伊藤進一の関連作品 / Related Work

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  • 偽りのないhappy end

    制作年: 2020
    園子温監督作品の助監督を務め園監督に師事してきた松尾大輔が長編映画監督デビューを果たしたサスペンス。エイミは故郷の滋賀から突如東京に出てきた妹ユウと暮らし始めるが、ユウは行方不明になってしまう。同じく妹が失踪したヒヨリと共に犯人を捜し……。NHK連続テレビ小説『なつぞら』の鳴海唯と、マドンナのバックダンサーを務め「チワワちゃん」で女優デビューした仲万美が、いなくなって初めて妹について何も知らなかったことに気付き真相を追う姉たちを演じる。
    98
    • 感動的な
    • 可愛い
  • 海辺の映画館 キネマの玉手箱

    制作年: 2019
    大林宣彦監督が20年ぶりに出身地である広島県尾道でメインロケを敢行、戦争や映画の歴史を辿るファンタジー劇。尾道の海辺にある映画館が閉館の日を迎え、日本の戦争映画大特集のオールナイト興行を見ていた3人の若者がスクリーンの世界へタイムリープする。大林作品に多数出演する厚木拓郎と細山田隆人、「武蔵 -むさし-」に主演した細田善彦が銀幕の世界にタイムリープし移動劇団『桜隊』の運命を変えようとする3人の若者を、『桜隊』の看板女優を「野のなななのか」「花筐/HANAGATAMI」と近年の大林作品を支える常盤貴子が演じる。第32回東京国際映画祭Japan Now部門にてワールドプレミア上映、大林監督に特別功労賞が授与された。
    89
    • 感動的な
    • 泣ける
  • 母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った。

    制作年: 2019
    宮川サトシによる自伝エッセイ漫画を「日日是好日」の大森立嗣監督が「愛しのアイリーン」の安田顕主演で映画化。平凡でユーモラスな宮川家の日常は、母が突然ガンを宣告されたことで変化していく。息子サトシは恋人・真里に励まされながら母のために奔走する。共演は、NHK連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』の松下奈緒、「パンク侍、斬られて候」の村上淳、「孤狼の血」の石橋蓮司、「あやしい彼女」の倍賞美津子。脚本は大森立嗣。撮影を「日日是好日」の槇憲治、音楽を「俳優 亀岡拓次」の大友良英が務める。
    90
    • 考えさせられる
  • 武蔵 むさし

    制作年: 2019
    史実に基づき、これまで幾度となく小説や映画で描かれてきた「宮本武蔵」とは異なる“本物の武蔵”と武蔵に関わった人物の姿に迫る時代劇。幼い頃から父に鍛えられた新免武蔵は、21歳で京に上る。剣術の名門・吉岡家を手始めに、数々の戦いを重ねるが……。出演は「ピア まちをつなぐもの」の細田善彦、「真田十勇士」の松平健。監督は「蠢動 -しゅんどう-」の三上康雄。
    80
    • 重厚感のある
    • 考えさせられる
  • 日日是好日(にちにちこれこうじつ)

    制作年: 2018
    森下典子の人気エッセイを「光」の大森立嗣監督が、黒木華主演で映画化。20歳の大学生・典子は、突然母親から茶道を勧められる。戸惑いながらも従姉妹の美智子と共に、タダモノではないとうわさの茶道教室の先生・武田のおばさんの指導を受けることになるが……。共演は「万引き家族」の樹木希林、「あやしい彼女」の多部未華子、「海を駆ける」の鶴田真由、「ばぁちゃんロード」の鶴見辰吾。撮影を「リバーズ・エッジ」の槇憲治、音楽を「羊と鋼の森」の世武裕子が務める。
    90
  • バケツと僕!

    制作年: 2017
    北島行徳の小説『バケツ』を原作に、養護施設で働く少年と軽度の知的障害を持つ少年“バケツ”の友情を綴ったドラマ。母親から虐待を受け、施設からも追い出されたバケツ。施設で働く神島は、先輩職員の黒田の協力を得て、バケツを引き取ることにするが……。出演は前川清の長男でシンガーソングライターの紘毅、「家族はつらいよ」の徳永ゆうき、『わろてんか』の岡本玲。監督は小林政広や本木克英の下で助監督を務め、これがデビュー作となる石田和彦。
    100
  • 光(2017・日・大森立嗣監督)

    制作年: 2017
    三浦しをんの同名小説を「セトウツミ」の大森立嗣監督が映画化。島で暮らす中学生の信之は、交際中の同級生・美花を守るため、ある男を殺害。次の日、津波が島を襲い、信之と美花、幼馴染みの輔が生き残る。25年後、妻子と共に暮らす信之の前に輔が現れ……。出演は「悼む人」の井浦新、「殿、利息でござる!」の瑛太、「後妻業の女」の長谷川京子、「破門 ふたりのヤクビョーガミ」の橋本マナミ、「葛城事件」の南果歩、「22年目の告白 私が殺人犯です」の平田満。音楽をアメリカのテクノミュージシャン、ジェフ・ミルズが務める。
    60
  • の・ようなもの のようなもの

    制作年: 2016
    2011年に急逝した「家族ゲーム」「それから」の森田芳光監督の劇場デビュー作「の・ようなもの」の35年後を描く青春ドラマ。生真面目で冴えない落語家が、落語を捨てのんびりと暮らす兄弟子と出会い、自分らしく生きる楽しさを知っていく。監督は長年、森田組を助監督として支え続けた杉山泰一。出演は「僕達急行 A列車で行こう」の松山ケンイチ、ピエール瀧、「間宮兄弟」の北川景子、塚地武雅、佐々木蔵之介、「の・ようなもの」の伊藤克信、尾藤イサオ、でんでん、「メイン・テーマ」の野村宏伸、「椿三十郎(2007)」の鈴木亮平、「家族ゲーム」の宮川一朗太、「39 刑法第三十九条」の鈴木京香。
    80
  • ジョーカー・ゲーム(2015)

    制作年: 2015
    柳広司の同名ミステリーを「SR サイタマノラッパー」シリーズの入江悠監督が映画化。第二次世界大戦前夜の国際都市を舞台に、各国のスパイたちがあらゆる謀略と頭脳を駆使しながら重要機密文書の争奪戦を展開する。出演は「俺俺」の亀梨和也、「下妻物語」の深田恭子、「ホットロード」の小澤征悦、「シュアリー・サムデイ」の小出恵介、「あしたのジョー」の伊勢谷友介。
    50
  • 救いたい

    制作年: 2014
    麻酔科医として患者を懸命に守り、また地域医療に奔走する夫を支える女性を通し、東日本大震災からの復興に向けひたむきに生きる人々を描いたヒューマンドラマ。国立病院機構仙台医療センターで麻酔科医長等を務める川村隆枝が、あまり知られていない麻酔科医の姿や自身の体験談を綴ったエッセー『心配ご無用――手術室には守護神がいる』を映画化。監督は「大河の一滴」「ハチ公物語」の神山征二郎。苦難を乗り越え前向きに生きようとする麻酔科医を「セカンドバージン」「ラヂオの時間」の鈴木京香が、被災地での診療に身を捧げる夫を「沈まぬ太陽」「伊豆の踊子」の三浦友和が演じる。前売券の売上の一部が、地域医療振興に向け寄付される。
    76
  • 蠢動-しゅんどう-

    制作年: 2013
    幕府による藩の改易阻止のため、人として、武士として、公としてそれぞれの正義を貫く武士たちの姿を描く本格正統時代劇。製作・監督・脚本・編集は、関西自主映画界の雄といわれ、1982年に自主映画初の16mm時代劇「蠢動」を監督した三上康雄。出演は「のぼうの城」の平岳大、「HESOMORI ヘソモリ』」の若林豪、「獄(ひとや)に咲く花」の目黒祐樹、「忍たま乱太郎 夏休み宿題大作戦!の段」の栗塚旭、「忘れられない、あの夏」のさとう珠緒、「喧嘩番長 劇場版 全国制覇」の脇崎智史ほか。殺陣は久世浩が担当。
    70
  • 戦争と一人の女

