細川直子の関連作品 / Related Work

1-100件表示/全137件
  • グエムル 漢江の怪物

    制作年: 2006
    ソウル市内を流れる河・漢江を舞台に、突如あらわれた異形の怪物“グエムル”に娘をさらわれてしまったパク一家の人々が、家族の結束だけを頼りに娘を救出すべく奮闘するモンスター・アクション。主演は「殺人の追憶」のソン・ガンホ。共演に「子猫をお願い」のぺ・ドゥナ。監督は「殺人の追憶」のポン・ジュノ。第一回アジア映画賞(AFA)の作品賞と主演男優賞を受賞。
    80
    • 手に汗握る
    • 感動的な
    • 怖い
  • プリティ・プリンセス

    制作年: 2001
    地味で内気な女の子が、ある日突然プリンセスになってしまう、現代のロマンチック・シンデレラ・ストーリー。ゲーリー・マーシャル監督の、「プリティ・ウーマン」「プリティ・ブライド」に続く、〈プリティ〉シリーズ第3弾。出演は「ポスト・ジュリア・ロバーツ」として注目されたアン・ハサウェイ、「サウンド・オブ・ミュージック」のジュリー・アンドリュース、「ウェルカム・ドールハウス」のヘザー・マタラーゾほか。
    90
  • ふたりのトスカーナ

    制作年: 2000
    ロレンツァ・マッツェッティの自伝的小説を、イザベラ・ロッセリーニ主演で映画に。暗雲立ちこめる第二次世界大戦下で、幼い姉妹が緑きらめくトスカーナで健気に成長する様子を描くとともに、戦争が及ぼす悲劇を描く。監督は、これが長編デビューとなる双子の兄弟アンドレア&アントニオ・フラッツィ。
  • エスター・カーン めざめの時

    制作年: 2000
    演劇への情熱を通して成長する女性の姿を描く。監督・脚本は「そして僕は恋をする」のアルノー・デプレシャン。原作は英作家、アーサー・シモンズの短編小説。撮影は「ポーラX」のエリック・ゴティエ。音楽は「ザ・セル」のハワード・ショア。出演は「パラサイト」のサマー・フェニックス、「イグジステンズ」のイアン・ホルム、「そして僕は恋をする」のファブリス・デプレシャン、「魂を救え!」のラースロー・サボー、「スティル・クレイジー」のフランシス・バーバー、「そして僕は恋をする」のエマニュエル・ドゥヴォスほか。
  • メッセージ・イン・ア・ボトル

    制作年: 1999
    浜辺に打ち上げられたメッセージ入りの瓶をある女性が拾ったことから始まる大人の悲恋物語。全米で170万部を売り上げた同名ベストセラー小説(ソニーマガジンズ刊)の映画化。監督は「男が女を愛する時」のルイス・マンドーキ。製作は「プラクティカル・マジック」のデニーズ・ディノーヴィ、本作で主演も務める「ポストマン」のケヴィン・コスナー、「真夏の出来事」のジム・ウィルソン。脚本は「フェノミナン」のジェラルド・ディペーコ。撮影は「微笑みをもう一度」のケレイブ・デイシャネル。音楽は「シティ・オブ・エンジェル」のガブリエル・ヤレド。編集は「大いなる遺産』のスティーヴン・ワイスバーグ。美術は「ゲーム」のジェフリー・ビークロフト。衣裳は「デビル」のバーニー・ポラック。共演は「シーズ・ソー・ラヴリー」のロビン・ライト・ペン、「ノーバディーズ・フール」のポール・ニューマン、「シン・レッド・ライン」のジョン・サヴェージ、『心理探偵フィッツ』のロビー・コルトレーンほか。
    80
  • ビューティフル・ピープル(1999)

    制作年: 1999
    英国に逃れてきたボスニア移民と地元住民の交流を描いた群像劇。監督・脚本はボスニア出身の新鋭ジャスミン・ディズダーで本作が長編デビュー。撮影は「マイ・ネーム・イズ・ジョー」のバリー・アクロイド。出演は出演は「フォー・ウェディング」のシャーロット・コールマン、「ハムレット」のニコラス・ファレルほか。
  • ミフネ

    制作年: 1999
    奇妙な共同生活のなかで自分を取り戻していく4人の男女の姿を描くドラマ。ラース・フォン・トリアー、トーマス・ヴィンターベア、本作の「Emma エマ」のソーレン・クラウ・ヤコブセンらからなる、デンマークの監督集団《ドグマ95》の第3作で、監督・原案はヤコブセン。脚本はヤコブセンとアナス・トーマス・イエンセン。製作はビアギテ・ハルドとモーテン・カウフマン。撮影は「セレブレーション」のアンソニー・ドット・マントル。音楽はモーテン・ダインボルとハンス・メラー。編集はバルディス・オルカスドッティア。出演はデンマークの舞台出身のアナス・ベアデルセン、イーベン・ヤイレ、イエスバー・アスホルトほか。
  • バニラ・フォグ

    制作年: 1999
    料理作りをきっかけに出会った男女の恋を描くロマンティック・コメディ。監督は本作がデビューとなるマーク・ターロフ(「I love ペッカー」の製作など)。脚本はジュディス・ロバーツ。撮影は「I love ペッカー」のロバート・スティーブンス。音楽はジル・ゴールドスタイン。美術は「ザ・クロウ」のウイリアム・バークレイと「マスカレード 甘い罠」のジョン・カサルダ。衣裳はキャサリン・ジェーン・ブライアント。出演は「スクリーム2」のサラ・ミシェル・ゲラー、「グラスハープ 草の竪琴」のショーン・パトリック・フラナリーほか。
  • ファイアーライト

    制作年: 1998
    代理母の女性の娘とその父親への秘められた愛を描いたドラマ。監督・脚本は「永遠の愛に生きて」「ネル」の脚本家であるウィリアム・ニコルソンで彼の監督デビュー作。製作はブライアン・イーストマン。製作総指揮はスーザン・カートソニス、リック・リード、マット・ウィリアムス、デイヴィッド・マクファーソン、カーメン・フィネストラ。撮影はBBC出身で「エイリアン3」(第2班のみ)のニック・モリス。音楽は「疑惑に抱かれて」のクリストファー・ガニング。美術はロブ・ハリス。編集はクリス・ウィンブル。衣裳はアンドレア・ゲイラー。出演は「アンナ・カレーニナ」のソフィ・マルソー、「ウェルカム・トゥ・サラエボ」のスティーヴン・ディレイン、「ロマンスに部屋貸します」のケヴィン・アンダーソン、「D3 マイティ・ダック」のジョス・アックランドほか。
  • ファミリー・ゲーム 双子の天使

    制作年: 1998
    両親の離婚で生き別れになっていた双子の少女がもう一度親たちを結び付けようとあの手この手で作戦を練る姿を描くハートフル・ロマン。61年のディズニー映画「罠にかかったパパとママ」のリメイクで、監督・脚本には「花嫁のパパ1、2」のナンシー・マイヤーズとチャールズ・シャイヤーのコンビがあたった(オリジナル脚本はデイヴィッド・スウィフト)。製作はシャイヤー。撮影は「アポロ13」のディーン・カンディ。音楽は「フォレスト・ガンプ 一期一会」「コンタクト」のアラン・シルヴェストリ。美術は「ゴッドファーザー」3作のディーン・タヴラリス。編集はスティーヴン・A・ロッター。衣裳はペニー・ローズ。出演は新星リンゼイ・ローハン、「ドラゴンハート」のデニス・クェイド、「ネル」のナターシャ・リチャードソンほか。
  • しあわせ色のルビー

    制作年: 1998
    宗教的呪縛の中で自分の正直な生き方を模索する女性を描く。監督・脚本は「タイタンズを忘れない」のボアズ・イェーキン。製作は「グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち」のローレンス・ベンダーほか。撮影は「翼のない天使」のアダム・ホレンダー。音楽は「月の瞳」のレスリー・バーバー。衣裳は「リトル・ニッキー」のエレン・ルッター。出演は「ブリジット・ジョーンズの日記」のレニー・ゼルウィガー、「アザーズ」のクリストファー・エクルストン、「小説家を見つけたら」のグレン・フィッツジェラルド、「パラダイス・ロード」のジュリアナ・マルグリース、「パーフェクト・ストーム」のアレン・ペイン、「ジュニア」のキャスリーン・シャルファン、「真夜中のサバナ」のキム・ハンターほか。
  • ロマンスX

    制作年: 1998
    満たされない心と体を抱えた女性の愛の彷徨を描く衝撃作。監督・脚本は「堕ちてゆく女」のカトリーヌ・ブレイヤ。撮影は「永遠と一日」のヨルゴス・アルヴァニティス。出演は『Trop de Bonheur』のキャロリー ヌ・デュセイほか。
  • オープン・ユア・アイズ

    制作年: 1997
    顔を損傷したハンサム青年の、夢とも現実ともつかない世界を描いたスリラー。監督・脚本・音楽は「テシス・次に私が殺される」のアレハンドロ・アメナーバル。脚本は監督とマテオ・ヒールが担当。製作は「テシス・次に私が殺される」のホセ・ルス・クエルダ。製作総指揮はフェルナンド・ボヴァイラ、ホセ・ルイス・クエルダ。撮影は「テシス・次に私が殺される」のハンス・バーマン。音楽は監督とマリアノ・マリンが担当。出演は「テシス・次に私が殺される」のエドゥアルド・ノリエガ、「イフ・オンリー」のペネロペ・クルス、「テシス」のフェレ・マルティネス、舞台で活躍するチェテ・レーラほか。98年東京国際映画祭グランプリ受賞。
    70
  • クアトロ・ディアス

