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久石譲の関連作品 / Related Work
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君たちはどう生きるか
制作年: 2023宮崎駿監督が少年時代に母から手渡された同名小説『君たちはどう生きるか』(吉野源三郎著)にインスパイアされ、オリジナルの物語に自身の少年時代を重ねた自伝的ファンタジー・アニメーション。舞台は宮崎監督の記憶の中に残る、かつての日本。母を戦火で失った11歳の少年・眞人(マヒト)は、父・勝一とともに東京を離れ、新たな母・夏子とともに庭園家屋で暮らし始める。眞人はそこでサギ男や屋敷に住む7人の老婆たち、漁師の女性・キリコなど魅力的なキャラクターにいざなわれ、生と死が混然となった不思議な世界へと分け入っていく。宮崎駿監督が2013年の「風立ちぬ」公開後に行った引退宣言を撤回し、2016年から7年の歳月を経て製作、ついに2023年に劇場公開された。公開前には、音楽は久石譲であること以外は、内容もキャスト・スタッフも明かされない宣伝戦略がとられた。日本公開から間をおかず世界各国で公開、2024年1月、第81回ゴールデングローブ賞の最優秀長編アニメーション映画賞受賞。さらに2024年3月、第96回アカデミー賞長編アニメ映画賞受賞。ジブリ作品のオスカー獲得は「千と千尋の神隠し」以来、21年ぶり2度目となった。78点 -
レジェンド・オブ・フォックス 妖狐伝説
制作年: 2020「シュレック3」共同監督のラマン・ホイが製作を務めた時代劇アクション。落ちこぼれの狐の妖怪、十三。憧れの狐仙になるには人間を殺して丹を得なければならない。丹の最高峰である白丹を持つ人間がいることを知ると人間界に舞い降り、その男を見つけ出す。音楽は、「千と千尋の神隠し」の久石譲。出演は、ドラマ『Go!Go!シンデレラは片想い』のリー・シエン、中国のアイドルグループNINE PERCENTの元メンバー、チェン・リーノン。シネマート新宿/心斎橋『のむコレ’21』で上映。 -
海獣の子供
制作年: 2019第38回日本漫画家協会賞優秀賞、第13回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞に輝いた五十嵐大介の同名漫画をアニメ化した海洋冒険ミステリー。家にも学校にも居場所のない琉花は、ジュゴンに育てられた海と空の兄弟と出会い、不思議な世界に触れていく。監督は、「帰ってきたドラえもん」などのドラえもん映画や「宇宙兄弟#0」を手がけた渡辺歩。気持ちを言葉にするのが苦手な14歳の琉花の声を「円卓 こっこ、ひと夏のイマジン」の芦田愛菜が、彼女が出会う二人の少年・海と空の声をそれぞれ「リメンバー・ミー」で主人公の吹替を務めた石橋陽彩と「トモダチゲーム」の浦上晟周が担当する。 -
妻よ薔薇のように 家族はつらいよIII
制作年: 2018山田洋次監督による喜劇「家族はつらいよ」シリーズ第3弾。三世代で賑やかに暮らす平田家の家事を担う主婦・史枝。ある日、コツコツ貯めていたへそくりを泥棒に盗まれたことをきっかけに、夫への不満が爆発。我慢も限界に達した彼女は家を飛び出してしまう。橋爪功、吉行和子、西村まさ彦、夏川結衣、中嶋朋子、林家正蔵、妻夫木聡、蒼井優といったおなじみの平田家の面々のほか、シリーズ常連の小林稔侍、風吹ジュン、落語家の立川志らくが出演。脚本・平松恵美子、音楽・久石譲、撮影・近森眞史、美術・倉田智子ら、シリーズを支えるスタッフも集結。 -
羊と鋼の森
