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ホウ・シャオシェンの関連作品 / Related Work
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オールド・フォックス 11 歳の選択
制作年: 2023ホウ・シャオシェンが製作を務めたヒューマンドラマ。台北郊外に父と二人で暮らすリャオジエは、いつか自分たちの家と店を手に入れることを夢見ながら、倹約生活を送っていた。そんなある日、リャオジエは“腹黒いキツネ”と呼ばれる地主・シャと出会う。出演は「親愛なる君へ」のバイ・ルンイン、「1秒先の彼女」のリウ・グァンティン、「ほつれる」の門脇麦。監督はホウ・シャオシェン作品で助監督を務め、台湾ニューシネマの系譜を受け継ぐシャオ・ヤーチュエン。 -
我が心の香港 映画監督アン・ホイ
制作年: 2020「客途秋恨」や「女人、四十。」で知られる香港映画の巨匠アン・ホイの実像に迫るドキュメンタリー。慎ましやかな日常生活やエネルギッシュな撮影風景のほか、シルヴィア・チャンなど香港・台湾・中国映画界の重鎮たちが彼女の作品と人柄について語り尽くす。「花様年華」のアート・ディレクターなどを務めたマン・リムチョンの初監督作品。音楽は、ドラマ『あまちゃん』の大友良英。2021年大阪アジアン映画祭オープニング作品、2021年香港電影監督会新人監督賞受賞。 -
台湾、街かどの人形劇
制作年: 2018台湾の人間国宝である布袋戯の人形遣い・陳錫煌を10年に渡り追ったドキュメンタリー。「戯夢人生」など候孝賢映画の名脇役にして布袋戯の大家・李天禄の長男・陳錫煌は、80歳を超えた今も海外からの弟子も受け入れるなどして布袋戯の継承に尽力している。監督は、「奇蹟的夏天」で金馬奨最優秀ドキュメンタリー賞を受賞した揚力州。第11回中国語ドキュメンタリー映画祭長編部門グランプリ受賞。100点 -
台北暮色
制作年: 2017ホウ・シャオシェンの助手を務めた女性監督ホアン・シーのデビュー作。「ジョニーはそこにいますか?」という間違い電話を何度も受ける独り暮らしの女シュー。台北で孤独に生きる3人が出逢い、未来が見えてきたとき、彼女の思いがけない過去が明らかになる。出演は、本作が長編映画初出演となるリマ・ジタン、「カップルズ」のクー・ユールン、「寒蟬效應」のホアン・ユエン。リマ・ジタンが台北映画祭及び金馬奨で最優秀新人賞、ホアン・ユエンが台北映画祭最優秀助演男優賞を受賞。「アジアシネマ的感性」「アジアシネマ的感性」2024年8/23~9/5シモキタエキマエシネマK2にて上映 -
日常対話
制作年: 2016台湾の女性監督が自ら家族を撮影したドキュメンタリー。葬式陣頭を営むアヌは夫の暴力から身を守るため、幼いチェンとその妹を連れて家を飛び出した。チェンは「女性が好きな女性」として奔放に振る舞うアヌへの不信感を募らせ、母娘関係は冷え切ってしまう。製作総指揮は、「黒衣の刺客」のホウ・シャオシェン。第67回ベルリン国際映画祭パノラマ部門テディ賞受賞、第19回台北映画祭最優秀ドキュメンタリー賞受賞、第90回アカデミー賞外国映画賞台湾代表作品。 -
あの頃、この時
制作年: 20141962年に創設され中国語映画界で最も古い歴史を持つ“台湾のアカデミー賞”金馬奨50周年を記念し制作されたドキュメンタリー。往年の映画監督やスターの姿を通じ、金馬奨や台湾映画の歴史を追う。台湾ニューシネマを代表するホウ・シャオシェン監督らが出演。「藍色夏恋」でデビュー、「GF*BF」で2012年第49回金馬奨最優秀主演女優賞を獲得し、「薄氷の殺人」など台湾のみならず香港や中国作品にも出演するグイ・ルンメイがナレーションを務める。監督は、「台湾、街かどの人形劇」はじめ数々のドキュメンタリー作品を手がけ、チャン・ロンジー監督と共同監督した「奇蹟的夏天」が2006年第43回金馬奨最優秀ドキュメンタリー賞に輝いたヤン・リージョウ。2015年山形国際ドキュメンタリー映画祭関連プログラム『映像は語る――ドキュメンタリーに見る現代台湾の光と影』、2016年第11回大阪アジアン映画祭特集企画《台湾:電影ルネッサンス2016》上映作品。台湾巨匠傑作選2021・2023上映作品。 -