    制作年: 1997
    ブラジルで実際に起こった学生グループによる米国大使誘拐事件を映画化した社会派サスペンス。監督は「未亡人ドナ・フロールの理想的再婚生活」「N.Y.殺人捜査線」のブルーノ・バレット。脚本は事件の首謀者だったフェルナンド・ガベイラの白伝小説を元に、レオポルド・セランが担当。製作はバレット監督の両親で「未亡人ドナ・フロールー」のルーシーとルイス・カルロスのバレット夫妻。撮影は「私が愛したグリンゴ」のフェリックス・モンティ。音楽は「グリッドロック」のスチュワート・コープランド。美術はマルコ・フラクスマン。編集はイザベラ・ラザリー。衣裳はエミリア・ダンカン。出演は本作がデビューとなるペドロ・カルドーゾ、「天使たち、悪魔たち」のアラン・アーキン、「死ぬまで愛して」のフェルナンダ・トーレス、「セントラル・ステーション」のフェルナンダ・モンテネグロほか。
  • ガールズナイト(1997)

    制作年: 1997
    親友同士の二人の中年婦人の友情を描いたハートフルなヒューマンドラマ。監督はテレビ界出身のニック・ハラン。脚本は英国のテレビで注目されたケイ・メラー。製作はビル・ボイス。製作総指揮は「マイ・レフト・フット」のピッパ・クロス。撮影はデイヴィッド・オッド。音楽はエド・シェアマー。美術はタフ・バトリー。編集はジョン・リチャーズ。出演は「秘密と嘘」のブレンダ・ブレッシン、「ステッピン・アウト」のジュリー・ウォルターズ、「ペイバック」のクリス・クリストファーソン、「旅する女 シャーリー・バレンタイン」のジョージ・コスティガン、「ブラス!」のフィリップ・ジャクソンほか。
  • ファイアーストーム

    制作年: 1997
    森林火災の消火活動員であるスモーク・ジャンパーの青年と切れ者の脱獄囚の死闘を描くアクション。監督は「スピード2」の撮影監督で本作がデビューとなるディーン・セムラー。脚本は。撮影は「ポストマン」のスティーヴン・F・ウィンドン。音楽はJ・ピーター・ロビンソン。出演は元プロフットボールチームロサンゼルス・レイダースのスーパースターで本作が初主演となるハウィー・ロング、「デンバーに死す時」のウィリアム・フォーサイス、「女神たちの季節」のスージー・エイミス、「羊たちの沈黙」のスコット・グレンほか。
  • 鳩の翼

    制作年: 1997
    今世紀初頭のロンドンとヴェネツィアを舞台に、新時代の波に揺れる恋人たちの愛憎劇を描いた文芸ロマン。ヘンリー・ジェームズ(1843~1916)の同名小説(邦訳・講談社文芸文庫)の映画化。監督は「バック・ビート」『サイバーネット』(V)のイアン・ソフトリー。脚本は「日蔭のふたり」のホセイン・アミニ。製作は「十二夜」のデイヴィッド・ハーフィットとステイーヴン・エヴァンズ。製作総指揮は「ナイトウォッチ」のボブとハーヴェイのワインスタイン兄弟とポール・フェルドシャー。撮影はパトリス・ルコント監督作品で知られるエドゥアルド・セラ。音楽は「勝手に逃げろ、人生。」のガブリエル・ヤレド。美術は『サイバーネット』(V)のジョン・バード。編集はタリク・アンワール。衣裳は「ベルベット・ゴールドマイン」のサンティ・パウエル。出演は「十二夜」のヘレナ・ボナム=カーター、「司祭」のライナス・ローチ、「この森で、天使はバスを降りた。」のアリソン・エリオット、「愛と勇気の翼」のエリザベス・マクガヴァン、「エンゼル・ハート」のシャーロット・ランプリング、「ジキル&ハイド」のマイケル・ガンボンほか。
    90
  • フェノミナン

    制作年: 1996
    ある日突然、並外れた知性を与えられた男と彼を支える女性の愛を描いたハートフルなラブ・ストーリー。監督は「あなたが寝てる間に…」のジョン・タートルトーブ。脚本はTVドラマ『A Family Upside Down』でエミー賞5部門の候補となり、ゴールデン・グローブ賞を受賞したジェラルド・ディペゴ。製作はバーバラ・ボイルとマイケル・テイラーの共同、製作総指揮はチャールズ・ニューワースとジョナサン・クレイン。ゴールデン・ライトと呼ばれる午後の遅い光を使った美しい映像を作り上げた撮影は、前2作でも監督と組んだフェドン・パパマイケル。音楽は「ショーシャンクの空に」のトーマス・ニューマンがスコアを書き、元ザ・バンドのロビー・ロバートソンが総指揮をつとめた。美術はギャリース・ストーヴァー、編集はブルース・グリーン。主演は「ゲット・ショーティ」のジョン・トラヴォルタと「愛に迷った時」のカイラ・セジウィック。共演は「スモーク」のフォレスト・ウィテカー、「スカーレット・レター」のロバート・デュヴァルほか。
    90
  • ブラス!

    制作年: 1996
    廃坑で揺れる炭坑の町の名門ブラスバンドが、苦節をへてコンクール優勝の栄光をつかむまでを描いた群像劇。実在の英国の名門ブラスバンド、グライムソープ・コリアリー・バンドがモデルで、劇中の楽曲は同バンドが演奏し、メンバーも出演者にまじって登場。監督・脚本は『ベルボーイ狂騒曲』(V、92)のマーク・ハーマンで、長編の日本公開作品はこれが初めて。製作は「危険な動物たち」のスティーヴ・アボット。撮影はアンディ・コリンズ 。音楽は「クリフハンガー」のトレヴァー・ジョーンズで、グライムソープ・コリアリー・バンドの演奏曲の合間にオリジナル曲をはさみこんでまとめている。美術はドン・テイラー、編集はマイケル・エリス、衣裳はエイミー・ロバーツ。出演は「ロミオ&ジュリエット」のピート・ポスルスウェイト、「トレインスポッティング」のユアン・マクレガー、「ウェールズの山」のタラ・フィッツジェラルドほか。
  • 英国万歳!

    制作年: 1996
    ある日突然、原因不明の錯乱状態に陥った英国国王がもたらす大混乱を、痛烈な皮肉を込めて描いた悲喜劇。史実に基づくアラン・ベネットの舞台劇『The Madness of King George』を、彼自身で映画用に脚色。監督には舞台版の演出も手掛け、これが初監督作にあたるニコラス・ハイトナー。製作は「から騒ぎ」のスティーヴン・エヴァンスとデイヴィッド・パーフィット、撮影は「ボデイガード」のアンドリュー・ダン、音楽はハイトナーの監督第2作「クルーシブル」も手掛けたジョージ・フェントンが、ジョージ3世のために数多くの曲を作ったヘンデルの音楽を華麗にアレンジ。美術は「バリー・リンドン」のケン・アダム、編集は「ボディガード」のタリク・アンウォー、衣裳は舞台版も手掛けたマーク・トンプソン。出演はローレンス・オリヴィエ賞など数々の賞を受賞した舞台版に続いて主演するナイジェル・ホーソーン、「コックと泥棒、その妻と愛人」のヘレン・ミレン、「ベストフレンズ・ウェディング」のルパート・エヴェレット、「フィフス・エレメント」のイアン・ホルム、「ライアーライアー」のアマンダ・ドノホー、「モーリス」のルパート・グレイヴスほか。第49回イギリス・アカデミー賞イギリス作品賞・主演男優賞(ナイジェル・ホーソーン)、第48回カンヌ国際映画祭主演女優賞受賞(ヘレン・ミレン)。
    87
    • 感動的な
  • シークレット・エージェント

    制作年: 1996
    二重スパイが引き起こす悲劇を描いたサスペンス。文豪ジョゼフ・コンラッドの『密偵』を基に撮られたアルフレッド・ヒッチコックの「サボタージュ」(36)のリメイク。主演・製作総指揮は「モナリザ」「ニクソン」の個性派俳優ボブ・ホスキンス。監督・脚本は「キャリントン」のクリストファー・ハンプトンで、彼の監督第2作。撮影はデニス・レノア。音楽は「ベント 堕ちた饗宴」のフィリップ・グラス。共演は「ロスト・ハイウェイ」のパトリシア・アークェット、「ある貴婦人の肖像」のクリスチャン・ベール、「仮面の男」のジェラール・ドパルデューほか。ロビン・ウィリアムスがノー・クレジットで特別出演。
  • ジャンク・メール

    制作年: 1996
    事件に巻き込まれた美女のため奮戦する、しがない郵便配達夫の姿をユーモラスかつサスペンスフルに綴った一編。監督はノルウェーの新鋭ポール・シュレットアウネで、脚本もヨニー・ハールベルグと共同で執筆。撮影はヒェル・ヴァスダール。音楽はヨアキム・ホルベック。美術は「奇跡の海」のカール・ユーリウスソン。衣裳はベンテ・ヴィンテル=ラーシェン。出演はシュレットアウネの短編『Eating Out』(未公開)に出演したロバート・シャーシュタほか。
  • 夏の夜の夢(1996)

    制作年: 1996
    文豪シェイクスピアの同名戯曲(邦訳・白水社など)の映画化。監督・脚本はRSC(ロイヤル・シェイクスピア・カンパニー)出身の舞台演出家エイドリアン・ノーブルで、本作が映画デビュー作。撮影は「Emma エマ」のイアン・ウィルソン。音楽は「ハンガー」のハワード・ブレイク。出演は新人オシーン・ジョーンズのほか、RSCからアレックス・ジェニングス、デズモンド・バーリットらが参加。
  • ネネットとボニ

    制作年: 1996
    両親の別居で別れて暮らしていた兄妹の再会と微妙な共同生活をナイーヴなタッチで綴った一編。監督は「パリ、18区、夜。」のクレール・ドゥニ。脚本はドゥニとジャン=ポール・ファルジョーの共同。撮影は「パリ、18区、夜。」のアニエス・ゴダール。音楽は英国のロックバンド、テンダースティックス。主演は「ビフォア・ザ・レイン」のグレゴワール・コランと新鋭のアリス・ウーリ。共演は「私の男」のヴァレリア・ブルニ=テデスキ、「気まぐれな狂気」のヴィンセント・ギャロほか。
  • ラブ・ジョーンズ