制作年: 2018第13回本屋大賞を受賞した宮下奈都の同名小説を原作に「orange -オレンジ-」の橋本光二郎監督が映画化。高校生の時、ピアノ調律師・板鳥と出会い、念願の調律師として働き始める外村。恩師や先輩、双子の姉妹に囲まれながら、外村はひたすら音と向き合ってゆく。新米調律師の外村直樹を「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章」の山﨑賢人、外村が憧れる調律師・板鳥宗一郎を「葛城事件」の三浦友和、外村の先輩・柳を「忍びの国」の鈴木亮平、ピアニストの高校生姉妹・和音と由仁を実の姉妹である「ちはやふる」の上白石萌音と、「ハルチカ」の上白石萌歌が演じる。脚本は「高台家の人々」の金子ありさ。音楽を「リバーズ・エッジ」の世武裕子が務める。76点 -
花戦さ
制作年: 2017戦国時代の華道家元・初代池坊専好のいけばな『前田邸の大砂物』の伝説に着想を得た時代小説を映画化。無二の友・千利休と互いに切磋琢磨しあう専好。しかし時の権力者・秀吉は利休や罪のない町衆の命を奪い、見かねた専好は彼にしかできない戦さを仕かける。監督は「起終点駅 ターミナル」の篠原哲雄。花をもって人々の心を救う池坊専好を映画界でも活躍する能楽師の二世野村萬斎が、権力を握り驕る豊臣秀吉を歌舞伎役者の四代目市川猿之助が演じる。池坊華道会が戦国~安土桃山時代のいけばな作品を復元・製作。また、表千家不審菴、裏千家今日庵、武者小路千家官休庵の三千家が協力体制をとった。70点 -
たたら侍
制作年: 2017EXILE HIROプロデュースのもと、劇団EXILEの青柳翔と錦織良成監督が「渾身 KON-SHIN」に続いてタッグを組んだ時代劇。戦国時代末期、奥出雲に伝わる幻の鋼を代々作る家に生まれた伍介は、村を守るために強くなろうと侍を志すが……。ほか、ダンス&ヴォーカルユニットEXILEおよび三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBEのパフォーマー小林直己、「0.5ミリ」の津川雅彦らが出演。第40回モントリオール世界映画祭最優秀芸術賞受賞作品。劇場公開に先駆け、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2017にて上映(上映日:2017年3月4日)。 -
柘榴坂の仇討
制作年: 2014『鉄道員』で第117回直木賞を受賞し『壬生義士伝』など作品の映像化が相次ぐ浅田次郎による短編集『五郎治殿御始末』のうちの一編を映画化。桜田門外の変で主君・井伊直弼を守り切れなかった彦根藩士・志村金吾が、明治の世となり時代が変わろうともなお主君を暗殺した敵を探し続ける時代劇。監督は「沈まぬ太陽」が第33回日本アカデミー賞最優秀作品賞ほかを受賞した若松節朗。主演は「次郎長三国志」「壬生義士伝」の中井貴一。井伊直弼を手にかけた後俥引きに身をやつし孤独の中に生きる佐橋十兵衛を「テルマエ・ロマエ」の阿部寛が、金吾の妻を「おくりびと」の広末涼子が、井伊直弼を人間国宝である歌舞伎俳優・二代目中村吉右衛門が演じる。2014年9月13日より、滋賀県先行公開。74点 -
小さいおうち
制作年: 2013「男はつらいよ」シリーズや「学校」シリーズなど数々の名作を生み出し、「たそがれ清兵衛」が第76回アカデミー賞外国語映画賞にノミネートされた日本の名匠・山田洋次監督が、第143回直木賞を受賞した中島京子の同名小説(文春文庫・刊)を映画化。元女中が昭和初期に奉公していた先の思い出を綴った回顧録から、ある秘密が浮かび上がってくる。脚本は山田洋次監督と、「ひまわりと子犬の7日間」の平松恵美子。久石譲が「東京家族」に続き音楽を手がける。「夢売るふたり」の松たか子、「ALWAYS 三丁目の夕日」シリーズの吉岡秀隆、「シャニダールの花」の黒木華、「悪人」の妻夫木聡、「男はつらいよ」シリーズの倍賞千恵子らが出演。60点 -
ラーメンより大切なもの 東池袋大勝軒 50年の秘密
制作年: 2013東京・東池袋にあった伝説のラーメン屋「東池袋大勝軒」で、創業から50年に亘って店を守り続けた店主・山岸一雄の姿を追ったドキュメンタリー。フジテレビの『ザ・ノンフィクション』で放送された10年以上に及ぶ記録映像に新たな映像を加え、再構築。ナレーションは「ハンサム・スーツ」の谷原章介が担当する。90点 -
