- キネマ旬報WEB トップ
- 光石研
光石研の関連作品 / Related Work
-
フライング・ラビッツ
制作年: 2008ひょんなことから会社の強豪バスケットチームに入部することになった新人キャビンアテンダントの奮闘を描く青春ムービー。TVドラマ『スチュワーデス物語』の原作者としても知られる、元JAL社員の作家・深田祐介の『新世紀スチュワーデス物語 跳べ!ラビッツ』をベースに、オリジナルストーリーで映画化。「包帯クラブ」の石原さとみ主演。 -
TOKYO! <インテリア・デザイン>
制作年: 2008NY、パリ、ソウルという大都市で暮らす3人の鬼才監督が、独自の視点で東京の真実の姿をとらえる“東京三部作”の一遍。監督は「エターナル・サンシャイン」や「恋愛睡眠のすすめ」で独特のロマンティック・コメディのスタイルを確立したミュージック・クリップ界の鬼才、ミシェル・ゴンドリー。本作では“私は何のために生きているの?”という普遍的な問いを、ゴンドリー・ワールドともいえるキュートでファンタジックな世界に包み込み、不思議な優しさあふれる物語が展開する。出演は、監督がオーディションで「思い描いていた主人公の女の子がやってきた!」と見初めた藤谷文子、監督たっての希望でキャスティングが実現した加勢亮、伊藤歩、大森南朋、妻夫木聡、でんでんほか。60点 -
ひゃくはち
制作年: 2008甲子園を目指す高校球児たちの熱いドラマ―といっても、これは補欠部員たちのストーリー。それも、ベンチ入り当落線上ギリギリの…。ベンチに入れたとしても試合に出られる保証はないのに、なぜ野球にこんなにも打ち込めるのか―。弱冠29歳で、本作が初監督作となる森義隆監督が、自身の高校野球体験を交えながら執筆した脚本はリアリティに溢れている。常勝強豪高校野球部の“裏側”も垣間見せたり、球児たちの清く美しくない(?)部分にクスリとさせられる部分も。主人公の雅人とノブを演じる斎藤嘉樹と中村蒼は、いずれも映画初主演となる注目の若手俳優。彼らの朴訥とした風貌も、作品にリアリティを与えている。80点 -
20世紀少年
制作年: 2008「ビッグコミック スピリッツ」で8年間にわたって連載され、累計発行部数2000万部という超人気コミックを、全3部構成で映画化するプロジェクトの1作目。原作者である浦沢直樹とプロデューサーの長崎尚志も脚本に参加、他の脚本家は「HERO」の福田靖と「ROBO☆ROCK」の渡辺雄介。監督は、「明日の記憶」「自虐の詩」の堤幸彦。キャストは、ケンヂ役の唐沢寿明をはじめ、全3部で約300名もの出演者が揃うという。テーマ曲は、70年代のカリスマであるマーク・ボランが率いた伝説のロックバンドT.REXによる「20th Century Boy」。60点 -
Sweet Rain 死神の精度
制作年: 2008不慮の死を判定する死神と、そのターゲットとなる人々の半生を見つめるハートウォーミング・ファンタジー。『アヒルと鴨のコインロッカー』『陽気なギャングが地球を回す』の伊坂幸太郎の小説『死神の精度』を原作に、「美女缶」の筧昌也が監督した。主演は、「恋する惑星」「リターナー」の金城武。そして、「blue」「UDON」の小西真奈美、「フラガール」の富司純子らが脇を固める。テーマ曲『Sunny Day』は、小西真奈美が役名の藤木一恵で歌っている。80点 -
東京タワー オカンとボクと、時々、オトン(2007)
制作年: 2007母の女手一つで育てられた主人公(オダギリジョー)が、ガンに冒されつつも気丈に生きる母を支え、やがてその死を看取る…。互いを思いやりながら慎ましく暮す母と息子の姿を堅実な演出力によって描き出した自伝的ストーリー。原作はリリー・フランキーの同名小説。出演はオダギリジョー、樹木希林、内田也哉子。監督は松岡錠司。脚本は松尾スズキ。78点 -