    制作年: 1996
    熱い恋心にとまどい迷う男女の姿を繊細なタッチで描いた一編。監督・脚本は新鋭セオドア・ウィッチャー。撮影はアーネスト・ホルズマン。音楽(監修)はマイルス・デイヴィス、ローリング・ストーンズら大物との共演歴を誇るベース奏者ダリル・ジョーンズ。出演は「ソウル・フード」のニア・ロング、「ポストマン」のラレンツ・テイトほか。
  • ラストダンス(1996)

    制作年: 1996
    死刑囚の女性と彼女を救おうとする弁護士の、極限の日々に激しく熱く燃えた愛を描いたヒューマン・ドラマ。監督は「ドライビング・MISS・デイジー」のブルース・ベレスフォード。製作も兼ねるスティーブン・ハフトと、「家族の絆」「眠れぬ夜のために」のロン・コスローの原案を、コスロウが脚色。エグゼクィヴ・プロデューサーはリチャード・ルーク・ロスチャイルド。撮影はピーター・ジェームズ、音楽は「ショート・カッツ」のマーク・アイシャム、美術はジョン・ストッダート、編集はジョン・ブルームが担当。主演は「カジノ」のシャロン・ストーンで、華美な衣裳もなく、ほとんどノー・メイクで難役に挑んで微妙な役柄を演じきっている。相手役に「クイズ・ショウ」のロブ・モロウ。「ザ・ペーパー」のランディ・クエイド、「蒼い記憶」のピーター・ギャラガーらが脇を固めている。
  • 天使の贈り物

    制作年: 1996
    牧師の妻を愛してしまった天使を優しく見つめたハートフルなラヴ・ストーリー。ヘンリー・コスター監督、ケーリー・グラント、ロレッタ・ヤング共演の「気まぐれ天使」(47)を、「戦火の勇気」のデンゼル・ワシントン、「ため息つかせて」のホイットニー・ヒューストンの共演、「ビッグ」「勇気あるもの」のペニー・マーシャルの監督でリメイク。製作は「I SHOT ANDY WARHOL」のサミュエル・ゴールドウィン・ジュニア、エグゼクティヴ・プロデューサーはマーシャルと、彼女とは「勇気あるもの」で組んだエリオット・アボットとロバート・グリーンハットの共同。脚本はロバート・シャーウッドとレナード・ベルコヴィッチのオリジナル脚本を基に、テレビ畑で活躍するナット・モールディンと「ダリル」のアラン・スコットが執筆。撮影は「勇気あるもの」のミロスラフ・オンドリチェク、美術は「マネートレイン」のビル・グルーム、編集は「花嫁のパパ2」のスティーヴン・R・ロッターと「勇気あるもの」のジョージ・ボワーズの共同、衣裳は「マンハッタン花物語」のシンシア・フリント。音楽は「ザ・ファン」のハンス・ジマーがスコアを書き、「天使にラブソングを2」のマーヴィン・ウォレンが総指揮を担当。共演は「パンサー」のコートニー・B・ヴァンス、「ため息つかせて」のグレゴリー・ハインズほか。また、歌手のライオネル・リッチーが顔をみせる。
  • 好きと言えなくて

    制作年: 1996
    対照的な2人の女性が1人の男性を巡って繰り広げる恋のさや当てを描いた、ロマンティックなラブ・コメディ。監督は「ハドソン・ホーク」「ハードロック・ハイジャック」などコメディを得意とするマイケル・レーマン。脚本は、サンフランシスコのラジオ局でDJとして活躍するオードリー・ウェルスのオリジナルで、彼女と「シザーハンズ」「ネイキッド」のリチャード・ハシモトがエクゼクティヴ・プロデューサーを務める。製作は「ラスト・ボーイスカウト」のカリ=エスタ・アルバートで、彼女が設立した映画製作会社ヌーン・アタックの第1回作品。撮影は「ビバリーヒルビリーズ じゃじゃ馬億万長者」のロバート・ブリンクマン、音楽は「ミセス・ダウト」「フィラデルフィア」のハワード・ショア、美術は「パシフィック・ハイツ」のシャロン・シーモア、編集は「ハードロック・ハイジャック」のスティーブン・セメル、衣裳はブリジット・ケリーが担当。主演は「リアリティ・バイツ」「ヤング・ヒットマン」のジャニーヌ・ギャロファロと「パルプ・フィクション」「湖畔のひと月」のユマ・サーマン。共演は「日の名残り」のベン・チャップリン、TV『In Living Color』で人気のジェイミー・フォックスほか。
    80
  • バルセロナの恋人たち

    制作年: 1995
    冷戦末期のスペインを舞台に、情熱的な美女と二人のアメリカ人青年の恋愛をユーモラスに描いた一編。監督・脚本・製作は「メトロポリタン」のホイット・スティルマン。共同製作はエドモン・ロッシュ、セシリア・ローク、撮影はジョン・トーマス、音楽はマーク・スオッゾ、美術はホセ・マリア・ボティネス、衣裳はイーディ・ジグェールがそれぞれ担当。出演は「メトロポリタン」のテイラー・ニコルズ、クリス・アイグマン、95年度アカデミー助演女優賞を受賞した「クイズ・ショウ」などのミラ・ソルヴィーノ、「スウィング・キッズ」のタシュカ・ハーゲンなど。
  • アメリカン・プレジデント

    制作年: 1995
    厳しい政治の世界の真っ只中、一人の男として恋に落ちてしまった現職大統領の姿を描いたラヴ・ロマンス。往年のハリウッド映画調の演出で、“大人のおとぎ話”に仕立てた監督・製作は「ノース ちいさな旅人」のロブ・ライナー。脚本は「ア・フュー・グッドメン」に続くライナー作品となる「冷たい月を抱く女」のアーロン・ソーキン。撮影は「ザ・ペーパー」のジョン・シール、音楽は「彼と彼女の第2章」のマーク・シャイマン、美術は「ストレンジ・デイズ ―1999年12月31日―」のリリー・キルヴァート、衣裳はライナーとは4度目のコンビとなる「ディスクロージャー」のグロリア・グレシャムがそれぞれ担当。主演は「ディスクロージャー」のマイケル・ダグラスと「めぐり逢い(1994)」のアネット・ベニング。共演は「ウォール街」のマーティン・シーン、「ヤング・ヒットマン」のマイケル・J・フォックス、「張込みプラス」のリチャード・ドレイファス、「若草物語」のサマンサ・マシスほか。
    80
  • プロヴァンスの恋

    制作年: 1995
    プラトニックな愛を貫く若き騎士と美しい貴婦人の冒険の旅を、南仏プロヴァンス地方の美しい自然を背景に描いた歴史ロマン。原作は20世紀フランスを代表する作家、ジャン・ジオノ(1895~1970)の小説『屋根の上の軽騎兵』(邦訳・河出書房新社)。これまで10回以上も映画化が計画され、主演にジェラール・フィリップ、アラン・ドロン、監督にルネ・クレマン、ルイス・ブニュエルらが候補に上がったが、いずれも頓挫。今回は、原作は20歳の頃から愛読してきたという、「うず潮」「シラノ・ド・ベルジュラック」のジャン=ポール・ラプノーが、監督・脚本にあたった。脚色は「肉体の冠」などの名脚本家ジャック・コンパネーズを父に持つ女性映画監督ニーナ・コンパネーズと、「勝手に逃げろ/人生」「マックス、モン・アムール」「シラノ・ド・ベルジュラック」のジャン=クロード・カリエール。製作はルネ・クレイトマン。製作総指揮はベルナール・ブーイ。撮影は「リディキュール」「フィフス・エレメント」のティエリー・アルボガスト。音楽は「ボーマルシェ/フィガロの誕生」のジャン=クロード・プティ。美術は「昨日・今日・明日」「シラノ・ド・ベルジュラック」のエツィオ・フリジェリオ。編集は「ザ・マシーン/私の中の殺人者」のノエル・ボワソン、衣裳は「シラノ・ド・ベルジュラック」「愛の報酬/シャベール大佐の帰還」のフランカ・スワクルチャピーノ。録音はピエール・ガメ。主演は「イングリッシュ・ペイシェント」のジュリエット・ビノシュと、「IP5/愛を探す旅人たち」「私の男」のオリヴィエ・マルティネス。共演は「男と女、嘘つきな関係」のピエール・アルディティ、「フレンチ・キス」のフランソワ・クリュゼ、「天使が隣で眠る夜」のジャン・ヤンヌ、「レイダース 失われたアーク」のポール・フリーマンほか。また、「シラノ・ド・ベルジュラック」「僕のボーガス」のジェラール・ドパルデューが特別出演。
  • バタフライ・キス

    制作年: 1995
    連続殺人を重ねていく女性と、彼女に付き添っていく女性の旅を描いた愛と救済の物語。監督は「GO NOW」「日蔭のふたり」の新鋭マイケル・ウィンターボトム。製作はジュリー・ベインズ。脚本はフランク・コトレル・ボイス。撮影はシェイマス・マクガーヴィ。音楽はジョン・ハールで、ビョーク、クランベリーズ、シャンプー、PJハーヴェイらの曲が使用されている。編集はトレヴァー・ウェイト。出演は「パルプ・フィクション」のアマンダ・プラマー、「橋の上の貴婦人」のサスキア・リーヴス、「レイニング・ストーンズ」のリッキー・トムリンソン、「遠い声、静かな暮らし」のフリーダ・ドウイほか。
  • 憎しみ

    制作年: 1995
    パリ郊外の移民スラムに住む三人の青年の、運命の一日を生々しくスリリングに描き、フランス現代社会の抱える矛盾を暴き出す衝撃的なドラマ。監督・脚本は「天使が隣で眠る夜」に出演したマチュー・カソヴィッツ。製作は「青いパパイアの香り」のクリストフ・ロシニョン。いわゆる撮影クレジットはなく、照明をピエール・アイム、カメラ操作をジョルジュ・ディアーヌ、また冒頭の暴動場面のビデオカメラ撮影はカソヴィッツ自身が担当。美術はジョゼッペ・ポンテューロ。録音は総監督がヴァンサン・テュリ、整音がドミニク・ダマルソ、編集がカソヴィッツとスコット・スティーヴンソン。主演の三人組に名優ジャン=ピエール・カッセルの息子ヴァンサン・カッセル、「愛と戦火の大地」のユベール・クンデ、サイード・タグマウイ。またパリで三人に返り討ちにあうスキンヘッド役でカソヴィッツ自身が顔を見せる。1995年カンヌ映画祭監督賞受賞。
  • シングル・ガール(1995)

