲得した近浦啓。卓を森山未來が演じ、卓の父を演じた藤竜也が2023年第71回サン・セバスティアン国際映画祭シルバー・シェル賞(最優秀俳優賞)を受賞。サン・セバスティアン国際映画祭ではサン・セバスティアンの文化財団アテネオ・ギプスコアノが独自の視点で選ぶアテネオ・ギプスコアノ賞も受賞している。
  • 春の画 SHUNGA

    制作年: 2023
    名だたる浮世絵師たちが情熱を注ぎ江戸時代に流行した、性的な交わりを描く春画の魅力に迫るドキュメンタリー。100点以上もの春画や国内外の美術コレクターや浮世絵研究家、美術史家、彫師、摺師などへの取材をもとに、表情豊かに描かれる性と生を見つめる。喜多川歌麿の『歌満くら』、鳥居清長の『袖の巻』、鈴木春信の『風流艶色真似ゑもん』、ヨーロッパのコレクター秘蔵の『春画幽霊図』などバラエティーに富んだ傑作の数々が全編無修正で登場。森山未來と吉田羊が朗読で参加した、葛飾北斎の有名な“蛸と海女”の絵を含む『喜能会之故真通』をアニメーション化した映像も挿入される。監督は、映文連アワード2015 部門優秀賞を受賞した『詩人・榎本櫻湖の“冬の旅”』をはじめ数々のドキュメンタリー作品を手がけてきた平田潤子。画家の横尾忠則、現代美術家・会田誠、美男画で知られる木村了子らが出演。
  • ドキュメンタリー映画 岡本太郎の沖縄 完全版

    制作年: 2022
    日本を代表する芸術家・岡本太郎は「日本人とは何か?」「自分自身とは何か?」を問い続け、その答えを求めて、まだ米軍統治下にあった沖縄を1959年と1966年に訪れた。この二度にわたる「岡本太郎の沖縄」への旅をたどり、そこに現在の沖縄の風景を重ね合わせ、日本と沖縄を見つめ直すドキュメンタリー。雑誌編集や大学職員を経て、ドキュメンタリー映画の企画・製作を行なう葛山喜久監督が、半世紀以上前に岡本太郎が撮影した同じ場所と同じ人を訪ねる。2018年製作、19年に全国公開された「ドキュメンタリー映画 岡本太郎の沖縄」に、さらに取材を重ねて再構成・再編集した完全版。
  • ゆめのまにまに

    制作年: 2022
    東京・浅草六区に実在する大正ロマンいっぱいの古物店「東京蛍堂」を舞台に、人と時間が交差していく日々を描いた物語。少し変わった店主と店番の青年、そして大切な何かを探して店に集まる人々。骨董品に囲まれた店内で時空を超えて人や物が出合い、かなわぬ想いが結ばれる……? 監督・脚本は2018年の長編映画「船長さんのかわいい奥さん」で初監督デビュー後、2020年「あのこは貴族」の助監督を経て、本作で長編2作目となった張元香織。主演は『メンズノンノ』専属モデルとしてデビュー後、俳優・フォークシンガーとして活躍する新鋭、こだまたいち。物語の鍵を担う真悠子役に本作が映画本格デビューとなる千國めぐみ。村上淳、中村優子、三浦誠己、渋川清彦などが所属する俳優や音楽家のマネージメント会社・ディケイド設立30周年記念映画。
  • 千夜、一夜

    制作年: 2022
    日本映画界を代表する女優・田中裕子が、失踪した夫の帰りを待ち続ける妻を演じるヒューマンドラマ。登美子の夫が姿を消してから30年。彼はなぜいなくなったのか。生きているのかどうか、それすらわからない。そんなある日、2年前に失踪した夫を探す奈美が現れる。共演は「茜色に焼かれる」の尾野真千子、「ザ・ファブル 殺さない殺し屋」の安藤政信。監督は「家路」の久保田直。
  • アクターズ・ショート・フィルム2

