柄本明の関連作品 / Related Work

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  • 死刑台のエレベーター(2010)

    制作年: 2010
    1957年にルイ・マルが発表したフィルム・ノワールの傑作を、舞台を日本に置き換えてリメイク。不倫関係にある男女が、女の夫の殺害計画を立てるが、手違いから計画が破綻してゆく。出演は「のだめカンタービレ 最終楽章」二部作の吉瀬美智子、「ジェネラル・ルージュの凱旋」の阿部寛。監督は「いつか読書する日」の緒方明。
  • 雷桜

    制作年: 2010
    徳川家に生まれた男と村の娘との、運命の出会いと許されざる恋を描く時代劇。宇佐江真理の同名小説を基に「余命1ヶ月の花嫁」の廣木隆一監督が映画化。出演は「瞬 またたき」の岡田将生、「FLOWERS フラワーズ」の蒼井優、「シュアリー・サムデイ」の小出恵介、「孤高のメス」の柄本明、「ハッピーフライト」の時任三郎など。
  • ヘヴンズ ストーリー

    制作年: 2010
    殺人事件をきっかけにつながりあう20人以上の人々の姿を通して、復讐と再生を描くドラマ。全9章、上映時間4時間半を超える大作。監督は「ドキュメンタリー頭脳警察」など、ピンク映画からメジャー作品まで幅広く手掛ける瀬々敬久。出演は「掌の小説」の寉岡萌希、「ハッピーフライト」の長谷川朝晴、「必死剣鳥刺し」の村上淳。
    50
  • 大木家のたのしい旅行 新婚地獄篇

    制作年: 2010
    劇作家・前田司郎の同名小説を「市民ポリス69」の本田隆一監督が映画化。新婚ながら倦怠期のカップルが、ひょんなことから地獄へ新婚旅行に出かけることになる顛末を描く。出演は「太平洋の奇跡 フォックスと呼ばれた男」の竹野内豊、「女たちは二度遊ぶ」の水川あさみ、「悪人」の樹木希林、「劇場盤 怪談レストラン」の片桐はいり、「サビ男サビ女」の荒川良々、「冷たい熱帯魚」のでんでん。
  • 電人ザボーガー

    制作年: 2010
    1974年にTV放映された同名特撮ヒーロー作品を、「富江 アンリミテッド」の井口昇監督が映画化。父を殺され復讐を誓う男が、変形型バイクロボット“ザボーガー”と共に戦う日々を青年期、熟年期の2部構成で描く。出演は「さや侍」の板尾創路、「音楽人」の古原靖久、「シーサイドモーテル」の山崎真実、「紙風船」の佐津川愛美。
    70
  • 天使突抜六丁目

    制作年: 2010
    “天使突抜六丁目”という地図にない町に迷い込んでしまった者たちの、哀しくも儚い現代の寓話。監督は「ひとりかくれんぼ」シリーズの山田雅史。出演は、歌手としても活躍中の真鍋拓、「シャーリーの転落人生」の瀬戸夏実、「フィッシュストーリー」の服部竜三郎、「極道めし」の麿赤兒、「へんりっく 寺山修司の弟」の若松武史。
  • ゴールデンスランバー

    制作年: 2009
    伊坂幸太郎の同名小説を「アヒルと鴨のコインロッカー」「フィッシュストーリー」に続き、中村義洋監督が映画化。首相暗殺の濡れ衣を着せられた男の逃避行を描く。出演は「クヒオ大佐」の堺雅人、「なくもんか」の竹内結子、「ALWAYS 続・三丁目の夕日」の吉岡秀隆、「イキガミ」の劇団ひとり、「沈まぬ太陽」の香川照之など。
    60
  • 旭山動物園物語 ペンギンが空をとぶ

    制作年: 2009
    今や年間入園者数300万人を越え、絶大な人気を誇る北海道の旭山動物園。廃園寸前だったこの動物園が、園長を始めとした職員たちの努力によって再生してゆく姿を、実話を元に描く。長年、園で働き、95年から園長を務める小菅正夫氏が原案を担当。出演は「ザ・マジックアワー」の西田敏行、「ハッピーフライト」の中村靖日。2009年1月24日より、北海道・旭川市内先行公開。
  • 余命1ヶ月の花嫁

    制作年: 2009
    2007年にテレビで放送されると大きな反響を呼び、出版された書籍は60万部を越えるヒットとなったノンフィクションを映画化。ガンで亡くなった1人の女性とその恋人の愛の軌跡を感動的に描く。出演は「阿波DANCE」の榮倉奈々と「アヒルと鴨のコインロッカー」の瑛太。監督は「ヴァイブレータ」の廣木隆一。
  • ぼくとママの黄色い自転車

    制作年: 2009
    作家・新堂冬樹の『僕の行く道』を「子ぎつねヘレン」の河野圭太監督が映画化。瀬戸内海の小豆島にいる母親に会うために、小学3年生の男の子が自転車に乗って旅をする姿を描く。出演は「いま、会いにゆきます」の武井証、「ヤッターマン」の阿部サダヲ、「重力ピエロ」の鈴木京香、「クライマーズ・ハイ」の西田尚美など。
  • よなよなペンギン

    制作年: 2009
    「メトロポリス」のりんたろう原作・監督によるフルCGアニメーション。いつか空を飛ぶことを夢見るペンギン好きの少女が、ゴブリンの住む村を救う冒険を描く。声の出演は「女の子ものがたり」の森迫永依、「築地魚河岸三代目」の田中麗奈、爆笑問題の太田光、田中裕二など。
    70
  • 花のあと

    制作年: 2009
    藤沢周平の同名短編小説を「青い鳥」の中西健二監督が映画化した時代劇。江戸時代の東北地方を舞台に、密かに想いを寄せていた下級武士の仇討ちを果たす女性の姿を描く。出演は「わたし出すわ」の北川景子、「曲がれ!スプーン」の甲本雅裕、本作が映画初出演となるバレエ界の新星・宮尾俊太郎、「ジェネラル・ルージュの凱旋」の國村隼など。
  • 春との旅

    制作年: 2009
    「愛の予感」の小林政広監督による人間ドラマ。元漁師の男が孫娘と共に、最後の住まいを求めて疎遠となった親類縁者を訪ね歩く姿を描く。出演は「引き出しの中のラブレター」の仲代達矢、「ノーボーイズ、ノークライ」の徳永えり、「ウルルの森の物語」の大滝秀治、「ぼくのおばあちゃん」の菅井きん、「ボーイズ・オン・ザ・ラン」の小林薫など。
    80
  • ケンタとジュンとカヨちゃんの国

    制作年: 2009
    「ライアーゲーム ザ・ファイナルステージ」の松田翔太、「ソラニン」の高良健吾、「愛のむきだし」の安藤サクラ、3人の若手実力派俳優が共演。社会の底辺で生きる若者たちが、閉塞した日常から抜け出そうともがく姿を描いた青春ロードムービー。監督はデビュー作「ゲルマニウムの夜」が様々な映画祭で高い評価を得た大森立嗣。
    60
  • ジョン・ラーベ 南京のシンドラー

    制作年: 2009
    日中戦争下、日本軍の攻撃で陥落した南京を舞台に、数少ない残留外国人で結成した南京安全区国際委員会の委員長となったジョン・ラーベの人道的活動を描くドラマ。監督・脚本はフロリアン・ガレンベルガー。出演はウルリッヒ・トゥクール、ダニエル・ブリュール、スティーヴ・ブシェミ、チャン・チンチュー、香川照之、杉本哲太、柄本明、ARATAほか。2014年5月17日、東京・両国 江戸東京博物館ホールにて上映。
  • 石内尋常高等小学校 花は散れども