    制作年: 1995
    恋人の子供を身ごもった少女が産むかどうかを決断するまでの時間をリアルタイムで切り取り、自分の運命を切り開いていく、少女の心の動きをみずみずしく描いた青春映画。監督は「デザンシャンテ」のブノワ・ジャコー。撮影は「パリでかくれんぼ」のカロリーヌ・シャンプティエが担当。主演は「カップルズ」のヴィルジニー・ルドワイヤン。共演は「夜の子供たち」のブノワ・マジメル、「私の男」のドミニク・ヴァラディエほか。
  • アントニア

    制作年: 1995
    第二次大戦後、オランダの田園を舞台に、おおらかなヒロインと、彼女の周囲に集まるユニークな男女の人間模様を、悠然たるタッチでコミカルに描いた一編。監督・脚本はオランダを代表する女流監督マルレーン・ゴリスで、本作が長編第4作目。主演はオランダを代表する女優で、脚本や記録映画も手掛ける才女ヴィレケ・ファン・アメローイ。
  • パリのレストラン

    制作年: 1995
    パリの小さなレストランの閉店前夜、主人夫婦と彼らを慕って集まってきた友人一同のそれぞれの人生を映し出す群像劇。監督は小説家でもあるローラン・ベネギで、監督第2作にあたる本作が日本初紹介。製作は「人生は長く静かな河」などのシャルル・ガッソ。原作はベネギ自身が自分の父をモデルに書いた自伝的小説『パリのレストラン』(邦訳・ハヤカワ文庫刊)。音楽は「パトリス・ルコントの大喝采」のアンジェリークとジャン=クロード・ナション夫妻。出演はコメディ・フランセーズの重鎮で、映画では「パリの灯は遠く」などの名優ミシェル・オーモン、クロード・シャブロル夫人で「父の恋人」などのステファーヌ・オードラン。共演は「彼女たちの舞台」のローランス・コートほか。また「カルメンという名の女」のミリアム・ルーセルが特別出演。
    58
  • 恋の力学

    制作年: 1995
    オペラの歌姫(ディーヴァ)を夢見るヒロインが幸せをつかむまでを描いたシンデレラ・ストーリー。監督・製作はデビュー作『追憶のオリアナ』(84、日本未公開)でカンヌ映画祭カメラ・ドール新人賞を受賞したヴェネズエラ出身のフィナ・トレスで、彼女の監督第2作。主演は「ベルエポック」のアリアドナ・ヒル(歌の吹き替えはエルザ・モリュス)。共演は「木と市長と文化会館」のアリエル・ドンバール、「ラヴィ・ド・ポエーム」のエヴリーヌ・ディディほか。
  • 王妃マルゴ

    制作年: 1994
    文豪アレクサンドル・デュマの同名小説の映画化で、激動の歴史の波にもまれながら果敢に生きた、16世紀のフランス宮廷に実在した伝説的な美女マルゴの生涯を描く。監督は今やフランス演劇界の巨匠ともいえる存在であるパトリス・シェロー。本作品は「蘭の肉体」「傷ついた男」に続く監督第3作であり長い間実現を待たれていたものでもある。製作は「ジェルミナル」「愛人 ラマン」などを手がけているクロード・ベリ、脚本は「恋の病い」の女性脚本家ダニエル・トンプソンとシェローの共同、撮影は「ディーバ」「リバー・ランズ・スルー・イット」のフィリップ・ルスロ、衣装はモイデル・ビッケル、美術は舞台美術やルーブルなど美術館の空間構成を手がけているリシャール・ペドゥッツィ、音楽は「ジプシーのとき」のゴラン・ブレゴヴィッチがそれぞれ担当。主演は「アデルの恋の物語」「カミーユ・クローデル」のイザベル・アジャーニ。共演は「傷ついた男」「インド夜想曲」のジャン・ユーグ・アングラード、「優しく愛して」「愛を弾く女」などのダニエル・オートゥイユ、「ハイヒール」のミゲル・ボセ、「インドシナ」のヴァンサン・ペレーズ、「海辺のポーリーヌ」のパスカル・グレゴリー、そして「エヴァの匂い」などのヴィルナ・リージ、ヌーヴェル・ヴァーグの顔であり舞台でも活躍してきたジャン・クロード・ブリアリほかオールスター・キャスト。
  • フォー・ウェディング

    制作年: 1994
    4つの結婚式と一つの葬式をモチーフに、真実の愛を見つける男女の姿をコミカルかつロマンティックに描いたラヴ・ストーリー。ロンドンでの豪華な式、カントリーサイドでの自然の中での式、スコットランドでのトラディショナルな式など、イギリス各地でロケーション撮影された、数々の英国式結婚式の風景が見もの。監督は「白馬の伝説」のマイク・ニューウェル。脚本とエクゼクティヴ・プロデューサーは「彼女がステキな理由」のリチャード・カーティスで、11年間に65回もの友人の結婚式に出席した経験に基づき、「これまで無駄にした土曜日への腹いせに」脚本を執筆したという。製作は「ダーククリスタル」などでジム・ヘンソンのパートナーを務めたダンカン・ケンウォーシー。撮影はマイケル・コールター、美術はマギー・グレイ。音楽はオリジナル・スコアをリチャード・ロドニー・ベネットが書き、ウェット・ウェット・ウェットの主題歌『愛にすべてを』ほか、エルトン・ジョンなどの挿入歌が全編を彩る。主演は「日の名残り」のヒュー・グラントと、「バッド・ガールズ」「ショート・カッツ」と出演作が相次ぐアンディ・マクドウェル。
    70
  • アパッショナート

    制作年: 1994
    美しき人妻に情熱を燃やす純粋すぎる青年の姿を描いたラヴ・ストーリー。監督・脚本・台詞は『アメリカから来た男』(91年東京国際映画祭で上映)のアレッサンドロ・ダラトリ。製作はマルコ・ポッチョーニとマルコ・ヴァザラーニャ。製作総指揮はクラウディオ・グラゼッティ。撮影はクラウディオ・コッレピッコロ。音楽はモーニ・オヴァディア。編集はチェチーリア・ザヌーゾ。美術はフランチェスコ・プリオーリ。衣裳はパオラ・ボヌッツィ。出演は「愛のめぐりあい」のキム・ロッシ=スチュワート(劇中の詩も)、「川のうつろい」のアンナ・ガリエナ、「遥かなる帰郷」のマッシモ・ギーニほか。
  • セカンド・ベスト 父を探す旅

    制作年: 1994
    養子縁組を結んだ少年と中年の独身男性が、互いの不幸な過去を克服していく姿を詩情豊かにつづったヒューマン・ドラマ。デイヴィッド・クックの同名小説(本邦未訳)を、原作者自身の脚色で映画化、原作に惚れ込んだ「ワールド・アパート」のクリス・メンジスが監督に当たった。製作は「マイ・ビューティフル・ランドレット」「ワールド・アパート」のサラ・ラドクリフ、エグゼクティヴ・プロデューサーは「依頼人」「ナチュラル・ボーン・キラーズ」のアーノン・ミルチャン。撮影はアシュレイ・ロウ、音楽は「クライング・ゲーム」の挿入曲『Second Coming 』を作曲したサイモン・ボスウェル。美術は「オルランド」「プロスペローの本」のマイケル・ハウエルズ、編集は「エドワードII」「カラヴァッジオ」のジョージ・エイカーズ、衣装は「ワールド・アパート」のニック・イードがそれぞれ担当。主演は「夢の涯てまでも」「最高の恋人」のウィリアム・ハートと、本作でデビューした11歳のクリス・クレアリー・マイルス。共演は「カウガール・ブルース」のジョン・ハートほか。
  • エンジェルス

    制作年: 1994
    少年の願いを聞き入れた天使たちが最下位のプロ野球チームを見事優勝に導くさまを描いたファンタジー・コメディ。監督は「ハリーとヘンダソン一家」のウィリアム・ディア。脚本は「メイド・イン・アメリカ」のホリー・ゴールドバーグ・スローン。製作は「シティ・スリッカーズ」のアービー・スミス、「メジャーリーグ」のジョー・ロス、「ラスト・オブ・モヒカン」のロジャー・バーンバウムの共同。撮影は「デモリションマン」のマシュー・F・レオネッティ、音楽は「マスク(1994)」のランディ・エデルマン、美術は「逃亡者(1993)」のデニス・ワシントン、編集は「クール・ランニング」のブルース・グリーン、衣装は「トロン」(アカデミー賞を受賞)のロザンナ・ノートンがそれぞれ担当。主演は「リバー・ランズ・スルー・イット」のジョセフ・ゴードン・レヴィットと、「聖者の眠る街」のダニー・グローヴァー、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」3部作のクリストファー・ロイド。共演は「ラスト・ショー」のベン・ジョンソン、「ホーム・アローン2」のブレンダ・フリッカーら。
  • ハーヴェスト

    制作年: 1993
    南米を訪れた男が、臓器売買が絡んだ奇怪な事件に巻き込まれていく姿を官能描写を交えて描くサスペンス・スリラー。新人デイヴィッド・マルコニーが、自身の体験を元に執筆した脚本を映画化した監督デビュー作。製作は『ハロウィン・インベーダー』(V)のジェイソン・クラークと「セックスと嘘とビデオテープ」のモーガン・メイソン。撮影は「赤い薔薇ソースの伝説」のエマニュエル・ルベスキ、音楽はデイヴ・アレンとリック・ボストン、美術はJ・レイ・フォックスがそれぞれ担当。主演は「張り込みプラス」のミゲル・フェラーと「氷の微笑」のレイラニ・サレルで、撮影後、2人は結婚した。共演は「ミセス・ダウト」のハーヴェイ・ファイアスティン、「刑事ニコ 法の死角」のヘンリー・シルヴァ、ロック・グループ、TOTOのスティーヴ・ルカサーら。
  • から騒ぎ

