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麿赤兒の関連作品 / Related Work
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ポストマン・ブルース
制作年: 1997自分の意志とは関係のないところで犯罪事件に巻き込まれてしまうひとりの郵便配達員の姿を描いたコメディ。監督・脚本は「弾丸ランナー」のサブ。撮影を「弾丸ランナー」の栗山修司が担当している。主演はやはり「弾丸ランナー」の堤真一。スーパー16ミリからのブローアップ。 -
Lie lie Lie
制作年: 1997幽霊が書いた本を売り出すという詐欺計画の行方を軸に、3人の男女が織り成す心模様を描いた人間ドラマ。監督は「シーズン・オフ」の中原俊。中島らもの小説『永遠も半ばを過ぎて』を、伊丹あきと猿渡學(中原とプロデューサーの笹岡幸三郎、成田尚哉の共同ペンネーム)が共同で脚色。撮影は「新居酒屋ゆうれい」の藤澤順一が担当している。主演の3人にふんするのは、「美味しんぼ」の佐藤浩市、「MISTY」の豊川悦司、「ヒーローインタビュー」の鈴木保奈美。 -
見世物小屋 旅の芸人・人間ポンプ一座
制作年: 19971997年当時全国で2つにまで減ってしまった「見世物小屋」。その1つで、最後の肉体芸パフォーマーと呼ばれた「人間ポンプ」こと安田里美さんとその一座9人の「秩父夜祭り」興行を内側から記録したドキュメンタリー。監督は北村皆雄。語りは麿赤兒が担当。1994~1995年撮影。 -
That’sカンニング! 史上最大の作戦?
制作年: 1996出来の悪い学生たちが、老朽化した伝統ある学生寮の存続をめぐって、悪徳教授との試験の勝負にカンニングで立ち向かっていく様を描いた青春コメディ。監督は「ぼくらの七日間戦争」の菅原浩志。谷俊彦の原作『東京都大学の人びと』を脚色したのは、「とられてたまるか!?」の斉藤ひろし。撮影は「CAB」の栢野直樹が担当している。主演は「首領を殺った男」の山口達也と、映画初出演となる人気絶頂のシンガー・安室奈美恵。 -
罠 THE TRAP(1996)
制作年: 1996横浜の名探偵・濱マイクが連続殺人事件の犯人によって仕組まれた罠に嵌められ絶対絶命の窮地に立たされてしまうサスペンス・シリーズの完結篇にあたる第3作。監督は「遥かな時代の階段を」の林海象。脚本は林と、やはり「遥かな時代の階段を」で組んだ天願大介との共同。撮影は「セラフィムの夜」の長田勇市が担当している。主演は「コールド・フィーバー」の永瀬正敏で、二役に挑んだ。共演にいつものレギュラーメンバーのほか、「夜がまた来る」の夏川結衣、「大失恋。」の山口智子など。R指定。60点 -
遥かな時代の階段を
制作年: 199594年に公開された「我が人生最悪の時」に続く、“私立探偵濱マイクシリーズ”の第2弾。監督は前作も手掛けている林海象。脚本は林と「アジアン・ビート アイ・ラブ・ニッポン」の天願大介の共同。主演はもちろん前作同様、永瀬正敏があたっている。日本探偵協会推薦。60点 -
平成無責任一家 東京デラックス
制作年: 1995家業が詐欺師で“騙されるより騙せ”を家訓とするとんでもない一家が巻き起こす騒動を描いたコメディ。監督は93年に映画賞を総ナメにした「月はどっちに出ている」の崔洋一で、脚本は前作でもコンビを組んだ鄭義信と崔との共同。出演も岸谷五朗、絵沢萠子、麿赤児、ルビー・モレノら、前作のメンバーが顔を揃えている。 -
BOXER JOE
制作年: 1995ボクサーとしては致命的な網膜剥離を克服し、現役復帰を果たしたプロボクサー・辰吉丈一郎。彼の勇姿は多くのボクシング・ファンを大いに熱くさせたが、そんな彼のインタビューと架空のドラマを融合させた異色のボクシング映画。ドキュメンタリー部分では辰吉のインタビューの他に、父親や奥さんのインタビューや、日本中を興奮の渦に叩き込んだ薬師寺保栄との試合をじっくり見せている。また、ドラマ部分では辰吉の熱狂的ファンである、あるお好み焼屋の主人を中心とする人たちの人間模様を、コメディ・タッチで描く。監督は「トカレフ」の阪本順治。脚本は阪本と「潤の街」の金秀吉。撮影は「エンジェル・ダスト」の笠松則通と「女帝(1995)」の田中一成が担当している。ドラマ部分の主演は宇崎竜童。スーパー16ミリからのブローアップ。 -
