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勝新太郎の関連作品 / Related Work
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迷走地図
制作年: 1983次期政権を狙う首相候補のもくろみが、夫人から秘書に宛てたラブレターによって崩れていくさまを、謎の死をからませ権力に群がる人間たちを介在させて描く。松本清張原作の同名小説の映画化で、脚本は「逃がれの街」の古田求と、本作品で監督も兼ねている「疑惑」の野村芳太郎の共同執筆。撮影も同作の川又昂がそれぞれ担当。 -
御用牙 鬼の半蔵やわ肌小判
制作年: 1974権力者の恥部を握り、体制の壁を突き破る江戸町奉行所の同心“かみそり半蔵”こと板見半蔵の活躍を描く。原作は小池一雄・作、神田たけ志・画の同名劇画。脚本は「御用牙 かみそり半蔵地獄責め」の増村保造、監督は「君は海を見たか」の井上芳夫、撮影は「新座頭市物語 笠間の血祭り」の牧浦地志がそれぞれ担当。 -
モハメッド・アリ 黒い魂
制作年: 1974元世界ヘビー級チャンピオン、カシアス・クレイことモハメッド・アリの生活を、二年半に及んで撮り続け、人間“アリ”を追及した記録映画。監督は「夜をみつめて」の総指揮にあたったリック・バックスクー。なお、この映画に納められている試合は次の通り。(1)ソニー・リストン戦(64年2月)--アリが世界タイトルを獲得した試合。(2)ブライアン・ロンドン戦(66年8月)--国内での試合相手がなく、欧州遠征した時の試合。3ラウンドKO勝ち。(3)クリーブランド・ウィリアムズ戦(66年11月)--アリ最高の試合のひとつで、あらゆる拳闘関係者の一見すべきものである、と言われている。3ラウンドKO勝ち。(4)ゾラ・フォーリー戦(67年3月)--7ラウンドKO勝ちして、九度目のタイトル防衛に成功したこの試合の直後、徴兵拒否してタイトルをはく奪された。(5)オスカー・ボナベナ戦(70年12月)--三年半のブランクから見事カムバックした(10月)後の、再起第二戦目。苦戦して15ラウンド判定勝ち。(6)マック・フォスター戦(72年4月)--日本で行なわれた試合で、15ラウンド判定勝ち。(7)ジェリー・クォーリー戦(72年6月)--再起第一戦(70年10月)で3ラウンドKOした相手との再戦。7ラウンドKOで再び勝つ。 -
新座頭市物語 笠間の血祭り
制作年: 1973“座頭市”シリーズ第25作目。初めて生れ故郷の笠間へ帰った座頭市が、土地のヤクザと悪代官を相手に大暴れする。脚本は服部佳子、監督は「新座頭市・破れ!唐人剣」の安田公義、撮影は「御用牙」の牧浦地志がそれぞれ担当。72点 -
御用牙 かみそり半蔵地獄責め
制作年: 1973“御用牙”シリーズ二作目。板見半蔵こと“かみそり半蔵”がその正義感から彼が考え出した拷問術と鍛えあげたセックスなどを駆使して権力の恥部を掴み、体制の壁を突き崩す活躍を描く。小池一雄・作、神田たけ志・画の劇画「御用牙」の映画化。脚本・監督は「音楽」の増村保造。撮影は「子連れ狼 親の心子の心」の宮川一夫がそれぞれ担当。90点 -
新座頭市物語 折れた杖
制作年: 1972“座頭市”シリーズ二十四作目。今作は勝新太郎がこのシリーズ初めて、「顔役(1971)」に引き続き二本目の監督作。脚本は犬塚稔、撮影は「座頭市御用旅」の森田富士郎がそれぞれ担当。80点 -
子連れ狼 死に風に向う乳母車