    制作年: 2008
    「午後の遺言状」など数々の名作を放ってきた日本映画界の大ベテラン、新藤兼人監督が95歳にして手掛けた作品。自らの小学校時代の思い出をもとに、先生と教え子達の長年にわたる交流を、涙と笑いで綴った人情ドラマ。出演は「カンゾー先生」で日本アカデミー賞など各映画賞を総なめにした柄本明、「椿三十郎」の豊川悦司。
  • レイン・フォール/雨の牙

    制作年: 2008
    バリー・アイスラーのハードボイルド小説『雨の牙』を映画化。日系アメリカ人の殺し屋が、政権汚職と利権をめぐる陰謀に巻き込まれる姿を描く。監督・脚本は「トウキョウソナタ」の脚本を手掛けたマックス・マニックス。出演は「余命」の椎名桔平、「七夜待」の長谷川京子、「ダークナイト」のゲイリー・オールドマンなど。
    60
  • ハッピーフライト(2008)

    制作年: 2008
    航空職員たちの日常をコミカルに温かく見つめたハッピーな群像コメディ。ANAによる全面協力のもと、デフォルメされながらもリアルな細部が描かれていく。脚本・監督は、「ウォーターボーイズ」「スウィングガールズ」の矢口史靖監督。丸2年がかりで国内外の航空関係者100人以上を取材して、物語を作り上げた。出演者は、田辺誠一、時任三郎、綾瀬はるか、吹石一恵など。主題歌として、フランク・シナトラの「カム・フライ・ウィズ・ミー」が使用されている。
    73
  • ICHI

    制作年: 2008
    これまで勝新太郎や北野武が演じてきた時代劇のダークヒーロー「座頭市」の物語を、綾瀬はるかの主演でヒロインに置き換えたアクション時代劇。主演は、「僕の彼女はサイボーグ」「ザ・マジックアワー」の綾瀬はるかで、他の出演者は「ミッドナイトイーグル」の大沢たかお、「いま、会いにゆきます」の中村獅童、「GO」の窪塚洋介などが揃った。 脚本は「NANA」「大奥」の浅野妙子、監督は「ピンポン」「ベクシル 2077 日本鎖国」の曽利文彦。「グラディエーター」「ヒート」などを手掛けたハリウッドの音楽家リサ・ジェラルドが音楽を担当している。
    60
  • イキガミ

    制作年: 2008
    もうひとつの現代の日本を舞台に、「国家繁栄維持法」の施行された世界を描くヒューマン・ドラマ。週刊ヤングサンデーに連載中の人気コミックを映画化。出演は、「ワルボロ」「花より男子ファイナル」の松田翔太をはじめ、「陰日向に咲く」の塚本高史、「きみにしか聞こえない」の成海璃子、「電車男」「クローズZERO」の山田孝之など。監督は、「犯人に告ぐ」の瀧本智行。
    70
  • シャカリキ!

    制作年: 2008
    自転車好きの高校生が、エースを守って勝たせるチームロードのルールに苦戦しながらも強豪校に挑む、青春ムービー。監督は、本作が初監督作品となる大野伸介。出演はドラマ『篤姫』の遠藤雄弥(D-BOYS)、「体育館ベイビー」の中村優一(D-BOYS)、「テニスの王子様」の鈴木裕樹(D-BOYS)ほか。
  • きみの友だち

    制作年: 2008
    かけがえのない絆で結ばれた少女二人の友情や、不安や迷いを抱えながら生きる若者たちを追った青春群像劇。「M」「やわらかい生活」の廣木隆一監督が直木賞作家・重松清の同名小説を映画化。出演は本作が映画初出演作となる石橋杏奈、「ウール100%」の北浦愛、「ALWAYS 続・三丁目の夕日」の福士誠治ほか。
  • ラストゲーム 最後の早慶戦

    制作年: 2008
    太平洋戦争のさ中、野球は敵国アメリカの国技だという理由で六大学野球は解散を余儀なくされる。そして、学業優先で徴兵を猶予されていた学生たちも戦争に駆り出される、学徒出陣はすぐそこに控えていた―。そんな時、戦場に赴く前の最後の願いとして行われた“出陣学徒壮行早慶戦”の、実現までの紆余曲折が描かれる。やがて死地へ向かう選手たちが、試合中、悦びに満ちた表情を見せるたび、哀しさが胸を突く。試合後の両校応援団によるエール合戦には涙を禁じえないだろう。本作が凡百の青春映画ではないポイントの一つとして、選手たちを見つめる顧問・飛田の真摯な描き方が挙げられる。演じる柄本明の“熱さ”は大きな見どころだ。
    80
  • 築地魚河岸三代目

    制作年: 2008
    会社員から一転して、魚河岸の三代目となることを決意するエリートサラリーマンの行動を追った人情コメディ。原作は、累計280万部を超える人気コミック。主演は「ミッドナイトイーグル」の大沢たかおで、その婚約者に「犬と私と10の約束」の田中麗奈が扮する。他の出演者に、伊東四朗、伊原剛志、柄本明など。監督は「青春かけおち篇」以来、22年振りの映画作品となる松原信吾。
  • ぐるりのこと。

    制作年: 2008
    ひと組の夫婦とその周囲の90年代半ばから10年にわたる歳月を、当時の社会情勢とともに振り返る希望と再生の人間ドラマ。「渚のシンドバッド」でロッテルダム映画祭グランプリを受賞した橋口亮輔監督が、「ハッシュ!」以来6年振りにメガホンをとって、原作・脚本・編集も兼ねる。主演は、「大奥」の木村多江と、『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』でベストセラー作家となったリリー・フランキー。他キャストに、倍賞美津子、柄本明、寺島進など。
    78
  • 世界で一番美しい夜

    制作年: 2008
    出生率日本一の村に隠された、滑稽で美しい愛の物語。監督は今村昌平の長男であり、「暗いところで待ち合わせ」の天願大介。出演は、「セプテンバー11」の田口トモロヲ、宝塚歌劇団月組を経て舞台『MIDSUMMER CAROL~ガマ王子とザリガニ魔人』の月船さらら、「チーム・バチスタの栄光」の佐野史郎、「軍鶏」の石橋凌。
  • タカダワタル的ゼロ