風立ちぬ(2013)
制作年: 2013「千と千尋の神隠し」で第75回アカデミー賞長編アニメーション映画賞を獲得、日本を代表するアニメ監督である宮崎駿が、堀辰夫の小説の要素を混ぜつつ、零戦を設計した堀越二郎の若かりし頃に焦点を当て映画化。『モデルグラフィックス』(大日本絵画・刊)に連載した漫画を下敷きにしている。「新世紀エヴァンゲリオン」シリーズなどのアニメ作品や「キューティーハニー」など実写作品の監督を手がける一方、「さくらん」「キャッチボール屋」といった出演作もある庵野秀明が、堀越二郎の声を担当。音楽は「風の谷のナウシカ」以降全ての宮崎作品に参加している久石譲。主題歌には荒井由実のデビュー曲『ひこうき雲』を採用している。 -
劇場版「NHKスペシャル 世界初撮影!深海の超巨大イカ」
制作年: 2013生きたダイオウイカの姿を世界で初めて深海で捉えた科学ドキュメンタリー『NHKスペシャル 世界初撮影!深海の超巨大イカ』の劇場版。TV放映された本編に、新たに制作したオリジナルメイキング映像を追加。ダイオウイカ撮影の舞台裏が明かされる。音楽は「HANA-BI」「おくりびと」「悪人」の久石譲。 -
かぐや姫の物語
制作年: 2013竹から出てきたかぐや姫が美しく成長し、男性たちからの求婚をかわし、やがて月に帰っていく様を綴った『竹取物語』を題材にしたアニメ。監督・原案・脚本は「ホーホケキョ となりの山田くん」以来14年ぶりの新作公開となる高畑勲。『風に聞け』で第36回城戸賞に入選した坂口理子が脚本に参加。本作では先に声の収録をし後から作画を行うプレスコを採用。かぐや姫の声を「神様のカルテ」の朝倉あきが、幼なじみの捨丸の声を「横道世之介」の高良健吾が、かぐや姫を育てる翁の声を2012年に他界した「海軍特別年少兵」の地井武男が、媼の声を「マルサの女」の宮本信子が担当。制作は「風立ちぬ」「おもひでぽろぽろ」のスタジオジブリ。 -
スイートハート・チョコレート
制作年: 2012「起終点駅 ターミナル」の篠原哲雄が、「レッドクリフ」二部作のリン・チーリンを主演に迎えたラブストーリー。亡き恋人の遺志を継いでチョコレート店を経営する女性の10年に渡る恋模様が、北海道と上海を舞台に繰り広げられる。2013年に製作されながらも、日中関係の悪化によりお蔵入りになっていた作品が、『お蔵出し映画祭2014』でグランプリ受賞したことをきっかけに劇場公開。共演は「S 最後の警官 奪還 RECOVERY OF OUR FUTURE」の池内博之、アジア各国で活躍する福地祐介。「かぐや姫の物語」の久石譲が音楽を担当。 -
天地明察
制作年: 2012「おくりびと」で第81回アカデミー賞外国語映画賞を獲得した滝田洋二郎監督が、第31回吉川英治文学新人賞および第7回本屋大賞を受賞した冲方丁による同名ベストセラー小説(角川書店刊)を映画化。江戸時代前期に星の観測をもとに膨大な計算をし、改暦の大事業に挑戦した安井算哲(後の渋川春海)の姿を描いた時代劇。脚本は滝田洋二郎監督と「クライマーズ・ハイ」の加藤正人。出演は「花よりもなほ」の岡田准一、「ツレがうつになりまして。」の宮崎あおい、「麒麟の翼~劇場版・新参者~」の中井貴一、「十三人の刺客」の松本幸四郎ほか。作曲家の久石譲が「おくりびと」に続いて再び滝田監督とタッグを組み音楽を担当している。70点 -
この空の花 長岡花火物語
制作年: 20122004年の新潟県中越地震から復興をとげ、11年の東日本大震災発生時には被災者をいち早く受け入れた新潟・長岡市を舞台に、ひとりの女性新聞記者がさまざまな人と出会い、不思議な体験を重ねていく姿を大林宣彦監督が描く。出演は「沈まぬ太陽」の松雪泰子、「明日に架ける愛」の高嶋政宏。2012年4月7日より新潟県・長岡にて先行ロードショーされた。82点 -
さらば復讐の狼たちよ