    制作年: 2022
    開局30周年を迎えたWOWOWが、俳優たちと立ち上げたショート・フィルム・プロジェクトの第2弾。人気俳優の青柳翔、玉城ティナ、千葉雄大、永山瑛太、前田敦子の5人が、自身も出演した上、原作なしのオリジナル脚本で各々25分以内の短編を監督した。出演は「ソワレ」の村上虹郎、「TOKYO TELEPATH 2020」の琉花、「MOTHER マザー」の奥平大兼、「ちょっと思い出しただけ」の伊藤沙莉、「すばらしき世界」の役所広司、「チチを撮りに」の柳英里紗、「妖怪大戦争 ガーディアンズ」の三浦貴大。
  • 海辺の金魚

    制作年: 2021
  • 芸術家・今井次郎

    制作年: 2021
    60歳の人生を生きた芸術家、今井次郎の創作の秘密に迫るドキュメンタリー。作曲家、ミュージシャン、造形作家、パフォーマーなど、既存の枠組みにとらわれない活動を続けた今井の足跡と存在を、莫大な資料や過去の音源・映像、関係者インタビューで解き明かす。2012年に悪性リンパ腫となった今井は、死に至る半年間の入院生活のなかで、病院食を使った「ミールアート」などをSNSで発信し続けた。2021年にはそれらが『今井次郎病院作品集』として出版され、彼のユニークな才能にいま注目が集まっている。監督は今井とは劇団『時々自動』で知己となった青野真悟と大久保英樹。「ニッポンの嘘 報道写真家 福島菊次郎 90 歳」「沖縄スパイ戦史」などの橋本佳子がプロデューサーを務めた。
  • 人と仕事

    制作年: 2021
    2人の俳優、有村架純と志尊淳がコロナに打ちひしがれた日本の職場の現状をレポートするドキュメンタリー。一仕事人として、保育士や農業といった職業に従事する人々のもとに赴き、体験し、演技ではないありのままの言葉や表情で現代社会の陰影を浮き彫りにする。エグゼクティブプロデューサー・企画・製作は「新聞記者」「パンケーキを毒見する」の河村光庸。監督を「さんかく窓の外側は夜」の森ガキ侑大が務める。
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  • 東洋の魔女

      制作年: 2021
      1964年東京オリンピックで圧倒的な強さを見せ金メダルを獲得、”東洋の魔女”と呼ばれた女子バレーボール日本代表チームを取り上げたドキュメンタリー。日本中を熱狂させたチームの軌跡と、80代に差し掛かり今なお若々しく人生を謳歌する彼女たちの姿を追う。監督は、「オリンピア52 についての新しい視点」(2013年山形国際ドキュメンタリー映画祭にて上映)などアスリートたちに焦点を当てる映像作品を手がけてきたジュリアン・ファロ。撮影を「誰も知らない」の山崎裕が担当している。フランス映画祭2021 横浜上映作品。
    • ある職場

      制作年: 2020
      実在したセクハラ事件を元に、その後日談として創作された会話劇。ホテルに勤務する大庭早紀は、上司からセクハラ行為を受ける。事件はたちまち広まり、SNS上で誹謗中傷を浴びる事態に。やがて、バッシングするアカウントが同僚である可能性が浮上し……。「フタバから遠く離れて」の舩橋淳が監督を務め、シナリオはなく、舞台設定だけ与えられた俳優たちが、即興に近い演技で演じている。
    • ドキュメンタリー映画 岡本太郎の沖縄

      制作年: 2018
      日本を代表する芸術家・岡本太郎の二度に渡る沖縄への旅を振り返るドキュメンタリー。「日本人とは何か?」「自分自身とは?」と問い続けた芸術家・岡本太郎は、その答えを求めて1959年と1966年、沖縄を訪れた。そこで彼が目にしたものとは……。監督を務めたのは、雑誌編集や大学職員を経て、ドキュメンタリー映画の企画・製作を行なっている葛山喜久。2018年10月27日より沖縄・桜坂劇場ほか順次公開。
    • 焼肉ドラゴン