    制作年: 2012
    坂口安吾の小説を原作に、故・若松孝二監督の下で映画作りを学んだ井上淳一が監督した官能文芸ロマン。「大鹿村騒動記」の荒井晴彦と「魔法少女を忘れない」の中野太が脚本を担当。戦争に翻弄される3人の男女の運命を映し出す。出演は「ユリ子のアロマ」の江口のりこ、「隠し剣 鬼の爪」の永瀬正敏、「希望の国」の村上淳、「悪人」の柄本明。
  • ぼっちゃん(2012)

    制作年: 2012
    2008年に発生した“秋葉原無差別殺傷事件”の犯人をモデルに、平凡な派遣労働者の青年が社会的に追い詰められてゆく姿を描く。出演は「SR サイタマノラッパー ロードサイドの逃亡者」の水澤紳吾、「婚前特急」の宇野祥平、「吉祥寺の朝日奈くん」の田村愛。監督、脚本は「まほろ駅前多田便利軒」の大森立嗣。
    50
  • わたし出すわ

    制作年: 2009
    突然、故郷に戻ってきて、旧友たちに理由もなく大金を差し出す女性と、周囲の人間たちの姿を通じて、お金と人間の関係を描く。「(ハル)」以来、13年ぶりとなる森田芳光の完全オリジナル作品。出演は「カムイ外伝」の小雪、「パッチギ! LOVE&PEACE」の井坂俊哉、「接吻」の小池栄子、「劔岳 点の記」の小澤征悦。
    70
  • ラストゲーム 最後の早慶戦

    制作年: 2008
    太平洋戦争のさ中、野球は敵国アメリカの国技だという理由で六大学野球は解散を余儀なくされる。そして、学業優先で徴兵を猶予されていた学生たちも戦争に駆り出される、学徒出陣はすぐそこに控えていた―。そんな時、戦場に赴く前の最後の願いとして行われた“出陣学徒壮行早慶戦”の、実現までの紆余曲折が描かれる。やがて死地へ向かう選手たちが、試合中、悦びに満ちた表情を見せるたび、哀しさが胸を突く。試合後の両校応援団によるエール合戦には涙を禁じえないだろう。本作が凡百の青春映画ではないポイントの一つとして、選手たちを見つめる顧問・飛田の真摯な描き方が挙げられる。演じる柄本明の“熱さ”は大きな見どころだ。
    80
  • アフタースクール

    制作年: 2007
    大人になったかつての同級生たちが織り成すサスペンス・コメディ。監督・脚本は「運命じゃない人」の内田けんじ。出演は「ゲゲゲの鬼太郎」の大泉洋、「ぼくと駐在さんの700日戦争」の佐々木蔵之介、「スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ」の堺雅人、「魂萌え!」の常盤貴子、「黄色い涙」の田畑智子ほか。
    72
  • 北辰斜にさすところ

    制作年: 2007
    戦禍による永遠の訣別を挟みつつ、旧制高校で学んだ学友たちの在りし日の姿と現在の姿を交互に描く骨太な群像ドラマ。主役である上田勝弥を演じるのは自身も中国への出征経験を持つ三國連太郎(「釣りバカ日誌」シリーズ)。勝弥の先輩であり七高の名物男としてその名を轟かせた草野正吾には緒形直人(「草の乱」)が扮している。監督は「大河の一滴」の神山征二郎。
    90
  • サウスバウンド(2007)

    制作年: 2007
    元過激派の破天荒な父と母の型破りな生き方と、そんな両親に困惑する子供たちを描くコミカルなファミリードラマ。『空中ブランコ』で直木賞を受賞した奥田英朗の長編小説を、「阿修羅のごとく」の森田芳光監督が脚本・監督。父親役に「愛の流刑地」の豊川悦司、母親役には「狗神」の天海祐希。。その他のキャストに、加藤治子、吉田日出子、松山ケンイチ、北川景子など。
    60
  • あしたの私のつくり方

    制作年: 2007
    周囲になじめない10代の少女たちが、本当の自分を探して揺れ動く様を描いた思春期ドラマ。原作は真戸香。出演は「神童」の成海璃子、アイドルグループ“AKB48”の前田敦子、「さらば愛しき人よ」の石原真理子。監督は「あおげば尊し」の市川準。
    80
  • 陽気なギャングが地球を回す

    制作年: 2006
    実生活においては何の役にも立たない奇妙な能力をもつ4人の男女が出会ったとき、ロマンあふれる犯罪計画が動き始める。奇抜な発想と、巧妙な仕掛けで魅せる、知的で小粋で贅沢なロマンチック・エンターテインメント。原作は伊坂幸太郎の同名小説。「パコダテ人」の前田哲監督が映画化。「世界の中心で、愛をさけぶ」の大沢たかおが主演。共演は「血と骨」の鈴木京香など。
  • 寝ずの番

    制作年: 2006
    落語家一門のお通夜の席で巻き起こる騒動を綴った艶笑ドラマ。監督は、本作が初監督作品となるマキノ雅彦(津川雅彦)。中島らもの同名原作を基に、「欲望」の大森寿美男が脚色。撮影を「カチコミ刑事 オンドリャー!大捜査線 心斎橋を封鎖せよ」の北信康が担当している。主演は「燃ゆるとき」の中井貴一。芸術文化振興基金助成事業作品。
    70
  • 間宮兄弟

    制作年: 2006
    作家・江國香織の原作小説を、森田芳光監督が映画化。30代になっても同居を続ける仲の良い間宮兄弟と、彼らを取り巻く女性たちの日常を鮮やかに切り取る。出演は、「県庁の星」の佐々木蔵之介と、お笑いコンビ、ドランクドラゴンの塚地武雅。
    70
  • 酒井家のしあわせ

    制作年: 2006
    ある日、父が男を好きになったと言って出て行ったことから、一見ごく普通だった家庭が変わっていく様をコミカルに描いた、家族の物語。監督は短編「ハルモニ」で東京国際ファンタスティック映画祭/デジタルショート600秒最優秀賞を受賞した呉美保。長編デビュー作となる本作でサンダンス・NHK国際映像作家賞2005~日本部門~を受賞した。出演は「血と骨」の森田直幸、「交渉人真下正義」のユースケ・サンタマリア、『エンタの神様』などバラエティで活躍する芸人の友近ほか。
  • 魂萌え!