制作年: 20101920年代の中国の地方都市を舞台に、冷徹な支配者に挑む義に厚い盗賊団のリーダーの姿を描くアクション大作。「鬼が来た!」のチアン・ウェンが監督・脚本・出演を担当。共演は、「シャンハイ」のチョウ・ユンファ、「運命の子」のグォ・ヨウ、「2046」のカリーナ・ラウ、「レッドクリフ」シリーズのフー・ジュン。 -
私は貝になりたい(2008)
制作年: 2008日本の軍隊とB級C級戦犯裁判の不条理に翻弄されたひとりの男の悲劇を生々しく描く。もともとテレビドラマの脚本として書かれ、その脚本家である橋本忍の映画監督デビュー作ともなった反戦ドラマを再映画化。黒澤明の「生きる」「七人の侍」など多くの傑作を手掛けてきた橋本忍が、みずから脚本を改訂した。主演は「模倣犯」の中居正広と、「トリック 劇場版」シリーズの仲間由紀恵。TBSの社員ディレクターとして、「白い影」「砂の器」などで中居正広とコンビを組んできた福澤克雄が映画監督デビューを飾る。劇中の海沿いの町は、隠岐諸島の西ノ島でロケ撮影された。60点 -
新編集版 太王四神記/第4章:かなわぬ想い
制作年: 2007「四月の雪」のペ・ヨンジュンが主演した歴史ファンタジーTVドラマ新編集劇場版の最終章。複雑な運命に翻弄されていく人物たちによる、数千年の時を越えた壮大な物語の結末が描かれる。そのほかの出演者は「飛べ、ペンギン」のムン・ソリ、「THE MYTH/神話」のチェ・ミンス、「おまえを逮捕する」のユン・テヨンなど。 -
新編集版 太王四神記/第3章:別れのきざし
制作年: 2007「四月の雪」のペ・ヨンジュンが主演した歴史ファンタジーTVドラマ新編集劇場版の第3章。複雑な運命に翻弄されていく人物たちの愛の物語を主軸に、ダイナミックなシーンをふんだんに使用、新たな編集を施した。そのほかの出演者は「飛べ、ペンギン」のムン・ソリ、「THE MYTH/神話」のチェ・ミンス、「おまえを逮捕する」のユン・テヨンなど。 -
新編集版 太王四神記/第2章:すれちがいの運命
制作年: 2007「四月の雪」のペ・ヨンジュンが主演した歴史ファンタジーTVドラマ新編集劇場版の第2章。複雑な運命に翻弄されていく人物たちの愛の物語を主軸に、ダイナミックなシーンをふんだんに使用、新たな編集を施した。そのほかの出演者は「飛べ、ペンギン」のムン・ソリ、「THE MYTH/神話」のチェ・ミンス、「おまえを逮捕する」のユン・テヨンなど。 -
新編集版 太王四神記/第1章:千年の愛
制作年: 2007「四月の雪」のペ・ヨンジュンが主演した歴史ファンタジーTVドラマを4部作の新編集版として劇場公開。主要人物たちの愛の物語を主軸に、ダイナミックなシーンをふんだんに使用、新たな編集を施した。そのほかの出演者は「飛べ、ペンギン」のムン・ソリ、「THE MYTH/神話」のチェ・ミンス、「おまえを逮捕する」のユン・テヨンなど。 -
男たちの大和 YAMATO
制作年: 2005辺見じゅんのノンフィクションを映画化した戦争スペクタクル・ドラマ。昭和20年4月、3000余命の乗組員とともに東シナ海に散った戦艦大和の壮絶な運命を描く。6億円をかけて大和の原寸大のセットが組まれたことが話題を呼んだ。監督は、「人間の証明」「空海」「植村直己物語」「敦煌」など数々の超大作を作り上げた佐藤純彌。主演は「13階段」の反町隆史と「いま、会いにゆきます」の中村獅童。70点 -
トンマッコルへようこそ
制作年: 2005架空の村トンマッコルを舞台に、戦争の愚かさと人間の素晴らしさを訴えるファンタジックなヒューマン・エンタテインメント作品。キャストにはシン・ハギュン(「JSA」)、チョン・ジェヨン(「シルミド/SILMIDO」)など演技派スターが勢揃いした。監督は、CM監督として国際的な賞を受賞してきた新鋭・パク・クァンヒョン。本作が本格的な長編デビューとなる。 -
Dolls ドールズ(2002)
