原田芳雄の関連作品 / Related Work

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  • 松田優作・メモリアル・ライブ

      制作年: 2022
      1990年12月3日、松田優作の死の一年後に池袋サンシャイン劇場で行われた幻のステージを、当時ライブを演出した崔洋一が作品化。水谷豊扮するボーイ頭に導かれて、原田芳雄、内田裕也、宇崎竜童等々が扮する客たちが、次々と現れては歌い、思いを語り、去ってゆく。セントラル・アーツを率いた黒澤満の遺品から見つかった伝説のライブ映像。
    • EDEN(2012)

      制作年: 2012
      2011年にこの世を去った原田芳雄がかねてから温めてきたという船戸与一の短編小説『夏の渦』を「カフェ・ソウル」の武正晴監督が映画化。新宿のショーパブで働くニューハーフやゲイたちが、死んだ仲間をトラックで実家まで送り届けようとする顛末を描く。出演は「バトル・ロワイアル」の山本太郎、「はやぶさ 遥かなる帰還」の中村ゆり、「ハッシュ!」の高橋和也。
    • 大鹿村騒動記

      制作年: 2011
      美しき日本の山村で“芸能の原点”を守ってきた人々の姿を描く群像劇。監督は「行きずりの街」の阪本順治。出演は「ロストクライム 閃光」の原田芳雄、「人間失格」の大楠道代、「まほろ駅前多田便利軒」の岸部一徳、瑛太、「これでいいのだ!!映画・赤塚不二夫」の佐藤浩市、「告白」の松たか子、「ライフライン」の石橋蓮司、「釣りバカ日誌」シリーズの三國連太郎。
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    • 奇跡(2011)

      制作年: 2011
      奇跡を信じた子供たちと、彼らを見守り、翻弄され、癒されていく大人たちを描く「空気人形」の是枝裕和監督作。出演は、本作が映画初主演となるお笑いコンビ“まえだまえだ”の前田航基、前田旺志郎、「空気人形」のオダギリジョー、「孤高のメス」の夏川結衣、「死刑台のエレベーター」の阿部寛、「曲がれ!スプーン」の長澤まさみ、「ロストクライム 閃光」の原田芳雄、「瞬 またたき」の大塚寧々、「悪人」の樹木希林。2011年6月4日より、九州地区先行公開。
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    • ロストクライム 閃光

      制作年: 2010
      ある殺人事件の捜査に乗り出した若手刑事と老刑事のコンビが、三億円強奪事件の真相に辿り着くクライム・サスペンス。ジャーナリスト出身のノンフィクションライター永瀬隼介の原作を、「プライド 運命の瞬間」の伊藤俊也監督が映画化。出演は、「彼岸島」の渡辺大、「ちゃんと伝える」の奥田瑛二、「御法度」の武田真治。
    • 座頭市 THE LAST

      制作年: 2010
      「西遊記」の香取慎吾を主演に迎えた、時代活劇の傑作シリーズ「座頭市」の完結編。「闇の子供たち」の阪本順治監督が、孤高の渡世人・市の最後の壮絶な生き様を描く。そのほかの出演は「人間失格」の石原さとみ、「蒼き狼 地果て海尽きるまで」の反町隆史、「ホノカアボーイ」の倍賞千恵子、「引き出しの中のラブレター」の仲代達矢など。
    • 火の魚 バリアフリー劇場版

      制作年: 2009
      老いて田舎に引込んだかつての流行作家と新任の女性編集者との交流を描くドラマ。室生犀星の同名小説のドラマ化。演出は「セカンドバージン」の黒崎博。脚本は「カントリーガール」の渡辺あや。出演は「大鹿村騒動記」の原田芳雄、「外事警察 その男に騙されるな」の尾野真千子ほか。初放映は2009年7月24日に中国地方で限定放映された。平成21年度(第64回)文化庁芸術祭テレビ部門・ドラマの部大賞。第50回モンテカルロ・テレビ祭・ゴールドニンフ賞受賞。TV版から音声と音楽を修正した劇場版。日本語字幕と音声ガイドがついた「バリアフリー劇場版」として、2012年6月23日より広島県・広島バルト11、山口県岩国ニューセントラルにて上映。
    • 黄金花 秘すれば花、死すれば蝶

      制作年: 2009
      映画界で美術監督として長年活躍してきた木村威夫が「夢のまにまに」に続きメガホンを取った長編第2作。老人ホームで生活する個性溢れる面々の姿を描く。出演は「ウルトラミラクルラブストーリー」の原田芳雄、「インスタント沼」の松坂慶子、「サッドヴァケイション」の川津祐介、「グーグーだって猫である」の松原智恵子、「犬神家の一族」の三條美紀など。
    • ウルトラミラクルラブストーリー

      制作年: 2009
      青森を舞台に、農家の青年と東京から来た保育士の恋を描いたラブ・ストーリー。子供のように純粋な陽人が彼女に受け入れられるため思いついたある方法は、やがて予想外の結末を生む。監督は、「ジャーマン+雨」の横浜聡子。出演は、「デトロイト・メタル・シティ」の松山ケンイチ、「夕凪の街 桜の国」の麻生久美子。2009年05月30日より、青森県内にて先行公開。
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    • マンホールチルドレン

        制作年: 2008
        1990年代ソ連崩壊の影響を受け社会主義から資本主義への転換を余議なくされたモンゴル。その首都ウランバートルで、貧困によりマンホールの中で成長した男女3人の10年間を追ったドキュメンタリー。NHKで放送された番組を基に、独自撮影分を加え500時間を超える映像記録を劇場公開用に再構成している。ナレーションは原田芳雄が担当。2010年2月6日より新宿バルト9にて開催された「This is REAL ~NHK-BSドキュメンタリー・コレクション~」にて上映。
      • 火垂るの墓(2008)

        制作年: 2008
        1988年にアニメ映画化もされた野坂昭如による戦争文学の実写版。戦禍の中で過酷な運命を迎える兄妹の姿を描く。故・黒木和雄監督が進めていた企画を引き継ぎ「誰がために」の日向寺太郎が監督した。出演は『瞳』の吉武怜朗、『Dr.コトー診療所2006』の畠山彩奈、「死の棘」の松坂慶子、本作が4年ぶりの映画出演になる松田聖子。
      • 歩いても 歩いても