    制作年: 2006
    定年を迎え夫婦ふたりで平穏な生活を送っていた関口敏子、59歳。63歳の夫・隆之が心臓麻痺で急死し、敏子の人生は一変。平凡な主婦だった敏子にとって初めての体験の連続。プチ家出、自分だけの携帯電話とスケジュール帳、予期せぬ情事、そして女の対決。次々とやってくる人生の荒波を前にして、彼女の惑う心はいったい何処へ? 桐野夏生のベストセラーの映画化。ヒロイン敏子を演じるのは、「ゲド戦記」の風吹ジュン。監督は、「顔」「亡国のイージス」などの阪本順治。
    80
  • アルゼンチンババア

    制作年: 2006
    よしもとばななの小説「アルゼンチンババア」の映画化作品。母の死を乗り越え、絆を取り戻す父と娘の姿を描く、大きな愛と命の物語。主演は、役所広司(「叫 さけび」)、鈴木京香(「陽気なギャングが地球を回す」)、堀北真希(「ALWAYS 三丁目の夕日」)。監督は「鉄塔武蔵野線」の長尾直樹。
  • 星になった少年 Shining Boy & Little Randy

    制作年: 2005
    実話を基に、日本人初の象使いとなった少年の生涯を描いたヒューマン・ドラマ。監督は、本作が初の劇場用作品となる『人間の証明』の河毛俊作。坂本小百合による原作『ちび象ランディと星になった少年』を下敷きに、「昭和歌謡大全集」の大森寿美男が脚色。撮影を「笑の大学」の高瀬比呂志が担当している。主演は「誰も知らない」の柳楽優弥。
  • 蝉しぐれ

    制作年: 2005
    互いに愛し合いながらも、運命の波に翻弄される下級武士とその幼なじみの悲恋を描いた時代劇。監督は「英二」の黒土三男。藤沢周平による同名長篇を基に、黒土監督自ら脚色。撮影を釘宮慎治が担当している。主演は、「阿修羅城の瞳」の市川染五郎と「阿修羅のごとく」の木村佳乃。芸術文化振興基金助成事業、文部科学省選定作品。
  • この胸いっぱいの愛を

    制作年: 2005
    20年前にタイムスリップした世界で、かつて難病で他界した憧れの女性の命を救おうと腐心する若者の姿を描いたラヴ・ファンタジー。監督は「カナリア」の塩田明彦。梶尾真治による『クロノス・ジョウンターの伝説』に収められた『鈴谷樹里の軌跡』ほかの原作短篇を基に、「@ベイビーメール」の鈴木謙一、「さよならみどりちゃん」の渡辺千穂、塩田監督が共同で脚色。撮影を「着信アリ2」の喜久村徳章が担当している。主演は、「海猿 UMIZARU」の伊藤英明と「着信アリ2」のミムラ。
    75
    • 感動的な
    • 泣ける
    • 可愛い
  • ゴジラ FINAL WARS ワールドプレミア・ヴァージョン

    制作年: 2004
    「ゴジラ FINAL WARS」で、日本語に吹き替えられた外国人キャストの科白を、オリジナル言語のまま日本語字幕付で公開された別ヴァージョン。有楽町・日劇PLEXのみ、1日1回最終回に上映された。
  • ゴジラ FINAL WARS

    制作年: 2004
    大怪獣・ゴジラと人類、地球侵略を目論む異星人の壮絶な戦いを描いた、怪獣映画シリーズの第28作にして、誕生から50年の歴史に幕を引く最終作。監督は「スカイハイ 劇場版」の北村龍平。脚本は、「ROUND1」の三村渉と「スカイハイ 劇場版」の桐山勲の共同。撮影を「スカイハイ 劇場版」の古谷巧が担当している。主演は、映画初出演の松岡昌宏と「GUN CRAZY 裏切りの挽歌」の菊川怜。
    70
  • 海猫

    制作年: 2004
    北海道の漁師町を舞台に、土着的な逞しさを持つ夫と繊細な心を持つ義弟との間で揺れ動く、若き人妻の心情を描いた純愛ドラマ。監督は「阿修羅のごとく」の森田芳光。谷村志穂による同名小説を基に、「嗤う伊右衛門」の筒井ともみが脚色。撮影を「輪舞曲 ロンド」の石山稔が担当している。主演はナイン・ソウルズ」の伊東美咲。
  • 笑の大学

    制作年: 2004
    第二次世界大戦開戦間近の東京を舞台に、検閲官と喜劇舞台作家の笑いを巡る攻防を描いたコメディ。監督は、「世にも奇妙な物語 映画の特別編/CHESS」の星護。自身による舞台台本を基に、「竜馬の妻とその夫と愛人」の三谷幸喜が自ら脚色。撮影を「NIN×NIN NINJA×HATTORI×KUN×THE×MOVIE 〈忍者ハットリくん×ザ×ムービー〉」の高瀬比呂史が担当している。主演は、「ほたるの星」の役所広司と「催眠」の稲垣吾郎。第28回日本アカデミー賞優秀主演男優賞(役所広司)、優秀脚本賞受賞、第26回ヨコハマ映画祭主演男優賞(役所広司)受賞、第17回東京国際映画祭特別招待作品部門及びSMA FILM DAYS部門出品作品。
  • 透光の樹

    制作年: 2004
    25年振りの再会によって恋情を再燃させた中年男女の、生と性と見つめたドラマ。監督は「絆―きずな―」の根岸吉太郎。第35回谷崎潤一郎賞を受賞した高樹のぶ子の同名原作を基に、「天国までの百マイル」の田中陽造が脚色。撮影を「幽霊VS宇宙人/食卓の宇宙人」の川上皓市が担当している。主演は、「月の砂漠」の秋吉久美子と「おにぎり 〈ARCADIA物語〉」の永島敏行。第78回キネマ旬報日本映画ベスト・テン第10位、第59回毎日映画コンクール音楽賞、技術賞(熊谷秀夫)受賞、芸術文化振興基金助成事業作品。
  • 難波金融伝 ミナミの帝王 スペシャルVer.50 金貸しの掟

    制作年: 2004
    おなじみミナミの高利貸し・萬田銀次郎と、非道な手口で私利私欲を満たそうとするヤクザの戦いを描いた、劇場版とオリジナル・ビデオ版を合わせたシリーズ通算第50作となる金融ドラマ。監督は「難波金融伝 ミナミの帝王 劇場版PART XVII プライド」の萩庭貞明。天王寺大と郷力也による原作キャラクターを基に、「新・影の軍団」の友松直之が脚本を執筆。撮影監督に「難波金融伝 ミナミの帝王 劇場版PART XVII プライド」の三好和宏があたっている。主演は「新・日本の首領III 激闘篇」の竹内力。ゲスト出演に、「すくらんぶる・ハーツ Scramble Hearts」の隆大介と『激安王 通天の角 酒販の巻』の大輝ゆう。
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  • 69 sixty nine

    制作年: 2004
    1969年の長崎・佐世保を舞台に青春パワーあふれる高校生たちが巻き起こす騒動を描いた青春ドラマ。監督は「BORDER LINE」の李相日。村上龍による同名小説を基に、「ゼブラーマン」の宮藤官九郎が脚色。撮影を「きょうのできごと a day on the planet」の柴崎幸三が担当している。主演は、「きょうのできごと a day on the planet」の妻夫木聡と「昭和歌謡大全集」の安藤政信。
  • CUTIE HONEY キューティーハニー(2003)

    制作年: 2003
    美少女戦士・キューティーハニーの活躍を描いたアクション・コメディ。監督は「式日 SHIKI-JITSU」の庵野秀明。永井豪による同名コミックを下敷きに、『顔』の高橋留美と庵野監督が共同で脚本を執筆。撮影を「さヾなみ」の松島孝助が担当している。主演は「プレイガール」の佐藤江梨子。
    0
  • この世の外へ クラブ進駐軍

    制作年: 2003
    敗戦直後の東京を舞台に、進駐軍のクラブでジャズを演奏しながら逞しく生きていこうとする若者たちの姿を描いた青春群像劇。監督は「ぼくんち」の阪本順治で、自ら脚本も執筆。撮影を「赤目四十八瀧心中未遂」の笠松則通が担当している。主演は、「目下の恋人」の萩原聖人、「あずみ」のオダギリ ジョー、「最後の恋、初めての恋」の松岡俊介、「BORDER LINE」の村上淳、映画初出演のMITCH。映画芸術振興事業作品。
  • SF Short Films Adagietto sehr.langsam

    制作年: 2003
    「SF サムライ・フィクション」「StereoFuture」に続く“SF”シリーズの第3弾、4人の監督による6篇のショート・フィルム集。監督は、「REDSHADOW 赤影」の中野裕之と初監督作となるピエール瀧、芹澤康久、安藤政信。出演は、「Last Scene」の麻生久美子、ゲッツ坂谷、「DRIVE」の安藤政信、hanae、「月の砂漠」のピエール瀧、「Last Dance―離婚式―」の大竹まこと、「さざなみ」のきたろう、「雀鬼くずれ」の斉木しげるら。
  • T.R.Y.