探偵事務所5 Another Story 2nd SEASON File 10
制作年: 2007林海象率いる映像探偵社が贈る探偵ドラマの第2シーズン第10巻。各々が別件を調査するうち気がつけば同一人物を追っていた575、511、542の3人。最後の謎がついに明かされる「カウントダウン~一本の線~」「カウントダウン~グラウンドゼロ~」を収録。【スタッフ&キャスト】監督・脚本:杉山嘉一 脚本:徳永富彦 出演:柏原収史/鈴木リョウジ/吹越満/渡辺典子/ベンガル/光石研(以上「カウントダウン~一本の線~」) -
探偵事務所5 Another Story 2nd SEASON File 9
制作年: 2007林海象率いる映像探偵社が贈る探偵ドラマの第2シーズン第9巻。俳句探偵575が美人の咲子先生から依頼を受ける「カウントダウン~三度目の 春風に揺れ 夫婦花~」、探偵542が祖母から受継いだ眼で謎を解く「カウントダウン~セカンドライフ~」を収録。【スタッフ&キャスト】監督・脚本:杉山嘉一 脚本:徳永富彦 出演:吹越満/渡辺典子/鈴木瑠華/螢雪次朗/光石研(以上「カウントダウン~三度目の 春風に揺れ 夫婦花~」) -
サッドヴァケイション
制作年: 2007『Helpless』から11年、『EUREKA ユリイカ』から7年。青山真治が描き出してきた“北九州サーガ”の集大成。“ゆるぎない女たち”が運命に翻弄される男を未来へと導く。原作・監督・脚本は青山真治。出演は浅野忠信、石田えり、宮崎あおい、板谷由夏、中村嘉葎雄、オダギリジョー。60点 -
観察 永遠に君をみつめて
制作年: 2007少女を見つめ続けた少年と、少年に見せ続けた少女の40年に渡る恋心を、それぞれの側面から2部構成で描く、純愛ファンタジー。監督は「イヌゴエ 幸せの肉球」の横井健司。出演は「ユメ十夜」の緒川たまき、「WARU ワル」の小沢和義、「めがね」の光石研、「LOFT」の江口のりこほか。 -
パーク アンド ラブホテル
制作年: 2007屋上に公園を設置する一風変わったラブホテルに集う、様々な事情を抱えた女性たちとオーナーである初老の女性の交流を描いたファンタジックな雰囲気漂う物語。短編映画「珈琲とミルク」が内外の映画祭で評価された熊坂出監督の長編デビュー作。主演は「蟲師」のりりィ。共演にちはる、神農幸など。 -
Little DJ 小さな恋の物語
制作年: 2007ラジオが輝いていた70年代を舞台に、病に倒れながらもひたむきに生きる少年の姿を描いたドラマ。鬼塚忠の同名小説を「渋谷区円山町」の永田琴が映像化。出演は「遠くの空に消えた」の神木隆之介、「日本沈没」の福田麻由子、「バブルへGO!!タイムマシンはドラム式」の広末涼子、「父と暮らせば」の原田芳雄ほか。 -
刺青 堕ちた女郎蜘蛛
制作年: 2006谷崎潤一郎の名作短篇『刺青』を、モダニズムと日本的な美を融合させ、耽美的な世界を展開させる谷崎文学のエッセンスを映像に移し替えた愛と官能の物語。監督は「肌の隙間」の瀬々敬久。出演は映画、ドラマ、舞台、声優など幅広く活躍する川島令美、「県庁の星」「雨の町」などの和田聰宏など。 -
シュガー&スパイス 風味絶佳
制作年: 2006基地の街・東京、福生を舞台に、高校を卒業したばかりの主人公の、恋のときめきとほろ苦い痛みを描いたラブストーリー。主演は「誰も知らない」の柳楽優弥。また、恋の相手となる乃里子役には、「パッチギ!」の沢尻エリカがあたる。監督は「冷静と情熱のあいだ」の中江功。 -
ありがとう(2006)