    制作年: 1993
    過去に4度映画化されたウィリアム・シェイクスピアの戯曲に、演劇界の風雲児といわれるケネス・ブラナーが挑んだ情熱的なラヴストーリー。監督・製作・脚本は「愛と死の間で」のケネス・ブラナー。共同製作は「ヘンリー五世」のスティーブン・エヴァンスとデイヴィッド・パーフィット。撮影はロジャー・ランサー。音楽は「インドシナ」のパトリック・ドイルがそれぞれ担当。主演はブラナーと「ハワーズ・エンド」のエマ・トンプソン。共演は「マルコムX」のデンゼル・ワシントン、「ドラキュラ(1992)」のキアヌ・リーヴス、「バットマン リターンズ」のマイケル・キートンなど。
  • 失踪(1993)

    制作年: 1993
    作家志望の男が3年掛かりで行方不明になった恋人を探すうち、驚くべき真実を発見するサイコ・スリラー。監督はオランダ出身のジョージ・スルイザー。原作はティム・クラッベが書いた「ゴールデン・エッグ」という小説。それを共同制作のトッド・グラフが脚色した。その他、「グッドモーニング・ベトナム」のラリー・ブレズナーと「ヤングガン2」のポール・シッフが共同で製作した。撮影は「裸のランチ」のピーター・サシツキー。美術は「ミュージックボックス」のジャニーヌ・クラウディア・オップウォール。編集は「ドクター」のブルース・グリーン。音楽は「オーメン」でアカデミー作曲賞を受賞した巨匠ジェリー・ゴールドスミスが担当した。別邦題「失踪 妄想は究極の凶器」。
  • パブリック・アクセス

    制作年: 1993
    目的も正体も不明の男がメディアの力を利用して一つの街を崩壊させていく過程を通じて、痛烈なメディア批判と集団心理の恐怖を描いた一編。不安感を増す、アップを多用した映像が目を引く。「ユージュアル・サスペクツ」で注目された映画作家ブライアン・シンガーの長編デビュー作で、日本のマスコミ関連企業3社から成る映画助成団体シネマビームの後援で完成。93年サンダンス映画祭で審査員グランプリを受賞し、次作「ユージュアル・サスペクツ」製作のきっかけとなった。脚本はシンガーとクリストファー・マックァリー、マイケル・フェイト・ドゥーガンの共同。製作はUCS時代にシンガーの同級生だった「ユージュアル・サスペクツ」のケネス・コーキン、音楽と編集も同作のジョン・オットマン。製作補はコーキンの高校時代からの盟友アダム・リップ。撮影はブルース・ダグラス・ジョンソン、美術はジャン・セスラー。主演はTV、映画、舞台で活躍するロン・マークェット。
  • ゴールデン・ボールズ

    制作年: 1993
    女を手玉に取り、のし上がろうとする男の出世と欲望、そして挫折を描いたドラマ。監督は「ハモンハモン」「ルルの時代」のビガス・ルナ。製作は同作や「ベルエポック」のアンドレス・ビセンテ・ゴメス、脚本は「ハモンハモン」のクーカ・カナルスとルナ、撮影は「ベルエポック」のホセ・ルイス・アルカイネ、音楽は「フィオリーレ 花月の伝説」のニコラ・ピオヴァーニが担当。出演は「ハモンハモン」のハビエル・バルデム、これが映画デビューとなるエリザ・トゥアテイ、「パルプ・フィクション」のマリア・デ・メディロス、「アマンテス 愛人」のマリベル・ベルドゥーほか。
  • ネイキッド

    制作年: 1993
    混沌とした現代のイギリス社会を背景に、暴力的な衝動にかられるままに行動する青年ジョニーを中心に、若者たちの赤裸々な行き様を描いた群像劇。監督・脚本はこれが本邦初紹介となる51歳の劇作家であり演出家でもある映画監督のマイク・リー。製作はサイモン・チャニング・ウィリアムス。撮影は「柔らかい殻」「アフリカン・ダンク」のディック・ポープ、音楽はアンドリュー・ディクソン、美術はアリソン・チッティが担当。主演は「ダメージ」「トライアル-審判-」のデイヴィッド・シューリス。カトリン・カートリッジ、レスリー・シャープ、「レイチェル・ペーパー」のクレア・スキナー、『エッチなHな変態SMクラブ』(V)のピーター・ワイトなど主に英国の舞台畑の俳優が脇を固めている。93年カンヌ国際映画祭で監督賞・主演男優賞を受賞。
  • ハワーズ・エンド

    制作年: 1992
    知的で情緒豊かな中産階級の家庭と現実的な資産家の家庭、2つの家族が別荘“ハワーズ・エンド”をめぐって繰り広げる運命的な人間模様を描くドラマ。監督は「眺めのいい部屋」「モーリス」に続き3度目のE・M・フォースター作品の映画化となる「ミスター&ミセス・ブリッジ」のジェームズ・アイヴォリー、製作はアイヴォリィとのコンビで知られるイスマイール・マーチャントで、本作は2人のプロダクション、マーチャント・アイヴォリィ・プロ創立30周年記念作品となる。脚本はルース・プラヴァー・ジャブヴァーラ、撮影はトニー・ピアース・ロバーツ、音楽はリチャード・ロビンズが担当、いずれも「ミスター&ミセス・ブリッジ」のメンバーである。2019年9月13日より4Kデジタル・リマスター版が全国順次公開(配給:ハーク)。
    90
  • ハモンハモン

    制作年: 1992
    青空が拡がるスペインの片田舎を舞台に、六人の男女によって展開する恋愛ドラマ。監督は工業デザイナー出身で、「ルルの時代」のビガス・ルナ。エグゼクティブ・プロデューサーは「マタドール〈闘牛士〉炎のレクイエム」のアンドレス・ビセンテ・ゴメス。脚本はルナとクーカ・カナルス。撮影は「アタメ」のホセ・ルイス・アルカイネ。音楽は「無防備都市 ベイルートからの証言」のニコラ・ピオヴァーニが担当。出演は「髪結いの亭主」のアンナ・ガリエナ、新人のペネロペ・クルス、「鍵」のステファニア・サンドレッリ、スペインの名優のひとりであるファン・ディエゴ。九二年度ヴェネツィア国際映画祭銀獅子賞受賞。
    80
  • ボブ・ロバーツ

    制作年: 1992
    フォークシンガーで億万長者、そしてCIAとも関係があったと噂される男が、上院議員選挙に立候補する姿を描くポリティカル・コメディ。候補者を追いかける取材チームが製作するテレビ・ドキュメンタリーのスタイルで描かれている。監督・脚本・主演は「ザ・プレイヤー」で92年度のカンヌ映画祭主演男優賞を受賞したティム・ロビンスで、これが監督第一作となる。製作は「ファイブ・コーナーズ 危険な天使たち」(V)のフォレスト・マーレイ、エグゼクティヴ・プロデューサーはロンナ・ウォレスと、「わたしの彼は問題児ドドンパ」のポール・ウェブスターとティム・ビーヴァン。撮影は「ザ・プレーヤー」のジーン・ルピーヌ、音楽は、監督の実兄で「テープヘッズ」のデイヴィッド・ロビンスが担当。共演は「ナイト・オン・ザ・プラネット」のジャンカルロ・エスポジート、小説家として、またエッセイスト、劇作家として知られるゴア・ヴィダル。「ダイ・ハード」のアラン・リックマン、「ツイン・ピークス ローラ・パーマー最期の七日間」のレイ・ワイズ。ロビンス監督の妻スーザン・サランドン、ジョン・キューザック、ピーター・ギャラガー、ジェームズ・スペイダーらが大挙してカメオ出演している。
  • バッフィ ザ・バンパイア・キラー

    制作年: 1992
    カリフォルニアのハイスクールで人気者のチアガールが、吸血鬼退治に選ばれ、ヨーロッパの暗黒時代の吸血鬼と対決する姿を描くホラー・アクション。監督は、「トーキョー・ポップ」のフラン・ルーベル・葛井、製作は日本の映画配給・製作会社KUZUIエンタープライズ代表で、監督の夫である葛井克亮と、「刑事エデン 追跡者」のハワード・ローゼンマン。エグゼクティヴ・プロデューサーは葛井監督と、「嵐の中で輝いて」のサンディ・ガリン、「戦慄の絆」のキャロル・バーム。脚本はテレビ出身のジョス・ウェドン、撮影は「トーキョー・ポップ」のジェームズ・ヘイマン、音楽は「バートン・フィンク」のカーター・バウエルが担当。主演は「マネキン2」のクリスティ・スワンソン、「落陽」のドナルド・サザーランド、「ブラインド・フューリー」のルトガー・ハウアー。人気コメディアンで「ピーウィー・ハーマンの大冒険」(V)のピーウィ・ハーマンが、本名のポール・ルーベンスで出演。
    60
  • 赤い殺意(1992)

    制作年: 1992
    高級リゾート地に展開する、猟奇的な連続殺人事件を描いたエロティック・サスペンス。監督はテレビ界出身のアンディ・ウォーク。製作は「ステラ」のデイヴィッド・V・ピッカーとマーク・R・ゴードン。脚本はジム・ピドック、撮影はティム・サーステッド、音楽はグレアム・レヴェルが担当。主演は「パレルモ」のジェームズ・ベルーシ。共演は「ザ・スタンド」のロレイン・ブラッコほか。
  • ピーターズ・フレンズ