制作年: 2002文楽人形が物語る、3つの純愛を描いたドラマ。監督・脚本は「BROTHER」の北野武。撮影を「GO」の柳島克己が担当している。出演は、「化粧師 KEWAISHI」の菅野美穂、「クロエ chloe」の西島秀俊、「忘れられぬ人々」の三橋達也、「旅の途中で FARDA」の松原智恵子、「東京★ざんすっ 約束」の深田恭子、新人の武重勉ら。第59回ヴェネチア国際映画祭コンペティション部門出品、第26回日本アカデミー賞優秀撮影賞、優秀照明賞、優秀美術賞、優秀音楽賞受賞、第27回報知映画賞助演女優賞(菅野美穂)受賞、平成十四年度文化庁映画芸術振興事業作品。 -
Quartet(2001)
制作年: 2001様々な人生を抱えながら、カルテットを組んだ4人の若者たちの成長と友情を描いた青春ドラマ。監督は、映画音楽の第一人者として活躍する久石譲で、本作が監督デビューとなる。脚本は、「WHITEOUT」の長谷川康夫と久石監督の共同。撮影を「金融腐蝕列島[呪縛]」の阪本善尚が担当している。主演は、「ひまわり」の袴田吉彦、「釣りバカ日誌イレブン」の桜井幸子、「忘れられぬ人々」の大森南朋、新人の久木田薫。 -
プセの冒険 真紅の魔法靴
制作年: 2001『エディット・ピアフ~』のオリビエ・ダアン監督が手掛けた冒険ファンタジー。戦争の煽りを受け森に置き去りにされた貧しい農民の息子・プセ。道に迷い狼に追われながらもプセは大きな屋敷にたどり着き…。カトリーヌ・ドヌーブら豪華キャストが共演。【スタッフ&キャスト】監督:オリビエ・ダアン 原作:シャルル・ペロー 製作:エリック・ネーヴェ 音楽:久石譲 出演:カトリーヌ・ドヌーブ/サミー・ナセリ/ロマーヌ・ボーランジェ/ロマン・デュリス -
4MOVEMENT 四楽章
制作年: 20012001年夏に行われた福島県の博覧会「うつくしま未来博」にて限定上映された、久石譲第2回監督作品。3スクリーンに分けてシンクロ上映された映像を、新たに1画面に再編集された完全版。 -
ジャム・セッション 菊次郎の夏<公式海賊版>
制作年: 1999北野武監督の「菊次郎の夏」の製作過程に密着したドキュメンタリー。監督は「おかえり」の篠崎誠。撮影を「正門前行」の河津太郎が担当している。VTR作品。ビデオプロジェクターによる上映。 -
もののけ姫
制作年: 1997森を侵す人間たちと荒ぶる神々との闘いを、日本アニメ史上空前の製作費による壮大なスケールで描いた長編アニメーション。監督・原作・脚本は「紅の豚」の宮崎駿。声の出演は「はるか、ノスタルジィ」の松田洋治、「平成狸合戦ぽんぽこ」の石田ゆり子ほか。97年末の時点で107億円という空前の配給収入を記録する大ヒットとなり、それまでの日本映画の最高記録であった「南極物語」の58億円はおろか、日本の配収記録である「E.T.」の95億円も抜いて、歴代配収第1位の座に輝いた。また、アニメーション作品として初めて日本アカデミー賞作品賞にも輝き、98年中にはディズニーの配給により全米公開も行われる予定である。97年度キネマ旬報ベスト・テン第2位、同・読者選出ベスト・テン第1位。 -
キッズ・リターン
制作年: 1996高校生悪ガキコンビの挑戦と挫折を描いた青春映画。監督・脚本は「みんな~やってるか!」の北野武。撮影をやはり「みんな~やってるか!」の柳島克己が担当している。音楽監督は今作で映画音楽に復帰した「ソナチネ」の久石譲。主演は、本作でデビューし、キネマ旬報新人男優賞をはじめ各映画賞で新人賞を総ナメにした安藤政信と、「ファザーファッカー」の金子賢。この若手ふたりを「迅雷 組長の身代金」の石橋凌、「ありがとう(1996)」の森本レオ、「男はつらいよ 寅次郎紅の花」の下絛正巳らベテランが脇で支えている。カンヌ国際映画祭監督週間正式出品作品。96年度キネマ旬報ベストテン第2位、同・読者選出ベストテン第2位。 -
女ざかり(1994)