        制作年: 2007
        カンヌ映画祭最優秀男優賞を受賞した「誰も知らない」の是枝裕和監督が手掛けたホームドラマ。長男の命日を迎え、久しぶりに両親の元に集まった家族の一日を描く。「自虐の詩」の阿部寛、「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」の樹木希林、「たみおのしあわせ」の原田芳雄らが出演。
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      • どろろ

        制作年: 2007
        実の父によってその身体を魔物への捧げものとされてしまった青年・百鬼丸が、身体を取り戻すべく魔物退治の旅をする。ワイヤーアクションやVFXを駆使して描かれる冒険活劇。監督は塩田明彦。原作は手塚治虫の同名漫画。脚本はNAKA雅MURA。主演は妻夫木聡、柴咲コウ。
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      • オリヲン座からの招待状

        制作年: 2007
        京都の映画館を半世紀以上も守り続けてきた、ひとりの女とふたりの男たちの愛の物語。『鉄道員(ぽっぽや)』の浅田次郎の原作を、「MISTY」の三枝健起監督が映画化。少女のような寡婦トヨに、「たそがれ清兵衛」「父と暮らせば」の宮沢りえ。二代目の館主としてトヨへのプラトニックな愛情を抱き続ける留吉に「硫黄島からの手紙」の加瀬亮。
      • Little DJ 小さな恋の物語

        制作年: 2007
        ラジオが輝いていた70年代を舞台に、病に倒れながらもひたむきに生きる少年の姿を描いたドラマ。鬼塚忠の同名小説を「渋谷区円山町」の永田琴が映像化。出演は「遠くの空に消えた」の神木隆之介、「日本沈没」の福田麻由子、「バブルへGO!!タイムマシンはドラム式」の広末涼子、「父と暮らせば」の原田芳雄ほか。
      • 実録・連合赤軍 あさま山荘への道程

        制作年: 2007
        1972年のあさま山荘立てこもり事件に至る、革命戦士を志した若者たちの姿を克明に描くドラマ。製作・監督・企画・構成・脚本は「完全なる飼育 赤い殺意」の若松孝二。出演は「赤い文化住宅の初子」の坂井真紀、「砂の影」のARATA、「14歳」の並木愛枝ほか。ナレーションを「父と暮らせば」の原田芳雄が担当。
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      • たみおのしあわせ

        制作年: 2007
        お見合いから結婚までの道のりを右往左往するカップルとその周囲の人々の姿を描くコメディドラマ。監督・脚本は「お墓と離婚」の岩松了。出演は「転々」のオダギリジョー、「ぼくたちと駐在さんの700日戦争」の麻生久美子、「どろろ」の原田芳雄、「キトキト!」の大竹しのぶ、「歓喜の歌」の小林薫ほか。
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      • 悪夢探偵

        制作年: 2006
        密室状態で絶命した少女。妻の隣りで眠りながら首筋をぶすりと刺し逝ったサラリーマン。一見何の関係も無いような2つの事件が、“携帯電話”と“夢”で繋がった。被害者はいずれも“0”で表示される人物と最後に話をしており、かつ悪夢にうなされていたのだ。事件を担当するエリート刑事・霧島慶子は、“0”という謎の人物が携帯電話で何かの暗示をかけ、彼らを死に追いやったのではないかと推測。慶子は署の資料室から、他人の夢に自分の意識を入れることのできる男、悪夢探偵こと影沼京一の存在を知り、捜査の協力を求める。引き返せない道へ入った2人の、長い、長い、長い、眠れない夜が始まる……。「鉄男」「六月の蛇」の塚本晋也監督の長編10作目。主演の”悪夢探偵”を演じるのは、「青い春」「恋の門」の松田龍平。
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      • 映画監督って何だ!

        制作年: 2006
        “映画監督”という仕事の本質を改めて問うところから始まり、時代劇からドキュメンタリーまで、あらゆるジャンルで構成されたメタシネマ。2006年で創立70周年を迎えた日本映画監督協会が記念事業の一環として製作し、総勢200名もの映画監督が出演した。
      • 花よりもなほ

        制作年: 2006
        仇討ちのために江戸へ出てきた若い武士が、貧しいながらも人情あふれる長屋で暮らすうちに武士の生き方に疑問を持ち、人間として成長していく姿を描く人情時代劇。監督は「誰も知らない」の是枝裕和。出演は「木更津キャッツアイ ワールドシリーズ」の岡田准一、「阿修羅城の瞳」の宮沢りえ。
      • ウォーターズ

        制作年: 2005
        ひょんなことからホストクラブを始めることになった若者たちが繰り広げる涙と笑いの青春ホスト・ムービー。監督は「天使の牙 B.T.A」の西村了。主演は「隣人13号」の小栗旬。共演に葛山信吾、松尾敏伸ほか。
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      • ガラスの使徒

        制作年: 2005
        レンズ研磨職人とガラスの化身の少女のはかなくも切ない交流を繊細に描くファンタジー。劇作家・唐十郎が原作・脚本・出演の一人三役をこなす。ヒロイン・葉子に舞台版『世界の中心で、愛をさけぶ』の佐藤めぐみ、共演に「劇団唐組」の稲荷卓央。
      • 亡国のイージス

        制作年: 2005
        海上自衛隊のイージス艦を乗っ取り日本に戦争を仕掛ける某国工作員と、艦内に残った自衛官の闘いをサスペンスフルに描いた群像アクション。監督は「この世の外へ クラブ進駐軍」の阪本順治。福井晴敏による同名小説を基に、「深呼吸の必要」の長谷川康夫と「雨よりせつなく」の飯田健三郎が共同で脚色。撮影を「この世の外へ クラブ俊中郡」の笠松則通が担当している。主な出演者に、「照明熊谷学校」の真田広之、「ジャンプ」の中井貴一、「CASSHERN」の寺尾聰、「海猫 umineko」の佐藤浩市ら。松竹110周年記念、日本ヘラルド映画50周年記念、IMAGICA70周年記念、TOKYO FM35周年記念作品。
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      • あずみ2 Death or Love