    制作年: 1992
    10年ぶりに再会を果たした大学時代の友人グループの姿を通して、普遍的な友情の価値というテーマを描いたハートウォーミングなコメディ。製作・監督は英国演劇界の風雲児ケネス・ブラナーで、「愛と死の間で」に続いて撮った長編第3作。脚本は出演もしているリタ・ラドナーと、彼女の夫マーティン・バーグマンのオリジナル。エグゼクティヴ・プロデューサーはスティーブン・エヴァンス。撮影のロジャー・ランサー、美術のティム・ハーヴェイ、編集のアンドリュー・マーカスらは、続くブラナー監督作「から騒ぎ」にも参加している。登場人物たちの10年間の軌跡を表すべく、メインテーマ曲としてクイーンの『マイ・ベスト・フレンド』が使われているほか、ブルース・スプリングスティーン、シンディ・ローパー、ティナ・ターナーなど、80年代のヒット曲が効果的に挿入されている。出演は私生活上でもパートナーである「から騒ぎ」のブラナーと「父の祈りを」のエマ・トンプソンを除くと、主人公ピーター役のスティーブン・フライ(英国で著名な劇作家・俳優)をはじめ、ほとんどが日本では馴染みのない俳優ばかりだが、その演技のアンサルブルは絶妙。
  • エル・マリアッチ

    制作年: 1992
    メキシコの小さな町にたどり着いたミュージシャンが、殺し屋に間違えられたことから起きた騒動記。弱冠24歳のロバート・ロドリゲスが、監督・製作・脚本ほか7役を兼ね、製作費わずか7千ドル(約77万円)、撮影日数14日間で撮り上げた作品。主演のカルロス・ガラルドが共同製作。音楽はマーク・トルエーロ、アルバロ・ロドリゲス、ホワン・スアレス、セシリオ・ロドリゲス、エリック・ガスリーが担当。スローモションの多用など、低予算を逆手にとった撮影技法の数々が、一種独侍のおもしろい効果を上げている。93年度サンダンス・フィルム・フェスティヴァル観客賞受賞。共演はコンスエロ・ゴメスほか。
    80
  • 悲しき酒場のバラード

    制作年: 1991
    アメリカ南部出身の作家カーソン・マッカラーズの同名小説を、舞台演出家であり俳優のサイモン・カラウ監督が映画化した作品。製作は「ミスター&ミセス・ブリッジ」のイスマイール・マーチャント、エグゼクティヴ・プロデューサーはポール・ブラッドレイ、脚本は「ミーティング・ヴィーナス」のマイケル・ハースト、撮影は「熱砂の日」のウォルター・ラサリー、音楽は「モーリス」のリチャード・ロビンズが担当。
  • 金曜日の別荘で

    制作年: 1991
    アルベルト・モラヴィアが、彼と彼の最初の妻エルサ・モランテ、そしてルキノ・ヴィスコンティの3人の関係をモデルに書いたと言われる、同名小説の映画化。監督は、「薔薇の貴婦人」のマウロ・ボロニーニ、製作はガリアーノ・ユーソ、脚本はセルジオ・バッジーニ、撮影は「太陽は夜も輝く」のジュゼッペ・ランチ、音楽は「バクジー」のエンニオ・モリコーネ、ジョアナ・パクラとジュリアン・サンズの衣裳をジョルジョ・アルマーニが担当。
  • サラ・ムーンのミシシッピー・ワン

    制作年: 1991
    大人びた少女と、彼女を誘拐した男との不思議な交流を描いた映像詩。監督は写真家として著名なサラ・ムーンで、彼女の映画第1作に当たる。製作はフィリップ・デュサール、脚本はベンタ・ジョルダンとサラ・ムーン、撮影はエティエンヌ・ベッケル、音楽はヴィヴァルディを使用、オリジナルを主演のデイヴィッド・ロウが書いた。モノクロ・フィルムにセピア・トーンで着色。
  • プラハ(1991)

    制作年: 1991
    幻想の街、ヨーロッパの真中の街であるプラハを舞台に、ひとりの女性と一本のフィルムをめぐり、2人の男性が奇妙にもつれあいながら官能的に繰り広げるラヴ・ストーリー。監督は「ビーナス・ピーター」のイアン・セラー、製作も「ビーナス・ピーター」のクリストファー・ヤング、撮影は「デリカテッセン」のダリウス・コーンジィ、音楽もやはり前作から組んでいるジョナサン・ダヴが担当。
  • ブラック・ローブ(1991)

    制作年: 1991
    先住民のインディアンとカトリック神父との間の確執を単なる白人文化の勝利として終わらせず、現代における民族、宗教等の社会的問題までをも視野に入れて描いた問題作。異なる文化圏へ布教に向かう神父の苦悩、逡巡が、カナダの壮大で圧倒的な美しさを誇る自然の風景を背景に描かれている。92年カナダ・アカデミー賞で最優秀監督賞・最優秀作品賞など計6部門を受賞。監督は「ドライビング・MISS・デイジー」で90年アカデミー賞最優秀作品賞に輝いたブルース・ベレスフォード。エグセクティヴ・プロデューサーは「ドライビング・MISS・デイジー」、「炎のランナー」、「ガンジー」、「ダンス・ウィズ・ウルブス」等を手懸けたジェイク・エバーツ。原作・脚本は、ヒッチコックの「引き裂かれたカーテン」などの脚本を手懸けたブライアン・ムーア。音楽は「リトル・ロマンス」で79年アカデミー最優秀音楽賞を受賞し、「アメリカの夜」、「日曜日が待ち遠しい!」などのフランソワ・トリュフォーとのコンビが有名なジョルジュ・ドルリューで、92年3月に死去した彼の映画音楽の遺作となった。出演は「モントリオールのジーザス」のロタール・ブルトー、「モアイの謎」のサンドリーヌ・ホルトなど。
  • サーモンベリーズ

    制作年: 1991
    アラスカの氷原を舞台に二人の女性のアイデンティティ探しと奇妙な恋愛感情がつづられる人間ドラマ。厳寒の現地に長期ロケし、物語の厳しさもさることながら、白い世界の美しさが印象的。監督・脚本は「バグダッド・カフェ」「ロザリー・ゴーズ・ショッピング」のパーシー・アドロン。製作は彼の妻エレオノラ・アドロン、撮影はトム・シーゲル、美術はアマデウス・キャプラが担当。音楽は、監督と名コンビのボブ・テルソン。主演はグラミー賞受賞歌手で、これが初の映画出演となるk.d.ラング(主題歌も)と、ドイツの映画・演劇界で活躍するベテラン、ローゼル・ツェッヒ。共演は「ソイレント・グリーン」などの性格俳優のチャック・コナーズほか。
  • シャルロット・ゲンズブール 愛されすぎて

    制作年: 1991
    二人の男の間で恋に悩む若い女性ジャーナリストの姿を描く恋愛ドラマ。監督・脚本は「ピストルと少年」のジャック・ドワイヨン。「突然炎のごとく」などの原作者として知られるアンリ・ピエール・ロシェが書き残していたメモをもとにした恋愛劇となっている。製作はアラン・サルド。エグゼクティヴ・プロデューサーはクリスティーヌ・ゴズラン。撮影はクリストフ・ポロックが担当。主演は、ドワイヨン監督の内縁の妻ジェーン・バーキンの娘で「愛を止めないで」のシャルロット・ゲンズブール。「愛と宿命の泉」のクロード・ベリの息子で「サンドイッチの年」のトマ・ラングマン、「愛のあとに」のイヴァン・アタルらが共演。
  • 背徳の仮面

    制作年: 1990
    贋医者になりすました男が周囲を犠牲に晴れて医者になるまでの野心を、サスペンスフルなタッチ、スピード感溢れるストーリー・テリングで綴ったミステリー。原作、脚本にイギリスでベストセラーを連発する新進作家ジョン・コーリーが入り、BBCテレビや演劇分野で活躍するクリストファー・モラハンが製作・監督。撮影はナット・クロスビーが担当。出演はポール・マクガン、アマンダ・ドノホーほか。
  • 司祭

    制作年: 1990
    カトリックの司祭でありながら同性愛者である青年の苦悩を描いたシリアス・ドラマ。教会と同性愛という現在欧米各国で政治的な争点となっている問題を始め、教会の権威主義、信仰層の政治的保守化、さらには告悔の秘密厳守というカトリックの司祭にとっての絶対の原則まで俎上に乗せたため、公開された各国で激しい議論や抗議運動を引き起こし、ついにはローマ法王庁から抗議声明まで発表された。監督は舞台女優、舞台とテレビの演出を経て、これが劇映画第1作になる女性監督アントニア・バード。彼女は本作の成功でアメリカに招かれて「マッド・ラブ」を監督した。脚本は人気テレビ・シリーズ「Crackers」で知られるジミー・マクガヴァーンで、自身がカトリックの寄宿学校で育った彼のライフワークでもある。主演は王立シェイクスピア劇団などで活躍する英国演劇界の若手のライナス・ローチで本作が映画初主演。共演は「父の祈りを」のトム・ウィルキンソン、「モナリザ」「ゾンビ伝説」のキャシー・タイソン、「リフ・ラフ」のロバート・カーライルほか。ベルリン映画祭国際批評家連盟賞ほか各賞を受賞し、各国で論争を巻き起こしながらヒットを記録。
  • 彼女たちの関係

    制作年: 1990
    愛憎激しい“姉妹”の同居生活をスリリングに描いたラヴ・サスペンス。監督・脚本は「愛のあとに」の女性監督ディアーヌ・キュリス、エグゼグティヴ・プロデューサーは「愛のあとに」のロベルト・ベンムッサ。主演は「イノセント・ブラッド」のアンヌ・パリローと「ブリジット/女が男を奪う時」のベアトリス・ダル。共演は「ブリジット」に出演後、本作で本格的にダルと共演したパトリック・オリニャックほか。
  • 記憶の扉

    制作年: 1990
    失われた過去の記憶をめぐり、問答を続ける作家と警察署長を悪夢的に描いた不条理サスペンス。監督・編集は「明日を夢見て」のジュゼッペ・トルナトーレ。脚本は「めぐりあう朝」のパスカル・キニャールの原案を基に、キニャールとトルナトーレが執筆。撮影はブラスコ・ジウラート、音楽はイタリアを代表する映画音楽家、「ディスクロージャー」のエンニオ・モリコーネが担当。主演は「愛の報酬/シャベール大佐の帰還」のジェラール・ドパルデュー。共演は「死と処女」の監督ロマン・ポランスキー、「ザ・ブロンド」のセルジョ・ルビーニほか。
  • 掟(1990)