制作年: 2006シニアツアーで活躍するプロゴルファー・古市忠夫氏を主人公にした感動のノンフィクション・ドラマ。1995年の阪神大震災で被災し、街の復興に奔走する一方で還暦を目前にしてプロテスト合格を目指す古市氏の姿を描く。監督は「UNloved」の万田邦敏。出演は「新・日本の首領」の赤井英和、「深紅」の田中好子。 -
陽気なギャングが地球を回す
制作年: 2006実生活においては何の役にも立たない奇妙な能力をもつ4人の男女が出会ったとき、ロマンあふれる犯罪計画が動き始める。奇抜な発想と、巧妙な仕掛けで魅せる、知的で小粋で贅沢なロマンチック・エンターテインメント。原作は伊坂幸太郎の同名小説。「パコダテ人」の前田哲監督が映画化。「世界の中心で、愛をさけぶ」の大沢たかおが主演。共演は「血と骨」の鈴木京香など。 -
colors カラーズ
制作年: 2006箱という閉鎖的な世界の中で、人々が迷い、気づき、そして自分の気持ちに正直に動いていく、ちょっと不思議で、おかしなハートフル・ストーリー。監督は「スリーピングフラワー」の柿本ケンサク。出演は「69 sixty nine」の村上淳、名バイプレーヤー光石研、松岡俊介など。 -
それでもボクはやってない
制作年: 2006痴漢冤罪事件をテーマに「裁判」の実情に迫った社会派エンタテインメント作品。痴漢犯人に間違われる主人公に加瀬亮(「硫黄島からの手紙」)、その弁護士に役所広司(「THE有頂天ホテル」)と瀬戸朝香(「DEATH NOTE デスノート」)が扮している。監督は「Shall we ダンス?」の周防正行。76点 -
インビジブル・ウェーブ
制作年: 2006香港、プーケットを舞台に繰り広げられる国際色豊かな新感覚ロードムービー。監督はペンエーグ・ラッタナルアーン、撮影はクリストファー・ドイル、脚本はプラープダー・ユン、主演は浅野忠信と、「地球で最後のふたり」ですでにタッグを組んでいる4人が再集結。2006年ベルリン国際映画祭コンペティション部門で世界プレミア上映された。 -
ボーイ・ミーツ・プサン
制作年: 2006韓国の釜山にたった一人で派遣された新米ディレクター。右も左もわからない土地で戸惑い彷徨いながら、開催中の釜山国際映画祭に紛れ込みこの地の不思議な魅力に楽しさを憶える。そんな時、奔放な日本人女性ヨーコと出会う。釜山国際映画祭現地の熱狂をそのまま取り込んだようなドキュメンタリータッチの作品。監督は「パッチギ!」「嫌われ松子の一生」「69 sixty nine」などで助監督を務めた武正晴が初メガホンをとる。主演は、「美しい夏キリシマ」「17歳の風景」「子宮の記憶」の柄本佑。60点 -
こおろぎ
制作年: 2006一部映画祭やイベントのみにて上映された青山真治監督による人間ドラマが、製作から14年の時を経て劇場公開。静岡県西伊豆。かおるは共に暮らす盲目で口のきけない男に対し支配的な優越感を抱いていた。しかし男は一人で出歩き謎の行動をとるようになり……。出演は鈴木京香、山﨑努ほか。男と女、自由と束縛、生と死、食と官能、光と闇が、西伊豆の風土と歴史の中で描かれる。第63回ヴェネツィア国際映画祭オリゾンティ部門出品。第19回東京国際映画祭日本映画『ある視点』部門出品。当時は吉祥寺バウスシアターの「爆音映画祭2009」(2009年5月30日公開)等、映画祭での上映のみで、長らく劇場公開はされていなかった。2020年1月8日にDVD発売が決定したことを記念し、限定劇場公開。50点 -
亡国のイージス
