戸田奈津子の関連作品 / Related Work

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  • ザ・ファーム 法律事務所

    制作年: 1993
    メンフィスの税務専門の法律事務所に入った青年が、巨大な陰謀に巻き込まれる姿を描くサスペンス・ドラマ。監督・製作は「ハバナ」のジドニー・ポラック、共同製作は「天使にラブソングを…」のスコット・ルーディンと「シュワルツェネッガー プレデター」のジョン・ディヴィス、エグゼクティヴ・プロデューサーは「アマデウス」のマイケル・ハウスマンと「愛と死の間で」のリンゼイ・ドラン。ジョン・グリシャムの小説「法律事務所」(新潮社)を原作に、「チャイナタウン」のロバート・タウンと「コンドル(1975)」のデイヴィッド・レイフィールが脚本を執筆。撮影は「レインマン」のジョン・シール、音楽は「恋のゆくえファビュラス・ベイカー・ボーイズ」のデーヴ・グルーシンが担当。主演は「ア・フュー・グッドメン」のトム・クルーズ。共演に「許されざる者(1992)」のジーン・ハックマン、「氷の微笑」のジーン・トリプルホーン、「パリス・トラウト」のエド・ハリス、「スニーカーズ」のデイヴィッド・ストラザーンなど。
    70
  • 生きてこそ

    制作年: 1993
    1972年10月、南米ウルグアイの学生ラグビーチームら45名を乗せた旅客機がアンデス山脈に墜落し、72日後に16人が無事生還した事実をもとにした人間ドラマ。監督は「アラクノフォビア」のフランク・マーシャル。製作は「ロジャー・ラビット」のロバート・ワッツと「フック」のキャスリーン・ケネディ。ピアズ・ポール・リードの原作(「生存者/アンデス山中の70日」新潮文庫)をもとに「月の輝く夜に」のジョン・パトリック・シャンレイが脚本を執筆。撮影は「ドライビング・MISS・デイジー」のピーター・ジェイムス。音楽は「わが街」のジェームズ・ニュートン・ハワードが担当。主演は「ホワイト・ファング」のイーサン・ホーク、「希望の街」のヴィセント・スパーノ、「私の中のもうひとりの私」のジョシュ・ハミルトン、「真実の瞬間」のイレーナ・ダグラス。なお、カナダ西部のコロンビア山脈で行われたロケーションに、実在の生存者のひとりであるナンド・パラド氏がテクニカル・アドヴァイザーとして参加している。
    80
  • 妹の恋人

    制作年: 1993
    神経を病んだ妹を見守る兄と、その妹と恋に落ちる風変わりな青年との交流を描く青春ドラマ。監督は「ナショナル・ランプーン クリスマス・バケーション」のジェレマイア・S・チェチック。製作はキャスティング・ディレクター出身のスーザン・アーノルドとスクリプター出身のドナ・ロスの共同。エグゼクティヴ・プロデューサーはビル・バダラート。レスリー・マックネイルとリングリング・サーカスのピエロとして活躍していたバリー・バーマンの原案をもとに、バーマンが脚本を執筆。撮影は「恋はあせらず」のジョン・シュワルツマン、音楽は「迷子の大人たち」のレイチェル・ポートマンが担当。主演は「シザーハンズ」のジョニー・デップ、「フライド・グリーン・トマト」のメアリー・スチュアート・マスターソン、「わが心のボルチモア」のアイダン・クイン。他に「ゆりかごを揺らす手」のジュリアン・ムーア、「ベートーベン」のオリヴァー・プラット、「ブラッド・シンプル」のダン・ヘダヤ、「バクダッド・カフェ」のCCHパウンダーらが共演。
  • 硝子の塔

    制作年: 1993
    何者かに常に窃視されるヒロインが連続殺人事件に巻き込まれていくさまを描いた、エロティックなサイコ・サスペンス。監督は「パトリオット・ゲーム」のフィリップ・ノイス。製作は「ローズマリーの赤ちゃん」のロバート・エヴァンスで、原作は同作のアイラ・レヴィン。エグゼクティヴ・プロデューサーはハワード・W・コッチと、脚本を手掛けた「氷の微笑」のジョー・エスターハス。撮影は「虚栄のかがり火」のヴィルモス・ジグモンドが担当。音楽は「裸のランチ」のハワード・ショアがスコアを書き、UB40、エニグマ、ネナ・チェリーなど14組のアーティストの曲が挿入曲として使用されている。主演は「氷の微笑」のシャロン・ストーン。ほかに「バックドラフト」のウィリアム・ボールドウィン、「山猫は眠らない」のトム・ベレンジャー、「ウディ・アレンの重罪と軽罪」のマーティン・ランドーらが共演。
  • クリフハンガー

    制作年: 1993
    標高4 000メートルの山中で、1億ドルのトランクを巡って国際的犯罪組織と争奪戦を繰り広げる男の超人的な活躍を描く、山岳冒険活劇。監督・製作は「ダイ・ハード2」のレニー・ハーリンが当たり、共同製作は「氷の微笑」のアラン・マーシャル。エグゼクティヴ・プロデューサーは「ターミネーター2」のマリオ・カサール。脚本はジョン・ロングの原案を元に、本作でデビューのマイケル・フランスと主演のシルヴェスター・スタローンが執筆。映画用ストーリーはフランス。撮影は「エイリアン3」のアレックス・トムソン。音楽は「ラスト・オブ・モヒカン」のトレヴァー・ジョーンズ。SFXはボス・フィルムが担当。クライミング・コーディネーターを「K2 ハロルドとテイラー」「ザ・スタンド」のマイク・ワイスが手掛けている。主演は「オスカー(1991)」「刑事ジョー ママにお手あげ」とコメディが続いたが、久々にアクションに復帰したシルヴェスター・スタローン。共演は「リコシェ」のジョン・リスゴー、「ヘンリー」のマイケル・ルーカー、「マグノリアの花たち」のジャニン・ターナー、「推定無罪」のポール・ウィンフィールドほか。
    80
  • 恋はデジャ・ブ

    制作年: 1993
    時間の迷路にはまり同じ日を繰り返さなければならなくなった男がタイム・ラビリンスから抜け出し恋を成就させるまでを描いたコメディ。監督、脚本は「ボールズ・ボールズ」のハミルド・ライミス。製作はライミスとライミスの監督作すべてに関わってきたトレヴァー・アルバート。エグゼクティヴ・プロデューサーは「チャイナタウン」のC・O・エリクソン。原案・共同脚本はこれがデビュー作となるダニー・ルービン。撮影は「ザ・シークレット・サービス」のジョン・ベイリー。音楽はジョージ・フェントン。主演は人気コメディアンで「恋に落ちたら…」のビル・マーレイと「グリーン・カード」のアンディ・マクドウェル。共演は「アビス」のクリス・エリオット、「靴をなくした天使」のスティーブン・トボロウスキー、「ディス・イズ・マイライフ」のマリタ・ジェラティ。ライミス監督も医師の役で出演。
    70
  • 幸福の条件

    制作年: 1993
    夫婦の間に1人の男が入って繰り広げる愛憎ドラマ。監督は「ジェイコブス・ラダー」のエイドリアン・ライン。製作は「ブラック・レイン」のシェリー・ランシング。エグゼクティヴ・プロデューサーはトム・シュルマンとアレックス・ガードナー。ジャック・エンゲルハードの原作を基にエイミー・ホールデン・ジョーンズが脚色。撮影は「危険な情事」のハワード・アサートンが担当。主演は「スニーカーズ」のロバート・レッドフォード、「ア・フュー・グッドメン」のデミ・ムーア、「ハードプレイ」のウディ・ハレルソン。
    70
  • ジュラシック・パーク

    制作年: 1993
    最新のバイオ・テクノロジーによって現代に甦った恐竜たちを小さな島で放し飼いにしているテーマ・パークが、完全制御の不備によりおちいるパニックを描くSFドラマ。監督は「フック」のスティーヴン・スピルバーグ。製作は「生きてこそ」のキャスリーン・ケネディと「デイズ・オブ・サンダー」のジェラルド・R・モーレン。マイケル・クライトンによる同名小説(早川書房)を原作に、クライトン自身とデイヴィッド・コープが脚本を執筆。撮影は「永遠に美しく…」のディーン・カンディ。音楽は「ホーム・アローン2」のジョン・ウィリアムスが担当。SFXはアメリカを代表する2大スタジオ、スタン・ウィンストン・スタジオとILMで作業がなされ、ウィンストンは実写シーンの恐竜たち、ILMは恐竜の遠景シーンのコンピュータ・グラフィックスなどを担当した。出演は「透明人間(1992)」のサム・ニール、「ランブリング・ローズ」のローラ・ダーン、「ディープ・カバー」のジェフ・ゴールドブラム、「チャーリー」の監督、リチャード・アッテンボロー、テレビ出演のアリアナ・リチャーズ、「ラジオ・フライヤー」のジョセフ・マゼロなど。2025年1月31日より『スティーヴン・スピルバーグIMAX映画祭』にて「ジュラシック・パーク 3D」を上映。
    45
  • スーパーマリオ 魔界帝国の女神

    制作年: 1993
    ファミコン・ゲームの人気キャラクターが、地底恐竜都市で大活躍をするファンタジー・アクション。監督は「D.O.A.(1988)」のコンビ、ロッキー・モートンとアナベル・ヤンケル。製作は「ダンス・ウィズ・ウルブズ」のエグゼクティヴ・プロデューサー、ジェイク・エバーツと「シティ・オブ・ジョイ」の監督・製作のローランド・ジョフィ。脚本は「ミステリー・デイト」のパーカー・ベネットとテリー・ランチ、「ビルとテッドの地獄旅行」のエド・ソロモン。オリジナル・デザインは任天堂の宮本茂と手塚卓志。撮影は「パワー・オブ・ワン」のディーン・セムラー、音楽は「永遠に美しく…」のアラン・シルヴェストリが担当。主演は「フック」のボブ・ホスキンス、「心の旅」のジョン・レグイザモ、「ミッドナイト・ヒート」のデニス・ホッパー。他に、「ディス・イズ・マイライフ」のサマンサ・マシス、「マイ・レフトフット」のフィオナ・ショー、「運命の逆転」のフィッシャー・スティーヴンス、「ストレンジャー・ザン・パラダイス」のリチャード・エドソンらが共演。
  • スターリングラード(1993)