      制作年: 2018
      「血と骨」などの脚本家・鄭義信が原作を手がけ、数々の演劇賞を受賞した同名舞台を自らメガホンをとり映画化。高度経済成長期の1970年代。故郷を奪われ、関西地方都市の一角で小さな焼肉店を営む一家が、時代の波に翻弄されながらも力強く生きる姿を映し出す。出演は「さよなら渓谷」の真木よう子、「白ゆき姫殺人事件」の井上真央、「マンハント」の桜庭ななみ、「探偵はBARにいる」シリーズの大泉洋、「神弓 KAMIYUMI」の大谷亮平、「まんが島」の宇野祥平。
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    • 柄本家のゴドー

        制作年: 2017
        人気俳優として活躍する柄本佑・時生兄弟による演劇ユニット“ET×2”が、父・柄本明を演出に迎えて上演する不条理劇『ゴドーを待ちながら』の稽古場の様子を捉えたドキュメンタリー。演出家と俳優の関係を超えた、厳しさと暖かさに溢れる時間を記録する。撮影・演出は、「トルソ」の山崎裕。
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        • 考えさせられる
      • 東の狼

        制作年: 2017
        なら国際映画祭NARAtive2016作品として制作された、奈良県東吉野村が舞台のドラマ。絶滅したとされるニホンオオカミはまだいると信じる猟師のアキラ。取り憑かれたように狼狩りをしに森の奥深くへ入る彼は、狼の姿にかつての恋人の亡霊を重ねる。監督は「THE SWIMMING POOL」でなら国際映画祭2014審査員特別賞を受賞した、ハバナ出身のカルロス・M・キンテラ。「光」などを監督、なら国際映画祭エグゼクティブディレクターを務める河瀬直美がプロデュースする。主演は「お父さんと伊藤さん」の藤竜也。第4回なら国際映画祭にてワールドプレミア。第30回東京国際映画祭『TIFF マスタークラス』河瀨直美監督スペシャルトークイベント内にて特別上映。
      • 二十六夜待ち

        制作年: 2017
        佐伯一麦による同名小説を「海辺の生と死」の越川道夫監督が映画化。震災で何もかも失い福島の叔母の工務店に身を寄せる由実は、路地裏にある小さな飲み屋で働き始める。だが、店主の杉谷は記憶をすべて失い、自分が何者かさえ分からない孤独を抱え込んでいた。出演は「悼む人」の井浦新、「愛を語れば変態ですか」の黒川芽以、「島々清しゃ(しまじまかいしゃ)」の山田真歩、「海のふた」の鈴木慶一、「笑う招き猫」の諏訪太朗。撮影を「永い言い訳」の山崎裕、音楽を「アレノ」の澁谷浩次が担当する。
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      • 月子

        制作年: 2017
        「海辺の生と死」の越川道夫監督によるヒューマンドラマ。父親を亡くし、居場所を失った青年タイチ。ある日、施設から逃げ出してきた知的障がいの少女・月子と出会った彼は、追ってくる施設の職員たちを振り切り、月子を彼女の親元まで連れて行こうとするが……。出演は「私たちのハァハァ」の三浦透子、「海辺の生と死」の井之脇海、「キセキ あの日のソビト」の奥野瑛太、「バンコクナイツ」の川瀬陽太。撮影を「海よりもまだ深く」「永い言い訳」の山崎裕、音楽・音響を「お盆の弟」「海辺の生と死」の宇波拓が手がける。
      • 島々清しゃ(しまじまかいしゃ)