制作年: 2005海上自衛隊のイージス艦を乗っ取り日本に戦争を仕掛ける某国工作員と、艦内に残った自衛官の闘いをサスペンスフルに描いた群像アクション。監督は「この世の外へ クラブ進駐軍」の阪本順治。福井晴敏による同名小説を基に、「深呼吸の必要」の長谷川康夫と「雨よりせつなく」の飯田健三郎が共同で脚色。撮影を「この世の外へ クラブ俊中郡」の笠松則通が担当している。主な出演者に、「照明熊谷学校」の真田広之、「ジャンプ」の中井貴一、「CASSHERN」の寺尾聰、「海猫 umineko」の佐藤浩市ら。松竹110周年記念、日本ヘラルド映画50周年記念、IMAGICA70周年記念、TOKYO FM35周年記念作品。60点 -
LIMIT OF LOVE 海猿
制作年: 2005鹿児島港沖で発生した大型フェリー座礁事故の人命救助に挑む機動救難隊隊員たちの活躍を描いたアクション・ドラマで、映画、テレビと続いたシリーズの完結篇。監督は「逆境ナイン」の羽住英一郎。佐藤秀峰による同名コミックを基に、「海猿 UMIZARU」の福田靖が脚本を執筆。撮影を「交渉人 真下正義」の佐光朗、「容疑者 室井慎次」のさのてつろう、「七人の弔」の村埜茂樹が担当している。主演は、「この胸いっぱいの愛を」の伊藤英明と「海猿 UMIZARU」の加藤あい。60点 -
サンクチュアリ(2005)
制作年: 2005ある日突然、一人の子供が消えた。やがて浮かびあがってくる悲劇の真相とは。子供たちの生命が脅かされる不穏な時代の空気に共振した野心作。監督は、「HYSTERIC」「DOG STAR」「肌の隙間」の瀬々敬久。二人のヒロインに「嫌われ松子の一生」の黒沢あすかと、「油断大敵」「青い車」などの山下葉子。100点 -
ブラックキス
制作年: 2004新人モデルと彼女のルームメイトが巻き込まれた、連続猟奇殺人事件を描いたサイコ・スリラー。監督は「ブラック.ジャック ふたりの黒い医者」の手塚眞。監督による原案を基に、手塚監督自身と「集団自殺クラブ Returns」の森吉治予、田中浩司が共同で脚本を執筆。撮影監督に「夢幻彷徨 MUGEN-SASURAI」の白尾一博、撮影に神戸千木がそれぞれあたっている。主演は、「SURVIVE STYLE 5+」の橋本麗香と「696 TRAVELING HIGH」の川村カオリ。 -
TOKYO NOIR トウキョーノワール
制作年: 2004様々な痛みを抱えながら、「昼」と「夜」の顔を使い分けて東京で生きる女たち。ある者は30代半ばにして仕事のキャリアと女性としての生き方に悩み、ある者は恋人を奪われた哀しみを振り払おうと、風俗嬢に身を落とし、またある者はもうひとりの自分の存在を感じ、日常が揺らぎ始めたことに気づく。今いる場所から一歩踏み出していく女性たちの姿を、2人の俊英監督が独自の視点で映像化。ヒロインには、「皆月」「Jam Films」の吉本多香美、「血を吸う宇宙」「GTO」の中村愛美、「ACRII」「牛頭」の吉野きみかが扮する。監督は「PAIN」の石岡正人と「HOBOS」の熊澤尚人。 -
レディ・ジョーカー
制作年: 2004ビール会社社長誘拐事件を、犯人グループ、標的にされた企業、警察の三者の視点から描き、日本の社会に潜む闇を抉り出した群像サスペンス。監督は「魔界転生」の平山秀幸。高村薫による同名小説を基に、「血と骨」の鄭義信が脚色。撮影を「69 sixty nine」の柴崎幸三が担当している。主演は「BROTHER」の渡哲也と、映画初出演の新人・徳重聡。 -
新・刑事まつり 一発大逆転「リハビリ刑事」
制作年: 2003ショート・フィルム・オムニバス「刑事まつり」の第3弾「新・刑事まつり~一発大逆転~」の一編。「主人公は刑事であること」「完成尺は十分以内」「本編中に最低でも五回ギャグを入れること」の従来の掟に加え、今回「映画監督をキャスティングすること」が加わった。監督は俳優の大森南朋。 -
この世の外へ クラブ進駐軍