    制作年: 1993
    第二次大戦でヨーロッパにおけるドイツ軍のソ連侵攻の激戦地となったスターリングラードを舞台に、ドイツ軍の若い兵士たちの姿を描く反戦スペクタクル。監督・製作・脚本・撮影は「カティの愛した人」のヨゼフ・フィルスマイヤー。共同製作はハンノー・フスと「Uボート」のギュンター・ロールバッハ。エグゼクティブ・プロデューサーはミヒャエル・クローネとマーク・デーモン、共同脚本はヨハネス・ハイデとユルゲン・ブッシャー、音楽はノルベルト・J・シュナイダーが担当。主演は旧東独の水泳選手出身のトーマス・クレッシュマン、舞台出身のドミニク・ホルヴィッツ、テレビなどで活躍していたヨッヘン・ニッケル、子役出身の俳優としてドイツでは有名なセバスチャン・ルドルフ。他にフィルスマイヤー監督夫人で「秋のミルク」のダーナ・バブロヴァらが共演。
    70
  • TINA/ティナ

    制作年: 1993
    ロック界の女王ティナ・ターナーの自伝を映画化したもの。映画タイトル"what's love got to do with it?"はティナの世界的な大ヒットとなった曲名をつけているが、その他にも20曲を越す彼女のナンバーが映画中に使われた。監督はイギリス人のブライアン・ギブソン。彼はもともとBBC放送の医学及び科学部門のドキュメンタリー製作者で、数多くの賞を獲得している人物。製作はダグ・チャピンとバリー・クロスト。脚本はケイト・ラニエー。原作はティナ・ターナーとカート・ローダ。撮影はジェイミー・アンダーソン。編集はスチュアート・パップ。
  • バラ色の選択

    制作年: 1993
    自分の夢の実現を前に、愛か金かの選択を迫られるホテルマンの悲喜劇。「アダムス・ファミリー」で監督デビューしたキャメラマン出身のバリー・ソネンフェルドの第二作。製作は「遥かなる大地へ」のブライアン・ブレイザー。エグゼクティヴ・プロデューサーはデイヴィッド・T・フレンドリー。脚本は「逃亡者(1993)」のコンビ、マーク・ローゼンタールとローレンス・コナー。撮影は「ダイ・ハード2」のオリヴァー・ウッド。音楽は「ナイルの宝石」のブルース・ブロートンがそれぞれ担当。主演は「ライフwithマイキー」のマイケル・J・フォックス。共演は「セント・オブ・ウーマン 夢の香り」のガブリエル・アンウォー、「ヤング・シャーロック ピラミッドの謎」のアンソニー・ヒギンズ、「ラジオ・デイズ」のブライアン・タッカー、「2010年」のボブ・バラバンら。ファッションデザイナー役で本職の人気デザイナー、アイザック・ミズラヒが映画初出演。
  • パーフェクト・ワールド(1993)

    制作年: 1993
    脱獄犯と人質の少年との交流、そして男を追う警察署長の苦悩を描いた犯罪ドラマ。「ボディガード(1992)」のケヴィン・コスナーが主演し、「ザ・シークレット・サービス」のクリント・イーストウッドが監督・出演と、二大スターの初顔合わせが話題を呼んだ。イーストウッドの主宰するマルパソ・プロ作品で、製作のデイヴィッド・ヴァルデス、撮影のジャック・N・グリーン、音楽のエニー・ニーハウス、美術のヘンリー・バムステッド、編集のジョエル・コックス、スタント・コーディネーターのバディ・ヴァン・ホーンなど主要スタッフは、「許されざる者(1992)」をはじめとするイーストウッド作品の常連で占められている。そのほかのスタッフは、共同製作に「トイズ」マーク・ジョンソン。脚本にジョン・リー・ハンコック。共同編集にロン・スパング。衣装にエリカ・エルデ・フィリップスら。2人の主演者の脇を固めるのは本作が映画出演2本目のT・J・ロウサー、「ジュラシック・パーク」のローラ・ダーンなど。
    75
  • フォーエヴァー・ヤング 時を超えた告白

    制作年: 1993
    事故で昏睡状態に陥った恋人の回復を待つため、人工冬眠の実験台になった男が、現代に目覚める姿を描いたファンタジー・ドラマ。監督は「ミスター・ソウルマン」のスティーヴ・マイナー、製作はブルース・デイヴィ、エグゼクティヴ・プロデューサーは「グリーン・カード」のエドワード・S・フェルドマンと、脚本も執筆した「心の旅」のジェフリー・エイブラムス。撮影は「燃えつきるまで」のラッセル・ボイド、音楽は「ミスター・ベースボール」のジェリー・ゴールドスミスが担当。主演は「リーサル・ウェポン3」のメル・ギブソン、「マイ・ガール」のジェイミー・リー・カーティス、「ラジオ・フライヤー」のイライジャ・ウッド、舞台出身で一流のタップ・ダンサーとして知られるイザベル・グラッサー。
    58
  • ホット・ショット2

    制作年: 1993
    湾岸戦争下のペルシャ湾を舞台に展開する、パロディー・フィルムのシリーズ第2作。前作では「トップガン」がパロディ化されたが、今回は「ランボー」シリーズが取り上げられている。監督・脚本は前作に続きZAZの一員で「裸の銃を持つ男21/2」(脚本・エグゼクティヴ・プロデューサー)のジム・エイブラハムズ。製作は「トップガン」のビル・バダラート、エグゼクティヴ・プロデューサー・共同脚本は「独身SaYoNaRa! バチェラー・パーティー」のパット・プロフト。撮影は「チャイルド・プレイ3」のジョン・R・レオネッティ。音楽は「ホワイト・ファング」のバジル・ポールドゥリスが担当。出演は「キング・オブ・ハーレー」のチャーリー・シーン、「インディアン・ランナー」のヴァレリア・ゴリノ、「ジャイアント・ベビー」のロイド・ブリッジス、「ランボー」シリーズのリチャード・クレンナ。
    90
  • ボーイズ・ライフ

    制作年: 1993
    トバイアス・ウルフの自伝的小説をもとに、楽天的な母親と暴力的な継父の下で思春期を過ごした少年の葛藤と成長を、ノスタルジックにつづった一編。監督は「ドク・ハリウッド」のマイケル・ケイトン・ジョーンズ、製作は「アサシン」のアート・リンソン、エグゼクティヴ・プロデューサーは「バットマン リターンズ」のピーター・グーバーとジョン・ピータースのコンビ。脚本は「ステラ」のロバート・ゲッチェル、撮影は「愛と哀しみの果て」のデイヴィッド・ワトキン、音楽はカーター・バーウェルが担当。主演は「クリッター3」(V)のレオナルド・ディカプリオ、共演は「恋におちたら」のロバート・デ・ニーロ、「スウィッチ 素敵な彼女?」のエンレ・バーキンなど。
  • めぐり逢えたら

    制作年: 1993
    目前の幸せに迷うキャリアウーマンと、愛する妻に先立たれたシングルファーザーの運命的な恋を描いた、ハートフルな恋愛ドラマ。監督・脚本は「恋人たちの予感」などで脚本家として活躍し、「ディス・イズ・マイライフ」で監督に進出したノーラ・エフロン。ジェフ・アーチの原案を、アーチとエフロン、「スティング」のデイヴィッド・ウォードが共同で脚色。製作は「ショート・サーキット2 がんばれ!ジョニー5」のゲイリー・フォスター。エグゼクティヴ・プロデューサーは「フィッシャー・キング」のリンダ・オスト。撮影は「チャーリー」のスヴェン・ニクヴィストが担当。「スターダスト」などのスタンダード曲を散りばめた音楽は「ア・フュー・グッドメン」のマーク・シャイマン。また、レオ・マッケリー監督、ケーリー・グラント主演1957年の名作「めぐり逢い(1957)」がドラマ全体のモチーフとなっているのをはじめ、「打撃王」「特攻大作戦」などに言及した映画ネタが随所に盛り込まれているのも見どころのひとつ。主演は「キスへのプレリュード」のメグ・ライアンと「プリティ・リーグ」トム・ハンクス。共演は「ジャック・サマースビー」のビル・プルマン、「プリティ・リーグ」のロージー・オドネル、ハンクス夫人のリタ・ウィルソン、「007消されたライセンス」のレーリー・ローウェル、「ア・フュー・グッドメン」の監督、ロブ・ライナーなど。なお、日本での上映に当たり、ポップスグループ、ドリームズ・カム・トゥルーの短編映画「WINTER SONG」(監督ジュリアン・テンプル)がオープニング映画として併映された。
    60
  • ライジング・サン(1993)

    制作年: 1993
    日米経済摩擦を背景に、複雑な殺人事件の謎に挑む2人の刑事の活躍を描くサスペンス・ミステリー。内容がジャパン・バッシングであるとして、全米公開時には日系人団体から上映反対の抗議運動が起こって話題を呼んだ。監督は「ヘンリー&ジューン 私が愛した男と女」のフィリップ・カウフマンで、製作は実子ピーター・カウフマン。「ジュラシック・パーク」のマイケル・クライトンの小説を、原作者と監督、アップル社のコンサルタント出身で「ジュラシック・パーク」のスーパーバイザーを務めたマイケル・バックスの3人で脚色。撮影は「ドク・ハリウッド」のマイケル・チャップマン(カメオ出演も)、音楽は本作が初の海外映画となる、「乱」の武満徹が担当し、演奏は岩城宏之指揮の東京コンサーツ。SFXはILMが手がけている。出演はエグゼクティヴ・プロデューサーも兼ねる、「ザ・スタンド」のショーン・コネリーと「ハードプレイ」のウェズリー・スナイプス。「レザボア・ドッグス」のハーヴェイ・カイテル、「ホッファ」のケヴィン・アンダーソン、「ロボコップ3」のマコ、「ラストエンペラー」のケイリー・ヒロユキ・タガワらが脇を固めている。
    50
  • 忘れられない人