        制作年: 2017
        沖縄の離島を舞台に、音楽が人と人とを繋いでゆくひと夏の物語。耳が良すぎて少しの音のズレさえも頭痛のタネになってしまう小学生のうみは、コンサートのために東京からやって来たヴァイオリニストの祐子と出会い、頑なに閉ざしていた自分自身を解放していく。監督は「転がれ!たま子」の新藤風。脚本・音楽監督を「楽隊のうさぎ」の磯田健一郎、撮影を「永い言い訳」の山崎裕が担当。出演は「湯を沸かすほどの熱い愛」の伊東蒼、「百円の恋」の安藤サクラ、「アレノ」の山田真歩、「下衆の愛」の渋川清彦。第29回東京国際映画祭「日本映画スプラッシュ」部門上映作品。
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      • FAKE(フェイク)

        制作年: 2016
        オウム真理教の内部に迫った「A」「A2」の森達也監督が、共作「311」を経て15年振りに撮ったドキュメンタリー。ゴーストライター騒動で話題になった佐村河内守氏の自宅で取材しその素顔を追いながら、社会に瀰漫する時代の病をあぶり出す。撮影は、「海よりもまだ深く」の山崎裕。
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      • いしぶみ

        制作年: 2016
        戦後70周年特別番組として広島テレビで制作・放送された『いしぶみ~忘れない。あなたたちのことを~』を再編集した劇場公開版。原爆により命を奪われた旧制広島二中の一年生321人が最後に残した言葉を「海街diary」の綾瀬はるかが読み語る朗読劇。さらにジャーナリストの池上彰が遺族やその関係者へのインタビューを通して、今なお残る物語の続きを伝える。監督は、「海街diary」で綾瀬とタッグを組んだ是枝裕和。
      • 海よりもまだ深く

        制作年: 2016
        「海街diary」の是枝裕和監督が、「歩いても 歩いても」「奇跡」に続き阿部寛とタッグを組んで綴る家族の物語。いつまでも大人になりきれない男とその母、元嫁と息子が、母が独り暮らしをする団地で偶然一晩過ごすことになり……。出演は、「あん」の樹木希林、「脳内ポイズンベリー」の真木よう子。
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      • 永い言い訳

        制作年: 2016
        「夢売るふたり」の西川美和が直木賞候補となった自らの書き下ろし小説を映画化。交通事故で妻が他界したものの悲しみを表せない小説家の衣笠幸夫。そんな中、同じ事故の犠牲となった妻の親友の遺児たちと交流を深める幸夫は亡き妻とも再び向き合い始めてゆく。出演は「天空の蜂」の本木雅弘、「私の男」の竹原ピストル、「高台家の人々」の堀内敬子、「セトウツミ」の池松壮亮、「母と暮せば」の黒木華、「岸辺の旅」の深津絵里。
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      • スティーブ・ジョブズ 知られざる男の正体

          制作年: 2015
          スティーブ・ジョブズの人生と複雑な人間性に迫ったドキュメンタリー。2011年10月5日に逝去したジョブズと縁のある人物へのインタビューなどを織り交ぜ、彼が成し遂げた創造と革命の軌跡をたどり、人間的暗部を探っていく。スティーブ・ジョブズの人間的暗部に迫ったドキュメンタリー。【スタッフ&キャスト】監督・脚本:アレックス・ギブニー 製作総指揮:ギャビー・ダービーシャ/ステイシー・オフマン 撮影:サム・ペインター/山崎裕 出演:スティーブ・ジョブズ
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        • 断食芸人

          制作年: 2015
          フランツ・カフカの同名小説を「テロリスト 幽閉者」の足立正生監督・脚本で映画化。ある日、ある街に現れ座り込んだ男を、人々が勝手に“断食芸人”に仕立て上げる。2016年ロッテルダム国際映画祭ディープフォーカス部門正式出品。出演は、「ジョーカー・ゲーム」の山本浩司。ナレーションは「MONSTERZ モンスターズ」の田口トモロヲ。
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        • フタバから遠く離れて 第二部