    制作年: 2008
    2004年に公開された前作「タカダワタル的」で、その飄々としたキャラクターが注目を浴びたフォークシンガー高田渡。前作公開の翌年に故人となった彼が2001年の大晦日に出演した下北沢でのコンサートの模様を中心に、記録映画などの映像も織り交ぜて纏め上げた続編。泉谷しげる、「カンゾー先生」の柄本明など豪華ゲストも出演。1972年のフォークブームの様子を記録した自主映画「吉祥寺発赤い電車」。約30年ぶりに発見されたその一部から、群馬・高崎音楽堂で歌う23歳の高田渡の姿が蘇る。2003年。お気に入りの焼き鳥屋“吉祥寺・いせや”で、高田渡はいつものように焼酎を片手に語り出す。唄、お酒、好きな風景のこと、そして仲間やお客さんのこと……。2001年の大晦日、下北沢ザ・スズナリで開催された高田渡の年越しコンサート。おなじみの『仕事さがし』を皮切りに、1969~1971年まで過ごした京都時代の代表的なラブソング『コーヒーブルース』、盟友シバ作詞作曲による『ハッピーニューイヤーブルース』、フランスの画家マリ-・ロ-ランサンの詩を唄う『鎮静剤』と続く。そして実現したフォーク界の双璧、高田渡と泉谷しげるの本格共演。泉谷は『おー脳』『春夏秋冬』を絶唱。観客を挑発し、時には毒づく泉谷の熱いステージに対し、高田は飄々となにくわぬ顔であくまでマイペース。高田を“国宝!高田渡!”と持ち上げる泉谷に対し、高田は“楽屋では静かでいい人なんですけどね”と返す。大詰めは、泉谷が歌いたいと懇願した代表曲『生活の柄』。ロシアの詩人タラス・シェフチェンコの『くつが一足あったなら』では、泉谷はじっと目を閉じて聞き入る。そして、ラスト。『私の青空』でコンサートは最高潮に達する。2006年9月25日。前年に亡くなった高田渡が愛した“いせや本店”が閉店。最終日のいせやの賑わい、夕暮れを行く中央線を映し出し、映画は終幕を迎える。
  • やじきた道中 てれすこ

    制作年: 2007
    弥次喜多と花魁・お喜乃の珍道中を人情味たっぷりに描くハートフル・コメディー。主役の弥次喜多コンビには、「顔」の歌舞伎俳優、十八代目中村勘三郎と、「カンゾー先生」の柄本明。お喜乃に「空中庭園」の小泉今日子。監督は、「しゃべれどもしゃべれども」の平山秀幸。ストーリー中には、数多くの落語の要素が取り入れられている。
  • 東京タワー オカンとボクと、時々、オトン(2007)

    制作年: 2007
    母の女手一つで育てられた主人公(オダギリジョー)が、ガンに冒されつつも気丈に生きる母を支え、やがてその死を看取る…。互いを思いやりながら慎ましく暮す母と息子の姿を堅実な演出力によって描き出した自伝的ストーリー。原作はリリー・フランキーの同名小説。出演はオダギリジョー、樹木希林、内田也哉子。監督は松岡錠司。脚本は松尾スズキ。
    78
  • 魍魎の匣

    制作年: 2007
    3つの事件と謎の“ハコ”をめぐる、京極夏彦原作による同名ミステリーの映画化。「金融腐蝕列島〔呪縛〕」の原田眞人が監督・脚本を担当した。出演は「ALWAYS 三丁目の夕日」の堤真一、「自虐の詩」の阿部寛、「さくらん」椎名桔平、「妖怪大戦争」の宮迫博之、「夕凪の街 桜の国」の田中麗奈、「怪談」の黒木瞳など。
    50
  • リアル鬼ごっこ(2007)

    制作年: 2007
    山田悠介の同名小説を映画化。西暦3000年の王政が敷かれた日本で、王の命令により狙われる“佐藤”姓を持つ人間たち。捕まれば即死刑という状況で奔走する若者を描く。「魍魎の匣」プロデューサーの柴田一成の長編初監督作品。出演は「グミ・チョコレート・パイン」の石田卓也、「魍魎の匣」の谷村美月、「クローズZERO」の大東俊介ら。
  • 花影(2007)

    制作年: 2007
    在日三世の女性と韓国人男性の運命的な出会いを描くラブ・ストーリー。「異人たちとの夏」の市川森一が原作・脚本を担当。監督は、相米慎二などの助監督やテレビの演出を経て、本作が劇場デビューとなる河合勇人。出演は「不夜城 SLEEPLESS TOWN」の山本未來、「マイ・リトル・ブライト」のキム・レウォン。
  • 神童

    制作年: 2006
    孤高の天才ピアノ少女が、音楽の真の喜び、そして人とのつながりのあたたかさに目覚めていく姿を描く、本格クラシック映画。クラシック・ファンからも熱烈な支持を集めているさそうあきらの漫画の映画化。主演は、成海璃子(ドラマ「瑠璃の島」)、松山ケンイチ(「デスノート」)。監督は「帰郷」の萩生田宏治。
    70
  • 世界はときどき美しい

    制作年: 2006
    フランスの詩人、ジャック・プレヴェールの詩篇より取られたタイトルを持つこの映画は、五つの短篇からなる掌篇集(アンソロジー)。人間の内面を綴るモノローグとオーガニックな感触をたたえた柔らかなスケッチ映像が観る者をたおやかな恍惚へといざなう。語り部となる主人公たちには、松田龍平、市川実日子、片山瞳、松田美由紀、柄本明。監督は、これが劇場用デビューとなる新鋭・御法川修。2004年7月3日より、第1章12分のみ先行上映された。
  • 呉清源 極みの棋譜

    制作年: 2006
    囲碁に人生を捧げる呉清源の波乱と孤独の半世紀を描いたドラマ。監督は中国の巨匠「青い凧」「春の惑い」の田壮壮。撮影は「パープル・バタフライ」のウォン・ユー。衣裳、プロダクションデザインは「御法度」のワダエミ。出演は「2046」のチャン・チェン、「カンゾー先生」の柄本明。2007年上海国際映画祭最優秀監督賞。
  • ハリヨの夏

    制作年: 2006
    女子高校生の妊娠と出産という出来事を通して、揺れ動く思春期の心をみずみずしく描き出した青春映画。監督は中村真夕。主演は「星になった少年」の於保佐代子。共演は『ごくせん』の高良健吾。このフレッシュな2人を、円熟した風吹ジュンと柄本明の2者がしっかり支え、物語に奥行きをもたらす。
  • 日本沈没(2006)

    制作年: 2006
    空前のベストセラーとなり、映画版も大ヒットした小松左京の近未来パニックSFを33年ぶりにリメイク。最新CG映像が駆使された本作は、特技監督として「平成ガメラ」シリーズなどに関わ り、「ローレライ」で監督デビューを果たした樋口真嗣が手掛けた。主演は、「黄泉がえり」の草なぎ剛と「県庁の星」の柴咲コウ。
  • 嫌われ松子の一生

    制作年: 2006
    山田宗樹のベストセラー小説を、「下妻物語」の中島哲也が映画化。 愛情を求め続けた松子の波乱万丈の生涯を、CG、アニメ、ミュージカルなどの映像テクニックと音楽を駆使して描く。松子に「電車男」 の中谷美紀、甥の笙に「サマータイムマシーン・ブルース」の瑛太、松子の運命を狂わせる龍に「雪に願うこと」の伊勢谷友介。
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  • 幸福 Shiawase(2006)

    制作年: 2006
    北海道の閑散とした街で始まった、行き倒れ寸前の中年男とスナックで働く中年女との共同生活を綴った、ラブストーリー。監督は「愛の予感」の小林政広。出演は、「BROTHER」の石橋凌、映画初出演の桜井明美、「トウキョウソナタ」の香川照之ほか。2006年東京フィルメックスコンペティション正式出品作品。
  • スクラップ・ヘブン

    制作年: 2005
    復讐代行業に手を染めた青年ふたりと、密かに爆薬を作る若い女が繰り広げる騒動劇をシニカルに描く青春映画。「青~chong~」「69 sixty nine」で高い評価を得た李相日監督が、加瀬亮、オダギリ ジョー、栗山千明を迎えて製作。ロックバンド、フジファブリックが主題歌『蜃気楼』を書き下ろした。
  • 妖怪大戦争(2005)