    制作年: 1993
    孤独な男女が、純粋な恋を育む姿を描いた恋愛映画。監督・製作は「タクシー・ドライバー」の製作者トニー・ビル、製作はヘレン・バートレット、エグゼクティヴ・プロデューサーは「シェイクダウン」のJ・ボイス・ハーマン・ジュニア。脚本はスタントマン出身で本作がデビューのトム・シエルチオ、撮影はジョスト・ヴァカーノ、音楽はクリフ・エイデルマンが担当。主演は「カフス!」のクリスチャン・スレイターと「いとこのビニー」のマリサ・トメイ。「ハードプレイ」のロージー・ペレズらが共演している。
  • 迷子の大人たち

    制作年: 1992
    1969年のニューヨークの下町クィーンズに住む女系ユダヤ人一家と、イタリア人の元バーテンダーとの交流を描くハート・ウォーミングなホーム・ドラマ。時代色を出すため、カナダのトロントで撮影が行われた。監督は31才のイギリス出身の女性監督で、テレビ・ドラマ出身のビーバン・キドロン。製作は「リトルマン・テイト」のペギー・ライスキー、エグゼクティヴ・プロデューサーはロイド・レヴィンとマイケル・バーナサン、脚本は、89年にオフ・ブロードウェイで上演された、トニー賞受賞の舞台俳優としても知られるトッド・グラフのオリジナル戯曲をもとに、彼自身が執筆。撮影は「月の輝く夜に」のデイヴイッド・ワトキン、音楽はレイチェル・ポートマンが担当。主演は「愛と追憶の日々」のシャーリー・マクレーン、「フライド・グリーン・トマト」のキャシー・ベイツ、「ドライビング・MISS・デイジー」のジェシカ・タンディの3人のアカデミー賞受賞女優。そしてイタリアを代表する名優、「こうのとり、たちずさんで」のマルチェロ・マストロヤンニ。
  • 摩天楼を夢みて

    制作年: 1992
    ニューヨークの不動産業界を舞台に、不動産セールスマンたちの姿を描く人間ドラマ。監督は「アフター・ダーク」のジェームズ・フォーリー。製作は元コロンビア映画の製作担当副社長で、ホテル業界に転身した後、映画界に復帰したジェリー・トコフスキーと建築・金融・不動産業界で活躍してきたスタンリー・R・ズプニック。エグゼクティヴ・プロデューサーはジョゼフ・カラチオーラ・ジュニア。83年ロンドンで初演され、ピューリッツァー賞を受賞したデイヴィッド・マメットの同名戯曲を「殺人課」などで監督としても活躍する彼自身が脚本化。撮影はファン・ルイス・アンシア、音楽は「愛の選択」のジェームズ・ニュートン・ハワードが担当。主演は「セント・オブ・ウーマン 夢の香り」のアル・パチーノ、「JFK」のジャック・レモン、「キスヘのプレリュード」のアレック・ボールドウィン。他に「アビス」のエド・ハリス、「ロケッティア」のアラン・アーキン、「ヘンリー&ジューン 私が愛した男と女」のケヴィン・スペイシー、「ジャンピン・ジャック・フラッシュ」のジョナサン・プライスが共演。
  • マルコムX

    制作年: 1992
    1965年に凶弾に倒れた、伝説的黒人解放運動指導者マルコムXの一生を描く伝記ドラマ。「ルーツ」の作者として有名なアレックス・ヘイリーがまとめた『マルコムX自伝』の映画化権を67年に入手した製作のマーヴィン・ワースが、25年に渡り映画化を画策し、シドニー・ルメット、ノーマン・ジェイソンらが次々と試みたが実現に至らなかった幻の企画。91年に「ジャングル・フィーバー」の監督スパイク・リーが、ピューリッツァー賞作家ジェームズ・ボールドウィンの手を経て、アーノルド・パールが書き上げた脚本のリライト作業に着手し、製作が実現した。製作者としてもスタッフに加わったリーは、自らのギャラも製作費に投入し、神話化され、その真実の姿と思想を正しく理解されていない偉人の、生涯のドラマを完成させた。撮影は「ドゥ・ザ・ライト・シング」のアーネスト・ディッカーソン、音楽はテレンス・ブランチャードが担当。主演は「ミシシッピー・マサラ」のデンゼル・ワンシントン。FBIの記録を読むなど、マルコムに対する綿密なリサーチを行い、役作りをしたという。
    70
  • ジャイアント・ベビー

    制作年: 1992
    1990年に公開された「ミクロキッズ」の第2弾。3年前、電磁物体縮小機でわが子を6ミリに縮めてしまった天才発明家ウェイン・サリンスキーが、今度は電磁物体拡大機で2歳半の息子を、34メートルにしてしまう。ウェイン役にコメディーでおなじみのリック・モラニスが、研究所長スターリング役にロイド・ブリッジスが扮する。巨大ベビーを演じるのはニュージャージー生まれの双子、ダニエル&ジョシュア・シャリカー。監督は「グリース」のランダル・クレイザー。製作は女性プロデューサーのドーン・スティールと「刑事ジョン・ブック 目撃者」のエドワード・S・フェルドマン。脚本はテレビ界出身のトーム・エバハードットとピーター・エルブリング、俳優出身のゲリー・グッドロウの3人。視覚効果は、ILMで修行を積んだトーマス・G・スミスが担当した。撮影は「ハウリング」のジョン・ホラ。プロダクション・デザインは「レイダース 失われた聖櫃<アーク>」のレスリー・ディレイ。音楽はブルース・ブロートン、ブライアン・アダムス、ビージーズなど。
  • ザ・プレイヤー

    制作年: 1992
    ハリウッドのメジャー・スタジオの副社長が起こした殺人事件を中心に、いわゆるハリウッド人種たちの奇妙な生態を描いたブラック・コメディ。「ゴッホ」のロバート・アルトマン監督作で、最近ニューヨークやパリに活動の場を移していた彼のハリウッド復帰作である。いきなりオーソン・ウェルズ監督の「黒い罠」の冒頭シーンを思わせる8分6秒の複雑な移動撮影を駆使したワン・ショットから始まるなど、全編にわたって映画にまつわる様々な話題で綴られる。本国でもヒットしたほか、92年カンヌ国際映画祭監督賞・主演男優賞、92年度ゴールデン・グローブ賞作品賞(コメディ・ミュージカル部門)などを受賞した。製作は「評決」のデイヴィッド・ブラウン、ニック・ウェシュラーと本作の原作(ハヤカワ文庫)・脚本を書いたマイケル・トルキンの共同。撮影はジャン・ルピーヌ、音楽は「恋の時給は4ドル44セント」のトーマス・ニューマンが担当。主演のティム・ロビンスは「ボブ・ロバーツ」で脚本・監督を務めた俊英。また映画スターの本人役で、ジュリア・ロバーツ、ブルース・ウィリス、シェール、アンジェリカ・ヒューストン、ジャック・レモン、ニック・ノルティなどのスターたちがアルトマンの要請に応えてユニオンの提示する最低のギャラで出演している。
    69
  • ミスター・サタデー・ナイト

    制作年: 1992
    ショービジネスの世界に身を投じた兄弟の数十年間にわたる葛藤を中心に、家族、夫婦の情愛を描く年代記風のドラマ。「シティ・スリッカーズ」のビリー・クリスタルが製作・脚本・監督・主演と一人四役を務めた。製作総指揮はローウェル・ガンツとババルー・マンデル。脚本はクリスタル、ガンツ、マンデル。撮影はドナルド・ピーターマン。音楽はマーク・シャイマンがそれぞれ担当。出演はクリスタルの他、「シティ・スリッカーズ」のデヴィッド・ペイマー、「飛べバージル プロジェクトX」のヘレン・ハント、「ドク・ハリウッド」のジュリー・ワーナー、「運命の逆転」のロン・シルバーら。
  • ミスター・ベースボール

    制作年: 1992
    日本の球団にトレードされた米大リーガーの活躍を描くヒューマン・コメディ。中日ドラゴンズの協力で、野球の場面は日本各地のプロ野球チームのホーム・グラウンドで撮影された。ナゴヤ球場では、10万人以上の名古屋市民がエキストラとして参加している。監督・製作は「ロシア・ハウス」のフレッド・スケピシ、共同製作は「ハート・オブ・ダークネス コッポラの黙示録」のダグ・クレイボーン、ロバート・ニューマイヤー、エグゼクティヴ・プロデューサーはジョン・ケイオ、ジェフリー・シルヴァー、近藤晋。セオ・ペレティアとジョン・ジュンカーマンの原案を基に、ゲイリー・ロス、ケヴィン・ウェイト、モンテ・メリックが脚本を執筆。撮影はイアン・ベイカー、音楽はジェリー・ゴールドスミスが担当。主演は「コロンブス」のトム・セレック、「ブラック・レイン」の高倉健。レオン・リー、亜仁丸・レスリーら、日本で活躍した元大リーガーが特別出演している。
    60
  • スニーカーズ

    制作年: 1992
    世界を左右する究極のコンピュータ・チップをめぐって、ハッカー組織と対決するハイテク・エキスパート集団の姿を描くサスペンス・アクション。監督・脚本は「フィールド・オブ・ドリームス」のフィル・アルデン・ロビンソン、製作・脚本は「ウォー・ゲーム」(脚本)、「レナードの朝」(製作)のローレンス・ラスカーとウォルター・F・パークス、エグゼクティヴ・プロデューサーはリンズレイ・パーソンズ・ジュニア、撮影は「ウー・ウー・キッド」のジョン・リンドレイ、音楽は「パトリオット・ゲーム」のジェームズ・ホーナーが担当。主演は「ハバナ」のロバート・レッドフォード、「影なき男(1987)」のシドニー・ポワチエ、「ドライビング・MISS・デイジー」のダン・エイクロイド、「マイ・プライベート・アイダホ」のリヴァー・フェニックス、「バグジー」のベン・キングスレイ。
    90
  • ラスト・オブ・モヒカン