        制作年: 2004
        刺客として戦い続けなければならない宿命を背負った少女剣士の生き様を描く時代活劇の続篇。監督は「恋に唄えば♪」の金子修介。小山ゆうによる同名コミックを下敷きに、「あずみ」の水島力也と「バンパイアハンターD」の川尻善昭が共同で脚本を執筆。撮影監督に「宣戦布告」の阪本善尚があたっている。主演は「インストール」の上戸彩。
      • 父と暮せば

        制作年: 2004
        原爆投下から3年後の広島を舞台に、生き残ったことへの負い目に苦しみながら生きている娘と、そんな彼女の前に幽霊となって現れた父との心の交流を描いた人間ドラマ。監督は「美しい夏 キリシマ」の黒木和雄。井上ひさしによる同名戯曲を基に、黒木監督と池田眞也が共同で脚色。撮影監督に「Spy Sarge. スパイ・ゾルゲ」の鈴木達夫があたっている。主演は、「たそがれ清兵衛」の宮沢りえと「HARUKO ハルコ」の原田芳雄。第17回日刊スポーツ映画大賞監督賞受賞、エキプ・ド・シネマ発足30周年記念、芸術文化振興基金助成事業、文部科学省選定、厚生労働省社会保障審議会特別推薦、青少年映画審議会推薦、日本PTA全国協議会推薦、日本映画ペンクラブ特別推薦、東京都知事推奨、広島県知事推奨、長崎県知事推奨、長崎県教育映画等審議会特別推薦、日本原水爆被害者団体協議会特別推薦作品。
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      • HARUKO ハルコ

        制作年: 2004
        激動の時代を生き抜いた在日韓国人女性の半生を描いた『母よ! 引き裂かれた在日家族』(フジテレビ『ザ・ノンフィクション』2003年9月18日放映)を、劇場用に再編集した長篇ドキュメンタリー。監督は『涙の川・野宿の夫婦愛』の野澤和之。撮影を野澤監督自身と高橋晶子、増田ひろみが担当している。
      • 天国の本屋 恋火

        制作年: 2004
        天国と地上を結ぶ愛の奇跡を描いたファンタジー。監督は「深呼吸の必要」の篠原哲雄。松久淳と田中渉による2篇の原作『天国の本屋』『天国の本屋 恋火』を基に、狗飼恭子と篠原監督が共同で脚色。撮影を「星に願いを。」の上野彰吾が担当している。主演は、「星に願いを。」の竹内結子と「eiko」の玉山鉄二。
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      • ニワトリはハダシだ

        制作年: 2003
        国家をも揺るがす大事件に巻き込まれた知的障害を持つ少年と、彼を巡る人々との心の交流を描いた人間喜劇。監督は「ラブ・レター」の森崎東。脚本は、「生きてるうちが花なのよ死んだらそれまでよ党宣言」の近藤昭二と森崎監督の共同。撮影を「血と骨」の浜田毅が担当している。主演は、映画初出演となる『ライオン先生』の浜上竜也と、オーディションで選ばれた新人の肘井美佳。第78回キネマ旬報日本映画ベスト・テン第8位、第54回ベルリン国際映画祭 フォーラム部門招待、第29回報知映画賞助演男優賞(原田芳雄)受賞、第26回ヨコハマ映画祭助演男優賞(柄本明)受賞、第17回東京国際映画祭 コンペティション部門最優秀芸術貢献賞受賞、文化庁支援作品。
      • あずみ

        制作年: 2003
        戦乱の世を背景に、過酷な使命を負った少女剣士の戦いを描いた時代活劇。監督は「Jam Films/the messenger ー弔いは夜の果てでー」の北村龍平。第1回文化庁メディア芸術賞漫画部門優秀賞、第43回小学館漫画賞を受賞した小山ゆう原作のコミックを基に、水島力也と桐山勲が共同で脚色。撮影を「~the messenger~」の古谷巧が担当している。主演は「殺人者 KILLER OF PARAISO」の上戸彩。PG-12。
      • 監督感染 payday

        制作年: 2003
        2003年11月にテアトル新宿にて一週間限定で公開されたオムニバスショートムービー。俳優の鈴木一真、榊英雄、松岡俊介、サーフェン智、人気お笑いコンビの品川庄司の品川祐の5人が、それぞれの感性を活かして監督したエピソード5話を収録。今作の監督は松岡俊介。
      • ナイン・ソウルズ

        制作年: 2003
        「ポルノスター」で社会に対する理由のない苛立ちと衝動を描き、日本映画監督協会新人賞を受賞、続く「アンチェイン」では様々なリングで闘う4人のボクサーを5年に渡り追いかけ、カリスマ的な人気を誇る豊田利晃監督作。主演は、「青い春」で監督と組んだ松田龍平。共演に原田芳雄、國村隼、千原浩史、鬼丸、板尾創路などクセのある役者が集まった。
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      • 昭和歌謡大全集

        制作年: 2002
        1994年の週刊プレイボーイ連載時より物議を醸した村上龍の小説『昭和歌謡大全集』が、「命」の篠原哲雄監督で映画化。些細な行き違いから少年グループとおばさんグループが血で血を洗う抗争を繰り広げる様子をブラック・ユーモアと過激なバイオレンスで描く。出演は松田龍平、池内博之、樋口可南子、岸本加世子。
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      • 美しい夏キリシマ

        制作年: 2002
        1945年の宮崎のある農村を舞台に、ひとりの少年と村人たちの日々の営みから戦争の実態を浮き彫りにする人間ドラマ。監督は「スリ」の黒木和雄。黒木監督の実体験を基に、松田正隆と監督自身が共同で脚本を執筆。撮影を「月の砂漠」の田村正毅が担当している。主演は新人の柄本佑。第77回本誌日本映画ベスト・テン第1位、監督賞受賞、日本映画新人男優賞(柄本佑)受賞。日本映画ペンクラブ賞会員選出ベスト5日本映画第1位、日本映画ペンクラブ特別推薦、エキプ・ド・シネマ発足30周年記念第一弾、文部科学省選定、優秀映画鑑賞会推薦作品。
      • 凶気の桜

        制作年: 2002
        渋谷のストリート、若きナショナリストたちの過激な青春を活写したドラマ。監督は、本作が初監督作となる薗田賢次。ヒキタクニオの同名小説を基に、「走れ!イチロー」の丸山昇一が脚色。撮影を「実録・安藤組外伝 餓狼の掟」の仙元誠三が担当している。主演は「ピンポン」の窪塚洋介。
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      • KT