台湾新電影(ニューシネマ)時代
制作年: 20141980年代に台湾映画界に新たな潮流をもたらした台湾ニューシネマの誕生30周年を記念し制作されたドキュメンタリー。「悲情城市」のホウ・シャオシェン監督ら各国の映画人や芸術家にインタビュー。後世に与えた影響や、運動の意義などを探る。また、作中にはホウ・シャオシェンやエドワード・ヤン、台湾ニューウェーブの先駆けであるワン・トンの監督作が登場する。劇場公開に先駆け、第10回大阪アジアン映画祭『台湾:電影ルネッサンス2015〈小特集:エドワード・ヤンとその仲間たち〉』にて上映された(映画祭タイトル「光と陰の物語:台湾新電影」)。 -
台北カフェ・ストーリー
制作年: 2010「非情城市」のホウ・シャオシェン製作総指揮の下、新鋭シャオ・ヤーチュアン監督が手がけたラブストーリー。台北のカフェを舞台に、物々交換をすることで様々な人たちが心を通わせていく姿を描く。出演は「密告・者」のグイ・ルンメイ、本作が映画初出演となるリン・チェンシー、「海角七号 君想う、国境の南」の中孝介。 -
ホウ・シャオシェンのレッド・バルーン
制作年: 2007「百年恋歌」の監督ホウ・シャオシェンがアルベール・ラモリス監督の「赤い風船」にオマージュを奉げた作品。変化に富む現代の中、自分を保とうと生きるパリの住人たちの姿を描く。出演は「こわれゆく世界の中で」のジュリエット・ビノシュ、「レディ・チャタレー」のイポリット・ジラルドほか。 -
ミレニアム・マンボ
制作年: 2001新世紀の台北で刹那的に生きる若者たちを描いた青春映画。監督は「フラワーズ・オブ・シャンハイ」のホウ・シャオシェン。製作・脚本はシャオシェン作品常連のチュー・ティエンウェン。製作総指揮・美術は「好男好女」以降のシャオシェン作品常連であるホワン・ウェンイン。撮影は「夏至」のリー・ピンビン。音楽は「憂欝な楽園」のリン・チャン、人気グループのフィッシュ、「フラワーズ・オブ・シャンハイ」の半野喜弘。編集はシャオシェン作品常連のリャオ・チンソン。出演は「クローサー」のスー・チー、「フラワーズ・オブ・シャンハイ」のガオ・ジェ、「現実の続き 夢の終り」のトゥアン・ジュンハォほか。2001年カンヌ国際映画祭高等技術院賞、同年台湾金馬奨撮影賞、オリジナル作曲賞、音響賞を受賞。4Kレストア版が2024年2月16日より劇場公開される(配給:SPOTTED PRODUCTIONS)。2024年7月20日より『台湾巨匠傑作選2024』にて4Kレストア版を劇場上映(配給:オリオフィルムズ)。 -
ジャム・セッション 菊次郎の夏<公式海賊版>
制作年: 1999北野武監督の「菊次郎の夏」の製作過程に密着したドキュメンタリー。監督は「おかえり」の篠崎誠。撮影を「正門前行」の河津太郎が担当している。VTR作品。ビデオプロジェクターによる上映。 -
フラワーズ・オブ・シャンハイ