    制作年: 1992
    1825年に発表された、ジェームズ・フェニモア・クーパーの小説『モヒカン族の最後』を原作に、18世紀、建国前夜のアメリカ東部を舞台に、インディアンに育てられた白人青年と、イギリス人大佐令嬢の愛を描く歴史ドラマ。監督・脚本・製作は「刑事グラハム 凍りついた欲望」のマイケル・マン、共同製作はハント・ローリー、エグゼクティヴ・プロデューサーは「フリージャック」のジェームズ・G・ロビンソン、共同脚本はクリストファー・クロウ、撮影は「恋のためらい フランキーとジョニー」のダンテ・スピノッティ、音楽は「ミシシッピー・バーニング」のトレヴァー・ジョーンズと「キンダガートン・コップ」のランディ・エデルマンが担当。主演は「マイ・レフトフット」のダニエル・デイ・ルイス、「不法侵入」のマデリーン・ストウ。
  • エディ・マーフィのホワイトハウス狂騒曲

    制作年: 1992
    下院議員に立候補したフロリダの黒人詐欺師が当選を果し、何故か政治改革に着手する姿を描いたポリティカル・コメディ。監督は「いとこのビニー」のジョナサン・リン、製作は「愛がこわれるとき」のレオナード・ゴールドバーグと「殺したい女」のマイケル・ペイサー、エグゼクティヴ・プロデューサー・脚本は、カーター政権下で副大統領のチーフ・スピーチ・ライターを務めた経験を持つマーティ・キャプラン。原案はキャプランとジョナサン・レイノルズ、撮影は「K2 ハロルドとテイラー」のガブリエル・ベリスタイン、音楽は「私がウォシャウスキー」のランディ・エデルマンが担当。主演は「ブーメラン」のエディ・マーフィ。「いとこのビニー」のレーン・スミス、「007リビング・デイライツ」のジョー・ドン・ベイカー、「インナー・スペース」のケヴィン・マッカーシー、「エイリアン3」のチャールズ・ダットン、「大脱走」などで知られる往年のスター、ジェームズ・ガーナーなどが共演。
  • 青春の輝き

    制作年: 1992
    エリートたちが学ぶ名門高校を舞台に、8人のクラスメイトの姿を描く青春ドラマ。監督は「F/X 引き裂かれたトリック」のロバート・マンデル。製作は「ブラック・レイン」のコンビ、スタンリー・R・ジャッフェとシェリー・ランシング。エグゼクティヴ・プロデューサーはダントン・リスナー。脚本はディック・ウルフと「ナッツ」のダリル・ポニクサン、撮影は「ケープ・フィアー」のフレディ・フランシス、音楽は「ゴースト ニューヨークの幻」のモーリス・ジャールが担当。主演はEncino Manのブレンダン・フレイザー、アメリカン・レパートリー・シアターの舞台で知られるマット・ダモン、「セント・オブ・ウーマン 夢の香り」のクリス・オドネルほか、若手の注目俳優たちで固めている。
  • セント・オブ・ウーマン 夢の香り

    制作年: 1992
    盲目の退役軍人と、その道案内役の青年が共に旅をするうちに心を通わせていく姿を描く人間ドラマ。92年度アカデミー賞最優秀主演男優賞、ゴールデン・グローブ賞作品賞〈ドラマ部門〉、最優秀主演男優賞〈同〉、最優秀脚本賞を受賞。監督・製作は「ミッドナイト・ラン」のマーティン・ブレスト。エグゼクティヴ・プロデューサーは「普通の人々」のロナルド・L・シュワリー。イタリアの作家ジョヴァンニ・アルピーノの小説をもとに「カッコーの巣の上で」のボー・ゴールドマンが自身の体験も加えて脚本を執筆(なお、この小説は75年にディノ・リージ監督によりIl Frofumo Di Donnaというタイトルで映画化されている)。撮影は「あなたに恋のリフレイン」のドナルド・E・ソリン。音楽は「幸せの向う側」のトーマス・ニューマンが担当。主演は「恋のためらい フランキーとジョニー」のアル・パチーノ。ほかに「フライド・グリーン・トマト」のクリス・オドネル、「氷の微笑」のジェームズ・レブホーン、ガブリエル・アンウォーらが共演。
    70
  • トイズ

    制作年: 1992
    巨大おもちゃメーカーの経営を受け継ぎ、軍需工業化しようとする軍国主義者の叔父と対立する、前経営者の息子の姿を描くファンタジー・ドラマ。監督・製作・脚本は「バグジー」のバリー・レヴィンソンで、彼による12年来の企画の念願の映画化である。共同製作は「わが心のボルチモア」のマーク・ジョンソン、共同脚本はヴァレリー・カーティン、撮影は「ターミネーター2」のアダム・グリーンバーグ、音楽は「ラジオ・フライヤー」のハンス・ジマーと、ロッド・スチュアート、ペット・ショップ・ボーイズなどロック・ミュージシャンのアルバム・プロデューサーとして知られるトレヴァー・ホーン、SFXは「トータル・リコール」のドリームクエスト・イメージズが担当。主演は「フィッシャー・キング」のロビン・ウィリアムズ、「ワーキング・ガール」のジョーン・キューザック、「コックと泥棒、その妻と愛人」のイギリスの名舞台俳優マイケル・ガンボン。ラップ・ミュージックの大スター、LL・クール・Jが本格的映画デビューを果たし、往年のミュージカル・スターで「雨に唄えば」のドナルド・オコナーが元気な姿を見せている。
    90
  • ハードプレイ

    制作年: 1992
    アメリカ西海岸のバスケット・コートで、2人の師が技を競い、ペテン・ゲームを繰りひろげるアクション・コメディ。監督・脚本は「ブレイズ」のロン・シェルトン、製作は「マージョリーの告白」のデイヴィッド・レスターとドン・ミラー、エグゼクティヴ・プロデューサーはミシェル・ラパポート、撮影は「燃えつきるまで」のラッセル・ボイド、音楽は「ブレイズ」のベニー・ウォレスが担当。主演は「ジャングル・フィーバー」のウェズリ・スナイプス、「ドク・ハリウッド」のウディ・ハレルソン、「ナイト・オン・ザ・プラネット」のロージー・ペレズ、「ボーイズ'ン・ザ・フッド」のティラ・フェレル。また多数の元プロバスケットボール選手が出演し、出演者全員がNBA(全米バスケットボール協会)のスカウト担当のディック・ベイカーによる3か月に及ぶトレーニングを受けて撮影に臨んだ。ストリート・ミュージシャン役で、伝説的なジャズミュージシャンのジョン・ヘンドリック、ビル・ヘンダーソン、ソニー・クレイヴァーが出演している。
    80
  • リバー・ランズ・スルー・イット

    制作年: 1992
    1920年代のモンタナを舞台に、フライフィッシングで結ばれた兄弟と父親の家族の絆を描く人間ドラマ。監督・製作は「ミラグロ 奇蹟の地」のロバート・レッドフォード、共同製作はパトリック・マーキー、エクゼクディヴ・プロデューサーは「スーパーマリオ 魔界帝国の女神」のジェイク・ノーマン・マクリーンの自伝的小説『マクリーンの川』(集英社)をもとに、「愛の選択」のリチャード・フリーデンバーグが脚本を執筆。撮影は「ジャック・サマースビー」のフィリップ・ルースロ、音楽は「二十日鼠と人間」のマーク・アイシャムが担当。出演は「ジョニー・スエード」のブラッド・ピット、「恋しくて」のクレイグ・シェーファー、「マグノリアの花たち」のトム・スケリット、「イン・カントリー」のエミリー・ロイドなど。第65回アカデミー撮影賞受賞。
  • フールズ・ファイア

    制作年: 1992
    エドガー・アラン・ポーの短編集『Hopfrog』をもとに、ジャイアントサイズのパペット(人形)と小人(人間)たちによる中世を舞台にした幻想的なファンタジー・ドラマ。35ミリフィルムとハイビジョンを使い分け、特殊効果や合成を多用している。監督・脚本は、舞台、オペラの演出家として知られ、本作では仮面、人形などのキャラクター・デザインも兼ねるジュリー・テイマー。製作はテイマーと「運命の逆転」のケリー・オレント、エグゼクティヴ・プロデューサーはリンゼイ・ロウとバリー・レボとトミオ・タキ。撮影は「アンナ」のボビー・ブコウスキー、音楽は「エイリアン3」のエリオット・B・ゴールデンタールが担当。主演は「ツイン・ピークス ローラ・パーマー最後の七日間」のマイケル・アンダーソン。
  • ドラキュラ(1992)

    制作年: 1992
    1897年に発表された恐怖小説の古典『吸血鬼ドラキュラ』を、原作のイメージに忠実なスタイルで描く。監督・製作は「ゴッドファーザーPARTII」のフランシス・フォード・コッポラ、製作はフレッド・フックスとチャールズ・B・マルヴェヒル、エグゼクティヴ・プロデューサーは「愛は霧のかなたに」の監督マイケル・アプテッドとロバート・オコナー、脚本は「フック」のジェームズ・V・ハート、撮影は「マンボ・キングス わが心のマリア」のミハエル・バルハウス、音楽は「コルチャック先生」のヴォイチェフ・キラールが担当。
    70
  • 永遠に美しく…

    制作年: 1992
    永遠の美しさを追求し、争う2人の中年女性の姿を描くブラック・コメディ。監督は「バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3」のロバート・ゼメキス、製作はゼメキスとスティーヴ・スターキー、脚本は「アパートメント・ゼロ」のマーティン・ドノヴァンと、「バッド・インフルエンス 悪影響」のデイヴィッド・コープ、撮影は「バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3」のディーン・カンディ、音楽は「ボディガード(1992)」のアラン・シルヴェストリが担当。
    90
  • ディス・イズ・マイライフ

    制作年: 1992
    夫と別れ2人の娘と生活していた女性が、あるきっかけで人気スターとなり、仕事と家庭の両立のため奮闘するドラマ。監督・脚本は「心みだれて」の原作や「恋人たちの予感」の脚本のノーラ・エフロン、製作は「フィッシャー・キング」のリンダ・オスト、エグゼクティヴ・プロデューサーはパトリシア・K・マイヤーとキャロル・アイセンバーグ、メグ・ウォリッツアーの原作をデリア・エフロンが共同で脚本化。撮影は「君がいた夏」のボビー・バーン、音楽は「ワーキング・ガール」のカーリー・サイモンが担当。
  • 遥かなる大地へ

