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吉永小百合の関連作品 / Related Work
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てっぺんの向こうにあなたがいる
制作年: 2025“女性だけで海外遠征を”を合言葉に女子登攀クラブを設立し、1975年にエベレスト日本女子登山隊の副隊長兼登攀隊長として、 世界最高峰のエベレスト(ネパール名:サガルマータ、 中国名:チョモランマ)の女性世界初登頂に成功した田部井淳子。その後も飽くなき挑戦は続き、生涯で76ヵ国の最高峰・最高地点の登頂を成功。そんな、日本を代表する偉大な女性登山家・田部井淳子の実話をもとに、エベレスト女性初登頂から、晩年の闘病、余命宣告を受けながらも亡くなる直前まで山に登り続けたその勇壮な生涯を壮大なスケールで描く。主演に日本を代表する名女優吉永小百合、監督に吉永と「北のカナリアたち」以来13年ぶりの再タッグとなる阪本順治を迎え、田部井淳子の世界初女性エベレスト登頂という偉業から50周年となる2025年秋に公開予定。 -
こんにちは、母さん
制作年: 2023「男はつらいよ」シリーズをはじめ、時代の変遷と人びとの暮らしを見つめ続けてきた山田洋次監督の91歳にして90本目の劇映画。墨田川のほとりで、スカイツリーを見上げる東京下町を舞台に、現代の令和を生きる「母と息子」の新たな物語を心情豊かに描き出す。主演を務めるのは、1972年公開の「男はつらいよ 柴又慕情」をはじめ、「母べえ」(08)「おとうと」(10)「母と暮せば」(08)など、約50年間にわたって山田洋次作品に出演してきた吉永小百合。下町に暮らす母・福江を演じ、映画出演123本目にして、山田洋次の『母』3部作の集大成となった。その息子・昭夫を演じるのはNHK大河ドラマ『鎌倉殿の十三人』の好演が記憶に新しい大泉洋。山田洋次と吉永小百合と初タッグを組んだ。原作は劇作家・永井愛(二兎社)が手掛けた同名の舞台作品。変わりゆく都会の片隅で、中間管理職の悲哀、シニアの淡い恋、地域とホームレスの問題、若者の生きがいの問題など、今日的なテーマを織り込みながら、それでも変わらぬ思い合う人びとの心を描く、おかしくも切ない人情喜劇。 -
最高の人生の見つけ方(2019)
制作年: 2019同名ハリウッド映画を「北の桜守」の吉永小百合と「恋妻家宮本」の天海祐希主演でリメイクしたヒューマンドラマ。余命宣告を受けた主婦の幸枝と女社長のマ子は、たまたま手にした同じ病院に入院する少女の“死ぬまでにやりたいことリスト”を実行することに。監督は、「猫は抱くもの」の犬童一心。72点- 感動的な
- 考えさせられる
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母と暮せば
制作年: 2015作家・井上ひさしが晩年に取り組んでいた広島・長崎・沖縄をテーマにした構想を「男はつらいよ」の山田洋次監督が受け継いだ家族ドラマ。長崎に落とされた原爆により息子を失った母と彼女のもとに現れた死んだはずの息子とが過ごす少し不思議ながら幸せな日々を描く。広島を舞台にし2004年には黒木和雄監督により映画化された戯曲『父と暮せば』と対になる作品として制作された。助産師の母親を「おとうと」の吉永小百合が、息子を「硫黄島からの手紙」の二宮和也が、息子の恋人だった女性を「小さいおうち」の黒木華が演じる。ほか、「私の男」の浅野忠信、舞台を中心に活躍する加藤健一らが出演。松竹120周年記念映画。 -
BUDDHA2 手塚治虫のブッダ 終わりなき旅
制作年: 2014「手塚治虫のブッダ 赤い砂漠よ! 美しく」に続き、仏教の開祖であるブッダの生涯を描きアメリカでアイズナー賞最優秀国際作品部門を受賞した『ブッダ』を映画化。のちにブッダとなるシッダールタが出家し旅に出て真理を追い求める様子や、出自であるシャカ国が大国コーサラ国に滅ぼされるいきさつを描く。監督は「映画 キン肉マンII世」やテレビアニメ『Yes! プリキュア5』を手がけた小村敏明。脚本は「猫の恩返し」の吉田玲子。シッダールタの母の声を「北のカナリアたち」の吉永小百合が、家族を殺した敵国を恨む盗賊の声を「GANTZ」シリーズの松山ケンイチが、シッダールタの声を「ALWAYS 三丁目の夕日」シリーズの吉岡秀隆が担っている。60点 -
復活 山田洋次・SLを撮る