          制作年: 2014
          2011年の東日本大震災に続く福島第一原発事故により、故郷から遠く離れた埼玉県の高校へ避難することになった福島県双葉町の人々の姿に迫ったドキュメンタリー第2弾。避難後の9カ月間を追った前作に続き、本作ではその後3年間の様子を記録した。監督は前作に続いて舩橋淳(「桜並木の満開の下に」)が務める。
        • 2つ目の窓

          制作年: 2014
          奄美大島を舞台に、少年少女の成長を通じて生と死を描く人間ドラマ。監督・脚本は、「殯の森」の河瀬直美。出演は、本作がデビュー作となる村上虹郎、「リアル鬼ごっこ2」の吉永淳、「アウトレイジ」の杉本哲太、「女たちの都 ワッゲンオッゲン」の松田美由紀。第67回カンヌ国際映画祭コンペティション部門招待作品。
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        • ひろしま 石内都・遺されたものたち

          制作年: 2013
          2011年10月14日から2012年2月12までカナダ・バンクーバーのブリティッシュ・コロンビア大学(UBC)人類学博物館で開催された女性写真家・石内都の写真展の模様を記録したドキュメンタリー。広島の被爆をテーマにした写真展に「ANPO」のリンダ・ホーグランド監督が密着。撮影を「誰も知らない」の山崎裕が担当する。
        • 樹海のふたり

          制作年: 2013
          お笑いコンビ“インパルス”の板倉俊之と堤下敦が映画初主演を務めるヒューマンドラマ。自殺志願者に取材したことから、自らの人生と向き合っていく二人のテレビディレクターの姿を描く。監督・脚本は、数々のテレビドキュメンタリーを手掛けてきた山口秀矢。撮影を「誰も知らない」の山崎裕、音楽を「SHADY GROVE」など俳優として活躍する関口知宏が担当する。
        • フタバから遠く離れて Nuclear Nation

          制作年: 2012
          2011年3月11日の東日本大震災後、福島第一原発の事故により、町全体が丸ごと移住した福島県双葉町の9ヵ月間に密着したドキュメンタリー。監督は「谷中暮色」の舩橋淳。エンディングテーマ曲“for futaba”を「ラストエンペラー」の坂本龍一が書き下ろしている。
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        • ニッポンの嘘 報道写真家 福島菊次郎90歳

          制作年: 2012
          日本の戦後を見つめた伝説の報道写真家、福島菊次郎の姿を追ったドキュメンタリー。監督は『ガイアの夜明け』など、テレビを中心に活躍する長谷川三郎。朗読を「道 白磁の人」の大杉漣、撮影を「誰も知らない」の山崎裕が担当した。
        • 奇跡(2011)

          制作年: 2011
          奇跡を信じた子供たちと、彼らを見守り、翻弄され、癒されていく大人たちを描く「空気人形」の是枝裕和監督作。出演は、本作が映画初主演となるお笑いコンビ“まえだまえだ”の前田航基、前田旺志郎、「空気人形」のオダギリジョー、「孤高のメス」の夏川結衣、「死刑台のエレベーター」の阿部寛、「曲がれ!スプーン」の長澤まさみ、「ロストクライム 閃光」の原田芳雄、「瞬 またたき」の大塚寧々、「悪人」の樹木希林。2011年6月4日より、九州地区先行公開。
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        • ANPO

          制作年: 2010
          太平洋戦争時の特攻隊を追った「TOKKO/特攻」でプロデューサーを務めたリンダ・ホーグランドが、監督として60年安保に迫ったドキュメンタリー。当時を知るアーティストたちの証言や作品を通して、日本とアメリカの関係を見つめ直す。証言者は美術家の横尾忠則、俳優の串田和美、歌手の加藤登紀子、作家の半藤一利など。
        • 狛 Koma