    制作年: 2005
    ひょんなことから“麒麟送子”と呼ばれる正義の味方に選ばれた少年が妖怪たちと力を合わせ、人類を滅ぼそうとする魔人と戦う姿を描いた冒険ファンタジー。監督は「IZO」の三池崇史。荒俣宏による同名原作を基に、三池監督と沢村光彦、板倉剛彦が共同で脚色。撮影を「鉄人28号 tetsujin28」の山本英夫が担当している。主演は「ZOO/SO|far そ・ふぁー」の神木隆之介。角川グループ創立60周年記念作品。
    70
  • 容疑者 室井慎次

    制作年: 2005
    『踊る大捜査線』シリーズの登場人物である刑事部捜査一課管理官・室井慎次を主人公に、捜査ミスから逮捕された彼がやり手弁護士の仕掛ける罠や警視庁と警察庁の権力闘争に巻き込まれながらも、殺人事件の真相を追及していく姿を描いたサスペンス活劇。監督・脚本は「MAKOTO」の君塚良一。撮影を「MAKOTO」の林淳一郎と「DEVILMAN」のさのてつろうが担当している。主演は「交渉人 真下正義」の柳葉敏郎。
    60
  • 蝉しぐれ

    制作年: 2005
    互いに愛し合いながらも、運命の波に翻弄される下級武士とその幼なじみの悲恋を描いた時代劇。監督は「英二」の黒土三男。藤沢周平による同名長篇を基に、黒土監督自ら脚色。撮影を釘宮慎治が担当している。主演は、「阿修羅城の瞳」の市川染五郎と「阿修羅のごとく」の木村佳乃。芸術文化振興基金助成事業、文部科学省選定作品。
  • スターフィッシュホテル

    制作年: 2005
    建築会社に勤務するサラリーマン、有須の唯一の楽しみは、人気作家・黒田のミステリー小説を読むことだった。ある時、有須の前に謎のウサギ男が現れ、続いて妻のちさとが失踪するなど、次々と奇妙な出来事が起こる。やがて黒田の新作『スターフィッシュホテル』を読んだ有須は驚愕する。そのタイトルは有須のかつての不倫相手・佳世子と出会ったホテルの名前であり、その本には、いま有須の身の周りで起きている事が書かれているのだった。有須は迷宮の世界へと引き込まれてゆく。日本在住のイギリス人監督ジョン・ウィリアムズが、国籍不明の幻想的な映像を生み出す不条理ミステリー。主人公を演じるのは、「雪に願うこと」の佐藤浩市。
  • やわらかい生活

    制作年: 2005
    35歳、男なし、金なし、仕事なし……だけれど、孤独を受け入れ、自然体で生きるヒロインの姿を描いた女性ドラマ。「ヴァイブレータ」の主演・寺島しのぶ、監督・廣木隆一、脚本・荒井晴彦が再結集。原作は、絲山秋子のデビュー作『イッツ・オンリー・トーク』。
    70
  • 恋は五・七・五!

    制作年: 2004
    5人の高校生がひょんなことから俳句甲子園で優勝を目指す姿を描く青春映画。監督は、「バーバー吉野」で注目を浴びた荻上直子。出演は新人の関めぐみ、「ボクの、おじさん」「GO」の若手演技派・細山田隆人ほか。「俳句甲子園」とは、毎年愛媛県松山市で行われる高校生たちが5人1チームになって対抗戦を繰り広げる実在の大会のこと。
  • 鉄人28号

    制作年: 2004
    これまでにもテレビ化やアニメ化されてきた横山光輝原作による往年の人気コミックを基に、武器を持たないロボット“鉄人28号”とそれを操縦する少年が、世界征服を企む科学者に立ち向かっていく姿を描いたSF活劇。監督は「星に願いを。」の冨樫森。脚色は、「ROCKERS」の斉藤ひろしと「ごめん」の山田耕大の共同。撮影を「パローレ~あまい囁き~」の山本英夫が担当している。主演は「ONE PIECE オマツリ男爵と秘密の島」の池松壮亮。
  • レイクサイド マーダーケース

    制作年: 2004
    3組の親子とひとりの塾講師が中学受験の勉強合宿の為に集った湖畔の別荘で起こった、殺人事件の顛末を描いた群像サスペンス。監督は「秋聲旅日記」の青山真治。東野圭吾による原作『レイクサイド』を基に、「若奥様不倫 わいせつ名器」の深沢正樹と青山監督が共同で脚色。撮影を、「のんきな姉さん」のたむらまさきと「想色 オモイ・ノ・イロ」の池内義浩が担当している。主演は、「笑の大学」の役所広司と「木更津キャッツ・アイ 日本シリーズ」の薬師丸ひろ子。
    50
  • LOVE COLLECTION 月とチェリー

    制作年: 2004
    ベテランから気鋭・新鋭まで、6人の映画監督が挑む「ラブコレクション」シリーズの最終シリーズ。恋愛とセックスに興味しんしんな童貞(チェリーボーイ)の大学生が体験する恋愛を、コミカルかつ切なく描く。監督は「タカダワタル的」の新鋭女流監督、タナダユキ。
  • 理由(2004)

    制作年: 2004
    ある殺人事件の全容とそれを巡る人々の絆を、多数の登場人物の証言によって描出する人間ドラマ。監督は「なごり雪」の大林宣彦。宮部みゆきによる直木賞受賞の同名小説を基に、大林監督と「告別」の石森史郎が共同で脚色。撮影を「娘道成寺 蛇炎の恋」の加藤雄大が担当している。主な出演者は、「IZO」の勝野洋、「ヴィタール VITAL」の岸部一徳、「ニワトリはハダシだ」の加瀬亮、「クリスマス・クリスマス」の伊藤歩、「Dolphin swims」の細山田隆人ら。第17回東京国際映画祭〈日本映画・ある視点〉出品作品。第78回キネマ旬報日本映画ベスト・テン第6位作品。
    50
  • 油断大敵(2003)

    制作年: 2003
    刑事と泥棒の間に芽生えた奇妙な絆を描いた人間喜劇。監督は、本作が初監督作品となる脚本家の成島出。飯塚訓によるドキュメンタリー短編集『捕まえるヤツ 逃げるヤツ』を基に、「宣戦布告」の小松與志子と「少女 an adolescent」の真辺克彦が共同で脚色。撮影を「半落ち」の長沼六男が担当している。主演は、「ドッペルゲンガー」の役所広司と「花」の柄本明。
  • 解夏

    制作年: 2003
    視力を失う難病に冒された青年と、彼に無償の愛を捧げる恋人の姿を描いたドラマ。監督は「船を降りたら彼女の島」の磯村一路で、さだまさしによる同名小説を基に磯村監督自ら脚色。撮影を「アンテナ」の柴主高秀が担当している。主演は、「スカイハイ」の大沢たかおと「黄泉がえり」の石田ゆり子。第16回東京国際映画祭特別招待、文化庁映画芸術振興事業支援作品。
    75
  • ウィニング・パス

    制作年: 2003
    事故で下半身不随となった高校生が、車椅子バスケとの出会いを通して再起していく姿を描いた青春ドラマ。監督は「チンパオ 陳宝的故事」の中田新一。三輪勝司による原案を基に、「6週間 プライヴェートモーメント」の矢城潤一と原田哲平が共同で脚本を執筆。撮影を「修羅のみち5 東北殺しの軍団」の今泉尚亮が担当している。主演は「偶然にも最悪な少年」の松山ケンイチ。第16回東京国際映画祭ニッポン・シネマ・フォーラム出品、北九州市制40周年記念、文化庁支援、文部科学省選定、厚生労働省推薦、写真美術館で観る映画シリーズvol.8作品。
  • ドラッグストア・ガール