        制作年: 2002
        73年に実際に起こった金大中事件の真実に迫ったポリティカル・サスペンス。監督は「新・仁義なき戦い」の阪本順治。中薗英助による原作を基に、「皆月」の荒井晴彦が脚色。撮影を「ELECTRIC DRAGON 80000V」の笠松則通が担当している。主演は、「新・仁義なき戦い」の佐藤浩市と「太白山脈」のキム・ガプス。第76回『キネマ旬報』ベスト・テン第3位、助演男優賞(香川照之)受賞、第52回ベルリン国際映画祭コンペティション部門出品、第24回ヨコハマ映画祭2002年日本映画第4位、日本芸術文化振興会映画芸術振興事業、日韓合作作品。
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      • アナザヘヴン<PG-12版>

        制作年: 2000
        サスペンス・ホラー「アナザヘヴン」のPG―12ヴァージョン。猟奇殺人による死体など、残酷な描写の画面を暗くすることによって、映倫から指定を受けている。
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      • アナザヘヴン<R-15版>

        制作年: 2000
        謎の猟奇連続殺人事件に挑む若き刑事の活躍を描くサスペンス・ホラー。監督は「らせん」の飯田譲治。飯田監督と梓河人による原作を基に、飯田監督自らが脚色。撮影を「<39>刑法第三十九条」の高瀬比呂志が担当している。主演は「流星」の江口洋介。
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      • ざわざわ下北沢

        制作年: 2000
        東京世田谷区の下北沢という街を舞台に、そこに暮らす人々の日々の営みをスケッチ風に綴ったドラマ。監督は「大阪物語」の市川準。脚本は、市川監督の原案を基に「たどんとちくわ」の佐藤信介が執筆。撮影を「大阪物語」の蔦井孝洋が担当している。主演は、「大阪物語」の北川智子と「アナザヘヴン」の原田芳雄、「豚の報い」の小澤征悦。スーパー16ミリからのブローアップ。
      • スリ(2000)

        制作年: 2000
        アル中のスリと、彼を取り巻く男女の哀しくもおかしい人間模様を描いたドラマ。監督は「浪人街」の黒木和雄。脚本は『ミッドナイトストリート~湾岸ドリフト族』の真辺克彦と堤泰之、黒木監督の共同。撮影を「身も心も」の川上晧市が担当している。主演は「ざわざわ下北沢」の原田芳雄。2000年度キネマ旬報誌ベストテン第7位、主演男優賞及び助演男優賞受賞、芸術文化振興基金助成作品。
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      • PARTY7

        制作年: 2000
        とあるホテルの一室に集まった7人が繰り広げる騒動を描いたコメディ。監督は「鮫肌男と桃尻女」の石井克人で、自らの原作を基に石井監督自身が脚色。撮影を「鮫肌男と桃尻女」の町田博が担当している。出演は、「閉じる日」の永瀬正敏、「五条霊戦記 GOJOE」の浅野忠信、「スリ」の原田芳雄、映画初出演の小林明美、「現代任侠伝」の岡田義徳、「MONDAY」の堀部圭亮、「鮫肌男と桃尻女」の我修院達也。2000年度キネマ旬報日本映画主演男優賞受賞作品。
      • 白痴(1999)

        制作年: 1999
        長引く戦争で荒廃した日本を舞台に、青年と知的障害者の人妻のピュアな愛と魂の再生を描いた文芸ロマン。監督は「NUMANiTE」の手塚眞。坂口安吾による同名小説を基に、監督が脚色。撮影を「犬、走る DOG RACE」の藤澤順一が担当している。主演は「御法度」の浅野忠信。公開20周年を記念してデジタルリマスター版を制作、2020年10月よりリバイバル公開。(配給:ネオンテトラ)
      • ビッグ・ショー!ハワイに唄えば

        制作年: 1999
        「のど自慢」に出場し歌手としての自信を取り戻した、売れない演歌歌手・赤城麗子の"その後"を描いたコメディ。監督は「のど自慢」の井筒和幸。脚本は「のど自慢」の安倍照男と井筒監督、塩田千種、金子弦二郎のチーム。撮影を「のど自慢」の浜田毅が担当している。主演は「のど自慢」の室井滋。
      • プープーの物語

        制作年: 1998
        ちょっと変わった女の子ふたりの、ちょっと変わった旅の模様を描くロード・ムービー。監督・脚本は、本作でデビューを果たした渡辺謙作。撮影を「痴漢白書7」の村石直人が担当している。主演は、映画デビューとなる上原さくらと「ユメノ銀河」の松尾れい子。尚、この作品は映画館のテアトル新宿と出版社のリトル・モアが提供する「リトルモアMOVIES」の第1弾として製作された。スーパー16ミリからのブローアップ。
      • 戦後在日五〇年史 在日

        制作年: 1998
        1945年の解放から50年、この半世紀を在日朝鮮人がいかに歩んできたのか……、そういう「在日の軌跡」を真正面から描いた作品である。北は青森、秋田から南は九州佐賀、福岡そして下関、広島、神戸、福井、長野、さらに遠くソウルでの「光復五〇周年祝賀式典」を追う一方、戦後史資料の宝庫といわれるアメリカ国立公文書館で貴重な資料を映しだす。また解放直後の在日朝鮮人に深く関わった元GHQ担当官たちの証言。戦後の冷戦構造、南北朝鮮の対立、と様々に翻弄されながらも祖国に想いをつのらせる在日朝鮮人たち。そして、在日朝鮮人運動と日本の偏見と差別……。前半は記録映像と様々なインタビューとで50年の歴史を追い、後半では一世、二世、三世と6人の在日朝鮮人にスポットをあてている。監督は呉徳洙、ナレーションは俳優の原田芳雄がつとめた。日本映画ペンクラブノンシアトリカル部門第1位。98年度キネマ旬報文化映画ベスト・テン第2位。
      • ちんなねえ

        制作年: 1997
        海外でも評価の高い麿赤兒と大駱駝艦の舞台『トナリは何をする人ぞ』をフィーチャーした異色のアート・ドキュメンタリー。監督は「CAT'S EYE」の林海象。撮影を同じく「CAT'S EYE」の長田勇市が担当している。タイトルの「ちんなねえ」とは、高知県の方言でおかしいねえという意味。16ミリ。
      • 恋極道