    制作年: 2003
    20世紀初頭の上海と東京を舞台に、日本陸軍相手に壮大なペテンを仕掛ける詐欺師の奮闘を描いた活劇。監督は「走れ!イチロー」の大森一樹。第19回横溝正史賞を受賞した井上尚登による同名小説を基に、「笑う蛙」の成島出が脚色。撮影を「なごり雪」の加藤雄大が担当している。主演は「WHITEOUT」の織田裕二。
  • 17才 旅立ちのふたり

    制作年: 2003
    ひょんなことから知り合った17歳の少女が、それぞれの問題を乗り越え力強く生きてゆこうとする姿を描いた青春ドラマ。監督は「仔犬ダンの物語」の澤井信一郎。脚本は「仔犬ダンの物語」の東多多江子。撮影を「棒たおし!」高瀬比呂志が担当している。主演は、「とっとこハム太郎ハムハムハムージャ!幻のプリンセス」の石川梨華と映画初出演の藤本美貴。
  • 陰陽師II

    制作年: 2003
    陰陽師・安倍清明の活躍を描くSF時代劇シリーズの第2作。監督は「壬生義士伝」の滝田洋二郎。夢枕漠の原作をベースに、「難波金融伝 ミナミの帝王 劇場版PARTXVII プライド」の江良至、「ぼくの孫悟空」の夢枕漠、滝田監督が共同で脚本を執筆。撮影を「壬生義士伝」の浜田毅が担当している。主演は、「陰陽師」の野村萬斎と「壬生義士伝」の伊藤英明。主演はほかに、「壬生義士伝」の中井貴一、「Dolls」の深田恭子、「偶然にも最悪な少年」の市原隼人ら。
  • SF Short Films Return

    制作年: 2003
    「SF サムライ・フィクション」「StereoFuture」に続く“SF”シリーズの第3弾、4人の監督による6篇のショート・フィルム集。監督は、「REDSHADOW 赤影」の中野裕之と初監督作となるピエール瀧、芹澤康久、安藤政信。出演は、「Last Scene」の麻生久美子、ゲッツ坂谷、「DRIVE」の安藤政信、hanae、「月の砂漠」のピエール瀧、「Last Dance―離婚式―」の大竹まこと、「さざなみ」のきたろう、「雀鬼くずれ」の斉木しげるら。
  • SF Short Films 県道スター

    制作年: 2003
    「SF サムライ・フィクション」「StereoFuture」に続く“SF”シリーズの第3弾、4人の監督による6篇のショート・フィルム集。監督は、「REDSHADOW 赤影」の中野裕之と初監督作となるピエール瀧、芹澤康久、安藤政信。出演は、「Last Scene」の麻生久美子、ゲッツ坂谷、「DRIVE」の安藤政信、hanae、「月の砂漠」のピエール瀧、「Last Dance―離婚式―」の大竹まこと、「さざなみ」のきたろう、「雀鬼くずれ」の斉木しげるら。
  • SF Short Films ハナとオジサン

    制作年: 2003
    「SF サムライ・フィクション」「StereoFuture」に続く“SF”シリーズの第3弾、4人の監督による6篇のショート・フィルム集。監督は、「REDSHADOW 赤影」の中野裕之と初監督作となるピエール瀧、芹澤康久、安藤政信。出演は、「Last Scene」の麻生久美子、ゲッツ坂谷、「DRIVE」の安藤政信、hanae、「月の砂漠」のピエール瀧、「Last Dance―離婚式―」の大竹まこと、「さざなみ」のきたろう、「雀鬼くずれ」の斉木しげるら。
  • SF Short Films 仲良き事は良きことかな

    制作年: 2003
    「SF サムライ・フィクション」「StereoFuture」に続く“SF”シリーズの第3弾、4人の監督による6篇のショート・フィルム集。監督は、「REDSHADOW 赤影」の中野裕之と初監督作となるピエール瀧、芹澤康久、安藤政信。出演は、「Last Scene」の麻生久美子、ゲッツ坂谷、「DRIVE」の安藤政信、hanae、「月の砂漠」のピエール瀧、「Last Dance―離婚式―」の大竹まこと、「さざなみ」のきたろう、「雀鬼くずれ」の斉木しげるら。
  • 星に願いを。(2003)

    制作年: 2003
    流星の計らいで別人としてこの世に蘇った青年が、愛する女性に生前の想いを伝えようと奮闘する姿を描いたロマンティック・ファンタジー。監督は「ごめん」の冨樫森。脚本は「風花」の森らいみと冬月カヲルの共同。撮影を「オー・ド・ヴィ」の上野彰五が担当している。主演は「黄泉がえり」の竹内結子と「クロスファイア」の吉沢悠。
  • 1980

    制作年: 2003
    ちょっと変わった異母三姉妹が繰り広げる恋の騒動を描いたコメディ。監督は、本作が初監督作となる、舞台演出家として活躍するケラリーノ・サンドロヴィッチで、脚本も監督自ら執筆。撮影を「牝猫 くびれ腰」の鈴木一博が担当している。主演は「AIKI」のともさかりえと「劇場版 ポケットモンスターアドバンスジェネレーション 七夜の願い星 ジラーチ」の犬山犬子(現・イヌコ)、「走れ!ケッタマシン ウエディング狂想曲」の蒼井優。芸術振興基金助成作品。
  • 棒たおし!

    制作年: 2003
    第27回城戸賞受賞のシナリオの映画化作品で、様々な想いを抱えながら、それを体育祭の棒たおしにぶつけていく高校生たちの姿を描いた青春ドラマ。監督は「パコダテ人」の前田哲。脚本は『好き・すき・スキッ!4 Streets LOVE』の松本稔。撮影を「Jam Films/コールドスリープ」の高瀬比呂志が担当している。主演は、ヒップホップ系ユニット・Leadのメンバーで映画初出演の谷内伸也と、同じくヒップホップ系ユニットFLAMEのメンバーで映画初出演の金子恭平、同じくLeadのメンバーで映画初出演の古屋敬多。
  • SF Short Films Slow is Beautiful

    制作年: 2003
    「SF サムライ・フィクション」「StereoFuture」に続く“SF”シリーズの第3弾、4人の監督による6篇のショート・フィルム集。監督は、「REDSHADOW 赤影」の中野裕之と初監督作となるピエール瀧、芹澤康久、安藤政信。出演は、「Last Scene」の麻生久美子、ゲッツ坂谷、「DRIVE」の安藤政信、hanae、「月の砂漠」のピエール瀧、「Last Dance―離婚式―」の大竹まこと、「さざなみ」のきたろう、「雀鬼くずれ」の斉木しげるら。
  • 竜馬の妻とその夫と愛人

    制作年: 2002
    竜馬の死後13年、彼を巡る男女4人が繰り広げる愛の騒動を描いたコメディ。監督は「東京マリーゴールド」の市川準。自身による同名舞台脚本を基に、「みんなのいえ」の三谷幸喜が自ら脚色。撮影を「白い犬とワルツと」の小林達比古が担当している。主演は、「ウルトラマンゼアス2 超人大戦・光と影」の木梨憲武と「修羅の群れ」の中井貴一、「釣りバカ日誌13」の鈴木京香、「アナザヘヴン」の江口洋介。第26回日本アカデミー賞優秀主演女優賞(鈴木京香)、優秀脚本賞、優秀美術賞受賞、第15回日刊スポーツ映画大賞主演女優賞(鈴木京香)受賞作品。
    60
  • KT