          制作年: 2009
          奈良県桜井市を舞台に、亡き祖父から1本の掛け軸を託された在日韓国人三世の男と偶然出会った女性の運命の行方を描く短篇ドラマ。監督は「七夜待」の河瀬直美。出演は「鈍獣」の北村一輝、「クヒオ大佐」の中村優子。韓国の全州国際映画祭実行委員会から依頼を受けての制作。
        • トルソ

          制作年: 2009
          是枝裕和監督の「誰も知らない」、「歩いても 歩いても」を始め、数々の映画でカメラマンとして活躍してきた山崎裕の初監督作品。煩わしい人間関係を避け、トルソと呼ばれる人形を拠りどころに生きる都会の女性の姿を繊細なタッチで描く。出演は「愛のむきだし」の渡辺真起子、「ケンタとジュンとカヨちゃんの国」の安藤サクラ。
        • ペンダントイヴ

          制作年: 2009
          ダンサー兼振付家の黒田育世が率いるBATIKが2007年に発表した舞台『ペンダントイヴ』を収録。少女の危ういエロスをエモーショナルに描いた本作は、その高い物語性と、身体を極限まで消耗し踊り果てる激しさで観客を魅了する。監督は、テレビディレクターの平田潤子。撮影監督は、「歩いても 歩いても」の山崎裕。
        • 太宰

            制作年: 2009
          • 俺たちに明日はないッス

            制作年: 2008
            もやもやとした17歳の童貞たちの情けない恋模様を描いた青春ストーリー。「百万円と苦虫女」のタナダユキ監督が、さそうあきらの同名漫画を映画化。脚本は「リンダ リンダ リンダ」の向井康介。出演は、「フレフレ少女」の柄本時生、「シャカリキ!」の遠藤雄弥(D-BOYS)、「風の外側」の安藤サクラほか。
          • 大丈夫であるように Cocco 終らない旅

            制作年: 2008
            1997年にデビューし圧倒的なパフォーマンスで日本の音楽シーンに躍り出た後、絵本の執筆や『ゴミゼロ大作戦』など様々な活動でもその才能と行動力を示してきたシンガー・Cocco。彼女のデビュー10周年の全国ツアーと、故郷・沖縄での日常を記録したドキュメンタリー。監督は「歩いても 歩いても」の是枝裕和。
          • みんな、はじめはコドモだった「タガタメ」

            制作年: 2008
            朝日放送新社屋完成記念事業の一環として製作された短編オムニバス。“こども”をテーマに「闇の子供たち」の阪本順治、「パッチギ!」の井筒和幸、「悲しき天使」の大森一樹、「フラガール」の李相日、「血と骨」の崔洋一という5人の監督がメガホンをとった。出演は「ザ・マジックアワー」の佐藤浩市、「ダイブ!!」の光石研、「memo」の高岡早紀など。
          • たみおのしあわせ

            制作年: 2007
            お見合いから結婚までの道のりを右往左往するカップルとその周囲の人々の姿を描くコメディドラマ。監督・脚本は「お墓と離婚」の岩松了。出演は「転々」のオダギリジョー、「ぼくたちと駐在さんの700日戦争」の麻生久美子、「どろろ」の原田芳雄、「キトキト!」の大竹しのぶ、「歓喜の歌」の小林薫ほか。
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          • 歩いても 歩いても

            制作年: 2007
            カンヌ映画祭最優秀男優賞を受賞した「誰も知らない」の是枝裕和監督が手掛けたホームドラマ。長男の命日を迎え、久しぶりに両親の元に集まった家族の一日を描く。「自虐の詩」の阿部寛、「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」の樹木希林、「たみおのしあわせ」の原田芳雄らが出演。
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          • 裸の夏 The Naked Summer

            制作年: 2007
            舞踏家・麿赤兒が主宰する大駱駝艦。その夏合宿の模様を描いたドキュメンタリー作品。監督は数々のテレビ番組や映画のプロデューサーを務めてきた岡部憲治である。
          • 恋するマドリ