制作年: 1972“子連れ狼”シリーズ三作目。子連れ刺客、拝一刀と大五郎親子が柳生を討つべく、冥府魔道に生きる様を描く。原作小池一雄、劇画小島剛夕で『漫画アクション』連載中。脚本は「子連れ狼 三途の川の乳母車」の小池一雄、監督も同作の三隅研次、撮影も同作の牧浦地志がそれぞれ担当。66点 -
子連れ狼 三途の川の乳母車
制作年: 1972原作・小池一雄、劇画小島剛夕のコンビによる、『漫画アクション』に連載中の『子連れ狼』の映画化第二作目。脚本は「子連れ狼 子を貸し腕貸しつかまつる」の小池一雄。監督も同作の三隅研次。撮影も同作の牧浦地志がそれぞれ担当。80点 -
子連れ狼 子を貸し腕貸しつかまつる
制作年: 1972小池一雄・小島剛夕のコンビによる『漫画アクション』に連載中の人気劇画の映画化。脚本も小池一雄が執筆。監督は「狐のくれた赤ん坊(1971)」の三隅研次。撮影は「顔役(1971)」の牧浦地志。66点 -
狐のくれた赤ん坊(1971)
制作年: 1971昭和二〇年に、丸根賛太郎監督、故阪東妻三郎主演で製作され、その再映画化。監督は「新女賭博師 壷ぐれ肌」の三隅研次。撮影は「新座頭市・破れ!唐人剣」の牧浦地志がそれぞれ担当。 -
いのち・ぼうにふろう
制作年: 1971昭和四十四年七月、黒澤明、木下恵介、市川崑監督と「四騎の会」を結成した小林監督がならず者の世界に材を得て放つ時代劇。山本周五郎原作『深川安楽亭』の映画化。脚本は仲代達矢夫人で女優の宮崎恭子が隆巴(りゅう・ともえ)のペンネームで執筆。監督は「怪談」の小林正樹、撮影は「無頼漢」の岡崎宏三がそれぞれ担当。1971年10月16日全国公開。第45回キネマ旬報ベスト・テン第5位。90点 -
新座頭市 破れ!唐人剣
制作年: 1971日本の豪剣、魔剣と対決してきた座頭市が、はじめて異国の唐人剣と対峙する。脚本は安田公義と「忍びの衆」の山田隆之。監督は「怪談累が淵(1970)」の安由公義。撮影も同作の牧浦地志がそれぞれ担当。64点 -
富士山頂(1970)
制作年: 1970新田次郎の同名小説(文芸春秋社刊)を「風林火山」の国弘威雄が脚色し、「闇を裂く一発」の村野鐵太郎がメガホンをとった人生もの。撮影は「栄光への5000キロ」の金宇満司が担当。60点 -
玄海遊侠伝 破れかぶれ
制作年: 1970吉田敬太郎の原作「吉田磯吉翁伝」をもとに「日本女侠伝 真赤な度胸花」の笠原和夫が脚本化し、「女組長」のマキノ雅弘が監督した任侠もの。撮影は「天狗党」の牧浦地志が担当。 -
喧嘩屋一代 どでかい奴
制作年: 1970スラム街の住人とヤクザをめぐって展開されるアクションドラマ。脚本は「しびれくらげ」の石松愛弘、監督は「ママいつまでも生きてね」の池広一夫。撮影は「ボクは五才」の森田富士郎がそれぞれ担当。 -
兵隊やくざ 俺にまかせろ
制作年: 1967有馬頼義の原作「貴三郎一代」を、「処女受胎」の高岩薫がシナリオ化し、「陸軍中野学校 竜三号指令」の田中徳三が監督した“兵隊やくざ”シリーズ第六作目。撮影は「出獄の盃」の宗川信夫。90点 -
雪之丞変化(1963)
制作年: 1963昭和十年朝日新聞連載三上於菟吉同名の原作から「王将(1962)」の伊藤大輔と「抜打ち鴉」の衣笠貞之助が共同で脚色、「私は二歳」の和田夏十がシナリオ化。市川崑が監督した仇討ちもの。撮影もコンビの小林節雄。出演は「秦・始皇帝」長谷川一夫、山本富士子、勝新太郎、若尾文子、「秦・始皇帝」「陽気な殿様」の市川雷蔵、真城千都世、尾上栄五郎など。90点