        制作年: 1997
        大阪の街を舞台に、ごく普通の女子大生と恋に落ちた破天荒に生きる中年ヤクザの姿を描いた異色の極道映画。監督は「無国籍の男 血の収穫」の望月六郎。本作のほか「鬼火(1997)」などと合わせてキネマ旬報監督賞を受賞した。山口組の元顧問弁護士で「悲しきヒットマン」「シャブ極道」などの作品で知られる山之内幸夫が原作をつとめたコミックをもとに、「シャブ極道」の成島出が脚本を担当。主演は「鬼火(1997)」の奥田瑛二で、公開が前後した「現代仁侠伝」の前に本作が東映ヤクザ映画初主演となった。共演に「TOKYO BEAST」の夏生ゆうな、「柘榴館」の松岡俊介ほか。R指定。
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      • 鬼火(1997)

        制作年: 1997
        殺し屋としての運命に翻弄される男の姿を描くハードボイルド。監督は「新・極道記者 逃げ馬伝説」の望月六郎。「シャブ極道」の原作者としても知られる弁護士・山之内幸夫による原案をもとに、「野獣死すべし(1997)」の森岡利行が脚本を執筆。撮影を「truth」の今泉尚亮が担当している。主演は「海ほおずき The Breath」の原田芳雄。望月作品常連の奥田瑛二が敵役として重要な役どころを演じるほか、「チンピラ」の片岡礼子が共演。97年度キネマ旬報ベスト・テン第5位。望月六郎が、本作のほか「無国籍の男 血の収穫」「恋極道」を合わせた3本により監督賞を受賞した。
      • 海ほおずき The Breath

        制作年: 1996
        台湾の映画人との交流を深めてきた林海象と、演劇界の巨匠・唐十郎とのコラボレーションによる、日本人女子大生の台湾失踪事件をベースにした日本=台湾合作の幻想ミステリー。唐がこれまで小説・戯曲で手掛けてきたテーマを発展させて脚本を書き下ろし、自ら主演。「罠(1996)」の林が監督をつとめた。共演は台湾のトップシンガーのタン・ナ、「陽炎2」の原田芳雄、「エドワード・ヤンの恋愛時代」のニ・シュジュンなど。撮影監督は「罠(1996)」の長田勇市。音楽も林作品常連のめいなCo.が担当し、ディック・リーが挿入曲を作曲した。
      • 12twelve 天願大介の12幕 その4/12

        制作年: 1996
        「デンデラ」の天願大介監督が1995~1996年に発表した短篇連作から4作品を抜粋したオムニバス映画。元はパソコン月刊誌「TECHwin」の付録CD-ROMに収録された。「異邦人の夢」「最後の女」「ストライク」「父帰る」の4作品を上映。出演は原田芳雄、阿部寛、柏原収史、廖淇偉ほか。2012年10月12日より、広島県尾道市・福山市にて開催された「お蔵出し映画祭2012」にて上映。
      • 陽炎2

        制作年: 1996
        女胴師と彼女の姉貴分の確執を中心に、ヤクザの抗争を描いた娯楽時代劇。故・五社英雄監督が「陽炎」で創りあげた主人公はそのままに、前作とは違った内容で展開する。監督・脚本は「帝都物語外伝」の橋本以蔵。撮影も「帝都物語外伝」の藤石修が担当している。主演は「集団左遷」の高島礼子。敵役の女博徒に小柳ルミ子がふんしている。
      • ビリケン(1996)

        制作年: 1996
        通天閣に祀られた、幸運を呼ぶ神様・ビリケンの活躍を描いた痛快人情ファンタジー。大阪・新世界を舞台に、大阪庶民のバイタリティーをコミカルに見せている。監督は「BOXER JOE」の阪本順治で、「どついたるねん」「王手」に続く“新世界三部作”の締めくくりとなる作品である。脚本は「王手」の豊田利晃と阪本の共同。撮影は「水の中の八月」の笠松則通が担当している。主役のビリケンには、今作のコメディ演技で新境地を開いた「罠(1996)」の杉本哲太。ほかに「極道戦争・武闘派」の雁瀧太郎、「眠る男」の岸部一徳、「罠(1996)」の山口智子らが脇を固めている。二代目通天閣40周年記念映画。96年度キネマ旬報ベストテン第9位。
        74
      • ファザーファッカー

        制作年: 1995
        内田春菊の少女時代をモデルにした小説を原作に、幾多の衝撃的な事柄を乗り越え成長して行く多感な少女を瑞々しい感覚で描いたハード・メルヘン。監督はプロデューサーとして鈴木清順作品や阪本順治作品を手掛け、今回初めて監督に挑戦した荒戸源次郎。一般公募4097人の中からヒロインに選ばれた中村麻美が女優デビューを飾った。
        58
      • ハンテッド(1995)

        制作年: 1995
        日本を訪れたアメリカ人ビジネスマンが謎の忍者集団と対決する異色アクション。名古屋はじめ彦根城ほか日本各地のロケ撮影とそれを再現したセットのほか、新幹線内の大立ち回り、各所にみられる監督がファンだという邦画時代劇へのオマージュの数々(劇中のTVで流れる「眠狂四郎女妖剣」の一場面や、「座頭市」、「七人の侍」など)などがみもの。監督は「プリティ・リーグ」「沈黙の戦艦」の脚本を手掛け、本作が監督デビューとなるJ・F・ロートン。製作はジョン・デイヴィス、ゲイリー・W・ゴールドスタイン、脚本はロートン自身、エグゼクティヴ・プロデューサーはウィリアム・フェイ、撮影はジャック・コンロイ、音楽はヤマグチ・モトフミのスコアを鼓童が演奏、美術はフィル・ダゴート、編集はロバート・A・フェレッティ、エリック・ストランド、衣装はリタ・リッグスがそれぞれ担当。出演は「ハイランダー3」のクリストファー・ランバート、「ラストエンペラー」で皇帝夫妻役で共演した「シャドー」のジョン・ローンと「ジャッジ・ドレッド」のジョアン・チェンに加え、日本からは原田芳雄、島田陽子、夏木マリ、岡田真澄らが顔をそろえている。
        50
      • 眠れる美女(1995)

        制作年: 1995
        文豪・川端康成の小説『眠れる美女』と『山の音』とをひとつに融合させ、現代的な解釈で捕らえた文芸ドラマ。監督は「恋はいつもアマンドピンク」の横山博人。脚本は大島渚や実相寺昭雄の作品等を手掛け、観念的な世界を描くのを得意とする石堂淑朗。主演は「シンガポールスリング」の原田芳雄と「夢魔」の大西結花。
        80
      • 中指姫 俺たちゃどうなる?