    制作年: 2003
    失恋した女子大生と冴えない中年オヤジたちが、ラクロスに恋に奮闘する青春コメディ。監督は「釣りバカ日誌13」の本木克英。脚本は「アイデン&ティティ IDEN & TITY」の宮藤官九郎。撮影を「釣りバカ日誌13」の花田三史が担当している。主演は「13階段」の田中麗奈。第16回東京国際映画祭ニッポン・シネマ・フォーラム メディア・セレクション2003出品作品。HD24Pからのテレシネ。
  • ふくろう

    制作年: 2003
    時代の波に翻弄された不幸な身の上の母娘が、飢えの苦しみから解放されるべく次々に殺人を犯していく様を描いたブラック・コメディ。監督は「三文役者」の新藤兼人。自らの原作を、新藤監督自身が脚色。撮影を「三文役者」の三宅義行と林雅彦が担当している。主演は、「伝説のワニ ジェイク」の大竹しのぶと「さよなら、クロ」の伊藤歩。第25回モスクワ国際映画祭最優秀女優賞(大竹しのぶ)受賞、特別功労賞(新藤兼人)受賞、平成14年度文化庁芸術団体重点支援事業作品。
    70
  • ゼブラーマン

    制作年: 2003
    ひょんなことから憧れのテレビ番組のヒーローになってしまったダメ教師が、宇宙人との戦いを通し本物のヒーローとなるまでを描いたSFコメディ。監督は「許されざる者」の三池崇史。脚本は「ドラッグストア・ガール」の宮藤官九郎。撮影を「カミナリ走ル夏」の田中一成が担当している。主演は「木更津キャッツアイ 日本シリーズ」の哀川翔。哀川翔主演100本記念作品。
    80
  • さよなら、クロ

    制作年: 2003
    高校の用務員室に住みつき、その後、12年間に渡って生徒たちを見守り励まし続けた実在の犬の物語。監督は「アカシアの道」の松岡錠司。藤岡改造による原作を基に、松岡監督と「十五才 学校IV」の平松美恵子、石川勝己が共同で脚色。撮影を「ぼくんち」の笠松則通が担当している。主演は「Jam Films/JUSTICE」の妻夫木聡。第77回本誌ベスト・テン日本映画主演男優賞(妻夫木聡)受賞、第58回毎日映画コンクール撮影賞受賞、第25回ヨコハマ映画祭2003年日本映画ベストテン第8位、主演男優賞(妻夫木聡)受賞、撮影賞受賞、文部科学大臣選定(少年・青年・家庭)、長野県教育委員会推薦、松本市教育委員会推薦、日本動物愛護協会推薦、日本動物福祉協会推薦、日本愛玩動物協会推薦、日本動物保護管理協会推薦、日本獣医師会推薦、ジャパンケンネルクラブ推薦、日本動物病院福祉協会推薦作品。
  • タカダワタル的

    制作年: 2003
    デビューから35年、マイペースに活動を続けて来たフォーク・シンガー、高田渡のライヴやプライベートに5カ月間に渡って密着、彼の不思議な魅力を捉えた長篇ドキュメンタリー。監督は「モル」のタナダユキ。撮影監督に「Summer Nude」の長田勇市があたっている。第26回ヨコハマ映画祭助演男優賞(柄本明)受賞、アルタミラピクチャーズ10周年記念、文化庁支援作品。
  • 雨鱒の川

    制作年: 2003
    すがすがしい文体で定評のある川上健一の『雨鱒の川』(集英社刊)を原作にした、淡い恋愛映画。監督は「がんばっていきまっしょい」「解夏」の磯村一路。主演は玉木宏と綾瀬はるか、共演に松岡俊介、中谷美紀。純粋な心を持つ画才のある少年、彼と心を通わせる耳の聞こえない少女、少女に一途な想いを寄せる年上の少年の三角関係を、美しい自然を背景に瑞々しく描く。
    80
  • ニワトリはハダシだ

    制作年: 2003
    国家をも揺るがす大事件に巻き込まれた知的障害を持つ少年と、彼を巡る人々との心の交流を描いた人間喜劇。監督は「ラブ・レター」の森崎東。脚本は、「生きてるうちが花なのよ死んだらそれまでよ党宣言」の近藤昭二と森崎監督の共同。撮影を「血と骨」の浜田毅が担当している。主演は、映画初出演となる『ライオン先生』の浜上竜也と、オーディションで選ばれた新人の肘井美佳。第78回キネマ旬報日本映画ベスト・テン第8位、第54回ベルリン国際映画祭 フォーラム部門招待、第29回報知映画賞助演男優賞(原田芳雄)受賞、第26回ヨコハマ映画祭助演男優賞(柄本明)受賞、第17回東京国際映画祭 コンペティション部門最優秀芸術貢献賞受賞、文化庁支援作品。
  • 魔界転生(2003)

      制作年: 2003
      徳川家打倒に燃え魔界より転生した天草四郎と、不世出の天才剣士・柳生十兵衛の対決を描いた時代活劇。1981年の深作欣二監督版に次ぐ再映画化。監督は「OUT」の平山秀幸。山田風太郎による原作を基に、「コンセント CONCENT」の奥寺佐渡子が脚色。撮影を「Dolls」の柳島克己が担当している。主演は「刑務所の中 DOING TIME」の窪塚洋介と「壬生義士伝」の佐藤浩市。
      50
    • 偶然にも最悪な少年

      制作年: 2003
      在日韓国人少年とその仲間たちが、場当たり的な犯罪を繰り返しながらも、旅を通して人生にポジティヴになっていく姿を描いた青春ドラマ。監督は、CMディレクターとして活躍を続け、本作が劇映画初監督となるグ・スーヨン。グ監督による同名小説を基に、グ監督の実弟である具光然が脚色。撮影を無州英行が担当している。主演は「T.R.Y.」の市原隼人と映画初出演の中島美嘉。
      60
    • 新・刑事まつり 一発大逆転「窯岡刑事」

      制作年: 2003
      ショート・フィルム・オムニバス「刑事まつり」の第3弾「新・刑事まつり~一発大逆転~」の一編。「主人公は刑事であること」「完成尺は十分以内」「本編中に最低でも五回ギャグを入れること」の従来の掟に加え、今回「映画監督をキャスティングすること」が加わった。監督は俳優の田中要次。
    • 座頭市(2003)

      制作年: 2003
      かつて、故勝新太郎が当たり役とした座頭市の物語を、「Dolls」の北野武監督が自ら主演で映画化した時代活劇。子母沢寛による原作キャラクターを基に、北野監督自身が脚本を執筆。撮影を「魔界転生」の柳島克己が担当している。主演は「バトル・ロワイアルII 【鎮魂歌】」のビートたけし。第60回ヴェネチア国際映画祭監督賞、観客賞、オープン2003賞、フューチャー・フィルム・フェスティバル・デジタル・アワード、第28回トロント国際映画祭ピープルズ・チョイス賞受賞作品。
      60
    • ドッペルゲンガー

      制作年: 2003
      「見たら死ぬ」筈の自分の分身と遭遇してしまった男が、皮肉にも生きることに逞しくなっていく姿を描いた喜劇。監督は「アカルイミライ」の黒沢清。脚本は、黒沢監督と「怯える」の古澤健の共同。撮影を水口智之が担当している。主演は「突入せよ! 「あさま山荘」事件」の役所広司。第77回本誌日本映画ベスト・テン第9位、第58回毎日映画コンクール日本映画優秀賞受賞、男優助演賞(柄本明)受賞、第47回三浦賞(水口智之)受賞作品。HD24pでの撮影。
    • 理髪店主のかなしみ