    制作年: 1992
    19世紀、アイルランドよりアメリカへと渡った若い男女の闘いを描いた人間ドラマ。監督は「バックドラフト」のロン・ハワード、製作は「マイ・ガール」のブライアン・グレイザーとハワード、エグゼクティヴ・プロデューサーはトッド・ハロウェル、「ウィロー」のボブ・ドルマンとハワードの原案をドルマンが脚本化、撮影は「バックドラフト」のミカエル・サロモン、音楽は「フック」のジョン・ウィリアムス(2)が担当。70ミリで撮影。
    60
  • 花嫁のパパ

    制作年: 1992
    娘を嫁がせる父の心情をユーモラスに描いたヒューマン・コメディ「花嫁の父」(1950)のリメイク。監督は「赤ちゃんはトップレディがお好き」のチャールズ・シャイアー、製作は同作のナンシー・マイヤーズ、「戦慄の絆」のキャロル・バウム、「メーン・イベント」のハワード・ローゼンマンの共同、エグゼクティヴ・プロデューサーはサンディ・ガリン、ジェームズ・オア、ジム・クラックシャンク、脚本はフランセス・グッドリッチ、アルバート・ハケットとマイヤーズ、シャイヤーの共同、撮影は「愛がこわれるとき」のジョン・リンドレイ、音楽は「プラスティック・ナイトメア 仮面の情事」のアラン・シルヴェストリが担当。
    70
  • 1492 コロンブス

    制作年: 1992
    アメリカ大陸を発見したクリストファー・コロンブスの半生を描く。大陸発見500年を記念したフランス、スペイン両国の文化省後援作品で、監督は「テルマ&ルイーズ」のリドリー・スコット、製作はスコットと「ボヴァリー夫人」のアラン・ゴールドマン、エグゼクティヴ・プロデューサーは「テルマ&ルイーズ」のミミ・ポーク・ソテラと「ミッション」のイエン・スミス、脚本はロザリン・ボッシュ、撮影は「テルマ&ルイーズ」のエイドリアン・ビドル、音楽は「南極物語」のヴァンゲリスが担当。
  • ウェインズ・ワールド

    制作年: 1992
    NBCテレビの人気番組『サタデー・ナイト・ライヴ』の寸劇コーナーの映画化。ヘビメタ少年2人組が、自分たちがホストをつとめるTV番組を大人たちの策略から守るため、珍作戦をめぐらすコメディ。監督はペネロープ・スフィーリス、製作は『サタデー・ナイト・ライヴ』の発案者で「サボテン・ブラザース」のローン・マイケルズ、エグゼクティヴ・プロデューサーはハワード・W・コッチJr.、脚本・キャラクター創造はマイク・マイヤーズ、共同脚本はボニー・ターナーとテリー・ターナー、撮影はテオ・ヴァン・デ・サンデ、音楽はJ・ピーター・ロビンソンが担当。
    60
  • ウディ・アレンの影と霧

    制作年: 1992
    1920年代の中央ヨーロッパ、連続殺人が起こる町に集う人間たちが織りなすミステリアス・コメディ。監督・脚本は「アリス」のウディ・アレン。製作はロバート・グリーンハット、エグゼクティヴ・プロデューサーはジャック・ローリンズとチャールズ・H・ジョフィ、撮影はカルロ・ディ・パルマで、いずれも「アリス」のスタッフ。
  • 嵐の中で輝いて

    制作年: 1992
    自らスパイを志願した女性が、ナチの台頭するドイツで愛する者のために生き抜く大河ロマン。監督・脚本は『パンチライン』(V)のデイヴィッド・セルツァー、エグゼクティヴ・プロデューサーはセルツァーとサンディ・ガリン、製作はハワード・ローゼンマン、キャロル・バウム、原作はスーザン・アイザックス、撮影は「氷の微笑」のヤン・デ・ボン、音楽は「レネゲイズ」のマイケル・ケイメンが担当。
  • エイセス 大空の誓い

    制作年: 1992
    麻薬組織と戦う4人の大戦の空の英雄を描くアクション映画。「メタル・ブルー」に続く「アイアン・イーグル」シリーズ第3作だが、主役が若者から、シリーズを通じての傍役ルイス・ゴセット・ジュニアに替わっている。監督もシドニー・J・フューリー(キャラタクー原案)から「007」シリーズのジョン・グレンに。製作はロン・サミュエルス、脚本はケヴィン・エルダーズ、撮影はアレック・ミルズ、音楽はハリー・マンフレディーニ。
  • シンプルメン

    制作年: 1992
    犯罪者の兄と真面目な学生の弟が、父を探す旅の途中で真実の愛に出会う姿を描くハードボイルド調の人間ドラマ。監督・製作・脚本はハル・ハートリー、共同製作はテッド・ホープ、エグゼクティヴ・プロデューサーはジェローム・ブラウンスタインとブルース・ウェイス、撮影はマイケル・スピラー、音楽はハートリー自身がネッド・ライフルというミュージシャン・ネームで担当。
    70
  • シティ・オブ・ジョイ

    制作年: 1992
    絶望してカルカッタにやって来たアメリカの青年医師がスラム街で暮らすうちに再び人生の意義を見いだしていく、ドミニク・ラピエールの小説「歓喜の街カルカッタ」の映画化。製作・監督は「ミッション」のローランド・ジョフェ、共同製作はジェイク・エバーツ。脚本は『小さき神の作りし子ら』(映画タイトル「愛は静けさの中に」)の劇作家マーク・メドフ、撮影は「ミシシッピー・バーニング」のピーター・ビジウ、音楽は「バグジー」のエンニオ・モリコーネが担当。製作30周年、故パトリック・スウェイジ生誕70周年に合わせて、2022年2月11日より、4Kデジタルリマスター版でリバイバル上映。
  • レイジング・ケイン

    制作年: 1992
    多重人格者の異常な行動を描く犯罪映画。監督・脚本は「虚栄のかがり火」のブライアン・デ・パルマ、製作は「トレマーズ」のゲイル・アン・ハード、撮影は「ローズ家の戦争」のスティーヴン・H・ブラム、音楽は「ボディ・ダブル」のピノ・ドナジオが担当。日本版字幕は戸田奈津子。
    80
  • 夢を生きた男 ザ・ベーブ

    制作年: 1992
    アメリカ野球界の伝説的ヒーロー、ベーブ・ルースの生涯を描くドラマ。監督は「見ざる聞かざる目撃者」のアーサー・ヒラー、製作・脚本は「ヤングガン(1988)」の脚本を担当したジョン・フスコ、エグゼクティヴ・プロデューサーは「僕の美しい人だから」のウィリアム・フィネガンとウォルター・コブレンツ、撮影は「ブレイズ」のハスケル・ウェクスラー、音楽は「レイジ・イン・ハーレム」のエルマー・バーンスタインが担当。
    60
  • ユニバーサル・ソルジャー

    制作年: 1992
    近未来を舞台に、特殊部隊ユニバーサル・ソルジャーの兵士として蘇った男の闘いを描くSFアクション。監督は「MOON<ムーン>44」のローランド・エメリッヒ、製作はアレン・シャピロとクレイグ・バウムガーデンとジョエル・B・マイケルズ、エグゼクティヴ・プロデューサーは「氷の微笑」のマリオ・カサール、脚本はリチャード・ロススタインとクリストファー・レイッチとディーン・デヴリン、撮影はカール・ウォルター・リンデンローブ、音楽は「ビジョン・クエスト 青春の賭け」のクリストファー・フランクが担当。
    60
  • ルビー・カイロ

    制作年: 1992
    謎に包まれた夫の正体を探り、旅する妻の姿を描く。監督は「ローラー・ボーイズ」のグリーム・クリフォード、製作はロイド・フィリップス、エグゼクティヴ・プロデューサーは「幕末純情伝」の角川春樹、脚本・原案はロバート・ディロン、共同脚本はマイケル・トーマス、撮影は「ラジオ・フライヤー」のラズロ・コヴァックス、音楽は「ダンス・ウィズ・ウルブズ」のジョン・バリーが担当。
  • 氷の微笑

    制作年: 1992
    元ロック・スターの惨殺事件を追う刑事と容疑者の美人小説家とのやりとりを描くエロティック・サスペンス。監督は「トータル・リコール」のポール・ヴァーホーヴェン、エグゼクティヴ・プロデューサーはマリオ・カサール、脚本はジョー・エスターハス、撮影はヤン・デ・ボン、音楽はジェリー・ゴールドスミスが担当。2023年6月16日、4Kレストア版が無修正のR18+指定で再上映。(配給:ファインフィルムズ)
    70
  • キスへのプレリュード

    制作年: 1992
    熱烈な恋に落ちて結婚式を迎えた日、花嫁の魂が式にやって来た老人とすり替わってしまったことから起こる悲劇を描くラヴ・ストーリー。監督は「ロングタイム・コンパニオン」のノーマン・ルネ、製作は「ピンク・キャデラック」のマイケル・グラスコフと「マスカレード 甘い罠」のマイケル・レヴィ、エグゼクティヴ・プロデューサーはジェニファー・オグデン。クレイグ・ルーカスの舞台劇をもとに彼自身が脚色し、撮影は「バットマン リターンズ」のステファン・チャプスキー、音楽は「裸のランチ」のハワード・ショアが担当。
  • 刑事ジョー ママにお手あげ

    制作年: 1992
    ロサンゼルス市警刑事の男のもとに過保護の母親が訪れて巻き起こる騒動を描くコメディ・アクション。監督は「エア・アメリカ」のロジャー・スポティスウッド、製作は「キンダガートン・コップ」の監督アイヴァン・ライトマンとジョー・メジャックとマイケル・C・グロス、エグゼクティヴ・プロデューサーはジョー・ワイザンとトッド・ブラック、脚本はブレイク・スナイダーとウィリアム・オズボーンとウィリアム・デイヴィス、撮影はフランク・ティディ、音楽は「プレデター2」のアラン・シルヴェストリが担当。
  • ブーメラン