制作年: 2011山田洋次が蒸気機関車復活を記録したドキュメンタリー。SL再生を検討していたJR東日本は群馬県華蔵寺公園に展示されていた「C6120」に目をつける。そして、再びSLを営業運転させるプロジェクトがスタートする。 -
手塚治虫のブッダ 赤い砂漠よ!美しく
制作年: 2011手塚治虫のコミック『ブッダ』を「聖闘士星矢」の森下孝三監督が映画化。のちにブッダになるシッダールタの誕生から、厳しい階級社会に疑問を抱く若き日々の姿を描く。声の出演は「おとうと」の吉永小百合、「武士の家計簿」の堺雅人、「ゴールデンスランバー」の吉岡秀隆、「名探偵コナン 探偵たちの鎮魂歌」の折笠愛、「プランゼット」の竹内順子。60点 -
おとうと(2010)
制作年: 2010「十五才 学校IV」以来、10年ぶりの現代劇となる山田洋次監督作。東京で堅実に家族と生きてきた姉と、大阪で破天荒な暮らしを送る弟との再会と別れを描く。出演は「まぼろしの邪馬台国」の吉永小百合、「ディア・ドクター」の笑福亭鶴瓶、「ホノカアボーイ」の蒼井優、「プール」の加瀬亮、「沈まぬ太陽」の小林稔侍、「わたし出すわ」の加藤治子など。80点 -
あした元気になーれ! 半分のさつまいも
制作年: 2005作家・エッセイストとして活躍する海老名香葉子の『半分のさつまいも』(くもん出版)を原作に、戦災孤児となった兄妹が明るくたくましく生きていく姿を描く感動ドラマ。総監督は「チンパオ」「ウィニング・パス」の中田新一、監督に「ジャングル大帝」の竹内啓雄、作画監督に『伝説巨神イデオン』の湖川友謙。 -
風の舞 闇を拓く光の詩
制作年: 2003誤った認識の下、不当な差別や偏見にさらされ、近年に至るまで人権を無視した生活を強いられてきたハンセン病患者。人生の大半を療養所の中で過ごした詩人・搭和子さんの詩を通して、ハンセン病強制隔離の歴史を見つめるドキュメンタリー。第16回東京国際映画祭協賛企画の国際女性映画週間出品作品。16ミリ。 -
千年の恋 ひかる源氏物語
制作年: 2001男性社会の中で源氏物語を書き上げた紫式部の想いを、オールスターキャストで描く歴史絵巻。監督は、演出家として知られ、本作が初の劇場用作品となる堀川とんこう。脚本は「北京原人 Who are you?」の早坂暁。撮影を「長崎ぶらぶら節」の鈴木達夫が担当している。主演は、「長崎ぶらぶら節」の吉永小百合と「柔らかな頬」の天海祐希。第25回日本アカデミー賞最優秀美術賞、優秀作品賞、優秀主演女優賞(吉永小百合)、優秀助演男優賞(渡辺謙)、優秀助演女優賞(天海祐希)、優秀脚本賞、優秀撮影賞、優秀照明賞、優秀編集賞、優秀録音賞、優秀音楽賞受賞、第44回ブルーリボン賞主演女優賞(天海祐希)受賞、東映創立五十周年記念作品。50点 -
女ざかり(1994)
制作年: 1994初めて書いた社説がもとで忍び寄る権力に対する女性論説委員の抗戦と、彼女を巡る人間模様を描くドラマ。監督は「水の旅人 侍KIDS」の大林宣彦。丸谷才一の同名ベストセラー小説(文藝春秋・刊)を原作に、脚本は野上龍雄、渡辺善則、大林の共同。撮影は坂本典隆が担当。主演の“女ざかり”南弓子には吉永小百合が扮するほか、豪華スターが共演している。スーパー16ミリ。 -
映画女優(1987)
制作年: 1987日本映画史にその名を残す大スター田中絹代の映画デビューの頃から41歳までの半生を描く。脚本は原作となった『小説・田中絹代』(読売新聞社刊/文春文庫版)を書いた「落葉樹」の新藤兼人と「鹿鳴館」の日高真也と同作の市川崑、監督は市川崑、撮影は「雪の断章 情熱」の五十畑幸勇がそれぞれ担当。82点 -
青春の門(1975)
制作年: 1975筑豊に生まれ育った一人の少年の成長過程のロマンを追いながら、明治以来百年間、日本の近代化を支えるエネルギー源となって来た筑豊炭田の人間像の中に、日本人の心の原点と、朝鮮戦争を転機とした戦後の歴史の意味を探る。原作は五木寛之の『青春の門〈第一部・筑豊篇〉』。脚本は早坂暁、監督は脚本も執筆している「私が棄てた女」の浦山桐郎、撮影は「三婆」の村井博がそれぞれ担当。70点 -
男はつらいよ 寅次郎恋やつれ
制作年: 1974「男はつらいよ」シリーズ第十三作目。吉永小百合がシリーズ二度目の登場で、未亡人となった彼女との幸せを願って、奪闘努力する寅さんを描いた人情喜劇。脚本は「男はつらいよ 私の寅さん」の朝間義隆、監督は脚本も執筆している同作の山田洋次、撮影も同作の高羽哲夫がそれぞれ担当。70点 -