      制作年: 2002
      ガロ出身の漫画家ひさうちみちおの同名原作を、「不貞の季節」「東京ゴミ女」の廣木隆一監督が映画化。主演は、監督の「東京ゴミ女」にも出演した田口トモロヲ。フェティッシュ、サド・マゾ、緊縛など、SM に焦点を当て描く異色ラブストーリー。
    • 仔犬ダンの物語

      制作年: 2002
      盲目の仔犬を巡る少女たちの成長を描いた青春ドラマ。監督は「時雨の記」の澤井信一郎。実話を基に、「舞妓物語」の東多江子が脚色。撮影を「歩く、人」の北信康が担当している。主演は、映画初出演の嗣永桃子と「ピンチランナー」のモーニング娘。。第26回日本アカデミー賞話題賞受賞作品。HD24Pからのキネコ。
      60
    • KT

      制作年: 2002
      73年に実際に起こった金大中事件の真実に迫ったポリティカル・サスペンス。監督は「新・仁義なき戦い」の阪本順治。中薗英助による原作を基に、「皆月」の荒井晴彦が脚色。撮影を「ELECTRIC DRAGON 80000V」の笠松則通が担当している。主演は、「新・仁義なき戦い」の佐藤浩市と「太白山脈」のキム・ガプス。第76回『キネマ旬報』ベスト・テン第3位、助演男優賞(香川照之)受賞、第52回ベルリン国際映画祭コンペティション部門出品、第24回ヨコハマ映画祭2002年日本映画第4位、日本芸術文化振興会映画芸術振興事業、日韓合作作品。
      72
    • 花(2002)

      制作年: 2002
      『GO』で直木賞を受賞した金城一紀が、他者との対話を通じて自分を見つめるというモチーフで描いた短編集『対話篇』収録の同名小説『花』を映画化。突然の動脈瘤によって生きる希望を失いかけた青年と、亡き妻を弔う旅に向かう末期ガンの初老の男の交流を描く。監督は、本作がデビューとなる西谷真一。出演は、「天使の牙」の大沢たかおと「ドッペルゲンガー」の柄本明。
    • ターン

      制作年: 2001
      事故のショックにより、パラレル・ワールドで同じ日を繰り返すことになってしまった女性の運命を描いたドラマ。監督は「学校の怪談4」の平山秀幸。北村薫による同名原作を、「案山子 KAKASHI」の村上修が脚色。撮影を「ココニイルコト」の藤澤順一が担当している。主演は「ちんちろまい」の牧瀬里穂。第13回東京国際映画祭ニッポン・シネマ・ナウ参加、第56回毎日映画コンクール女優主演賞(牧瀬里穂)&田中絹代賞(倍賞美津子)、第11回日本映画批評家大賞女優助演賞(倍賞美津子)&新人賞(中村勘太郎)、第3回文化庁優秀映画賞、第5回プチョン国際ファンタスティック映画祭最優秀監督賞受賞作品。
    • 陰陽師

      制作年: 2001
      平安京を舞台に、陰陽師・安倍晴明の活躍を描く時代活劇。監督は「秘密」の滝田洋二郎。夢枕獏の原作を下敷きに、「催眠」の福田靖、夢枕獏、「難波金融伝ミナミの帝王 劇場版PARTXIV 借金極道」の江良至が共同で脚本を執筆。撮影を「ekiden」の栢野直樹が担当している。主演は、映画初出演の野村萬斎と「LOVE SONG」の伊藤英明。第56回毎日映画コンクール録音賞、第44回ブルーリボン賞主演男優賞(野村萬斎)、ゴールデングロス賞銀賞、第25回日本アカデミー賞最優秀録音賞&新人俳優賞(野村萬斎)ほか(優秀主演男優賞(野村萬斎)、優秀助演女優賞(小泉今日子)、優秀監督賞、優秀撮影賞、優秀照明賞、優秀編集賞、優秀美術賞、優秀音楽賞)受賞作品。
    • ウォーターボーイズ

      制作年: 2001
      ひょんなことから、文化祭でシンクロナイズドスイミングを発表することになってしまった男子高校生たちの奮闘と友情を描いた青春コメディ。監督・脚本は「アドレナリンドライブ」の矢口史靖。撮影監督に「藤田六郎兵衛・笛の世界」の長田勇市があたっている。主演は、「富江 re-birth」の妻夫木聡、「X'mas eve」の玉木宏、『太陽は沈まない』の三浦哲郎、『仮面ライダーアギト』の近藤公園、「死者の学園祭」の金子貴俊。第75回本誌日本映画ベストテン第8位、第56回毎日映画コンクール日本映画優秀賞、第44回ブルーリボン賞ベストテン、第23回ヨコハマ映画祭第2位、日本映画ペンクラブ会員選出5位、第25回日本アカデミー賞最優秀音楽賞&新人俳優賞(妻夫木聡)ほか(優秀作品賞、優秀監督賞、優秀脚本賞、優秀男優賞(妻夫木聡)、優秀編集賞、優秀録音賞)受賞、ゴールデンアロー賞映画新人賞(妻夫木聡)受賞、第11回日本プロフェッショナル大賞特別賞受賞、日本芸術文化振興会芸術団体等基盤整備事業作品。
    • アナザヘヴン<R-15版>

      制作年: 2000
      謎の猟奇連続殺人事件に挑む若き刑事の活躍を描くサスペンス・ホラー。監督は「らせん」の飯田譲治。飯田監督と梓河人による原作を基に、飯田監督自らが脚色。撮影を「<39>刑法第三十九条」の高瀬比呂志が担当している。主演は「流星」の江口洋介。
      70
    • アナザヘヴン<PG-12版>

      制作年: 2000
      サスペンス・ホラー「アナザヘヴン」のPG―12ヴァージョン。猟奇殺人による死体など、残酷な描写の画面を暗くすることによって、映倫から指定を受けている。
      70
    • 川の流れのように

      制作年: 2000
      60年振りに故郷に戻ってきた女流作家と、無為な日々を送っているかつての友人たちの心の交流を描いた人間ドラマ。監督は「マンハッタンキス」の秋元康。脚本は、遠藤察男と秋元監督の共同。撮影を岡崎俊彦が担当している。主演は「もののけ姫」の森光子。
    • ざわざわ下北沢

      制作年: 2000
      東京世田谷区の下北沢という街を舞台に、そこに暮らす人々の日々の営みをスケッチ風に綴ったドラマ。監督は「大阪物語」の市川準。脚本は、市川監督の原案を基に「たどんとちくわ」の佐藤信介が執筆。撮影を「大阪物語」の蔦井孝洋が担当している。主演は、「大阪物語」の北川智子と「アナザヘヴン」の原田芳雄、「豚の報い」の小澤征悦。スーパー16ミリからのブローアップ。
    • NAGISA なぎさ(2000)

      制作年: 2000
      12歳の多感な少女が体験する、ひと夏の出来事を綴った青春ドラマ。監督は「箱の中の女2」の小沼勝。村上もとかによる原作コミックを基に、「凶犯」の齊藤猛と「幻想・アンダルシア」の村上修が脚色。撮影を「野獣死すべし」の田口晴久が担当している。主演は、新人の松田まどかで、本作でキネマ旬報ベスト・テン新人女優賞を受賞。スーパー16ミリからのブローアップ。2000年6月10日岐阜・高山旭座、北海道・札幌ポーラスターにて先行上映。
    • 淀川長治物語神戸篇 サイナラ