            制作年: 2007
            都会に住む男女3人が引っ越しをきっかけに知り合い、心を通わせていく、爽やかなラブストーリー。監督は、本作が長編デビュー作となる大九明子。出演は、「恋空」の新垣結衣、「プルコギ」の松田龍平、「バベル」の菊地凛子ほか。
          • ハリヨの夏

            制作年: 2006
            女子高校生の妊娠と出産という出来事を通して、揺れ動く思春期の心をみずみずしく描き出した青春映画。監督は中村真夕。主演は「星になった少年」の於保佐代子。共演は『ごくせん』の高良健吾。このフレッシュな2人を、円熟した風吹ジュンと柄本明の2者がしっかり支え、物語に奥行きをもたらす。
          • 花よりもなほ

            制作年: 2006
            仇討ちのために江戸へ出てきた若い武士が、貧しいながらも人情あふれる長屋で暮らすうちに武士の生き方に疑問を持ち、人間として成長していく姿を描く人情時代劇。監督は「誰も知らない」の是枝裕和。出演は「木更津キャッツアイ ワールドシリーズ」の岡田准一、「阿修羅城の瞳」の宮沢りえ。
          • カナリア(2004)

            制作年: 2004
            カルト教団から保護された少年と孤独な身の上の少女が繰り広げる、再生への旅を描いた人間ドラマ。監督・脚本は「帰ってきた刑事まつり/地を這う十字剣刑事」の塩田明彦。撮影を「誰も知らない」の山崎裕が担当している。主演は、「半落ち」の石田法嗣と映画初出演となる『ほんとにあった怖い話/窓にうつる少女』の谷村美月。第79回キネマ旬報日本映画ベスト・テン第7位、第60回毎日映画コンクール スポニチグランプリ新人賞(石田法嗣)受賞、日本映画エンジェル大賞受賞、Tokyo FILMeX 2004 特別招待、文化庁支援作品。
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          • 誰も知らない

            制作年: 2004
            実際に起きた事件をモチーフに、母親に捨てられた4人の幼い兄妹がアパートの一室で人知れず生き抜いていこうとする姿を描いたドラマ。監督・脚本は「帰ってきた刑事まつり/はぐれちゃった刑事」の是枝裕和。撮影を「沙羅双樹」の山崎裕が担当している。主演は、映画初出演となる『クニミツの政』の柳楽優弥、新人の北浦愛、木村飛影、清水萌々子。第78回キネマ旬報日本映画ベスト・テン第1位、日本映画助演女優賞(YOU)、日本映画新人男優賞(柳楽優弥)受賞、第59回毎日映画コンクール日本映画優秀賞、録音賞、スポニチグランプリ新人賞(柳楽優弥)受賞、第57回カンヌ国際映画祭男優賞(柳楽優弥)受賞、第47回ブルーリボン賞作品賞、監督賞受賞、第29回報知映画賞作品賞受賞、第28回日本アカデミー賞優秀助演女優賞(YOU)受賞、第28回山路ふみ子賞福祉賞(是枝裕和)受賞、第26回ヨコハマ映画祭日本映画2004年ベストテン第3位、最優秀新人賞(柳楽優弥)受賞、日本映画ペンクラブ賞会員選出ベスト5日本映画第2位、芸術文化振興基金助成事業作品。
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          • 沙羅双樹

            制作年: 2003
            「萌の朱雀」(97)で、カンヌ映画祭カメラドール(新人監督賞)を史上最年少で受賞する鮮烈なデビューを飾り、続く「火垂(ほたる)」(00)では生と死の物語を四季を通じて織りあげた河瀬直美監督が、三たび故郷の奈良を舞台に描く。主人公の俊を演じるのは、奄美大島出身のストリート・ミュージシャンの福永幸平。俊の幼馴染み・夕(ゆう)には、1000人を超えるオーディションから選ばれた兵頭祐香。ほか生瀬勝久、樋口可南子、そして監督の河瀬直美が俊の母親、礼子役で女優としても出演。音楽をUAが担当している。16ミリからのプローアップ。2003年6月21日奈良・奈良観光会館地下劇場/大阪・シネ・リーブル梅田にて先行上映。
          • 短篇 tampen