制作年: 199819世紀末の上海を舞台に、清朝末期の高級遊郭で繰り広げられる男と女の愛憎劇を描いた文芸ロマン。監督は「悲情城市」「憂鬱な楽園」などで独特な映像美学を追究するホウ・シャオシェン。製作はヤン・ダンクイと市山尚三。原作は、ハン・チーユンが1894年に上海の遊郭に関する光景を蘇州語で客観的に描き出した奇書『海上花』で、中国文学の代表的女流作家チャン・アイリンが北京語に訳し、中国全土に一大ブームを起こした一作。脚本は「冬冬の夏休み」などでホウ監督と手を組むチュウ・ティンウェン。撮影は「女人、四十」のリー・ピンビン。音楽はジャパニーズ・ヒップホップの雄である半野喜弘で、本作が映画音楽デビューとなる。美術は「好男好女」のホァン・ウェンイン。録音は「カップルズ」のドゥ・ドゥージ。編集は「好男好女」のリャオ・チンソン。出演は「ブエノスアイレス」のトニー・レオン、「RAMPO」の羽田美智子、「天使の涙」のミッシェル・リー、「楽園の瑕」のカリーナ・ラウ、「憂鬱の楽園」のガオ・ジェほか。2024年7月20日より『台湾巨匠傑作選2024』にて劇場上映(配給:オリオフィルムズ)。 -
HHH:侯孝賢
制作年: 1997台湾ニューウェーヴの名匠ホウ・シャオシャンの姿を追ったドキュメンタリー。フランスのテレビ・シリーズ「我らの時代の映画作家」の一編。監督は「イルマ・ヴェップ」のオリヴィエ・アサイヤス。製作はペギー・チャオとシュウ・シャオミンで、撮影は「だれも私を愛さない!」のエリック・ゴーティエ。ホウ監督が久しぶりに故郷を訪れ、少年時代の記憶から映画製作のプロセスの詳細まで、傍らのアサイヤスに向かって自由に語る。また、小説家で「風櫃の少年」(84)以来すべての侯作品の脚本を手がけているチュー・ティエンウェン、「悲情城市」などの脚本家のウー・ニェンチェン、台湾ニューウェーヴの多くの重要な作品を支えた録音のドゥ・ドゥージー(本作の録音も担当)、台湾ニューウェーヴの盟友チェン・クォフー、「憂鬱な楽園」に主演したガオ・ジェとリン・チャンなど、ホウ監督作品の主要な人物へのインタビューなどが見られる。最後の場面での、カラオケで長渕剛の曲『乾杯』を熱唱するホウ監督の姿は見もの。デジタルリマスター版が『台湾巨匠傑作選2024』にて劇場上映(配給:オリオフィルムズ)。 -
憂鬱な楽園
制作年: 1996中年間近のチンピラと、弟分と彼の恋人のその日暮らしの毎日を描いた一編。監督は「悲情城市」「戯夢人生」「好男好女」の“台湾現代史三部作”など、台湾ニューウェーヴの名匠ホウ・シャオシェン。主演は「好男好女」のガオ・ジェ、台湾のカリスマ的ロック・ミュージシャンでもあるリン・チャン、同作のヒロインの伊能静。現場での即興を多く取り入れ自在に撮りあげ、リン・チャンが手掛けた斬新な音楽に乗せて、前作と一転した作品世界を造り上げている。製作の水野勝博、市山尚三、ホァン・チェン、キン・ジェウェン、シェ・ピンハン、製作総指揮の奥山和由(「栄光と狂気」)、ヤン・ダイクイ、美術のホァン・ウェンイン、編集のリャオ・チンソン、録音のドゥ・ドゥージは「好男好女」に続いて参加。「好男好女」に出演したガオ・ジェとキン・ジェウェン(出演も)の原案を基に、ホウ・シャオシェンとコンビを組むチュウ・ティエンウェンが脚本を執筆。撮影は「好男好女」など監督の常連チェン・ホァイエンに加え、追加撮影部分を「戯夢人生」のリー・ピンビンが手掛けた。共演は『唐朝綺麗男』(日本未公開)などのシュウ・グイイン、「熱帯魚」のリェン・ピートンほか。特別出演として、ホウ・シャオシェン作品の顔である台湾の人間国宝リー・ティエンルーがちらりと顔を見せる。2024年7月20日より『台湾巨匠傑作選2024』にて4Kレストア版を劇場上映(配給:オリオフィルムズ)。90点- 感動的な
- かっこいい
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好男好女