        制作年: 1993
        とことんツイてない男女三人が、次々と事件に巻き込まれていく様を描くスラップステイック調のロードムービー。秋元康の企画によりソウル・デュオとして人気を博しているバブルガム・ブラザーズの初主演作で、監督は「! [ai-ou]」の堤ユキヒコ。脚本はTVドラマ『ポケベルが鳴らなくて』などの遠藤察男、撮影は東原三郎が担当。二人と共演するのは映画初出演になる田中律子、その他、東幹久、久保田利伸をはじめとする人気俳優、タレント、ミュージシャンらが多数特別出演している。
      • シンガポールスリング

        制作年: 1993
        オーストラリアを舞台に、日本人新婚カップルが組織と政府との陰謀に巻き込まれる姿を描くハードボイルド・アクション。歌手の徳永英明が原案・企画した作品の映画化で、徳永はエグゼクティブ・プロデューサーと音楽も手がける。監督は「寝盗られ宗介」の若松孝二。脚本は若松と「われに撃つ用意あり」の丸内敏治、上野火山との共同。出演は「ニューヨークUコップ」の加藤雅也。オール・オーストラリア・ロケにより製作された。
      • 修羅場の人間学

        制作年: 1993
        戦後の渋谷を舞台に、学生からヤクザになった青年が恋や喧嘩の修羅場で奮闘する姿をコミカルに綴る青春ヤクザ映画。森田雅の原作(祥伝社・刊)をもとに、「略奪愛」の梶間俊一が監督。脚本は岡部耕大と掛札昌裕の共同。撮影は「民暴の帝王」の東原三郎が担当。
      • 結婚(1993)

        制作年: 1993
        同じ「結婚」というタイトルで、三つの結婚をめぐる物語を三人の監督が手掛けるドラマ。有名女優との結婚を企む売れない役者と高校時代の後輩との結婚騒動をスラップスティック調で描く〔陣内・原田両家篇〕は「夢二」の鈴木清順、北海道の寒村で、一つの約束を待つ女と彼女を慕う男との愛を描く〔佐藤・名取両家篇〕は「四万十川」の恩地日出夫、青年実業家とフツーのOLとの恋の駆け引きを描く〔中井・鷲尾両家篇〕は「アイドルを探せ」の長尾啓司が監督した。セシール第一回製作作品。
      • いつかギラギラする日

        制作年: 1992
        現金強奪後、仲間割れした男女の姿を追うピカレスク映画。脚本は「女がいちばん似合う職業」の丸山昇一、監督は「華の乱」の深作欣二、撮影は「病院へ行こう」の浜田毅がそれぞれ担当。
        65
      • 寝盗られ宗介

        制作年: 1992
        愛の昂揚のため女房を他の男と駆け落ちさせるドサ回り一座の座長と劇団員たちの姿を描くつかこうへい原作の舞台喜劇の映画化。つか自ら脚本を担当、監督は「われに撃つ用意あり」の若松孝二、撮影は「チー公物語 ネズミ小僧のつくりかた世紀末版」の鈴木達夫が担当。
      • ラスト・フランケンシュタイン

        制作年: 1991
        原因不明の自殺病を解明しようとする教授と超人類を作り出すことに生涯をかける博士を中心とした奇妙な人間関係を描く。監督はこれがデビュー作となる劇団第三エロチカ主宰の川村毅。撮影は「木村家の人びと」の志賀葉一がそれぞれ担当。
      • キスより簡単2 漂流編

        制作年: 1991
        亡き父親の幻影を探し求めながら、自由奔放な恋愛に生きるヒロインと彼女を取り巻く男たちの姿を描く青春映画。石坂啓原作の同名コミックの映画化第2弾で、脚本は小野寺崇が執筆。監督は「われに撃つ用意あり」の若松孝二。撮影は同作の田中一成がそれぞれ担当。
      • 夢二

        制作年: 1991
        大正から昭和にかけて活躍した画家・竹久夢二の幻想的な半生を描く。脚本は「光る女」の田中陽造が執筆。監督は「カポネ大いに泣く」の鈴木清順。撮影は「真夏の地球」の藤沢順一がそれぞれ担当。
        52
      • 獅子王たちの夏

        制作年: 1991
        大組織系列下の末端のチンピラと、その総長をねらう対立組織の組員との非情な生きざまを描く。「ちょうちん」の金子正次の遺稿シナリオの映画化で、共同脚本に「マリアの胃袋」の西岡琢也が参加。監督は「危ない話」(第三話)の高橋伴明。撮影は「1990牡丹燈篭」の三好和宏がそれぞれ担当。
        60
      • 無能の人

        制作年: 1991
        多摩川の河原で石を売る男とその家族を中心に、現代社会から落ちこぼれた人々をユーモラスかつ暖かく描くドラマ。つげ義春原作の同名漫画の映画化で、脚本は「われに撃つ用意あり」の丸内敏治が執筆。監督は本作が第一回作品となる俳優の竹中直人。撮影は「さわこの恋」の佐々木原保志がそれぞれ担当。
      • 鉄拳

        制作年: 1990
        高知県を舞台にボクシングに賭ける中年男と事故で負傷したボクサーの復活していく姿を描く。脚本・監督は「どついたるねん」の阪本順治。撮影は「バタアシ金魚」の笠松則通がそれぞれ担当。
        74
      • われに撃つ用意あり

        制作年: 1990
        国際都市・新宿を舞台に、そこで生きる孤高なアウトローの世界を描く。佐々木譲原作『真夜中の遠い彼方』の映画化で、脚本は「ほんの5g」の丸内敏治が執筆。監督は「パンツの穴 ムケそでムケないイチゴたち」の若松孝二。撮影は同作の伊東英男と「スクラップストーリー ある愛の物語」の田中一成が共同でそれぞれ担当。
        70
      • 浪人街(1990)