    制作年: 2002
    73年に実際に起こった金大中事件の真実に迫ったポリティカル・サスペンス。監督は「新・仁義なき戦い」の阪本順治。中薗英助による原作を基に、「皆月」の荒井晴彦が脚色。撮影を「ELECTRIC DRAGON 80000V」の笠松則通が担当している。主演は、「新・仁義なき戦い」の佐藤浩市と「太白山脈」のキム・ガプス。第76回『キネマ旬報』ベスト・テン第3位、助演男優賞(香川照之)受賞、第52回ベルリン国際映画祭コンペティション部門出品、第24回ヨコハマ映画祭2002年日本映画第4位、日本芸術文化振興会映画芸術振興事業、日韓合作作品。
    72
  • 模倣犯

    制作年: 2002
    メディアを利用し、人々を翻弄する天才犯罪者の暴走を描いたサスペンス。監督・脚色は「黒い家」の森田芳光。原作は宮部みゆきによる同名長篇。撮影を「BOM!」の北信康が担当している。主演は「シュート!」の中居正広。HD24Pからのキネコ。第57回毎日映画コンクール日本映画ファン賞受賞、第45回ブルーリボン賞助演男優賞(津田寛治)受賞作品。
  • 壬生義士伝

    制作年: 2002
    新選組に参加した、名も無き武士のひたむきな生き様を描いた時代劇。監督は「陰陽師」の滝田洋二郎。浅田次郎の同名小説を基に、「あ、春」の中島丈博が脚色。撮影を「姐御 ANEGO」の浜田毅が担当している。主演は「竜馬の妻とその夫と愛人」の中井貴一と「うつつ UTUTU」の佐藤浩市。第15回東京国際映画祭特別招待、芸術文化振興基金助成事業作品。
    80
  • 恋に唄えば

    制作年: 2002
    恋に破れたOLとドジな魔法使いの珍道中を描いた、ミュージカル仕立てのラヴ・ファンタジー。監督は「ゴジラ モスラ キングギドラ 大怪獣総攻撃」の金子修介。一瀬隆重による原案を基に、「Last Scene」の中村義洋と鈴木謙一が共同で脚本を執筆。撮影監督に「ショムニ」の渡部眞があたっている。主演は、「ピカ☆ピカ星空キャンプ」の優香と「TRICK  トリック 劇場版」の竹中直人。第26回日本アカデミー賞新人俳優賞(優香)受賞作品。
  • Stereo Future SF episode 2002

    制作年: 2001
    恋愛ドラマを軸に明るい未来への希望を描く、中野監督によるSFシリーズの第2弾コメディ。監督は「SFサムライ・フィクション」の中野裕之。脚本は中野監督と「蘇る金狼」の木村雅俊の共同。撮影を多田勉と中野監督が担当している。主演は、「Paradice」の永瀬正敏と「SFサムライ・フィクション」の桃生亜希子。
  • ゴジラ モスラ キングギドラ 大怪獣総攻撃

    制作年: 2001
    日本を襲う破壊神・ゴジラと、それを迎え撃つ3大聖獣のバトルを描く、人気怪獣映画のシリーズ第25作。監督は「クロスファイア」の金子修介。脚本は、「ウルトラマンティガ THE FINAL ODYSSEY」の長谷川圭一と「溺れる魚」の横谷昌宏、金子監督の共同。撮影を「ゴジラ×メガギラス G消滅作戦」の岸本正広が担当している。主演は、「6週間 プライヴェートモーメント」の新山千春と「かあちゃん」の宇崎竜童。
    82
  • 冷静と情熱のあいだ

    制作年: 2001
    愛し合いながらも別れることとなってしまった男女が、10年後、再び愛を実らせるまでを描いたラヴ・ロマンス。監督はTV『プラトニック・セックス/20歳の純愛編』の中江功。江國香織と辻仁成による原作を基に、「バースデイプレゼント BIRTHDAY PRESENT」の水橋文美江が脚色。撮影監督に「センチメンタルシティマラソン SENTIMENTAL CITY MARRATHON」の津田豊滋があたっている。主演は、映画初出演の竹野内豊と「東京攻略 Tokyo Raiders」のケリー・チャン。第25回日本アカデミー賞優秀主演男優賞(竹野内豊)、優秀撮影賞、優秀照明賞受賞作品。
    80
  • 少女 an adolescent(2001)

    制作年: 2001
    モラルの欠如した中年警官と、中学生少女の純愛を描いたドラマ。監督は、本作が初監督作となる俳優の奥田瑛二。連城三紀彦の同名小説を、「風を見た少年 The Boy Who Saw The Wind」の成島出と「スリ」の真辺克彦が共同で脚色。撮影を「弱虫 チンピラ」の石井浩一が担当している。主演は、「親分はイエス様」の奥田瑛二とオーディションで選ばれた新人の小沢まゆ。第17回パリ国際映画祭グランプリ&最優秀主演女優賞(小沢まゆ)受賞、第7回ロシア国際映画祭Faces of love2最優秀主演女優賞(小沢まゆ)受賞、第42回テサロニキ国際映画祭最優秀主演女優賞(小沢まゆ)受賞、第5回バミューダ国際映画祭審査員特別賞受賞、第58回ヴェネチア国際映画祭国際批評家週間出品作品。
    80
  • ターン

    制作年: 2001
    事故のショックにより、パラレル・ワールドで同じ日を繰り返すことになってしまった女性の運命を描いたドラマ。監督は「学校の怪談4」の平山秀幸。北村薫による同名原作を、「案山子 KAKASHI」の村上修が脚色。撮影を「ココニイルコト」の藤澤順一が担当している。主演は「ちんちろまい」の牧瀬里穂。第13回東京国際映画祭ニッポン・シネマ・ナウ参加、第56回毎日映画コンクール女優主演賞(牧瀬里穂)&田中絹代賞(倍賞美津子)、第11回日本映画批評家大賞女優助演賞(倍賞美津子)&新人賞(中村勘太郎)、第3回文化庁優秀映画賞、第5回プチョン国際ファンタスティック映画祭最優秀監督賞受賞作品。
  • 陰陽師

    制作年: 2001
    平安京を舞台に、陰陽師・安倍晴明の活躍を描く時代活劇。監督は「秘密」の滝田洋二郎。夢枕獏の原作を下敷きに、「催眠」の福田靖、夢枕獏、「難波金融伝ミナミの帝王 劇場版PARTXIV 借金極道」の江良至が共同で脚本を執筆。撮影を「ekiden」の栢野直樹が担当している。主演は、映画初出演の野村萬斎と「LOVE SONG」の伊藤英明。第56回毎日映画コンクール録音賞、第44回ブルーリボン賞主演男優賞(野村萬斎)、ゴールデングロス賞銀賞、第25回日本アカデミー賞最優秀録音賞&新人俳優賞(野村萬斎)ほか(優秀主演男優賞(野村萬斎)、優秀助演女優賞(小泉今日子)、優秀監督賞、優秀撮影賞、優秀照明賞、優秀編集賞、優秀美術賞、優秀音楽賞)受賞作品。
  • Quartet(2001)

    制作年: 2001
    様々な人生を抱えながら、カルテットを組んだ4人の若者たちの成長と友情を描いた青春ドラマ。監督は、映画音楽の第一人者として活躍する久石譲で、本作が監督デビューとなる。脚本は、「WHITEOUT」の長谷川康夫と久石監督の共同。撮影を「金融腐蝕列島[呪縛]」の阪本善尚が担当している。主演は、「ひまわり」の袴田吉彦、「釣りバカ日誌イレブン」の桜井幸子、「忘れられぬ人々」の大森南朋、新人の久木田薫。
  • 非・バランス