制作年: 2003敗戦直後の東京を舞台に、進駐軍のクラブでジャズを演奏しながら逞しく生きていこうとする若者たちの姿を描いた青春群像劇。監督は「ぼくんち」の阪本順治で、自ら脚本も執筆。撮影を「赤目四十八瀧心中未遂」の笠松則通が担当している。主演は、「目下の恋人」の萩原聖人、「あずみ」のオダギリ ジョー、「最後の恋、初めての恋」の松岡俊介、「BORDER LINE」の村上淳、映画初出演のMITCH。映画芸術振興事業作品。 -
日常恐怖劇場 オモヒノタマ 念珠 苦ノ珠 「マンション」
制作年: 2003あるマンションで起こる騒動を描いた短篇ホラーで、シリーズの最終話。監督は岡野正広。脚本は楠本直樹。撮影を橋本桂二が担当している。主演は、「ジャンプ」の光石研と「かまち KAMACHI」の山村美智、「海の夢、都会の虚」の栗田梨子、馬場省吾。 -
BORDER LINE(2002・日)
制作年: 20022000年の<PFF(ぴあ・フィルム・フェスティバル)アワード>でグランプリを含む4賞を受賞した李相日(リ・サンイル)が、スカラシップ権を得て監督したもので、李にとって初めての長編となる。前作「青~chong~」が高校という「限定された空間」の、恋と友情という「絞り込んだ話」だったのに対し、この作品は、東から北へと「移動する」ロードムービーであり、性別も職業も年齢も「違う5人の話」となっている。時に深く、時に浅く、それまでまったく知らなかった他人とかかわることで自分の罪を知り、罰を受け、かすかだが確かな希望を感じるまでの道のりを、力強く描く。68点 -
KT
制作年: 200273年に実際に起こった金大中事件の真実に迫ったポリティカル・サスペンス。監督は「新・仁義なき戦い」の阪本順治。中薗英助による原作を基に、「皆月」の荒井晴彦が脚色。撮影を「ELECTRIC DRAGON 80000V」の笠松則通が担当している。主演は、「新・仁義なき戦い」の佐藤浩市と「太白山脈」のキム・ガプス。第76回『キネマ旬報』ベスト・テン第3位、助演男優賞(香川照之)受賞、第52回ベルリン国際映画祭コンペティション部門出品、第24回ヨコハマ映画祭2002年日本映画第4位、日本芸術文化振興会映画芸術振興事業、日韓合作作品。72点 -
EKOEKO AZARAK(2001)
制作年: 2001黒のヒロイン・黒井ミサの誕生を描いたオカルト・ホラーの映画シリーズ第4作。監督は「報復 REVENGE」の鈴木浩介。古賀新一による原作を基に、「DREAM MAKER」の小林利弘が脚本を執筆。撮影をOV『熱血!二代目商店街』の橋本尚弘が担当している。主演は、映画初出演の加藤夏希。尚、本作はギャガ・コミュニケーションズと東映ビデオによるデジタル式映画製作styleの新提案ブランド“Digital Cinema Project”の第2弾作品として製作・公開された。また、劇場公開時には撮影風景をとらえたメイキングがおまけ上映されている。DLPシステムによる上映。 -
まぶだち
制作年: 2001担任教師にクズと言われている3人の中学生が、ある事件をきっかけに変わっていく姿を描いた青春ドラマ。監督・脚本は「Indies.B ボクサーと凧」の古厩智之。撮影を「火垂」の猪本雅三が担当している。主演は、「AWIЙG MAЙ」の沖津和とオーディションで選ばれた新人・高橋涼輔、中島裕太。第75回本誌日本映画ベストテン第6位、第30回ロッテルダム国際映画祭タイガーアワード&国際批評家連盟賞受賞、第16回高崎映画祭若手監督グランプリ&最優秀新人男優賞(沖津和)受賞、第52回芸術選奨文部科学大臣新人賞受賞、第3回文化庁優秀映画賞受賞作品。スーパー16ミリからのブローアップ。 -
ハッシュ!