        制作年: 1990
        江戸末期の下町を舞台に、そこの裏界隈を生きるアナーキーな浪人たちの人間模様を描く時代劇。山中伊太郎原作の同名小説の映画化で、脚本は「226」の笠原和夫が執筆。監督は「TOMORROW 明日」の黒木和雄。総監修は「純子引退記念映画 関東緋桜一家」のマキノ雅広。撮影は高岩仁と特別協力として「舞姫(1989)」の宮川一夫がそれぞれ担当。
        80
      • 二十世紀少年読本

        制作年: 1989
        日本のサーカスをテーマに、その娯楽の歴史とそこに生きた人々をノスタルジーに描く。脚本・監督は「夢みるように眠りたい」の林海象、撮影は「昼漏らす人妻」の長田勇市がそれぞれ担当。
      • どついたるねん

        制作年: 1989
        ボクシングで再起不能となりながらもカムバツクに賭ける男の姿を描く。脚本・監督は「危ない話」(第一話)の脚本を手がけた阪本順治、撮影は同作(第三話)の笠松則通がそれぞれ担当。
        78
      • 出張

        制作年: 1989
        突然、ゲリラに誘拐された一人のサラリーマンの非哀をブラックユーモアで描く。脚本・監督は「ニュー・ジャック&ベティ」の沖島勲で、撮影は「泪橋」の大津幸四郎がそれぞれ担当。
      • 夢見通りの人々

        制作年: 1989
        大阪の商店街を舞台にそこに生きる人々の生活を描く人情喜劇。宮本輝原作の同名小説の映画化で、脚本は「女咲かせます」の梶浦政男が執筆。監督は同作の森崎東、撮影は「善人の条件」の坂本典隆がそれぞれ担当。
      • キスより簡単

        制作年: 1989
        自由奔放に生きる女子大生とそれを取り巻く男たちとの恋愛を描く。石坂啓の同名漫画の映画化で、脚本は「箱の中の女2」のガイラこと小水一男、監督は「松居一代の衝撃」「スクラップストーリー ある愛の物語」の若松孝二、撮影は「香港絶倫夫人」の伊東英男がそれぞれ担当。
        50
      • 螢(1989)

        制作年: 1989
        横浜を舞台にチンピラたちの青春と純愛を描く。脚本・監督は「疵」の梶間俊一、共同脚本は同作の塙五郎、撮影は「ガラスの中の少女(1988)」の飯村雅彦がそれぞれ担当。
      • クライムハンター 怒りの銃弾

        制作年: 1989
        「東映Vシネマ」第1弾となる本格ガンアクション。犯罪がはびこる暴力都市、リトル・トーキョーで相棒を惨殺され復讐の鬼と化した刑事・ジョウは、逃げた凶悪犯・ブルースを捜し始めるが…。主演は世良公則。2014年7月27日、東京・渋谷UPLINKにて開催された「Vシネマを巻き戻せ part.2」にて上映。
      • フライング 飛翔

        制作年: 1988
        モーターボート選手志望の少女の青春を描く。脚本・監督は「不倫(1986)」(監督のみ)の曽根中生、撮影は「半熟マドンナ おいしい太股」の伊藤昭裕がそれぞれ担当。
      • TOMORROW 明日

        制作年: 1988
        1945年8月8日、長崎に原爆が投下される前日から翌朝までの日常風景を描く。井上光晴原作の小説『明日・1945年8月8日・長崎』の映画化で、脚本は黒木和雄と井上正子、「危険な女たち」の竹内銃一郎が共同で執筆。監督は「泪橋」の黒木、撮影は「アラカルト・カンパニー」の鈴木達夫がそれぞれ担当。
      • アラカルト・カンパニー

        制作年: 1987
        パリで“よろずや”(便利屋)を開業した三人の日本人の若者の姿を若々しい感覚で描く。早乙女吾郎の原案を元に、これが劇場用映画第一回作品となる太田圭が脚本と監督を担当。撮影は「ちょうちん」の鈴木達夫が務めている。
      • この愛の物語

        制作年: 1987
        スタントマンたちの夢と友情、そして不器用な彼らの愛を描く。原作・脚本はつかこうへい、監督は「愛・旅立ち」の舛田利雄、撮影は「キャバレー」の仙元誠三がそれぞれ担当。
      • さらば愛しき人よ

        制作年: 1987
        ヤクザという非情な世界に生きる男が、ある日、幼なじみの女と出会った……。甦った思い出と再燃した《愛》を抱きかかえて、男はバイオレンスの闇を突きすすむ。「プルシアンブルーの肖像」の脚本家・西岡琢也の原作を、「おニャン子・ザ・ムービー 危機イッパツ!」の原田眞人が脚本化し、自ら監督している。撮影は藤沢順一。
      • ちょうちん

        制作年: 1987
        新宿を舞台に、ガンに冒されたヤクザの生き様を描く。金子正次原作の映画化で、脚本は金子と塙五郎が共同執筆。監督は「悪女かまきり」の梶間俊一、撮影は「波光きらめく果て」の鈴木達夫がそれぞれ担当。
      • あいつに恋して

        制作年: 1987
        道産子と共に北海道の日高から、九州の鹿児島まで2600kmの日本縦断に挑む青年の姿を描く。島崎保久の体験記「馬のゴン太の背にゆられ…」の映画化で、脚本は田山忍、監督は「ザ・オーディション」の新城卓、撮影は「プルシアンブルーの肖像」の大岡新一がそれぞれ担当。
      • ビリィ・ザ・キッドの新しい夜明け

        制作年: 1986
        ギャングたちの襲撃から一軒の店を守るため、6人の用心棒たちが店のマスターと共に闘うまでを描く。高橋源一郎の原案を基に、彼と山川直人が脚本を共同執筆。監督は自主映画を撮り続け、これが初の35ミリ監督作品となる山川直人。撮影は「国東物語」の高間賢治が担当。主題歌は、ゼルダ(「黄金の時間」)。
      • キャバレー(1986)

        制作年: 1986
        学生ジャズに訣別し、港町のキャバレー・バンドに身をおく青年が、本物のジャズを求めながら成長していく姿を描く。栗本薫原作の同名小説の映画化で、脚本は「雪の断章 情熱」の田中陽造、監督は「愛情物語」の角川春樹、撮影は「早春物語」の仙元誠三がそれぞれ担当。主題歌は、マリーン(「Left Alone」)。
        60
      • コミック雑誌なんかいらない!