    制作年: 1992
    世界的人気スター、エディ・マーフィの主演作で、化粧品業界を舞台にした恋愛コメディ。監督は「ハウス・パーティ」のレジナルド・ハドリン、製作はワーリントン・ハドリンと「遥かなる大地へ」のブライアン・グレイザー、脚本は「星の王子ニューヨークへ行く」のバリー・W・ブラウステインとデイヴィッド・シェフィールド、撮影はウディ・オーメンズ、音楽はマーカス・ミラーが担当。
    82
    • おしゃれな
    • 泣ける
    • 可愛い
  • フリージャック

    制作年: 1992
    18年後の未来に転送され肉体を狙われる若きF1レーサーに、彼を追う賞金稼ぎや恋人がからむSFサスペンス。監督は「ヤングガン2」のジョフ・マーフィ、製作・脚本は「トータル・リコール」のロナルド・シュセット、共同製作はスチュアート・オーケン、エグゼクティヴ・プロデューサーはジェームズ・G・ロビンソンとデイヴィッド・ニクセイとゲイリー・バーバー、ロバート・シェクリィの原作を基にスティーヴン・プレスフィールドとダン・ギルロイが脚本を共同執筆、撮影はアミール・モクリ、音楽は「シー・オブ・ラブ」のトレヴァー・ジョーンズが担当。
  • パトリオット・ゲーム

    制作年: 1992
    テロ事件に居合わせた元CIAアナリストがテロリストと激しい闘いを繰り広げるアクション。「レッド・オクトーバーを追え!」に続くジャック・ライアン・シリーズ第2弾。監督は「ブラインド・フューリー」のフィリップ・ノイス、製作はメイス・ニューフェルドとロバート・レーメ、エグゼクティヴ・プロデューサーはチャールズ・H・マグワイアー、トム・クランシーの同名小説を「ハートブルー」のW・ピーター・イリフと「ミッシング」のドナルド・スチュワートが脚色、撮影は「フィールド・オブ・ドリームス」のドナルド・M・マッカルパイン、音楽は「ロケッティア」のジェームズ・ホーナーが担当。
    60
  • 不法侵入

    制作年: 1992
    異常性格者の警官に窮地に陥れられる夫婦の姿を描くサスペンス・ドラマ。監督は「告発の行方」のジョナサン・カプラン、製作は「ロケッティア」のチャールズ・ゴードン、脚本・原案はルイス・コリック、共同原案はジョージ・D・パットナムとジョン・キャッチマー、撮影はジェイミー・アンダーソン、音楽は「パトリオット・ゲーム」のジェームズ・ホーナーが担当。
  • ホーム・アローン2

    制作年: 1992
    91年に公開され大ヒットとなった「ホーム・アローン」の続編。ニューヨークで迷子になったケヴィン少年の冒険を描く。監督は「オンリー・ザ・ロンリー」のクリス・コロンバス、製作・脚本は「あぶない週末」のジョン・ヒューズ、エグゼクティヴ・プロデューサーはマーク・ラドクリフとダンカン・ヘンダーソンとリチャード・ヴェイン、撮影はジュリオ・マカット、音楽はジョン・ウィリアムスが担当。
    60
  • ベートーベン

    制作年: 1992
    犬嫌いの父親がいる一家に住みついたセントバーナードの活躍を描く動物コメディ。監督はブライアン・レヴァント、製作はジョー・メジャックとマイケル・C・グロス、エグゼクティヴ・プロデューサーは「キンダガートン・コップ」のアイヴァン・ライトマン、脚本は「ミスティック・ピザ」のエイミー・ホールデン・ジョーンズとエドモンド・ダンテス、撮影は「狼たちの午後」のヴィクター・J・ケンパー、音楽はランディ・エデルマンが担当。
    90
  • ダンシング・ヒーロー

    制作年: 1992
    社交ダンスの新しいステップに情熱を賭ける青年の姿を描く青春ドラマ。監督はテレビや舞台で活躍する若手演出家のバズ・ラーマンで、本作が長編デビュー作。製作はトリストラム・ミアール、エグゼクティヴ・プロデューサーはアントワネット・アルバート。ラーマン自身とクレイグ・ピアースによる舞台劇を基に、ラーマンとアンドリュー・ボーベルが脚色。撮影はスティーヴ・メイソン、音楽はデイヴィッド・ヒルシュフェルダーが担当。
  • ダメージ

    制作年: 1992
    イギリスの上流社会を舞台に、息子のガールフレンドと情事を重ねた男が家族と共に破滅していく姿を描く恋愛ドラマ。監督・製作は「五月のミル」のルイ・マル。国際的なベストセラーとなったジジョゼフィン・ハートの同名の処女小説を原作に、「ストラップレス」(監督・脚本)のデイヴィッド・ヘアーが脚本を執筆。撮影は「ミシシッピー・バーニング」のピーター・ビジウ。音楽は「ふたりのベロニカ」のズビグニエフ・プレイスネルが担当。主演は「KAFKA 迷宮の悪夢」のジェレミー・アイアンズ、「ポンヌフの恋人」のジュリエット・ビノシュ、本作でゴールデン・グローブ助演女優賞を受賞した「ダンス・ウィズ・ア・ストレンジャー」のミランダ・リチャードソン、「モーリス」のルパート・グレイヴス。また、「巴里のアメリカ人」「リリー」などの往年のミュージカル女優レスリー・キャロンが共演している。
    80
  • 魅せられて四月

    制作年: 1992
    一九二〇年代、夫の支配から逃れてイタリアの古城で一か月のバカンスを楽しむ四人の女性たちの姿を描く人間ドラマ。監督はイギリスのテレビ出身で、「ダンス・ウィズ・ア・ストレンジャー」のマイク・ニューウェル。製作はアン・スコット。エグゼクティヴ・プロデューサーはマーク・シーヴァスとサイモン・レルフ。オーストラリア出身の女性作家エリザベス・ヴォン・アーニムの同名小説(扶桑社・刊)をもとに、劇作家で「マーフィの戦い」のピーター・バーンズが脚本を執筆、撮影はレックス・メイドメント。音楽はリチャード・ロドニー・ベンナーが担当。主演は本作でゴールデン・グローブ賞(ミュージカル・コメディー部門)主演女優賞を獲得した「ダメージ」のミランダ・リチャードソン、同賞の助演女優賞を獲得した故サー・ローレンス・オリヴィエ夫人でもある「数に溺れて」のジョーン・プローライト、「パトリオット・ゲーム」のポリー・ウォーカー、イギリス人コメディエンヌのジョシー・ローレンス。なお、映画の中でサン・サルバトーレ城として登場する城は、ブラウン城と呼ばれる元セント・ジョージの要塞で、原作者が実際にこの小説を執筆した場所でもある。
  • 夢の涯てまでも

    制作年: 1991
    盲目の母のために、世界中の映像の収集・再現を試みる科学者の息子と、彼を追う女、その恋人の作家、探偵らの近未来SF的ロードムーヴィー。「ベルリン・天使の詩」のヴィム・ヴェンダース監督13年越しの企画で、製作はジョナサン・タプリンとアナトール・ドーマン、ヴェンダースとソルヴェイグ・ドマルタンの原案をオーストラリアのブッカー賞受賞作家ピーター・カーレイとヴェンダースが脚本を共同執筆。撮影はヴェンダース映画の常連、ロビー・ミュラー。音楽はグレアム・レヴェル、U2、トーキング・ヘッズ、ルー・リード、ピーター・ガブリエルらが新曲を提供している。後に280分のディレクターズ・カット版がDVDで発表された。
  • トト・ザ・ヒーロー

    制作年: 1991
    自分が向かいの家の子供と産院で取り違えられたと信じる男の悲痛な一生と、人生の幸福を取り戻すための旅を実験的な手法で描く悲喜劇。脚本・監督は本作が長編デビューになるジャコ・ヴァン・ドルマル、撮影はヴァルター・ヴァン・デン・エンデ、音楽はピエール・ヴァン・ドルマル(挿入歌はシャルル・トレネの「ブン」)が担当。出演はミシェル・ブーケ、ミレーユ・ペリエほか。
    82
  • アフタヌーンティーはベッドで

    制作年: 1991
    1959年に初演された舞台劇『ティン・ティン』の映画化で、大人の恋の物語を淡々と描く。監督は「おかしな二人」のジーン・サックス、製作はオトゥーロ・ラペーニャ、マッシミリアノ・ラペーニャ、脚本はロナルド・ハーウッド、原作はフランソワ・ビエドー、撮影はフランコ・ディ・ジャコモ、音楽は「ダンサー」のピノ・ドナジオが担当。
  • オックスフォードの恋

    制作年: 1991
    イギリスの名門オックスフォード大学の教授と若く美しいアメリカ女性との情熱的な恋を描くラヴ・ストーリー。監督はルイ・マルやアルフレッド・ヒッチコックのドキュメンタリー映画を手がけたトリストラム・パウエルでこの作品が劇場映画デビュー作。製作はパトリック・カサヴェッティとスティーヴ・アボット。脚本はオックスフォード大学の元教授エドワード・パリンの旅行日記を基に、彼の曾孫に当たり、当の役も自身が演じるモンティ・パイソン一家のひとりマイケル・ペリンがパウエルと共同で執筆。撮影はパウエルと長年のコンビを組むフィリップ・ボナム・カーター、音楽は「プラトーン」のジョルジュ・ドルリュー、衣装は「バットマン」のボブ・リングウッドが担当。出演は「ステラ」のトリニ・アルヴァラード、ブロードウェイの名優コニー・ブース、「プリック・アップ」のアルフレッド・モリーナほか。
  • ボーイズ’ン・ザ・フッド

    制作年: 1991
    異なる人生を歩み始める3人の黒人青年を中心にロスの犯罪多発地帯サウス・セントラルの実態を描く問題作。映画公開中に発砲事件が発生し話題を呼んだ本作は、衝撃的な黒人社会の現実が率直に描かれている。監督・脚本はUSC大学映画学科出身の23歳の新鋭ジョン・シングルトン、製作は「ミザリー」のスティーヴ・ニコレイデス、撮影はチャールズ・ミルズ、音楽はグラミー賞受賞のベーシスト、スタンリー・クラークが担当。第4回東京国際映画祭特別招待作品。
    100
  • フライド・グリーン・トマト