プチト・アナコ ロダンが愛した旅芸人花子
制作年: 1995明治から昭和初期にかけてヨーロッパで活躍した女優“花子”こと太田ひさの数奇な生涯を事実にもとづいて構成したTVドラマ。ひさはオーギュスト・ロダンのモデルになった唯一の日本人で、森鴎外の小説『花子』もモデルでもあった。演出は岩佐寿弥。出演は古川あんず、麿赤兒。1995年度ハイビジョンフェスティバルドラマ部門大賞受賞作品。 -
部屋/THE ROOM(1993)
制作年: 1993殺し屋稼家に疲れた男が、死ぬための部屋を探して不動産屋の女係員と共に巡り歩いていく姿を描く、「自転車吐息」(90・16ミリ)の園子温による初の35ミリ劇場用長編作品。全編三十足たらずのシーンを、粗い粒子のモノクロ画面、延々続く長回し、囁くようなセリフ口調、ドラム音のみの音楽で描いている。その独特の斬新なスタイルが評判となり、ベルリン、香港などの映画祭でも招待上映された。40点 -
月はどっちに出ている
制作年: 1993在日コリアンのタクシー運転手とフィリピーナの恋を軸に、在日外国人をはじめ東京に暮らす様々な人々のたくましい日常をシリアス、かつコミカルに描くドラマ。梁石日の『タクシー狂操曲』を原作に、「Aサインデイズ」の崔洋一が監督。本作に先立ち、WOWOWで放映された同名の短編連作が土台となっている。脚本は鄭義信と崔の共同。撮影は「お墓と離婚」の藤沢順一が担当。主演の忠男役にはWOWOW版の石橋凌に代わって劇団SETの岸谷五朗が扮している。キネマ旬報ベストテン第一位。スーパー16ミリ。92点- おしゃれな
- 泣ける
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サザンウィンズ
制作年: 1992日本、インドネシア、フィリピン、タイ四か国による、アジアの今をテーマに描くオムニバス映画。アセアン(東南アジア諸国連合)二十五周年を記念して開催された『東南アジア祭92』のためにアセアン諸国と日本が初めて共同制作したもので、四つの国の、それぞれ異なる世代の主人公を通して今のアジアの姿が浮かびあがる。インドネシア篇は「マイ・スカイ、マイ・ホーム」のスラメット・ラハルジョ・ジャロット、フィリピン篇は「マニラ・光る爪」のマイク・デ・レオン、タイ篇は「アナザーワールド」のチュート・ソンスイ、日本篇はオムニバス「ボクが病気になった理由」第一話「マイ・スウィート・キャンサー」の鴻上尚史がそれぞれ監督。 -
キスより簡単2 漂流編
制作年: 1991亡き父親の幻影を探し求めながら、自由奔放な恋愛に生きるヒロインと彼女を取り巻く男たちの姿を描く青春映画。石坂啓原作の同名コミックの映画化第2弾で、脚本は小野寺崇が執筆。監督は「われに撃つ用意あり」の若松孝二。撮影は同作の田中一成がそれぞれ担当。 -
奈良幻想 春の祭典・お水取り
制作年: 1987東大寺の“お水取り”を中心に現代音楽と暗黒舞踏をフィーチャーして奈良の風景を描くイメージ映像。企画・構成・脚色はなかにし礼。演出は岩佐寿弥。出演は名取裕子、麿赤兒、大駱駝艦。2013年7月6日より、東京・渋谷アップリンクにて開催された「<イワサヒサヤとはナニモノだったのか?>追悼 映像作家・岩佐寿弥特集」にて上映。 -
野獣刑事
制作年: 1982かつて逮捕した男の情婦との関係を軸に、有能だがやり過ぎと評判のある刑事の姿を描く。脚本は「狂った果実(1981)」の神波史男、監督は「ヨコハマBJブルース」の工藤栄一、撮影は「セーラー服と機関銃」の仙元誠三がそれぞれ担当。80点 -
爆裂都市 バースト・シティ
制作年: 1982近未来の幻の街を舞台にロック少年たちの抗争の姿を描く。脚本は石井聰亙と秋田光彦、監督は石井聰亙、撮影は笠松則通と「狂い咲きサンダーロード」のスタッフがそれぞれ担当。46点 -
ツィゴイネルワイゼン
制作年: 1980特設映画館を作って各地で映画を上映して回るという日本映画の新しい形を目指すことで注目を集めるシネマ・プラセットの第一回作品で、最初の公開は東京タワーの駐車場に作られたドーム型特設劇場で行われた。昭和初期、一枚の奇妙なSP盤に取り憑かれた二組の男女と一人の女を描く。脚本は「おんなの細道 濡れた海峡」の田中陽造、監督は「悲愁物語」の鈴木清順、撮影は「殺しの烙印」の永塚一栄がそれぞれ担当。40点