戦争と人間 第三部 完結篇
制作年: 1973五味川純平の同名小説の映画化の第三部・完結篇。果てしない動乱の歴史に翻弄される人々の運命を、“死の商人”新興財閥・伍代家の綾なす人間模様を中心に描く。脚本は「戦争と人間 第二部・愛と悲しみの山河」の武田敦と山田信夫、監督も同作の山本薩夫、撮影は「恋人たちは濡れた」の姫田真佐久がそれぞれ担当。 -
男はつらいよ 柴又慕情
制作年: 1972「男はつらいよ」シリーズ第9作目。今回の寅さん憧がれの人には、ファン投票第一位の吉永小百合が、また、“おいちゃん”役の故森川信の代役として松村達雄が出演する。脚本は「男はつらいよ 寅次郎恋歌」の朝間義隆、監督は脚本も執筆している同作の山田洋次、撮影は「喜劇 社長さん」の高羽哲夫がそれぞれ担当。74点 -
戦争と人間 第二部 愛と悲しみの山河
制作年: 1971昭和七年の満州事変から一二年蘆溝橋事件までを背景に、全面的戦火の時代に突入してゆこうという動乱期に、愛と正義を至上のものとして生きようとする伍代家の次男俊介と不幸な結婚に縛られながら俊介と運命をともにしようとする人妻狩野温子の悲劇的な恋愛を中心にさまざまな人間模様を描いていく。原作は五味川純平の大河小説「戦争と人間」。脚本は「内海の輪」の山田信夫と「沖縄(1970)」の武田敦。監督は「戦争と人間」の山本薩夫。撮影は「女子学園 悪い遊び」の姫田真佐久がそれぞれ担当。 -
風の慕情
制作年: 1970オーストラリア、マニラにロケしたエキゾチズムあふれるサスペンス・ラブロマン。脚本は橋田寿賀子のオリジナル、監督は「わが恋わが歌」の中村登。撮影は「東京←→パリ 青春の条件」の竹村博が担当。 -
青春の海(1967)
制作年: 1967石坂洋次郎の原作を「青春のお通り 愛して泣いて突走れ!」の三木克巳が脚色、「涙くんさよなら」の西村昭五郎が監督した青春もの。撮影は「私は泣かない」の姫田真佐久。 -
私、違っているかしら
制作年: 1966森村桂の同名の原作を「涙くんさよなら」の倉本聰と長広明が共同で脚色し、「夜霧の慕情」の松尾昭典が監督した青春もの。撮影は同じく「夜霧の慕情」の岩佐一泉が担当。 -
青春のお通り 愛して泣いて突走れ!
制作年: 1966京都伸夫の原作を、「河内カルメン」の三木克巳が脚色、「大空に乾杯」の斎藤武市が監督した“青春のお通り”シリーズ第二作目。撮影もコンビの萩原憲治。 -
四つの恋の物語(1965)
制作年: 1965源氏鶏太原作“家庭の事情”より、「青春のお通り」の三木克巳が脚色、「悲しき別れの歌」の西河克己が監督した女性もの。撮影は「泣かせるぜ」の岩佐一泉。0点 -
明日は咲こう花咲こう
制作年: 1965由起しげ子の原作“ヒマワリさん”を、「美しい十代」の宮内婦貴子と「青春とはなんだ」の山田信夫が共同で脚色、「命しらずのろくでなし」の江崎実生が監督した青春もの。撮影は「日本列島」の姫田真佐久。 -
こんにちは赤ちゃん(1964 井田探)
制作年: 1964永六輔・中村八大の共同原作を「東海遊侠伝」の山崎巌、「霧に消えた人」の才賀明が共同で脚色、「東海遊侠伝」の井田探が監督した歌謡ドラマ。撮影もコンビの荻原泉。 -
いつでも夢を(1963)
制作年: 1963「渡り鳥故郷へ帰る」の下飯坂菊馬と「激しい河」の田坂啓と「黒い傷あとのブルース(1961 野村孝)」の吉田憲二が共同で脚本を執筆、「あすの花嫁」の野村孝が監督した純愛ドラマ。撮影もコンビの横山実。90点 -
美しい暦(1963)
制作年: 1963石坂洋次郎原作“美しい暦”より「伊豆の踊子(1963)」の三木克巳が脚色、「交換日記」の森永健次郎が監督した青春ドラマ。撮影も「交換日記」の松橋梅夫。80点 -
伊豆の踊子(1963)
制作年: 1963川端康成原作四度目の映画化で、「若い人(1962)」の三木克巳と西河克己が共同で脚色、「雨の中に消えて」の西河克己が監督した文芸もの。撮影はコンビの横山実。90点 -
青い山脈(1963)
制作年: 1963石坂洋次郎原作“青い山脈”を「河のほとりで」の井手俊郎と「若い人(1962)」を監督した西河克己が共同で脚色、西河が監督した青春もの。撮影もコンビの萩原憲治。56点 -
激流に生きる男(1962)
制作年: 1962「抜き射ち風来坊」の山崎巌と「大森林に向って立つ」の吉田憲二、「黒い傷あとのブルース(1961 野村孝)」の野村孝が共同で脚本を執筆。野村孝が監督したアクションもの。撮影は「さようならの季節」の横山実。