    制作年: 1991
    20~50年代のアラバマ州、フライド・グリーン・トマトを名物料理に賑わうカフェを切り盛りする2人の女性をめぐる出来事を、現代のジョージア州の老人ホームで、老女が中年女性に語って聞かせるという形で描く人間ドラマ。製作・監督はこれが劇場映画デビューとなるジョン・アヴネット、共同製作はジョーダン・カーナー、エグゼクティヴ・プロデューサーはノーマン・ベアー、ファニー・フラッグの原作を基に、彼とキャロル・ソビエスキーが脚色、撮影は「グリーン・カード」のジェフリー・シンプソン、音楽は「ネイキッド・タンゴ」のトーマス・ニューマンが担当。
    80
  • フック

    制作年: 1991
    大人になって昔の記憶を失ったピーターパンの再生しての冒険を描くファンタジー。監督は「オールウェイズ」のスティーヴン・スピルバーグ、製作は同作のキャスリーン・ケネディ、フランク・マーシャルのコンビとジェラルド・R・モーレン、エグゼクティヴ・プロデューサーは原案・脚本も兼ねるジム・V・ハート、ジェームズ・M・バリーの戯曲を基に、原案には「タップ」の監督ニック・キャッスル、脚本にはマリア・スコッチ・マーモが加わっている。撮影は「バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3」のディーン・カンディ、音楽は「JFK」のジョン・ウィリアムス(2)が担当。
    90
  • フォー・ザ・ボーイズ

    制作年: 1991
    軍隊慰問歌手ディクシー・レオナルドの半生を描く人間ドラマ。監督とエグゼクティヴ・プロデューサーは「ザ・リバー」のマーク・ライデル、製作は「フォエバー・フレンズ」のベット・ミドラー、ボニー・ブルックハイマー、マーガレット・サウス、脚本は「マンハッタン(1979)」のマーシャル・ブリックマン、「リバース・エッジ」のニール・ヒメネズ、リンディ・ローブ、撮影は「サウス・キャロライナ 愛と追憶の彼方」のスティーブン・ゴールドブラット、音楽は「ハバナ」のデーヴ・グルーシンが担当。
  • フィッシャー・キング

    制作年: 1991
    落ちぶれた元人気DJとホームレスの男が、その出会いにより互いの人生を変えてゆくことになる、都会のファンタジー。監督は「バロン」のテリー・ギリアム、製作は「ベビーシッター・アドベンチャー」のデブラ・ヒルとリンダ・オスト、脚本はリチャード・ラグラヴェネス、撮影は「バットマン(1989)」のロジャー・プラット、音楽は「危険な関係」のジョージ・フェントンが担当。
    80
  • ビバリーヒルズを乗っ取れ!

    制作年: 1991
    ビヴァリーヒルズを舞台に現金強奪犯グループと戦うプロ・フットボール選手の姿を描くアクション映画。監督は「スーパーマン4 最強の敵」のシドニー・J・フューリー、製作はグラハム・ヘンダーソン、エグゼクティヴ・プロデューサーは「ディア・ハンター」のバリー・スパイキングスと「ハムレット」のリック・フィンケルスタイン、脚本は「ジャグラー ニューヨーク25時」のリック・ナトキン、デイヴィッド・フラー、デイヴィッド・J・バーク、撮影は「シュワルツェネッガー プレデター」のフランク・ジョンソン、音楽はヤン・ハマーが担当。
  • ホット・ショット

    制作年: 1991
    「トップガン」をベースに、さまざまな映画をパロディ化したコメディ。製作は「トップガン」のビル・バダラート、監督は「悲しみよさようなら」のジム・エイブラハムズ。脚本は監督のエイブラハムズとパット・プロフトの共同、撮影をビル・バトラー、編集をジェーン・カーソンが担当。出演は「ルーキー」のチャーリー・シーン、「デイズ・オブ・サンダー」のケーリー・エルウェス、ヴァレリア・ゴリノ、ロイド・ブリッジスほか。
    80
  • 愛を殺さないで

    制作年: 1991
    2組の夫婦が引き起こす殺人劇の顛末を、一人の人妻に語らせるという形式で描くサスペンス・ドラマ。監督は「モダーンズ」のアラン・ルドルフ。製作はジョン・フィードラーとマーク・ターロフ。エグゼクティヴ・プロデューサーは「熱き愛に時は流れて」の監督のテイラー・ハックフォードとスチュアート・ベンジャミン。脚本はウィリアム・ライリーとクロード・カービン。撮影はエリオット・デイヴィス。音楽はマーク・アイシャムという近年のルドルフ作品の常連が担当。
    80
  • オンリー・ザ・ロンリー

    制作年: 1991
    「ホーム・アローン」で全米興行史上第3位という大ヒットを飛ばしたジョン・ヒューズとクリス・コロンバスが再び手を組んで、マザコンの中年男の結婚騒動を描いたロマンティック・コメディ。監督・脚本はコロンバス、製作はヒューズの他に「リベンジ」のハント・ローリー。撮影はこれも「ホーム・アローン」のジュリオ・マカット、音楽は「アフター・ダーク」のモーリス・ジャールが担当。
  • 愛の選択

    制作年: 1991
    白血病の青年と看護に雇われた女性の愛の軌跡を描くドラマ。監督は「フラットライナーズ」のジョエル・シューマカー。製作はアカデミー賞女優のサリー・フィールドとケヴィン・マコーミック。原作はマーティ・ラインバックの一人称視点の小説で、脚本はリチャード・フリーデンバーグ。撮影は「ネイキッド・タンゴ」のスペイン出身のファン・ルイス・アンシア。音楽はジェームズ・ニュートン・ハワードが担当。
    80
  • あぶない週末

    制作年: 1991
    感謝祭の休日を母の家で過ごすため、離婚家庭の少年が母の恋人とともにシカゴまで旅する姿を描いた心暖まるロード・ムービー。監督は「クロコダイル・ダンディー」のピーター・フェイマン、製作は「アラクノフォビア」のリチャード・ヴェインと脚本も手掛けている「カーリー・スー」のジョン・ヒューズ、エグゼクティヴ・プロデューサーは「オンリー・ザ・ロンリー」のターキン・ゴッチ、撮影は「プリティ・ウーマン」のチャールズ・ミンスキー、音楽は「プレデター2」のアラン・シルヴェストリが担当。
  • L.A.ストーリー 恋が降る街

    制作年: 1991
    愛することに臆病になってしまった大人たちの一風変わったファンタスティックなラヴ・ストーリー。監督はイギリス出身で、初めてのハリウッド映画になるミック・ジャクソン、製作はダニエル・メルニックとマイケル・ラックミル、エグゼクティブ・プロデューサーはマリオ・カサールと脚本と主演も務めたスティーヴ・マーティン、撮影はアンドリュー・ダン、音楽はピーター・メルニックが担当。
  • ワン・カップ・オブ・コーヒー

    制作年: 1991
    ただ一度だけ短期間のメジャーリーグ入りを果たしたことがある中年マイナーリーグ選手と、ルーキーの黒人少年との交流を描いた人間ドラマ。第7回サンダンス・フィルム・フェスティバル観客賞受賞作。監督・製作はテレビCM出身で、これがデビュー作のロビン・B・アームストロング。共同製作はエリック・タイナン・ヤング、脚本は「ウルフェン」のデイヴィッド・M・アイアー・ジュニア、撮影は「ストレート・トゥ・ヘル」のトム・リッチモンド、音楽は「スプラッシュ」のリー・ホールドリッジが担当。主演は「ライトスタッフ」のウィリアム・ラス、「カラーズ 天使の消えた街」のグレン・プラマー、「グッドモーニング・ベトナム」のノーブル・ウィリンガム。
  • ロビン・フッド(1991・ケヴィン・コスナー)

    制作年: 1991
    史上幾度となく映画化されてきた中世イギリスの民衆的ヒーロー、ロビン・フッドの活躍を描くアドベンチャー・ロマン。監督は主演のケヴィン・コスナーの盟友で「ファンタンゴ」のケヴィン・レイノルズ。製作はペン・デンシャム、ジョン・ワトソンとリチャード・B・ルイス。前者の2人は脚本も兼任。エグゼクティブ・プロデューサーはモーガン・クリーク・プロの会長、ジェームズ・G・ロビンソン、デイヴィッド・ニクセイ、ゲーリー・バーバー。撮影は「逃亡者(1990)」のダグラス・ミルサム。音楽は「ダイハード2」のマイケル・ケイメンが担当した。
    60
  • ジョニー・スエード

    制作年: 1991
    ロカビリー歌手になることを夢見る青年の姿を描く青春ドラマ。監督・脚本は、ジム・ジャームッシュ監督の「ストレンジャー・ザン・パラダイス」や、山本政志監督の「ロビンソンの庭」の撮影監督として知られるトム・ディチロ。製作はヨーラム・マンデルと「こうのとり、たちずさんで」のルース・ウォルドバーガー、エグゼクティヴ・プロデューサーはウォルドバーガーとスティーヴン・スター、撮影はジョー・デサルヴォ、音楽はジム・ファーマーが担当。主演は「テルマ&ルイーズ」のブラッド・ピット。またミュージシャンで「ベルリン・天使の詩」のニック・ケイヴがゲスト出演している。1991年度ロカルノ映画祭金賞(グランプリ)受賞。
  • わが街(1991)

    制作年: 1991
    犯罪と荒廃にむしばまれた大都会ロサンゼルスに生きる6人の男女の生活を描く。監督・脚本・製作は「偶然の旅行者」のローレンス・カスダン、彼の夫人メグ・カスダンが共同脚本、共同製作はチャールズ・オークン、マイケル・グリロ、撮影はオーウェン・ロイズマン、音楽はジェームズ・ニュートン・ハワードが担当。
  • ナイト・オン・ザ・プラネット

    制作年: 1991
    世界の5つの都市のタクシーの中で同じ時間に起こる出来事を繋いでいく、「ミステリー・トレイン」のジム・ジャームッシュ監督・脚本作。今回は製作もジャームッシュ自身、エグゼクティヴ・プロデューサーはジム・スターク、撮影は「ワイルド・アット・ハート」のフレデリック・エルムス、音楽は「ダウン・バイ・ロー」のトム・ウェイツが担当。
    78
  • バートン・フィンク