    制作年: 2001
    周囲を拒絶して生きる女子中学生が、中年のゲイとの交流を通して人間関係の大切さを学んでいく様を描いた青春ドラマ。監督は「ポッキー坂恋物語 かわいいひと/EPISODE II」の冨樫森。魚住直子による原作を基に、「冬の河童」の風間志織が脚色。撮影を「BOYS MEET THE FUTURE Juvenile ジュブナイル」の柴崎幸三が担当している。主演は、本作のオーディションで選ばれた新人の派谷恵美と「風花」の小日向文世。第13回東京国際映画祭コンペティション参加、第23回ヨコハマ映画祭日本映画第10位及び新人監督賞、最優秀新人賞(派谷恵美)受賞、芸術文化振興基金助成作品。スーパー16ミリからのブローアップ。
  • 東京マリーゴールド

    制作年: 2001
    期間限定の恋愛に揺れる女性の心情を描いた恋愛ドラマ。監督は「ざわざわ下北沢」の市川準。林真理子の原作を基に、市川監督自身が脚色。撮影を「大阪物語」の小林達比古が担当している。主演は「ekiden」の田中麗奈。「ほんだし」発売30周年記念。
  • 大河の一滴

    制作年: 2001
    愛と生と死を巡る、ひとりの女性の心の旅を描いた人間ドラマ。監督は「郡上一揆」の神山征二郎。五木寛之による原作エッセイと原案を基に、「三文役者」の新藤兼人が脚本を執筆。撮影を「夜の哀しみ Living in Shadows」の浜田毅が担当している。主演は「ラストソング」の安田成美。
  • 波(2001)

    制作年: 2001
    海辺の静かな街を舞台に、4人の男女が織りなす一夏の恋愛模様を描くドラマ。監督・脚本は「タイムレスメロディ」の奥原浩志。撮影を三木匡宏が担当している。主演は、乾朔太郎(渡辺謙作監督の別名)、「アカシアの道」の小林麻子、「DRUG GARDEN」の紺野千春、「傷だらけの天使」の大森立嗣。第31回ロッテルダム国際映画祭NETPAC賞受賞作品。16ミリからのブローアップ。
  • RED SHADOW 赤影

    制作年: 2001
    光ある平和の為に影となって働く若い忍者たちの活躍を、新感覚で描くビジュアル系時代活劇。監督は「STEREO FUTURE SF episode 2002」の中野裕之。横山光輝による原作キャラクターを基に、「東京★ざんすっ/ランニング・フリー」の斉藤ひろしと「STEREO FUTURE SF episode 2002」の木村雅俊が共同で脚本を執筆。撮影を「天国から来た男たち THE GUYS FROM PARADISE」の山本英夫が担当している。主演は「サトラレ TRIBUTE to a SAD GENIUS」の安藤政信。東映創立50周年記念作品。
    40
  • UNCHAIN アンチェイン

    制作年: 2001
    アンチェイン梶というボクサーと、彼と強い絆で結ばれた3人の格闘家たちの生き様を追った長篇ドキュメンタリー。監督は「PORNOSTAR ポルノスター」の豊田利晃で、撮影も豊田監督自らが担当している。DVからのキネコ。
    70
  • LOVE SONG(2001・日本)

    制作年: 2001
    尾崎豊のアルバムをきっかけに出会った女子高生と青年が織りなす、恋と夢の挫折を描いた青春ドラマ。監督は「三原有三」の佐藤信介で、佐藤監督自ら脚本も執筆。撮影監督に「三原有三」の河津太郎があたっている。主演は、「Blister」の伊藤英明と「溺れる魚」の仲間由紀恵。
  • ちんちろまい

    制作年: 2000
    博多を舞台に巻き起こる騒動を、ミュージカル仕立てで描いたどたばたコメディ。監督は、「風を見た少年」で総監督を務めた大森一樹、「武闘の帝王 完結篇」の祭主恭嗣、「N。45  第4話『風は、どっちに吹いている』」の中嶋竹彦、「プープーの物語」の渡辺謙作の4人。脚本は藤村磨実也と大森監督の共同で、撮影監督に「五条霊戦記 GOJOE」の渡部眞があたっている。出演は「プロゴルファー織部金次郎5 愛しのロストボール」の武田鉄矢の他、全て福岡県出身の役者。尚、タイトルの”ちんちろまい“とは、博多弁でてんてこまいの意。2000年9月23日福岡・天神ソラリアシネマにて先行上映。
  • ガラスの脳

    制作年: 2000
    生まれてから一度も目を覚ましたことのない少女と、そんな彼女にキスを贈り続けた少年の奇跡の純愛を描いた青春ファンタジー。監督は「リング2」の中田秀夫。手塚治虫による同名短編漫画を、「とつぜん!ネコの国 バニパルウィット」の小中千昭が脚色。撮影を「Dream Maker」の林淳一郎が担当している。出演は、映画初出演となる『七人のサムライ J家の反乱』の小原裕貴と映画初出演の『サイコメトラーEIJI2』の後藤理沙。
  • 静かなるドン THE MOVIE

    制作年: 2000
    下着メイカーのデザイナーと日本最大の暴力団総長というふたつの顔を持つ男の、恋と闘いの日々を描いたヤクザ映画。監督は「メトレス」の鹿島勤。新田たつおによる原作コミックを下敷きに、鹿島監督自身が脚本を執筆。撮影を「罠」の境哲也が担当している。主演は、「犬、走る DOG RACE」の香川照之と「おもちゃ」の喜多嶋舞。16ミリからのブローアップ。
    50
  • ざわざわ下北沢

    制作年: 2000
    東京世田谷区の下北沢という街を舞台に、そこに暮らす人々の日々の営みをスケッチ風に綴ったドラマ。監督は「大阪物語」の市川準。脚本は、市川監督の原案を基に「たどんとちくわ」の佐藤信介が執筆。撮影を「大阪物語」の蔦井孝洋が担当している。主演は、「大阪物語」の北川智子と「アナザヘヴン」の原田芳雄、「豚の報い」の小澤征悦。スーパー16ミリからのブローアップ。
  • SWING MAN

    制作年: 2000
    現代社会に潜む孤独や恐怖を描くサスペンス。監督は「GLOW 僕らはここに…。」の前田哲。第32回文藝賞優秀作を受賞した池内広明による原作を基に、森らいみと前田監督が共同で脚色。撮影を「WHITEOUT」の山本英夫が担当している。主演は「千里眼」の木下ほうかと「五条霊戦記//GOJOE」の粟田麗。スーパー16ミリからのブローアップ。
  • サディスティック&マゾヒスティック

    制作年: 2000
    中田秀夫監督が綴る、師匠・小沼勝監督と自らの出自でもある日活ロマンポルノを巡るドキュメンタリー。監督は「カオス chaos」の中田秀夫。撮影を井上恵一郎が担当している。尚、本作は小沼監督ロマンポルノ回顧上映『S&M 匂ひ立つ官能、新世紀エクスタシー』の中で公開された。日活ロマンポルノ30周年記念作品。DVからのキネコ。
  • 流星(1999・日本)

    制作年: 1999
    年金暮らしの老人、整形費用が欲しい少女、借金で首の回らないチンピラの3人が繰り広げる競走馬の誘拐劇をコミカルに描いた人生のギャンブル映画。監督は、本作で監督デビューを果たした山仲浩充。脚本は「キャンプで逢いましょう」の橋本裕志。撮影を「ベル・エポック」の石井勲が担当している。主演は、「ピーター・グリーナウェイの枕草子」の緒形拳、「四月物語」の江口洋介、「がんばっていきまっしょい」の清水真実。98年度東京国際映画祭シネマプリズム正式参加作品。スーパー16ミリからのブローアップ。
  • 大阪物語(1999)