制作年: 1994初めて書いた社説がもとで忍び寄る権力に対する女性論説委員の抗戦と、彼女を巡る人間模様を描くドラマ。監督は「水の旅人 侍KIDS」の大林宣彦。丸谷才一の同名ベストセラー小説(文藝春秋・刊)を原作に、脚本は野上龍雄、渡辺善則、大林の共同。撮影は坂本典隆が担当。主演の“女ざかり”南弓子には吉永小百合が扮するほか、豪華スターが共演している。スーパー16ミリ。 -
ソナチネ(1993)
制作年: 1993沖縄の抗争に助っ人として送られたヤクザが抗争に巻き込まれていく姿を描くドラマ。「あの夏、いちばん静かな海。」に続く北野武の監督第四作で、ほかに脚本・編集・主演も兼ね、“死”をテーマに独特のユーモアと淡々としたリズムで描いていく。撮影は「空がこんなに青いわけがない」の柳島克己。音楽は「はるか、ノスタルジィ」の久石譲が担当。九三年カンヌ映画祭“ある視点”部門出品作。キネマ旬報ベストテン第四位。 -
水の旅人 侍KIDS
制作年: 1993時空を越えてやって来た一寸法師のような小さな侍と少年との交流を、自然保護などのテーマを織り込みながら描くSFファンダジー。監督は「はるか、ノスタルジィ」の大林宣彦。末谷真澄の原作『雨の旅人』(マガジンハウス・刊)をもとに、末谷が脚本。撮影は「はるか、ノスタルジィ」の阪本善尚が担当。全篇の九〇%が合成シーンで、一寸法師のような少名彦役に「僕らはみんな生きている」の山崎努が挑戦している。主人公の少年とその姉役はそれぞれオーディションにより新人が選ばれ、また原田知世が「時をかける少女(1983)」以来久々に大林映画に出演したのも話題となった。 -
はるか、ノスタルジィ
制作年: 1992青春時代を過ごした小樽を訪れた作家と彼に町を案内する少女が、作家の本名を名乗る不思議な少年に導かれて、痛ましい青春の記憶を再生させていくドラマ。「転校生」「さびしんぼう」に続く原作・山中恒、監督・大林宣彦のコンビの第三作で、山中が故郷・小樽を舞台に書き下ろした作品を大林自身が脚色、大林ファンタジーの集大成的な作品になっている。先に公開された「青春デンデケデケデケ」の前に撮影された作品で、「ふたり」に続いて石田ひかりが主演、少女・はるかと、三好遥子の二役に挑んでいる。友情出演として多岐川裕美、石田ゆり子、入江若葉、岩松了ほか多くのゲストが顔を出している。小樽・札幌・大阪などでは九二年に先行公開された。60点 -
青春デンデケデケデケ
制作年: 19921960年代中頃の四国の田舎町を舞台に、ベンチャーズに憧れ、ロックバンドに情熱を燃やす高校生たちを軽快に描く青春ドラマ。監督は「ふたり」の大林宣彦。第105回直木賞を受賞した芦原すなおの同名小説(河出書房新社・刊)を原作に、脚本を石森史郎、撮影を萩原憲治と岩松茂が担当。特別出演するベンチャーズの「パイプライン」をはじめ、60年代のロック・ミュージックが全編に散りばめられている。90点 -
あの夏、いちばん静かな海。
制作年: 1991ある海辺の町を舞台に、聴覚障害者同士の青年と少女のひと夏の淡い恋をサーフィンを通して描く異色ラブストーリー。企画・脚本・監督・編集は「3-4x10月」の北野武。撮影は「きんぴら」の柳島克己がそれぞれ担当。 -
仔鹿物語(1991)
制作年: 1991北海道の大自然を背景に少年と仔鹿との交流を感動的に描くドラマ。脚本・監督は「月光仮面(1981)」の沢田幸弘。共同脚本は勝目貴久。撮影は「敦煌」の椎塚彰がそれぞれ担当。 -
ペエスケ ガタピシ物語
制作年: 1990どこといって取り柄もない雑種犬ガタピシと落ちこぼれサラリーマンのペエスケ一家の庶民的な生活をユーモラスに描く。園山俊二原作の四コマ漫画「ペエスケ」の映画化で、脚本は「この愛の物語」のつかこうへいが執筆。監督は「ファイナル・ファイト 最後の一撃」の後藤秀司、撮影は「押忍!!空手部」の村野信明がそれぞれ担当。 -
魔女の宅急便(1989)
制作年: 1989都会へ旅立った魔女の女の子の自立を描く。角野栄子原作の同名小説の映画化で脚本・監督は「となりのトトロ」の宮崎駿、撮影監督は「陽あたり良好! 夢の中に君がいた」の杉村重郎がそれぞれ担当。100点 -