      制作年: 2000
      19988年に他界された”映画の伝道師“淀川長治さんの少年時代を描いた伝記ドラマ。監督は「マヌケ先生」で総監督を務めた大林宣彦。脚本は「長崎ぶらぶら節」の市川森一と大林監督の共同。撮影を「ザ・ウーマン」の稲垣涌三が担当している。主演は「マヌケ先生」の厚木拓郎と「深い河」秋吉久美子。スーパー16ミリからのブローアップ。
    • 漂流街 THE HAZARD CITY

      制作年: 2000
      日系ブラジル青年と中国人女性の逃避行を描いた無国籍アクション。監督は「AUDITION」の三池崇史。第一回大藪春彦賞を受賞した馳星周による同名小説を、「DOA DEAD OR ALIVE 犯罪者」の龍一朗と「俺の空 刑事編 闇の制裁」の橋本浩介が共同で脚色。主演は、映画初出演のTEAHと「フラワーズ・オブ・シャンハイ」のミッシェル・リー。
    • 天国までの百マイル

      制作年: 2000
      心臓病の母を名医の元へ送り届ける為、百マイルの旅に出た男と彼を巡る人々の心の交流を描いた人情ドラマ。監督は「父危篤、面会謝絶」の早川喜貴。浅田次郎の自伝的小説を基に、「新 居酒屋ゆうれい」の田中陽造が脚色。主演は「緑の街」の時任三郎。スーパー16ミリからのブローアップ。
    • 風花(2000)

      制作年: 2000
      帰る場所を失った孤独な若手キャリア官僚とピンサロ嬢の姿を描いたロードムービー。監督は「あ、春」の相米慎二。鳴海章による同名小説を「SWING MAN」の森らいみが脚色。撮影を「PARTY 7」の町田博が担当している。主演は、「共犯者」の小泉今日子と「PARTY 7」の浅野忠信。
    • 生きたい

      制作年: 1999
      日本の古い民話「姨捨て伝説」と、現代の老人問題を交錯させて描く人間ドラマ。監督・原作・脚色は、「午後の遺言状」の新藤兼人。撮影に「午後の遺言状」の三宅義行があたっている。主演は、「花のお江戸の釣りバカ日誌」の三國連太郎と「学校III」の大竹しのぶ。芸術文化振興基金助成作品。
      76
    • セカンドチャンス(1999)

      制作年: 1999
      職業の異なった20代、30代、40代の女性それぞれに訪れた人生における二度目のチャンスを、オムニバス形式で描いたドラマ。監督は、エピソードIとIIIを「人間椅子」の水谷俊之が、エピソードIIを「のぞき屋」の富岡忠文が担当。脚本は、エピソードIに「コキーユ 貝殻」の山田耕大、エピソードIIに『春のスペシャル 愛が叫んでいる』の櫻井武晴、エピソードIIIにこれが『パクリだ!』の大石哲也と二岡文哉。撮影に「プープーの物語」の村石直人があたっている。主演は、エピソードIに「あつもの」の清水美砂、エピソードIIに「東京日和」の鈴木砂羽と橋爪功、エピソードIIIに「ユキエ」の倍賞美津子と「生きたい」の柄本明。
    • BOOTLEG FILM<海賊版=BOOTLEG FILM>

      制作年: 1999
      死んだ女を巡るふたりの男の奇妙な旅を描いたロード・ムービー。監督・脚本は「CLOSING TIME」の小林政広。撮影を「SCORE2 THE BIG FIGHT」の佐光朗が担当している。主演は「セカンドチャンス」の柄本明と「発熱天使」の椎名桔平。
    • 真夜中まで(1999)

      制作年: 1999
      殺人事件の証拠を探し、夜の街を疾駆するジャズ・トランペッターと外国人女性の逃避行を、実際の時間進行とシンクロさせて描くコメディ。監督は「しずかなあやしい午後に/ガクの絵本」の和田誠。脚本は、「東京★ざんすっ/東日暮里5丁目」の長谷川隆と和田監督の共同。撮影を「源氏物語 あさきゆめみし Lived in a Dream」の篠田昇が担当している。主演は、「みんなのいえ」の真田広之と「異邦人たち」のミッシェル・リー。
    • 麗猫伝説 劇場版

      制作年: 1998
      1983年に大林宣彦監督は、入江たか子とその娘の入江若葉を迎えて尾道で作った、化け猫映画へのオマージュ的作品。もともとテレビ用映画として作られた16ミリ作品の劇場上映。
    • ラブ・レター(1998)

      制作年: 1998
      偽装結婚したチンピラと中国人女性の心の交流を描いた恋愛ドラマ。監督は「美味しんぼ」の森崎東。第117回直木賞を受賞した浅田次郎の「鉄道員」に収録された同名短編を「愛の黙示録」の中島丈博と監督が共同脚色。撮影を「北京原人 Who are you?」の浜田毅が担当している。主演は「Morocco 横浜愚連隊物語」の中井貴一。
      100
    • カンゾー先生

      制作年: 1998
      昭和20年、戦時下の岡山県の小さな漁師町を舞台に、患者を肝臓炎としか診断しない風変わりな町医者と彼を取り巻く町民たちの生き様を描いた人間喜劇。監督は「うなぎ」の今村昌平。坂口安吾の原作を基に、今村と「うなぎ」の天願大介が共同脚色。撮影を「出現!東京龍/TOKYO DRAGON」の小笠原茂が担当している。主演は「鍵」の柄本明。第51回カンヌ国際映画祭特別招待、報知映画賞主演男優賞&助演女優賞受賞作品。キネマ旬報日本映画ベスト・テン第4位。
    • 誘拐(1997)

      制作年: 1997
      東京のど真ん中で行われる身代金の受け渡しをテレビで生中継するという前代未聞の誘拐事件の顛末を描いた娯楽大作。監督は「ゴジラVSデストロイア」の大河原孝夫。脚本は森下直の95年度城戸賞受賞作。撮影を「わが心の銀河鉄道 宮沢賢治物語」の木村大作が担当し、身代金受け渡しのシークエンスは日本映画撮影監督協会の応援のもと、日本映画界を代表する数多くのキャメラマンが参加して、空前の大ロケーションが敢行された。主演は「わが心の銀河鉄道 宮沢賢治物語」の渡哲也と「学校II」の永瀬正敏。97年度キネマ旬報ベスト・テン第7位。
      84
    • 鍵(1997)

      制作年: 1997
      初老の大学教授が、妻との性生活を維持するため様々な策を弄し、死に至る姿を、ミステリー・タッチで描いた文芸ドラマ。原作は昭和31年に発表され“芸術か猥褻か”という論議を呼び、過去に国内外で4度も映画化されている谷崎潤一郎の同名小説。監督は「ちぎれた愛の殺人」の池田敏春。脚本はベテラン・スクリプターとして知られる白鳥あかね、「お墓と離婚」の香川まさひと、池田の共同。撮影は「マルタイの女」の前田米造が担当している。主演は本作の撮影後に主演したテレビ・ドラマ『失楽園』が話題となった「トウキョウ・ドール」の川島なお美と、「身も心も」の柄本明。R指定。
      70
    • しずかなあやしい午後に