    制作年: 1990
    共同体の掟を破った若者が陥る悲劇を、アフリカの国土の中に叙事詩的なスタイルで描く'90年カンヌ映画祭グランプリ受賞作。エグゼキュティヴ・プロデューサーはベアトリス・コルク、製作・監督・脚本は「ヤーバ」のイドリッサ・ウエドラオゴ、撮影はジャン・モンシニーとピエール・ローラン・シュニュー、音楽はアブドゥーラ・イブラヒムが担当。出演者はラスマネ・ウェドラオゴら全て素人を起用。
  • 恋する人魚たち

    制作年: 1990
    母子家庭のフラックス家。他人とのしがらみを嫌う風変わりな母親、ユダヤ系でありながらカトリックの尼さんを夢見る15歳の長女、水泳のチャンピオンを目指す9歳の次女この三人を軸に母と娘との絆を描いた心温まるドラマ。監督は「リトル・ニキータ」「花嫁はエイリアン」のリチャード・ベンジャミン。製作はキャスティング・ディレクターとして知られるウォリス・ニキータとローレン・ロイド、「愛は静けさの中に」「月の輝く夜に」の実力派プロデューサー、パトリック・パーマー。脚本はもともとフリーのテレビ・プロデューサーだったジューン・ロバーツ。原作はパティ・ダン。撮影は「危険な情事」のハワード・アサートン。美術は「ヘンリー四世」のスチュアート・ワーツェル。衣装は「リトル・ショップ・オブ・ホラーズ」「ペテン師とサギ師 だまされてリビエラ」のマリ・アレン。
  • ホワイトハンター ブラックハート

    制作年: 1990
    アフリカ象のハンティングに強迫的に魅せられてゆく1人の映画監督の姿を描くドラマ。エグゼクティヴ・プロデューサーはデイヴィッド・ヴァルデス、監督・製作は「バード」のクリント・イースーウッド。脚本は「アフリカの女王」のジョン・ヒューストンをモデルとしたピーター・ヴィアテルの原作を基に、ビアテルとジェームズ・ブリッジス、バート・ケネディの共同、撮影はジャック・N・グリーン、音楽はレニー・ニーハウスが担当。出演はクリント・イーストウッド、ジェフ・フェイヒーほか。
    70
  • 女神たちの季節

    制作年: 1990
    ニューヨークを舞台に、裕福な実業家一家が家族離散の危機を乗り切ろうと奮戦する姿をユーモラスに綴った異色の群像劇。ヒロインのユマ・サーマンをはじめ出演者のほぼ全員が扮装して見せる華麗なボディ・ペインティング・アートが見もの。監督・製作は「殺しの分け前 ポイント・ブランク」「エメラルド・フォレスト」「戦場の小さな天使たち」の鬼才ジョン・ブアマンで、脚本も実の娘テルシュ・ブアマンと共同執筆。エグゼクティヴ・プロデューサーはエドガー・F・グロス、撮影は「M(エム)バタフライ」のピーター・サスチスキー、音楽はピーター・マーティン、編集はイアン・クロフォード、美術はデイヴィッド・クローネンバーグの一連の作品で知られるキャロル・スピアー、衣装デザインはリンダ・マスシン、ボディ・ペインティングはティナ・ウーラードがそれぞれ担当。主演は「天国に行けないパパ」のダブニー・コールマンと「ヘンリー&ジューン 私が愛した男と女」「パルプ・フィクション」のユマ・サーマン。共演は「ブローン・アウェイ 復讐の序曲」のスージー・エイミス、「恋はワインの香り」のジョアンナ・キャシディ、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」「デッドマン」のクリスピン・グローヴァー、「ノーバディーズ・フール」のディラン・ウォルシュ、「サウンド・オブ・ミュージック」「黙秘」の名優クリストファー・プラマーほか。
  • メトロポリタン(1990)

    制作年: 1990
    一流大学に進学するためのプレップスクールに通う上流階級の子弟、通称プレッピーたちの生活を時にシニカルに描いた青春コメディ。製作・監督・脚本を兼ねるのは自らもプレッピー出身でこれがデビューのホイット・スティルマン、撮影はジョン・トーマス(3)、音楽はマーク・スオッゾが担当。出演はキャロリン・ファリーナ、エドワード・クレメンツほか。日本版字幕は細川直子。カラー、ビスタサイズ。1990年作品。
  • ラスト・ショー2

    制作年: 1990
    テキサスの田舎町を舞台としたニュー・シネマ青春群像劇の名作「ラスト・ショー」。その30年後を同一のスタッフ・キャストで描いた続篇。エグゼクティヴ・プロデューサーはジェイク・エバーツとウィリアム・パイファー、監督・脚本は「ロブ・ロウのおかしなおかしな探偵物語」のピーター・ボグダノヴィッチ、製作はボグダノヴィッチとバリー・スパイキングス、原作はラリー・マクマートリー、撮影をニコラス・フォン・スタンバーグが担当。出演はジェフ・ブリッジス、シビル・シェパードほか。日本版字幕は細川直子。カラー、ビスタサイズ、ドルビーステレオ。1990年作品。
  • ミラクル・マイル

    制作年: 1989
    ふとしたことで核戦争が起きることを知った青年のとまどいと愛をサスペンス・タッチで描くパニック映画。製作はジョン・デイリーとデレク・ギブソン、監督・脚本はスティーヴ・デジャネット、撮影はテオ・ヴァン・デ・サンデが担当。出演はアンソニー・エドワーズ、メア・ウィニンガムほか。
  • ヘンリー五世(1989)

    制作年: 1989
    百年戦争さなかの15世紀則半、若きイングランドの国王へンリー五世の姿を、ウィリアム・シェークスピアの原作を基に描く歴史ドラマ。エグゼクティヴ・プロデューサーはスティーブン・エヴァンス、製作はブルース・シャーマン、監督・脚色・主演は、本作が初監督作品となるケネス・ブラナー、撮影はケネス・マクミラン、音楽はパトリック・ドイルが担当。出演はほかにデレク・ジャコビ、エマ・トンプソンなど。
  • パガニーニ

    制作年: 1989
    19世紀ヨーロッパの伝説的ヴァイオリニスト、パガニーニの狂気と弧独に満ちた半生を描く伝記音楽ドラマ。製作はアウグスト・カミニート、監督・脚本・主演はクラウス・キンスキー、撮影はピエール・ルイジ・サンティ、音楽はサルヴァトーレ・アッカルドが担当。
  • ボワ・ノワール 魅惑の館

    制作年: 1989
    南仏の貴族の屋敷を舞台に、ある新妻の心理の変化をミステリアスに描くドラマ。エグセキュティヴ・プロデューサーはエリック・ウーマン、製作はジャン・ラバディとステファン・ソルラ。ロベール・マルジュリの原作『黒い森の館』を基に、監督・脚本は「トレンチコートの女」のジャック・ドレー、共同脚本はパスカル・ボニツェール、撮影はカルロ・ヴァリーニ、音楽はロマノ・ムスマラが担当。出演はベアトリス・ダル、フィリップ・ヴォルテールほか。
  • モントリオールのジーザス

    制作年: 1989
    モントリオールを舞台に、ひとりの男の生と死を描くドラマ。製作はロジェ・フラピエとピエール・ジャンドロン、監督・脚本は「アメリカ帝国の滅亡」のドゥニ・アルカン、撮影はギイ・デュフォー、音楽はイヴ・ラフェリエールが担当。出演はロテール・ブリュトー、カトリーヌ・ヴィルクニングほか。'89年カンヌ映画祭批評家賞受賞。
  • 愛の瞬間

    制作年: 1988
    失われた愛の喪失に苦悩する、ある写真家の放浪を描くドラマ。製作はドゥニ・ロベールとロビン・スプライ。イヴ・ナヴァールの原作を基に、監督・脚本は「アンヌ・トリステール」のレア・プール、共同脚本はマルセル・ボーリュー、撮影はピエール・ミニョー、音楽はオズワルド・モンテスが担当。出演はマチアス・アビッシュ、ジョアンヌ・マリー・トランブレーほか。
  • 続・赤毛のアン アンの青春

    制作年: 1988
    「赤毛のアン」の続編で、18才に成長した主人公アン・シャーリーの姿を描く青春ドラマ。ルーシー・モード・モンゴメリの原作を基に製作・監督・脚本は「赤毛のアン」のケヴィン・サリヴァン、共同製作はトラディー・グラント、撮影はマーク・チャンピオン、音楽はハーグッド・ハーディが担当。出演はミーガン・フォローズ、コリーン・デューハーストほか。
  • サンドイッチの年

    制作年: 1988
    戦争によってひとりぼっちになってしまった15歳の少年の、生涯の親友を得た喜びと、家族の温かみ、そして悲しみと苦悩を描く。製作はフィリップ・デュサール、監督は「ドリアン・グレイ 美しき肖像」のピエール・ブートロン、セルジュ・レンツの原作を基に、脚色・台詞はブートロンとジャン・クロード・グランベルグ、撮影はドミニク・ブラバン、音楽はローラン・ロマネッリが担当。出演はヴォイツェフ・プショニャック、トマ・ラングマン、ニコラ・ジロディほか。
  • 愛にふるえて

    制作年: 1988
    生きる気力を失った男と妖精との愛をファンタジックに描く。エグゼキュティヴ・プロデューサーはチロ・ダミーコ、ダニー・B・ベスケット、クラウディオ・マンシーニ、製作はニコール・セガン、監督・原案・脚本は本作品がデビュー作になるチャールズ・フィンチ、撮影はルチアーノ・トヴォリ、音楽はベスケットとレオニーダ・ファブリッシィオが担当。出演は「シシリアン」のクリストファー・ランバート、ダイアン・レインほか。
  • 幻の城 バイロンとシェリー