        制作年: 1986
        聖子・正輝の結婚式、山口組と一和会の抗争、金の信用販売など85年の事件を追うテレビの人気突撃レポーターの姿を描く。脚本は「十階のモスキート」の内田裕也と高木功の共同、監督はピンク映画界の若手ホープと期待を集め、この作品が初の一般映画となる滝田洋二郎、撮影は志賀葉一がそれぞれ担当。
      • ユー・ガッタ・チャンス

        制作年: 1985
        人気絶頂のアイドルスターが、悩みながら自分を見つめなおし新たに出発するまでを描く。脚本は「晴れ、ときどき殺人」の丸山昇一、監督は「すかんぴんウォーク」の大森一樹、、撮影は「主婦と性生活」の水野尾信正がそれぞれ担当。
      • 生きてるうちが花なのよ死んだらそれまでよ党宣言

        制作年: 1985
        ドサ回りのストリッパーを中心に、不良中学生、原発ジプシー、娼婦などいわゆるはみだし人間たちの生き方を描く。脚本は「ロケーション」の近藤昭二と、同作の森崎東、大原清秀の共同執筆。監督は森崎東、撮影は「いつか誰かが殺される」の浜田毅がそれぞれ担当。
      • 友よ、静かに瞑れ

        制作年: 1985
        罠にはまって留置所に入れられた友人を救出すべく行動する男を描いたハードボイルド映画。原作は北方謙三の同名小説、脚本は「ユー・ガッタ・チャンス」の丸山昇一、監督は「いつか誰かが殺される」の崔洋一、撮影は「生きてるうちが花なのよ死んだらそれまでよ党宣言」の浜田毅がそれぞれ担当。
        70
      • 海燕ジョーの奇跡

        制作年: 1984
        弟分の復讐に暴力団の首領を射殺、フィリピンへ逃亡した沖縄の青年ヤクザの青春を描く。佐木隆三原作の同名小説の映画化で、脚本は「野獣刑事」の神波史男と「赤い帽子の女」の内田栄一、「天使を誘惑」の藤田敏八の共同執筆。監督は「ダブルベッド」の藤田敏八、撮影は「草迷宮」の鈴木達夫がそれぞれ担当。
        70
      • すかんぴんウォーク

        制作年: 1984
        演劇志望で田舎から上京して来た青年を中心に、ロックシンガーを夢見る若者や売り出し中の女優たちの青春群像を描く。脚本は「俺っちのウエディング」の丸山昇一、監督は「風の歌を聴け」の大森一樹、撮影は「団鬼六 美女縄化粧」の水野尾信正がそれぞれ担当。
      • 魚影の群れ

        制作年: 1983
        厳しい北の海で小型船を操り、孤独で苛酷なマグロの一本釣りに生命を賭ける海の男達と、寡黙であるが情熱的な女達の世界を描く。吉村昭原作の同名小説の映画化で、脚本は、「セーラー服と機関銃」の田中陽造、監督は「ションベン・ライダー」の相米慎二、撮影は「ふしぎな國・日本」の長沼六男がそれぞれ担当。
        90
      • 泪橋

        制作年: 1983
        十年の歳月をへだてて同じ家にかくまわれた男と女とその周囲の人々の、隠された過去や心の奥底を描く。村松友視の同名小説の映画化で、脚本は村松と唐十郎の共同執筆。監督は「夕暮まで」の黒木和雄、撮影は「きらめきの季節」の大津幸四郎がそれぞれ担当。
      • 卍(1983)

        制作年: 1983
        女二人、男一人の愛欲生活を描く。谷崎潤一郎の同名の小説の映画化で、脚本は「復讐するは我にあり」の馬場当、監督は「純」の横山博人、撮影は「忍者武芸帖 百地三太夫」の中島徹がそれぞれ担当。
        60
      • さらば箱舟

        制作年: 1982
        架空の小さな村を舞台に、約一世紀にわたる一家の興亡を描く一大叙事詩。「草迷宮」の寺山修司と岸田理生が共同で脚本を執筆。監督も同作の寺山修司で彼の遣作である。撮影は「海燕ジョーの奇跡」の鈴木達夫が担当。
        80
      • TATTOO<刺青>あり

        制作年: 1982
        30歳になるまで男になろうと背伸びし続けた男が銀行に篭城し、射殺されるまでの破滅の軌跡を描く。脚本は「セーラー服鑑別所」の西岡琢也、監督は「女教師を剥ぐ」をはじめ多くのピンク映画を手がけて来た高橋伴明、撮影は長田勇市がそれぞれ担当。
        60
      • 水のないプール

        制作年: 1982
        クロロホルムを部屋にまき散らし、意識を失った若い娘を犯す男がいた。現実に起って世間を騒がせた性犯罪にヒントを得て製作された。脚本は「魔性の夏 四谷怪談より」の内田栄一、監督は「餌食」の若松孝二、撮影は袴一喜がそれぞれ担当。
        60
      • 陽炎座

        制作年: 1981
        たび重なる偶然から知り合った品子という謎の美女の誘いで現世ともあの世ともつかぬ世界で翻弄される劇作家の姿を描く。泉鏡花の同名の小説の映画化で、脚本は「ラブレター」の田中陽造、監督は「ツィゴイネルワイゼン」の鈴木清順、撮影も同作の永塚一栄がそれぞれ担当。
        48
      • スローなブギにしてくれ

        制作年: 1981
        ふとしたことからめぐり合った二人の男と一人の女の奇妙な生活を描く。片岡義男の同名の小説を映画化したもので脚本は「バージンブルース」の内田栄一、監督は「天使を誘惑」の藤田敏八、撮影は「泥の河」の安藤庄平がそれぞれ担当。
        80
      • ミスター・ミセス・ミス・ロンリー

        制作年: 1980
        ふと知り合ったひとりの女と二人の男の奇妙な生活を描く。脚本は刹那と「快楽学園 禁じられた遊び」の神代辰巳の共同執筆、監督も同作の神代辰巳、撮影は押切隆世がそれぞれ担当。
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