    制作年: 1999
    漫才師の両親を持つ多感な少女の心の成長を、大阪の暮らしや四季のうつろいの中に綴った青春ドラマ。監督は「たどんとちくわ」の市川準。脚本は「何もかも百回も言われたこと」の犬童一心。撮影を「たどんとちくわ」の小林達比古と「つぐみ」の蔦井孝洋が担当している。主演は、映画初出演の池脇千鶴と新人・南野公助、そして「虹をつかむ男」の田中裕子と「夢二」の沢田研二。関西テレビ開局40周年記念、芸術文化振興基金助成作品。
  • ガメラ3 邪神覚醒

    制作年: 1999
    ガメラによって両親を殺された少女の憎しみが生んだ怪生物と、ガメラの壮絶な戦いを描いたモンスター・パニック映画の新シリーズ第3弾。監督は「F[エフ]」の金子修介。特技監督は「新世紀エヴァンゲリオン劇場版 DEATH(TRUE)」の樋口真嗣。脚本は、「GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊/インターナショナル・ヴァージョン」の伊藤和典と金子監督自身が執筆。撮影を「元気の神様」の戸澤潤一が担当している。主演は、「新生トイレの花子さん」の前田愛と「ガメラ 大怪獣空中決戦」の中山忍。2016年7月16日より4Kデジタル復元版が劇場公開される。
  • お受験 OJUKEN

    制作年: 1999
    娘の小学校受験と父親のリストラ、平和な家庭に起こった騒動をコミカルに描くファミリー・ドラマ。監督は「シャ乱Qの演歌の花道」の滝田洋二郎。脚本は「ショムニ」の一色伸幸。撮影を「しあわせになろうね」の栢野直樹が担当している。主演は、「RUN&RUN」の矢沢永吉と「大阪物語」の田中裕子、映画初出演の子役・大平奈津美。
  • 秘密(1999)

    制作年: 1999
    死んだ妻の人格を宿した娘と、彼女と夫婦生活を送ることになった中年男の愛の行方を描いたドラマ。監督は「お受験」の滝田洋二郎。99年度日本推理作家協会賞を受賞した東野圭吾による同名小説を、「SF サムライ・フィクション」の斉藤ひろしが脚色。撮影を「お受験」の栢野直樹が担当している。主演は、「鉄道員」の広末涼子と「洗濯機は俺にまかせろ」の小林薫。
  • 洗濯機は俺にまかせろ

    制作年: 1999
    洗濯機の修理が得意(?)な青年と出戻り女性の恋を中心に、中古電機店に集う一風変わった人々の心の交流を日記風に描いたハートフル・コメディ。監督は「悪の華」の篠原哲雄。第6回小説現代新人賞を受賞した宮崎和雄原作による同名小説を、「月とキャベツ」のプロデューサー・松岡周作が脚色。撮影を「コキーユ 貝殻」の上野彰吾が担当している。主演は、「死国」の筒井道隆と「ジューンブライド-6月19日の花嫁-」の富田靖子。
  • きみのためにできること

    制作年: 1999
    恋人との関係の一方で、年上の女性に惹かれていく録音技師の青年の心の動きを描き出したドラマ。監督は「洗濯機は俺にまかせろ」の篠原哲雄。村山由佳による同名小説を基に、高橋美幸が脚色。撮影を「indies.B」の上野彰吾が担当している。主演は「MIND GAME」の柏原崇と「絆」の川井郁子。
  • 洗濯機は俺にまかせろ<ディレクターズ・バージョン>

    制作年: 1999
    先に公開され、好評を博した「洗濯機は俺にまかせろ」のディレクターズ・カット版。先に公開されたヴァージョンより6分ほど長く、劇場公開が決定する以前の映画祭などで上映されていたものである。
  • 顔(1999)

    制作年: 1999
    逃亡生活の中で、生きる意欲を見つけ出していく中年女性の姿を描く人間喜劇。監督は「愚か者 傷だらけの天使」の阪本順治。宇野イサムによる原案を基に、阪本監督と宇野自身が共同で脚本を執筆。撮影を「ポルノスター」の笠松則通が担当している。主演は、「櫂」の藤山直美。2000年度キネマ旬報日本映画ベストテン第1位。2000年7月8日大分・別府松竹ブルーバードにて先行上映。
  • <39>刑法第三十九条

    制作年: 1999
    謎に満ちた猟奇的殺人事件の容疑者の精神鑑定に、女性精神医が挑む法廷サスペンス。監督は「失楽園」の森田芳光。鈴木光と大森寿美男による原案と永井泰宇による原作を基に、「お墓がない!」の大森寿美男が脚本を執筆。撮影を「キリコの風景」の高瀬比呂志が担当している。主演は、「ベル・エポック」の鈴木京香と「アンラッキー・モンキー」の堤真一。第49回ベルリン国際映画祭コンペ部門正式出品作品。
    80
  • 真夜中まで(1999)

    制作年: 1999
    殺人事件の証拠を探し、夜の街を疾駆するジャズ・トランペッターと外国人女性の逃避行を、実際の時間進行とシンクロさせて描くコメディ。監督は「しずかなあやしい午後に/ガクの絵本」の和田誠。脚本は、「東京★ざんすっ/東日暮里5丁目」の長谷川隆と和田監督の共同。撮影を「源氏物語 あさきゆめみし Lived in a Dream」の篠田昇が担当している。主演は、「みんなのいえ」の真田広之と「異邦人たち」のミッシェル・リー。
  • たどんとちくわ

    制作年: 1998
    タクシー運転手と売れない小説家、鬱積していたフラストレーションを爆発させたふたりの中年男が巻き起こす騒動を二部構成で描いたブラック・コメディ。監督は「東京夜曲」の市川準。椎名誠の短篇小説を基に、市川監督と「たどん」部を「恋、した。」の佐藤信介、「ちくわ」部を「大怪獣東京に現わる」のNAKA雅MURAが共同脚色。撮影を「東京夜曲」の小林達比古が担当している。主演は「大往生」の役所広司と「D坂の殺人事件」の真田広之。R指定。
  • お墓がない!

    制作年: 1998
    人一倍プライドの高い大女優が、自分が入るに相応しいお墓を探して東奔西走する姿を描いたコメディ。監督は「OL忠臣蔵」の原隆仁。脚本は「新・静かなるドン」の大森寿美男。撮影を「鍵」の前田米造が担当している。主演は「極道の妻たち 決着」の岩下志麻。
    70
  • 時雨の記

    制作年: 1998
    若い頃に見初めた女性との20年ぶりの再会に愛を燃やす中年男性と、そんな彼の一途な想いに深い理解を示していく中年女性の純愛をしっとりと描いた恋愛ドラマ。監督は「日本一短い『母』への手紙」の澤井信一郎。中里恒子の同名小説を基に、「日本一短い『母』への手紙」の伊藤亮二と澤井監督自身が共同脚色。撮影を「誘拐」の木村大作が担当している。主演は「霧の子午線」の吉永小百合と「誘拐」の渡哲也。尚、ふたりの共演は「愛と死の記録」以来、29年ぶりとなる。キネマ旬報日本映画ベスト・テン第9位
  • ズッコケ三人組 怪盗X物語

    制作年: 1998
    小学校6年生の仲良し三人組が、謎の大泥棒・怪盗Xを相手に活躍するジュブナイル・アドヴェンチャー。監督は「いちご同盟」の鹿島勤。78年の刊行以来、小学生の間で絶大な人気を誇る那須正幹による児童書「ズッコケ三人組シリーズ」を、「静かなる首領10」の北野ひろしが脚色。撮影を「マグニチュード」の栢野直樹が担当している。主演はオーディションで選ばれた新人・森翔吾、金井勇太、島田正直の3人。「新生トイレの花子さん」と2本立て公開。
  • プープーの物語