      制作年: 1997
      外国ではひとつのジャンルとして確立している短編映画を、その素地のない日本で製作しようという試みの下、作られた短編映画集。アニメーション、ファンタジー、ホラーのタイプの異なる3作品が収められ、これが監督デビューとなるグラフィックデザイナーの太田和彦、「怖がる人々」の和田誠、「白い馬」の椎名誠が、それぞれ監督にあたっている。スイカを買いに行った少年の1日をつづった“ワニメーション”の第1話「スイカを買った」(モノクロ・11分)は、台詞は一切なく、字幕と効果音だけで構成されたユニークなアニメーション。第2話「ガクの絵本」(カラー・29分)は、山間の川をカヌーで下るひとりの男と1匹の犬のある日の出来事を描いたファンタジー、第3話「遠灘鮫腹海岸(とおのなださめはらかいがん)」(カラー・29分)は、浜辺の砂に沈んでしまった男の不思議な体験を描くホラーで、それぞれ「ガクの冒険」の雑種犬・ガクとエッセイストの野田知佑、「ガクの冒険」の林政明が主演をつとめた。
    • うなぎ(1997)

      制作年: 1997
      妻の浮気によって人間不信に陥り、唯一飼っているうなぎだけに心を開く中年男と、そんな彼をとりまく人たちの交流を描いた人間喜劇。監督は前作「黒い雨」から8年ぶりにメガホンを取った今村昌平。吉村昭の『闇にひらめく』を、冨川元文と「罠」の天願大介、そして今村自身が共同脚色している。撮影は「BAD GUY BEACH」の小松原茂。主演は「失楽園」の役所広司と、「義務と演技」の清水美砂。第50回カンヌ国際映画祭グランプリ(パルム・ドール)受賞作で、今村は83年の「楢山節考」に続く2度目の受賞となった。97年度キネマ旬報ベスト・テン第1位。
    • truth

      制作年: 1997
      報道への情熱を燃やすかけ出しのジャーナリストが目の当たりにする真実を、タイ奥地にロケーションを敢行して描いた社会派ドラマ。監督は「幻想/アンダルシア」の渡邉武。原案・脚本はテレビ・ドラマ『噂の探偵QAZ』の小野喜世仁。撮影を「幻想/アンダルシア」の今泉尚亮が担当している。主演は「7月7日、晴れ」の萩原聖人。
    • 身も心も

      制作年: 1997
      複雑な過去を持ち、いまだに青春を引きずる全共闘世代の男女4人の愛の彷徨を描いた心理ドラマ。神代辰巳、藤田敏八、根岸吉太郎、澤井信一郎などの監督と組んで、多くの傑作を生み出してきた脚本家の荒井晴彦が、鈴木貞美の同名小説をもとに、自らの体験を重ね合わせて脚色、さらに初監督にも挑戦した。撮影は「東京兄妹」の川上皓市が担当している。主演は「ダブルベッド」でも荒井の分身といえる作詞家を演じた「誘拐」の柄本明に、「ありふれた愛に関する調査」で荒井自身を投影した探偵役を演じた「恋極道」の奥田瑛二。相手役に「いさなのうみ」の永島暎子と、「極道の妻たち 危険な賭け」のかたせ梨乃。97年度キネマ旬報ベスト・テン第7位。
      0
    • 虹をつかむ男

      制作年: 1996
      渥美清の急逝に伴いシリーズ終了となった「男はつらいよ」に代わって松竹の正月番組をつとめた人情喜劇。映画を愛してやまぬ映画館主をめぐる人間模様を、数々の名画の断片を交えて描いた。監督は「学校II」の山田洋次。脚本は山田と朝間義隆の共同。撮影は「学校II」の長沼六男。「学校II」に続いて西田敏行と吉岡秀隆が主演したほか、「男はつらいよ」のレギュラー陣が顔を揃えている。またCG合成で寅さんにふんした渥美も一場面に登場し、本作も渥美に捧げられた。
      76
    • 釣りバカ日誌8

      制作年: 1996
      おなじみハマちゃんとスーさんの釣りバカコンビが巻き起こす騒動を描く人気コメディ・シリーズの通算第9作。「男はつらいよ」の併映を離れて、94年の「釣りバカ日誌S」以来の夏興行登場となった。監督は「釣りバカ日誌S」以外の全作を手掛ける栗山富夫。主演はシリーズの顔・西田敏行と三國連太郎で、「Shall We ダンス?」の柄本明と、「居酒屋ゆうれい」の室井滋の個性派ふたりがゲストとして出演している。2025年1月3日より「ハマちゃんありがとう。西田敏行さん追悼上映」として劇場再上映。
      50
    • Shall we ダンス?(1996)

      制作年: 1996
      ひょんなことから始めた社交ダンスを通して、平凡なサラリーマンが人生を見つめ直す姿を描いたハートフル・コメディ。監督・原案・脚本は「シコふんじゃった。」の周防正行。撮影は「哭きの竜」の栢野直樹。音楽は、監督の従兄弟で「お墓と離婚」の周防義和が担当している。主演は「KAMIKAZE TAXI」の役所広司と、日本バレエ界を代表するプリマドンナ・草刈民代。作品完成後に、周防監督と主演の草刈が電撃結婚したことでも話題を呼んだ。文部省選定作品。96年度キネマ旬報ベストテン第1位、同読者選出ベストテン第1位のほか、主演男優賞(役所)、助演女優賞(草村)、新人女優賞(草刈)、脚本賞(周防)を獲得。他の主要映画賞でも各賞を総ナメにする圧倒的な強さをみせた。
      90
    • 幻の光

      制作年: 1995
      “生と死”“喪失と再生”をテーマに、宮本輝の告白体の同名小説を映画化した人間ドラマ。これまでテレビのドキュメンタリーを数多く手掛けてきた是枝裕和の劇映画デビュー作。主演はモデル出身でこれが映画デビューとなった、テレビ・ドラマ『輝け燐太郎』の江角マキコ。第52回ヴェネチア国際映画賞・金のオゼッラ賞ほか、国内外で多くの賞を受賞した。95年度キネマ旬報ベストテン第4位。「能登半島地震 輪島支援 特別上映」として、2024年8月2日よりデジタルリマスター版を限定上映。
      90
    • 夏の庭 The Friends

      制作年: 1994
      真夏の神戸を舞台に、ワンパクざかりの男の子3人と老人との交流を描くドラマ。湯本香樹実の同名児童小説(福武書店、新潮文庫・刊)を原作に、「お引越し」に続いて相米慎二が監督。脚本は「夢二」の田中陽造、撮影は「ワールド・アパートメント・ホラー」の篠田昇が担当。主演の小6トリオはオーディションにより選ばれた。94年度キネマ旬報日本映画ベストテン第5位、同読者選出日本映画ベストテン第8位。1994年3月12日より大阪・京都・神戸先行公開。4Kリマスター版を、2024年12月27日より劇場上映(配給:ビターズエンド)。
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    • ゴジラVSスペースゴジラ

      制作年: 1994
      G(ゴジラ)細胞によって誕生したスペースゴジラとゴジラ、そして対ゴジラ戦闘ロボット・モゲラの激しいバトルを中心に展開するシリーズ21作。監督は、「19ナインティーン」の山下賢章。製作は、シリーズを手掛ける田中友幸。脚本は、「べっぴんの町」の柏原寛司。特技監督は、前作に引き続き川北紘一がそれぞれ担当している。東宝の95年お正月映画。
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