制作年: 2001一組のゲイカップルと孤独な女性が、新しい家族の形を巡って繰り広げる騒動を描いたヒューマン・ドラマ。監督は「渚のシンドバッド」の橋口亮輔。橋口監督による原作を基に、監督自身が脚色。撮影を「コンセント CONCENT」の上野彰吾が担当している。主演は、「害虫」の田辺誠一と「ひとりね」の高橋和也、「Reset」の片岡礼子。第75回本誌日本映画ベスト・テン第2位、主演女優賞(片岡礼子)受賞、第54回カンヌ国際映画祭監督週間出品、第24回ヨコハマ映画祭作品賞、監督賞、主演男優賞(田辺誠一)受賞、芸術文化振興基金助成作品。2001年11月24日より長崎・長崎セントラル1にて先行上映。 -
ひまわり(2000)
制作年: 2000海難事故で行方不明になった女性の葬儀に出席したかつての同級生や恋人たちが想い出を回想する中、やがて浮かび上がってくる死者の想いを描く青春ドラマ。監督は行定勲で、劇場公開作としては本作がデビューとなる。16ミリからのブローアップ。 -
AUDITION オーディション
制作年: 2000映画のオーディションにやってきた女性の中から再婚相手を探そうとした中年男性が辿る、恐怖の体験を描いたサイコ・ホラー。監督は「DOA〈DEAD OR ALIVE 犯罪者〉」の三池崇史。村上龍による同名小説を、「BLOOD〈狼血〉」の天願大介が脚色。撮影を「DOA」の山本英夫が担当している。主演は、「冷たい血 AN OBSESSION」の石橋凌と「DOG―FOOD」の椎名英姫。第29回ロッテルダム国際映画祭国際批評家連盟賞、同オランダ批評家連盟賞受賞作品。60点 -
五条霊戦記 GOJOE
制作年: 2000義経と弁慶の物語を、新しい解釈で描くアクション時代劇。監督は「ユメノ銀河」の石井聰亙。石井監督と大崎裕伸、諏訪敦彦による原案を基に、「ドッグス」の中島吾郎と石井監督が共同で脚本を執筆。撮影監督に「千年旅人」の渡部眞があたっている。主演は、「凶犯」の隆大介と「御法度」の浅野忠信、「実験映画」の永瀬正敏。 -
Chaos カオス(2000)
制作年: 2000狂言誘拐に巻き込まれた便利屋と、それを依頼した魅惑的な女性の危険な愛の行方を描いたサスペンス。監督は「ガラスの脳」の中田秀夫。歌野晶午による原作を基に、「Sunday drive サンデイドライブ」の斎藤久志が脚色。撮影を「発狂する唇」の喜久村徳章が担当している。主演は、「CURE キュア」の萩原聖人と「ケイゾク/映画 Beautiful Dreamer」の中谷美紀。50点 -
ちんちろまい
制作年: 2000博多を舞台に巻き起こる騒動を、ミュージカル仕立てで描いたどたばたコメディ。監督は、「風を見た少年」で総監督を務めた大森一樹、「武闘の帝王 完結篇」の祭主恭嗣、「N。45 第4話『風は、どっちに吹いている』」の中嶋竹彦、「プープーの物語」の渡辺謙作の4人。脚本は藤村磨実也と大森監督の共同で、撮影監督に「五条霊戦記 GOJOE」の渡部眞があたっている。出演は「プロゴルファー織部金次郎5 愛しのロストボール」の武田鉄矢の他、全て福岡県出身の役者。尚、タイトルの”ちんちろまい“とは、博多弁でてんてこまいの意。2000年9月23日福岡・天神ソラリアシネマにて先行上映。 -
EUREKA ユリイカ
制作年: 2000過去の苦しみから抜け出せない人たちの、再生をかけた旅を描くドラマ。監督・脚本は「EMEMBALMING」の青山真治。撮影に「天国までの百マイル」の田村正毅があたっている。主演は「SWING MAN」の役所広司。尚、本作は電通、IMAGICA、サンセントシネマワークス、東京テアトルによる映画製作プロジェクト“J-WORKS“の第1回作品として製作・公開された。第53回カンヌ国際映画祭国際批評家連盟賞及びエキュメニック賞、ベルギー王立フィルムアーカイブ・グランプリ受賞作品。 -
SHADY GROVE
制作年: 1999ふられた恋人とよりを戻そうとするOLと、ひょんなことから彼女と知り合った青年が織りなすラヴ・ストーリー。監督は「冷たい血」の青山真治。脚本は、青山監督と「冷たい血」のプロデューサー・佐藤公美の共同。撮影を「蜘蛛の瞳」の田村正毅が担当している。主演は、「大統領のクリスマスツリー」の粟田麗と「ワンダフルライフ」のARATA。 -