制作年: 1995台湾の抗日戦に参加した白色テロの顛末をフィクションで映画化するために撮影を始める映画人と、女優の生活を通して、台湾の現在と40-50年代の台湾とを描写することを試みた、「悲情城市」「戯夢人生」に続く、侯孝賢監督による台湾現代史3部作の完結編。製作は水野勝博と市山尚三、謝屏翰、金介文が当たっている。エグゼクティヴ・プロデューサーは「GONIN」の奥山和由、楊登魁。脚本は侯孝賢の作品を担当し続けた朱天文、原作は実際の政治犯であった蒋碧玉、藍博洲、撮影は陳懐恩、音楽も撮影の陳懐恩と江考文、編集は廖慶松、美術は黄文英、録音は杜篤之が担当し、主に侯孝賢のスタッフが結集している。出演は現代の女優、梁静と政治犯、蒋碧玉の2役を中国圏の人気アイドル伊能静が演じ、「宝島: トレジャー・アイランド」の林強、「天幻城市」の高捷、魏筱恵、金介文、蔡振南、藍博洲、呂莉勤、高明ほか。 -
小津と語る
制作年: 1993小津安二郎監督生誕九十年(没後三十年)記念して、九三年は様々なイヴェントや上映会が行われたが、その企画の一つとなったドキュメンタリー。小津監督に心酔するスタンリー・クワン、侯孝賢、ヴィム・ヴェンダース、リンゼイ・アンダーソン、アキ・カウリスマキ、ポール・シュレイダー、クレール・ドニら世界の七人の映画監督に、それぞれの指定の場所で、小津監督の写真を前にして、小津作品のスタイルについて、好きな作品、影響を受けた作品などについて語ってもらうという形式のドキュメンタリーで、「東京物語」のリニューアル・ニュープリント上映の併映作品として四十分のショートバージョンが上映された。他に八十分のロングバージョンもある。 -
宝島:トレジャー・アイランド
制作年: 1993世紀末の台北を舞台に、悲劇的な事件に巻き込まれた青年の姿を描く。監督は映画評論家出身で、「国中女性」で監督デビューしたチェン・クォフー、脚本はクォフーと、テレビ・舞台の脚本家として活躍してきたチェン・シーチェ。製作総指揮は「戯夢人生」のホウ・シャオシエン。製作はチャン・ホアクン、企画はジャン・ホンジー。撮影はMTVを数多く手掛けてきたチャン・ターロン。編集は「クー嶺街少年殺人事件」のチェン・ボーウェン。録音はトゥ・ドゥーチー。照明はソン・ティエンシェンがそれぞれ担当。 -
少年(1983) デジタルリマスター版
制作年: 19831983年第20回金馬奨最優秀作品賞、最優秀監督賞、最優秀脚本賞を受賞した、台湾ニューシネマ初期を代表する傑作。未婚の母シウインは息子アジャの将来のためにターシュンと結婚。やがてシウインとターシュンの間に子供が二人生まれ、アジャは不良になる。共に映画製作をしていたチェン・クンホウ監督とホウ・シャオシェンが1982年に台湾四大紙のひとつ『聯合報』の文芸欄に掲載されたチュウ・ティエンウェンの短編小説に目をつけ、ふたりが設立した映画製作会社最初の作品の原作として採用。チュウ・ティエンウェンは「風櫃の少年」以降ホウ・シャオシェン監督作品の脚本を手がけている。日本では特集『台湾巨匠傑作選2023』にて劇場初公開。 -
坊やの人形
制作年: 198360年代前半の台湾を舞台に必死に生活を送る人々の姿を描く。「坊やの人形」「シャオチの帽子」「りんごの味」の三部作で構成されている。製作はミン・ジー(明驥)、監督は「坊やの人形」はホウ・シャオシェン(侯孝賢)、「シャオチの帽子」はソン・ジュアンシャン(曽壮祥)、「りんごの味」はワン・レン(萬仁)。脚本はウー・ニェンジェン(呉念眞)、原作はホワン・チュンミン(黄春明)の『さよなら・再見』(文遊社)。編集はリャオ・チンソン(廖慶松)が担当。出演は「坊やの人形」はチェン・ボージョン(陳博正)、ヤン・リーイン(楊麗音)、ゾン・グオフォン(曽国峯)、「シャオチの帽子」はジン・ディン(金鼎)、ファン・ディンタイ(方定台)、チェン・チー、「りんごの味」はジュオ・シャンリー(卓勝利)、ジャン・シャー(江霞)など。2024年7月20日より『台湾巨匠傑作選2024』にて劇場上映(配給:オリオフィルムズ)。
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