            制作年: 2001
            監督不在、撮影者と演技者のコラボレートにより製作された、若い女性たちの日常を描く4話構成のオムニバス。撮影を「まぶだち」の猪本雅三、佐藤譲、「満山紅柿―柿と人のゆきかい」の田村正毅「DISTANCE」の山崎裕がそれぞれ担当。出演は、「美脚迷路」の渡辺真起子、柚木佑美、「ピストルオペラ」の永瀬正敏、「尾崎翠を探して 第七官界彷徨」の柳愛里ら。16ミリからのブローアップ。
          • DISTANCE(2001)

            制作年: 2001
            無差別殺人を犯したカルト教団の実行犯の遺族が、過去と向き合う姿を描いた人間ドラマ。監督・脚本は「ワンダフルライフ」の是枝裕和。撮影を「Der Ausflug 遠足」の山崎裕が担当している。主演は、「ちんちろまい」のARATA、「金髪の草原」の伊勢谷友介、「BROTHER」の寺島進、「アカシアの道」の夏川結衣、「風花」の浅野忠信。第54回カンヌ国際映画祭コンペティション部門参加作品。第16回高崎映画祭最優秀作品賞、最優秀助演男優賞(遠藤憲一)、最優秀助演女優賞(夏川結衣)受賞作品。スーパー16ミリからのブローアップ。
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          • 遠足

            制作年: 2000
            ウィーン郊外の村にある施設に暮らす、精神を病む芸術家たちの姿をとらえた長篇ドキュメンタリー。監督は、テレビのドキュメンタリー番組を手がける五十嵐久美子。撮影を「ワンダフルライフ」の山崎裕が担当している。
          • ワンダフルライフ(1999)

            制作年: 1999
            天国への入口で、人生を振り返り一番印象的な想い出を選択する死者たちと、彼らの手助けをする人々の交流を描いたファンタジックな人間賛歌のドラマ。監督は「幻の光」の是枝裕和。脚本も是枝監督自らが執筆。撮影を「肉筆浮世絵の発見」の山崎裕が担当している。主演は、モデル出身のARATA。98年度トロント映画祭出品、第46回サン・セバスチャン映画祭国際映画批評家連盟賞受賞、第16回トリノ映画祭最優秀脚本賞受賞、第20回ナント三大陸映画祭グランプリ受賞作品。スーパー16ミリからのブローアップ。
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          • 水色の舟の歌

            制作年: 1980
          • 略称連続射殺魔

              制作年: 1969
              昭和44年に製作されたまま、公開されることのなかった幻の風景映画。正式なタイトルは、「去年の秋 四つの都市で同じ拳銃を使った四つの殺人事件があった 今年の春 十九歳の少年が逮捕された 彼は連続射殺魔とよばれた」である。彼とは、勿論あの永山則夫だ。映画のスタッフは、永山の足跡を忠実に追って日本列島をロケしてまわり、香港にまでも律儀に行く。カメラは、永山が眺めたであろう風景をただただ撮るだけである。撮影期間は44年8月~11月。編集・録音は44年12月、完成は44年12月。製作費950万円。この映画が5年間公開されなかったのは、足立・岩淵・野々村・山崎・松田・佐々木の6人のスタッフが、創り手と受け手の回路はかれら6人の内部で完結していると考えたからである。永山則夫の足跡を知るためには、鎌田忠良の『殺人者の意思』が参考になる。鎌田はこの映画のスタッフのよきチューナーであった。スタッフ側からのこの映画に対する発言は、松田政男『風景の死滅』、足立正生『映画への戦略』に収録されている。
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