報復
制作年: 1999カンボジアン・ルーレットなる殺人ゲームの会場で繰り広げられる、人間の欲と裏切りを描き出したバイオレント・サスペンス。監督は「制覇」の鈴木浩介。脚本は「制覇」の齋藤猛。撮影を「制覇」金谷宏二が担当している。主演は「難波金融伝ミナミの帝王 劇場版PARTXII」の竹内力。スーパー16ミリからのブローアップ。 -
シン・レッド・ライン
制作年: 1998太平洋戦争の激戦地であるガダルカナルを舞台に、生死の狭間に生きる米兵たちの人問模様を豊潤なイメージで綴った大作ドラマ。映画化された「地上より永遠に」「走り来る人々」で知られる作家ジェームズ・ジョーンズの同名小説(角川書店刊)の映画化。監督・脚本は『地獄の逃避行』(74、ビデオ廃盤)「天国の日々」(78)のテレンス・マリックで、前2作以降映画界から遠ざかり伝説的な存在となっていた彼の20年ぶりの復帰作として大きな話題となった。なお、同小説は以前にも64年に「大突撃」(アンドリュー・マートン監督)として一度映画化されている。今回が製作はロバート・マイケル・ガイスラー、ジョン・ロバルデュー、グラント・ヒル(「タイタニック」に参加)。製作総指揮はAFI(アメリカン・フィルム・インスティテュート)の創設者でもあるショージ・ステイーヴンス・Jr.。撮影は「シティ・オブ・エンジェル」のジョン・トール。音楽は「ピースメーカー」のハンス・ヅィマー。美術のジャック・フィスク、編集のビリー・ウェバーはマリックの前2作のスタッフ。衣裳はマーゴット・ウィルソン。ミリタリー・アドヴァイザーは「スターシップ・トゥルーパーズ」のマイク・ストーキー。出演は「GIジェーン」のジム・カヴィーゼル、「好きと言えなくて」のベン・チャップリン、「エンジェルズ」のエイドリアン・ブロディ、「ブギーナイツ」のジョン・C・ライリー、「バジル」のジャレッド・レトら新鋭に加えて、「シーズ・ソー・ラヴリー」のショーン・ペン、「ナイトウォッチ」のニック・ノルティ、「ガタカ」のエリアス・コーティアス、「ウェルカム・トゥ・サラエボ」のウディ・ハレルソン、「真夜中のサバナ」のジョン・キューザック、「マルコムX」のジョン・サヴェージ、日本から「枕草子」の光石研、「フェイス/オフ」のジョン・トラヴォルタ、「アウト・オブ・サイト」のジョージ・クルー二ー、紅一点として「女と女と井戸の中」のミランダ・オットーら多彩な顔触れ。第49回ベルリン映画祭金熊賞(グランプリ)、ニューヨーク批評家協会賞監督賞・撮影賞受賞・アカデミー賞各賞にノミネート。60点 -
友情 Friendship
制作年: 1998アメリカで実際にあったエピソードを基に、白血病に冒された少女と彼女のクラスメイトたちの厚き友情を描いたヒューマン・ドラマ。監督は「大安に仏滅!?」の和泉聖治。脚本は、「大安に仏滅!?」の布勢博一と「曖・昧・Me」の伊藤尚子の共同。撮影を「大安に仏滅!?」の安藤庄平が担当している。主演は、故三船敏郎の愛娘で映画初出演の三船美佳。文部省選定、厚生省、骨髄移植推進財団推薦作品。90点 -
TOKYO EYES
制作年: 1998世紀末の東京を舞台に、謎の発砲事件を続ける青年と彼にひかれる少女のつかの間の関係を鮮烈なタッチで綴った一編。監督・脚本は「天使の接吻」のジャン=ピエール・リモザンで、東京(渋谷・下北沢など)でオールロケ、日本人のみを俳優に使い、オール日本語で撮り上げた。撮影クルーもリモザンと撮影監督のジャン=マルク・ファーブル(「a.b.c.の可能性」)以外は日本人を起用。製作は堀越謙三(ユーロスペース)とヘヌガメ・パナヒ。音楽はスコアをグザヴィエ・ジャモー、音楽監修をエリック・ミションが担当。美術は矢野憲章。編集はダニエル・アヌダン。録音は旧小川プロの菊池信之。主演は「NIGHTHEAD 劇場版」の武田真治と「デボラがライバル」の吉川ひなの。共演は「キリコの風景」の杉本哲太、「犬走る」の大杉漣のほか、「HANA-BI」のビートたけしが特別出演。 -