    制作年: 1988
    19世紀ロマン派の作家、メアリー・シェリーと彼女をめぐる人々のたどった運命を幻想的に描く。監督・脚本は本作が日本初公開作にあたるゴンザロ・スアレス、撮影はカルロス・スアレス、音楽は「エル・ドラド」のアレハンドロ・マッソが担当。出演は「モーリス」のヒュー・グラント、リジー・マキナニーほか。
  • ヴァージン・スピリット

    制作年: 1988
    14歳の早熟な少女の初体験に対する憧れと恐れを描く。監督・原作・脚本は本作品が日本公開第一作になるカトリ一ヌ・ブレイヤ、共同脚本はロジェ・サローク、撮影はローラン・ダイアンが担当。出演はデルフィーヌ・ザントゥ、エチエンヌ・シコほか。
  • 夜のめぐり逢い

    制作年: 1988
    冬の夜、郊外の高速道路で出会ったある男女の心の動きを描く心理ドラマ。製作はルネ・クレトマン、監督・脚本は本作品が長篇第一作になるフランソワ・デュペイロン、共同脚本はドミニク・ファイス、撮影はシャルリー・ヴァン・ダムが担当。出演はカトリーヌ・ドヌーヴ、ジェラール・ドパルデューほか。
  • カミーユ・クローデル

    制作年: 1988
    19世紀末、愛と芸術の葛藤の中で生きた彫刻家カミーユ・クローデルの後半生を描く。製作はクリスチャン・フェシュネール、監督は本作品がデビューになるブルーノ・ニュイッテン。レーヌ・マリー・パリスの原作を基に、脚本・台詞はニュィッテンとマリリン・ゴールディンの共同、撮影はピエール・ロム、音楽はガブリエル・ヤーレが担当。出演は「死への逃避行」のイザベル・アジャーニ、ジェラール・ドパルデューほか。
  • タンゴ・バー

    制作年: 1988
    ブエノスアイレスの“タンゴ・バー”を舞台に、三人の男女の心の動きとタンゴの歴史を描く。製作はロベルト・ガンダーラとホアン・カルロス・コダチ、監督・脚本・撮影はマルコス・チューリナ、共同脚本はホセ・パブロ・フェインマンとコダチ、音楽はアチリオ・スタンポーネが担当。出演はラウル・ジュリアほか。
  • 悲愴(1988)

    制作年: 1988
    ナチによって愛を引き裂かれた南米ウルグアイの外交官夫妻の姿を描く。エグゼクティヴ・プロデューサーはマーク・フォーステイター、製作はゲルハルト・シュミット、監督・脚本は「太陽の年」のクシシュトフ・ザヌーシ、撮影はスワヴォミール・イジャック、音楽はヴォイチェフ・キラールが担当。出演はジュリアン・サンズ、ルネ・ソーテンディックほか。
  • グルメ・アカデミー

    制作年: 1988
    禁欲主義の修道士を陥れようとして、逆に自らを減ぼす快楽主義の貴族の姿を描くブラック・コメディ。監督・脚本は本作が長篇デビューのピエール・アンリ・サルファティ、撮影はミシェル・アブラモヴィッチ、音楽はベルナール・カヴァンナが担当。出演はウーゴ・トニャッティ、ルパート・エヴェレットほか。
  • ラッキー・カフェ

    制作年: 1988
    ロンドンのイタリア人街でカフェを経営する一家に巻き起こる騒動を描く家族ドラマ。製作はジョン・ハーディ、監督は本作が劇場映画デビューのジョン・アミエル、脚本はトニー・グリゾーニ、撮影はマイク・サウソン、音楽はマイケル・コンヴェルティーノが担当。出演はジョゼフ・ロング、アニタ・ザガリアほか。
  • 偶然の旅行者

    制作年: 1988
    ある失意のライターがたどる心の交流を描くロマンティック・コメディー。アン・タイラーの同名小説の映画化で、エグゼクティヴ・プロデューサーはフィリス・カーライルとジョン・マルコヴィッチ。製作・監督・脚本は「シルバラード」のローレンス・カスダン、共同製作はチャールズ・オークンとマイケル・グリロ、共同脚本はフランク・ガラチ、撮影はジョン・ベイリー、音楽はジョン・ウィリアムス(2)が担当。出演はウィリアム・ハート、キャスリーン・ターナー、ジーナ・デイヴィス(89年度アカデミー賞助演女優賞)ほか。
    100
  • マグダレーナ 「きよしこの夜」誕生秘話

    制作年: 1988
    実話を基に若き神父が娼婦との禁じられた愛の中からひとつの賛美歌を生み出す様を描く。製作はエルンスト・リッター・フォン・トイマー、監督・脚本はファスビンダー作品などの女優出身のモニカ・トイバー、撮影は「フェラーラ物語」のアルマンド・ナンヌッツィ、音楽はクリフ・アイデルマンが担当。出演はナスターシャ・キンスキー、スティーブ・ボンドほか。
  • さよならゲーム

    制作年: 1988
    マイナー・リーグを舞台にベテランと新鋭選手、そしてファンの女性の三角関係を描く。エグゼクティヴ・プロデユーサーはデイヴィッド・V・レスター、製作はトム・マウントとマーク・バーグ、脚本・監督はロン・シェルトン、撮影はボビー・バーン、美術はアーミン・ガンツ、音楽はマイケル・コンヴァーティノが担当。出演はケヴィン・コスナー、スーザン・サランドンほか。
    60
  • スティッキー・フィンガーズ

    制作年: 1988
    突然舞い込んできた予期せぬ大金をめぐる2人の若い女性の奇妙な行動を描くコメディ映画。エグゼクティヴ・プロデューサーはジョナサン・オルスバーグ、製作・監督・脚本はカトリン・アダムズで本作品が長編第1作にあたる。共同製作・共同監督は主演のメラニー・メイロン、撮影はゲイリー・シールトジーズ、音楽はゲイリー・チャンが担当。出演はほかに「摩天楼はバラ色に」のヘレン・スレイターほか。
  • ダルク家の三姉妹

    制作年: 1988
    運命の女性を追い冬のケベックに向かう若者の遍歴を描くラヴ・ロマンス。エグゼクティヴ・プロデューサーはロバート・レッドフォード、製作はリック・スティーヴンソン、監督は「プロミスト・ランド」のマイケル・ホフマン、脚本はルパート・ウォルタース、撮影はウェリー・スタイガー、音楽はジェームズ・ニュートン・ハワードが担当。出演はパトリック・デンプシー、ジェニファー・コネリーほか。
  • アクシデント(1988)

    制作年: 1988
    偶然に起こった自動車事故が関係する人々を運命の歯車に巻き込んでいくさまを描く社会派ドラマ。監督・製作・原案はドキュメンタリー出身のロビン・スプライ、共同製作はジェイミー・ブラウン、エグゼクティヴ・プロデューサーはニール・J・P・ルジャー、ポール・E・ペインター、共同原案・脚本はダグラス・ボウイ。原作はトム・オルダーマンのノンフィクションHit and Run。撮影はロン・スタンネット、音楽はジャン・アラン・ロッセルが担当。
  • レンタ・コップ

    制作年: 1987
    殺人事件の目撃者の命を守るため元刑事がレンタ・コップとなって活躍するアクション映画。製作はレイモンド・ワグナー、脚本はデニス・シュラックとマイケル・ブロジェット、監督はTVムービー「将軍」「警察署長」などのジェリー・ロンドン、撮影はジュゼッペ・ロトゥンノ、音楽はジェリー・ゴールドスミスが担当。出演はバート・レイノルズ、ライザ・ミネリ、ディオンヌ・ワーウィックほか。ドルビー・ステレオ。
  • 白い炎の女

    制作年: 1987
    40年のケニアのハッピーバレーを舞台に、〈ケニアの白い女王〉と呼ばれたダイアナ・デラメアの半生を描く。ジェームズ・フォックスの同名小説の映画化で、エグゼキュティヴ・プロデューサーはマイケル・ホワイト、製作はサイモン・ペリー、監督・脚本は「1984」のマイケル・ラドフォード、共同脚本はジョナサン・ジェムズ、撮影はロジャー・ディキンス、音楽はジョージ・フェントンが担当。出演はグレタ・スカッキ、チャールズ・ダンス、ジョス・アクランドほか。
  • 魅せられたる三夜

    制作年: 1987
    主人公ハリー・ヴォスの12歳、19歳、33歳の、三時代の象徴的な愛の遍歴を描く。製作はエルヴィン・プロボゥストとアラン・ケイツマン、チャールズ・ブコウスキーの原作を基に、監督・脚本は本作品が長編デビュー作になるドミニク・ドゥルドゥル、共同脚本はマーク・ディドゥン、撮影はウィリー・スタッセン、音楽はレイモン・ヴァン・ハットフルーネバルトゥが担当。出演はヨセ・デ・ポー、ヒールト・フーナーツほか。
  • 月の輝く夜に

    制作年: 1987
    1人の未亡人と、彼女に求愛する2人の兄弟を描いたラブ・コメディ。製作はパトリック・パーマー、監督は製作も担当している「ソルジャー・ストーリー」のノーマン・ジュイソン、脚本はジョン・パトリック・シャンレイ(アカデミー賞脚本賞)、撮影はデイヴィッド・ワトキン、音楽はディック・ハイマンが担当。出演はシェール(アカデミー賞主演女優)、ニコラス・ケイジ、オリンピア・デュカキス(アカデミー賞助演女優賞)ほか。
  • 月の出をまって

    制作年: 1987
    1930年代のパリを舞台に生涯を作家活動に生きたガートルード・スタインと秘書アリスの生活を描く。製作はサンドラ・シュールベルグ、エグゼクティヴ・プロデューサーはリンゼイ・ロウ、監督はこれがデビューのジル・ゴッドミロー、脚本はマーク・マッギル、原案はゴッドミローとマッギル、撮影はアンドレ・ニュー、音楽はマイケル・サール、編集はジョージ・クロッツが担当。出演はリンダ・ハント、リンダ・バセットほか。
1-100件表示/全137件

今日は映画何の日?

注目記事