グリーン・レクイエム
制作年: 1988植物から生まれた少女と人間の少年との恋を描く。新井素子原作の同名小説の映画化で、脚本は「星空のむこうの国」の小林弘利が執筆。監督は「アイコ十六歳」の今関あきよし、撮影は「グッドバイ夏のうさぎ」の渡部眞がそれぞれ担当。 -
極道渡世の素敵な面々
制作年: 1988チンピラから一人前のやくざになっていく男の姿を描く。安部譲二原作の同名小説の映画化で、脚本は「パッセンジャー 過ぎ去りし日々」の和泉聖治と「燃える勇者」の松本功、平川輝治が共同で執筆。監督は「パッセンジャー 過ぎ去りし日々」の和泉、撮影は「あぶない刑事」の姫田真佐久がそれぞれ担当。90点 -
熱海殺人事件
制作年: 1986熱海で起きた通俗的な殺人事件を担当する部長刑事の型破りな捜査を描く。つかこうへい原作の『小説熱海殺人事件』の映画化で、脚本は「二代目はクリスチャン」のつかこうへい、監督はこれが第一回作品となる高橋和男、撮影は「タンポポ」の田村正毅がそれぞれ担当。主題歌は、サンディ&ザ・サンセッツ(「バッテリー」)。 -
人魚がくれたさくら貝
制作年: 1980海に近い田舎の祖母の家で夏休みを過ごした都会の少女が織りなす、夢と冒険のひと夏の出来事を描く。長崎源之助の同名の児童小説の映画化で、脚本は「あすも夕やけ」の松田昭三、監督は「マヨコに雪が降る」の安作郎、撮影は杉田安久利がそれぞれ担当。 -
咽び唄の里 土呂久
制作年: 1976土呂久を中心とした休廃止鉱山による公害を告発する記録映画。映像集団エラン・ヴィタルの第一回作品。宮崎県西臼杵郡高千穂町大字岩戸、祖母山の麓にある土呂久集落。昭和46年11月13日に開かれた宮崎県教組の第21次教育研究集会で、高千穂町の岩戸小学校の斎藤正健教諭が、土呂久に存在する公害を告発した。江戸時代から金銀の採れる鉱山として有名であった土呂久では、大正7年から硫砒鉄鉱が採掘され、鉱石を焼いて毒ガスや殺虫剤の原料となる亜ヒ酸が製造されていた。昭和8年には中島鉱山株式会社が土呂久の鉱業権を取得、硫砒鉄鉱の乱掘を開始した。37年に休山(中島鉱山は42年に会社解散、現在の鉱業権は住友金属鉱山が所有)になってからは、住民たち(46年末現在、55世帯・二六九人が居住)は農業で生活していたが、彼らの肉体は(1)鉱山操業中に鉱石を焼いてでた有害な煙と、(2)放置されている鉱石および鉱滓、ズリによって汚毒された飲用水--のために蝕まれていた。鉱毒による被害が出だしたのは、亜ヒ酸の生産が始まった大正7年からで、53年にわたる操業期間中に多くの住民と鉱山の従業員が鉱毒のために死んでいったのである。斎藤教諭の告発がきっかけになって「土呂久鉱害被害者の会」と「土呂久・松尾等鉱害の被害者を守る会」が結成され、鉱害を放置した宮崎県当局を相手取って現在裁判闘争を行っている。なお、鉱害の出るおそれのある休廃止鉱山は、日本全国で約七千カ所もあるとのことである。映像集団エラン・ヴィタルのスタッフが土呂久でカメラを回しはじめたのは昭和47年夏からだが、途中で二年間ぐらい撮影を中断、本格的に撮りだしたのは50年6月からである。撮影終了は、51年3月。カメラマンの佐々木彦人が、土呂久に半年以上常住した。カメラは、アリフレックス。録音機は、ソニーのカセット・デンスケ。15時間分のフィルム(おもにコダックのプラスX)を使用。土呂久のほかに、やはり亜ヒ酸の鉱害の出ている休廃止鉱山である宮崎県の松尾と島根県の笹カ谷を撮っている。映像集団エラン・ヴィタルは、明治大学の映画史研究会のメンバーが昭和46年に創設した映画製作をめざすグループで、「土呂久」と同時にやはり記録映画である「塩」を製作したが、記録映画にこだわらずにこれから劇映画も製作していくつもりだとのことである。(16ミリ)
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