プロゴルファー織部金次郎4 シャンクシャンクシャンク
制作年: 1997おなじみ“織金”ことプロゴルファー織部金次郎が活躍する人情コメディ・シリーズの第4弾。CMタレントに起用されたことから、ゴルフ人生最大のスランプに悩まされる織金の姿が、笑いと涙で描かれる。監督・主演は前作「プロゴルファー織部金次郎3 飛べバーディー」に引き続き武田鉄矢が担当。武田と高井研一郎による原作を、武田と満友敬司が脚色。撮影を前回と同じく矢田行男がつとめている。タイトルの「シャンク」とは、ボールがゴルフクラブのつけ根に当たり真横に飛び出すミス・ショットのことで、ゴルフ仲間の間では寄り道を意味している。 -
OPEN HOUSE
制作年: 1997「GO」の行定勲監督の長編映画初監督作品。1998年6月みちのく国際ミステリー映画祭'98in 盛岡にて上映され、新人監督奨励賞を受賞。以来5年間の時を経て待望の劇場公開となる。原作は、芥川賞作家・辻仁成の『オープンハウス』。出演に、「オーディション」の椎名英姫、「タイム・リープ」の川岡大次郎、「エンジェル・ダスト」の南果歩。 -
HAPPY PEOPLE
制作年: 1997人間の心に潜む狂気を描いて人気を博している釋英勝による同名コミックを映画化した3話仕立てのブラック・コメディ。監督はOV『HAPPY PEOPLE』の鈴木浩介。脚本も鈴木が手掛け、撮影は「MISTY(1997)」の篠田昇が担当している。主演は「トイレの花子さん(1995)」の緋田康人、「宮澤賢治 その愛」の尾美としのり、「汝殺すなかれ」の平田満。16ミリからのブローアップ。R指定。 -
ピーター・グリーナウェイの枕草子
制作年: 1996日本の平安時代の古典、清少納言の随筆『枕草子』をモチーフに織りなされる、異色の映像絵巻。監督・脚本は「プロスペローの本」「ベイビー・オブ・マコン」などの鬼才ピーター・グリーナウェイで、本作では書・カリグラフィーを全編に導入し、独特の映像表現を展開している。製作はグリーナウェイと「ZOO」以降コンビを組むキース・カサンダー。製作総指揮はテリー・グリンウッド、デニス・ウィッグマン、ジャン=ルイ・ピエル。撮影は「ZOO」以降のパートナー、サッシャ・ヴィエルニー。音楽は前作「ベイビー・オブ・マコン」に続き、グリーナウェイが自由に選曲、日本の場面で雅楽や中国歌謡、軍歌などが流れるのをはじめ、アフガニスタン・トラッド、ゲッシュ・パティ、U2ほか、種々雑多な曲が使用される。美術・衣裳デザインは「プロスペローの本」でグリーナウェイと組んだワダ・エミ。編集はグリーナウェイとクリス・ワイアット、衣裳は「ダメージ」に参加した立野浩二、近未来デザインはタナカノリユキ、インテリア・コーディネイトはアンドレ・プットマン、書・カリグラフィーはブロディ・ノイエンシュヴァンダーと屋良由希。主演は「ラスト・エンペラー」「ジョイ・ラック・クラブ」などのヴィヴィアン・ウー。共演は「GONIN2」の緒形拳、ピーター・ブルック劇団の常連である舞台の名優オイダ・ヨシ、「上海バンスキング」の吉田日出子、「Emma エマ」のユアン・マクレガー、「800 TWO LAP RUNNERS」の河合みわこほか。 -
難波金融伝 ミナミの帝王 劇場版PARTVIII
制作年: 1996おなじみ“萬田銀行”の面々が活躍する金融ドラマ。監督は前作に引き続き萩庭貞明、撮影監督も三好和宏がそれぞれ担当。今回は老人詐欺をめぐる人情噺で、レギュラーメンバーに加え、光石研、石井トミコ、上岡龍太郎、河内家菊水丸などがゲスト出演している。60点 -
チンピラ(1996)
制作年: 1996堅気にもやくざにもなりきれないチンピラふたりの生きざまを描く青春映画。84年に川島透監督によって「チ・ン・ピ・ラ」として映画化された金子正次の遺稿シナリオを、よりオリジナルに近いかたちで再映画化した。監督は「Helpless」の青山真治。新版の脚本は「極道戦国志 不動」の森川利行。撮影は「イグナシオ」の石井勲。音楽を元“シーナ&ロケッツ”の鮎川誠が担当した。「ゲレンデがとけるほど恋したい。」の大沢たかおと「男たちのかいた絵」のダンカンが主役のチンピラふたりを演ずる。100点