    制作年: 1998
    ちょっと変わった女の子ふたりの、ちょっと変わった旅の模様を描くロード・ムービー。監督・脚本は、本作でデビューを果たした渡辺謙作。撮影を「痴漢白書7」の村石直人が担当している。主演は、映画デビューとなる上原さくらと「ユメノ銀河」の松尾れい子。尚、この作品は映画館のテアトル新宿と出版社のリトル・モアが提供する「リトルモアMOVIES」の第1弾として製作された。スーパー16ミリからのブローアップ。
  • ラブ&ポップ

    制作年: 1998
    トパーズの指輪に魅せられたコギャルが、それを手に入れる為に援助交際に走る姿を描いた青春ドラマ。監督は「新世紀エヴァンゲリオン劇場版Air/まごころを、君に」の総監督・庵野秀明。村上龍の『ラブ&ポップ トパーズII』を、「新世紀エヴァンゲリオン劇場版 EVANGELION:DEATH」の薩川昭夫が脚色。撮影を「CAT'S EYE」の柴主高秀が担当している。主演は新人・三輪明日美。ビデオからのキネコ作品。
  • 失楽園 海外版オリジナル・ヴァージョン

    制作年: 1997
    配給収入23億円というオトナの実写作品としては近年にないほどの大ヒットとなり、映画版のみならず、原作、テレビ・ドラマ版などもさまざまな話題を呼んで、日本流行語大賞を受賞するという社会現象ともなった「失楽園」の海外向けヴァージョン。アメリカをはじめ32カ国での世界配給が決まり、モントリオール国際映画祭などでも上映された輸出版が、大ヒット記念の凱旋ロードショーとして、国内でも上映された。当初、日本で公開されたR指定版では、過激な絡みのために濡れ場シーンを暗くプリントしていたが、この海外向けヴァージョンでは修正部分をオリジナルの形に戻し、成人指定での公開となっている。
    60
  • 学校の怪談3

    制作年: 1997
    妖怪たちが棲む鏡の世界に引きずり込まれてしまった小学生たちと先生の脱出劇を通し、彼らが友情や愛情に目覚めていく姿を描いたジュブナイル・ホラー・シリーズの第3弾。監督は前作までの平山秀幸に代わり、「ガメラ2 レギオン襲来」の金子修介。脚本は「ゲゲゲの鬼太郎 おばけナイター」(島田満名義)のしまだみちると金子の共同。撮影を「パラサイト・イヴ」の柴崎幸三が担当している。主演は「ひみつの花園」の西田尚美。
    80
  • いちご同盟

    制作年: 1997
    将来の進路に悩み自殺を考えるひとりの少年が、友人とその幼なじみの少女との交流を通して成長していく姿を描いた青春ドラマ。監督・脚本は「今日から俺は!!」の鹿島勤。撮影を「That'sカンニング! 史上最大の作戦?」の栢野直樹が担当している。主演はNHK大河ドラマ『毛利元就』の大地泰仁。
  • 恋は舞い降りた。

    制作年: 1997
    天使の手違いによって死んでしまった男が、生還をかけてひとりの女性を幸せにしようと奮闘する姿を描いたロマンティック・コメディ。監督は「バカヤロー!3 「へんな奴ら」」の第2話「過ぎた甘えは許さない」の長谷川康夫。脚本家・遊川和彦による原案をもとに、テレビなどで活躍中の飯田健三郎と喜多川康彦が脚本を共同執筆した。撮影を「プロゴルファー織部金次郎4 シャンクシャンクシャンク」の矢田行男が担当している。主演は「君を忘れない」の唐沢寿明と、「幻の光」の江角マキコ。
  • しずかなあやしい午後に

    制作年: 1997
    外国ではひとつのジャンルとして確立している短編映画を、その素地のない日本で製作しようという試みの下、作られた短編映画集。アニメーション、ファンタジー、ホラーのタイプの異なる3作品が収められ、これが監督デビューとなるグラフィックデザイナーの太田和彦、「怖がる人々」の和田誠、「白い馬」の椎名誠が、それぞれ監督にあたっている。スイカを買いに行った少年の1日をつづった“ワニメーション”の第1話「スイカを買った」(モノクロ・11分)は、台詞は一切なく、字幕と効果音だけで構成されたユニークなアニメーション。第2話「ガクの絵本」(カラー・29分)は、山間の川をカヌーで下るひとりの男と1匹の犬のある日の出来事を描いたファンタジー、第3話「遠灘鮫腹海岸(とおのなださめはらかいがん)」(カラー・29分)は、浜辺の砂に沈んでしまった男の不思議な体験を描くホラーで、それぞれ「ガクの冒険」の雑種犬・ガクとエッセイストの野田知佑、「ガクの冒険」の林政明が主演をつとめた。
  • 失楽園

    制作年: 1997
    閑職に追いやられた中年サラリーマンと、冷めた夫婦関係に体を持て余した人妻が、激しい恋におちて情事を重ねていく姿を描いた性と愛のメロドラマ。監督は「(ハル)」の森田芳光。渡辺淳一による同名ベストセラーを、「119」の筒井ともみが脚色。撮影を「不法滞在」の高瀬比呂志が担当している。主演は「シャブ極道」の役所広司で、本作と「うなぎ」を合わせて、キネマ旬報主演男優賞を2年連続で受賞した。共演は「藏」の黒木瞳。日本で公開されたR指定版では、過激な絡みのために濡れ場シーンを暗くプリントしていたが、海外向けヴァージョンでは修正部分をオリジナルの形に戻し、成人指定として公開された。
    60
  • シャ乱Qの演歌の花道

    制作年: 1997
    色と欲に目がくらんで演歌の道に入ったロック・ヴォーカリストの男が繰り広げるハチャメチャな騒動を描いたナンセンス・コメディ。人気ロック・グループ“シャ乱Q”のヴォーカリスト・つんくが主役をつとめ、ほかのメンバーも総出演している。つんくのライバルとなる演歌歌手には、こちらもロック・ミュージシャン出身の陣内孝則がふんした。監督は「熱帯楽園倶楽部」の滝田洋二郎。「とられてたまるか!?」の斉藤ひろしによる原案をもとに、斉藤と「7月7日、晴れ」の戸田山雅司が共同で脚本を執筆。撮影を「いちご同盟」の栢野直樹が担当している。
  • 修羅がゆく4 東京大戦争

    制作年: 1997
    場外馬券場の利権争いにつけこんで関東進出を企む関西ヤクザが仕掛けた戦争に立ち向かっていく男たちの姿を描いた極道アクションの第4弾。監督は前作までの和泉聖治に代わり、「餓狼伝」の佐々木正人が担当している。川辺優と山口正人による同名コミックを、佐々木と「修羅がゆく2 戦争勃発」の井上鉄勇が共同脚色。撮影には菊池亘があたっている。主演は「勝手にしやがれ!! 英雄計画」の哀川翔。スーパー16ミリからのブローアップ。
    50
  • 東京夜曲

    制作年: 1997
    東京の片隅にある商店街を舞台に、そこに暮らす人々の心模様を描いた人間ドラマ。監督は「トキワ荘の青春」の市川準。脚本は「正門前行」の佐藤信介。撮影に「トキワ荘の青春」の小林達比古があたっている。主演は「瀬戸内ムーンライト・セレナーデ」の長塚京三と「スワロウテイル」の桃井かおり。「うなぎ」の倍賞美津子、NHK『大地の子』などで注目を集めた映画初出演の上川隆也が共演している。97年、モントリオール国際映画祭コンペティション部門正式上映作品で、市川準が同映画祭の監督賞を受賞した。97年度キネマ旬報ベスト・テン第4位。桃井が主演女優賞、倍賞が助演女優賞を揃って受賞した。
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