    制作年: 1991
    ハリウッドに招かれたニューヨークの劇作家が宿泊先のホテルで出会う不思議な体験を描く、91年カンヌ国際映画祭三冠(グランプリ/監督賞/主演男優賞)に輝いた作品。監督・脚本は「ミラーズ・クロッシング」のジョエル・コーエン、製作・脚本も同作のイーサン・コーエン、エグゼクティヴ・プロデューサーは「ミラーズ・クロッシング」のベン・バレンホルツ、テッド&ジム・ペダス、ビル・ダーキン、撮影は「愛と野望のナイル」のロジャー・ディーキンス、音楽は「ドク・ハリウッド」のカーター・バーウェルが担当。
    80
  • ドアーズ

    制作年: 1991
    伝説のバンド「ドアーズ」のボーカリスト、ジム・モリソンの疾風のごとき生涯と、彼を支えたパメラとの愛情をドアーズの音楽とともに描く青春映画。エグゼクティヴ・プロデューサーはマリオ・カサールとニコラス・クレイノスとブライアン・グレイザー。製作はサーシャ・ハラリとビル・グラハムとA・キットマン・ホー、監督は「7月4日に生まれて」のオリヴァー・ストーン。脚本はオリヴァー・ストーンとJ・ランダル・ジョンソン。撮影はロバート・リチャードンンが担当。音楽監督をポール・ロスチャイルドが務めている。出演はヴァル・キルマー、メグ・ライアンほか。
    70
  • テルマ&ルイーズ

    制作年: 1991
    旅の途中での偶発事件をきっかけに、鮮やかに自己を解放していく女性2人を描いた女だけのロードムービー。監督は「ブラック・レイン」のリドリー・スコット。製作はスコットとミミ・ポーク、脚本はカーリー・クォーリ、撮影はエイドリアン・ビドルが担当。出演はスーザン・サランドン、ジーナ・デイビスほか。
    80
  • ハート・オブ・ダークネス コッポラの黙示録

      制作年: 1991
      映画史上屈指の問題作「地獄の黙示録」(監督フランシス・フォード・コッポラ)の製作過程を描くドキュメンタリー・フィルム。脚本・監督は、ファックス・バーとジョージ・ヒッケンルーパー、ドキュメンタリー監督はエレノア・コッポラ、製作はジョージ・ザルームとレス・メイフィールド、エグゼクティヴ・プロデューサーは「私がウォシャウスキー」のダグ・クレイボーンとフレッド・ルースが担当。コッポラ監督夫人エレノアが撮った約80時間分のフィルムと、プライヴェートな録音テープを基にして、主要スタッフ・キャストの新たなインタヴュー、コッポラ監督の関係者の証言、完成時にカットされた場面、オーソン・ウェルズのラジオドラマ『闇の奥』(彼は同じ原作の映画化を試みた)などを絡め、困難を極めた撮影現場で、自身のすべてを投入して作品を完成させたコッポラ監督の姿を克明に描いていく。
      80
    • ハード・ウェイ

      制作年: 1991
      ハリウッドのトップスターが役作りのためにニューヨーク市警の刑事と一緒に殺人犯を追うようになることから始まる騒動をコミカルなタッチで描くアクション。製作はウィリアム・サックハイムとロブ・コーエン、監督は「バード・オン・ワイヤー」のジョン・バダム、脚本はレム・ドブスとマイケル・コゾルの原案を基にドブスとダニエル・パインの共同、撮影はドナルド・M・マッカルパインとロバート・プライムス、音楽をアーサー・B・ルービンスタインが担当。出演はマイケル・J・フォックス、ジェームズ・ウッズほか。
    • ハドソン・ホーク

      制作年: 1991
      ダ・ビンチの残した謎の純金製造マシーンを追って、怪盗ハドソン・ホークと世界制覇を企む夫婦、またその他の人間が入り乱れて繰り広げられるアクション・アドベンチャー。監督は「ヘザース ベロニカの熱い日」のマイケル・レーマン、製作は「プレデター2」のジョエル・シルヴァー、脚本は「ダイ・ハード2」のスティーブン・E・デスーザと「ヘザース ベロニカの熱い日」のダニエル・ウォーターズが共同で執筆。撮影はダンテ・スピノッティ、音楽を「ダイ・ハード」のマイケル・ケイメンと「リトル・マーメイド」のロバート・クラフトが担当。出演はブルース・ウィリス、アンディ・マクドウェル。
      70
    • サウス・キャロライナ 愛と追憶の彼方

      制作年: 1991
      サウス・キャロライナの沿岸地方とニューヨークの大都会を舞台にして、暗い過去を背負ったウィンゴ一家の次男と、自殺未遂を図った彼の姉の担当精神科医とが出会い、その悲劇のルーツを明らかにしていく姿を描くロマン。『コンラック先生』などの南部系作家パット・コンロイの原作『潮流の覇者(原題)』をもとに、彼自身とベッキー・ジョンストンが脚色、「愛のイエントル」に続くバーブラ・ストライサンドの監督第2作であり、撮影をスティーブン・ゴールドブラット、音楽をジェームズ・ニュートン・ハワードが担当。
      90
    • 恋のためらい フランキーとジョニー

      制作年: 1991
      87年から各国で上演されている人気戯曲“Frankie and Johnny in the Clair de Luna”を、原作者テレンス・マクナリー自身が映画用に脚色した、大人の恋物語。製作・監督は「プリティ・ウーマン」のゲイリー・マーシャル、製作総指揮はアレクサンドラ・ローズとチャールズ・B・マルヴェヒル、撮影はダンテ・スピノッティ、音楽は「リトル・ニキータ」のマーヴィン・ハムリッシュが担当。
      80
    • 心の旅

      制作年: 1991
      家庭を顧ることもなく仕事一筋であった有能弁護士が、ある事故から記憶喪失に陥り、逆に人間の真実の愛情に目覚めるというヒューマン・ドラマ。監督は「ハリウッドにくちづけ」のマイク・ニコルズ。脚本はTV出身のジェフリー・エイブラムス、撮影はジュゼッペ・ロトゥンノ、音楽はハンス・ジマーがそれぞれ担当。出演はハリソン・フォード、アネット・ベニング、ビル・ナン、ミッキー・アレンほか。
      90
    • ケープ・フィアー

      制作年: 1991
      レイプ犯として長く獄中生活を送った男が、弁護士一家を恐怖のドン底に追い詰めるスリラー。「恐怖の岬」(62)のリメイク作品。エグゼクティヴ・プロデューサーはキャスリーン・ケネディとフランク・マーシャル。監督は「グッドフェローズ」のマーティン・スコセッシ。脚本はウェズリー・ストリック。撮影はフレディ・フランシス。音楽はエルマー・バーンスタインが担当。出演はロバート・デ・ニーロ、ニック・ノルティ、ジェシカ・ラングほか。
      60
    • KAFKA 迷宮の悪夢

      制作年: 1991
      第一次大戦後のプラハで『変身』を執筆中の作家フランツ・カフカが、その小説世界を思わせる悪夢的な迷宮世界に巻きこまれてゆくドイツ表現主義的SFホラー。監督・編集は「セックスと嘘とビデオテープ」のスティーヴン・ソダーバーグ、脚本は、「ハード・ウェイ」のレム・ドブス、撮影は「セックスと嘘とビデオテープ」のウォルト・ロイド、製作はスチュアート・コーンフェルドとハリー・ベン、エグゼクティヴ・プロデューサーはポール・ラッサムとマーク・ジョンソン、音楽はクリフ・マルティネスが担当。
      87
      • 手に汗握る
      • 怖い
    • 過ぎゆく夏

      制作年: 1991
      ロックがまだ不良たちの音楽として危険視されていた50年代を舞台に、少年たちのひと夏をロックを通して描いた青春映画。監督は本作が監督デビューとなるジェフリー・ホーナディ、製作はロバート・シモンズ、エグゼクティヴ・プロデューサーはリンズレイ・パーソンズ・ジュニア、撮影はロバート・ブリンクマン、音楽はランディ・エデルマンが担当。
    • スター・トレック6 未知の世界

      制作年: 1991
      人気SFシリーズの第6弾。今回は地球連邦と宿敵クリンゴンとの和解交渉を描く。監督は「ロシアン・ルーレット」のニコラス・メイヤー。彼はシリーズ第2作の監督と第4作の脚本も務めている。脚本はメイヤーとデニー・マティン・フリン。原案はレナード・ニモイ、ローレンス・コナー、マーク・ローゼンタール。ニモイは今回、エグゼクティヴ・プロデューサーも兼任している。撮影は「ロケッティア」のヒロ・ナリタ、音楽はクリフ・エイデルマンが担当。シリーズ生みの親ジーン・ロッデンベリー昨年の死去を悼み、冒頭“For Gene_Roddenberry”とオマージュが捧げられている。視覚効果はILMが担当。
      90
    • 死の接吻(1991)

      制作年: 1991
      大富豪の財産を乗っ取ろうと双子の姉妹に接近する青年を主人公としたサスペンス・スリラー。エグゼクティヴ・プロデューサーはエリック・フェルナー、製作はロバート・ローレンス、監督・脚本はアイラ・レヴィンの原作を基に「パスカリの島」のジェームズ・ディアダン、撮影はマイク・サウソン、音楽をハワード・ショアが担当。出演はマット・ディロン、ショーン・ヤング、マックス・フォン・シドーほか。
    • ターミネーター2

      制作年: 1991
      未来から送り込まれたサイボーグと人間との戦いを描いた「ターミネーター」(84)の続編。製作・監督・脚本は前作同様、「アビス」のジェームズ・キャメロン、エグゼクティブ・プロデューサーも前作に引き続いてのゲイル・アン・ハードと、今回新たに加わつた「トータル・リコール」のマリオ・カサール、共同脚本はウィリアム・ウィッシャー、共同製作はB・J・ラックとステファニー・オースチン、撮影は「ゴースト ニューヨークの幻」のアダム・グリーンバーグ、音楽は前作と同じブラッド・フィーデルが担当。出演はアーノルド・シュワルツェネッガー、リンダ・ハミルトン、エドワード・ファーロング、ロバート・パトリックほか。後に16分のシーンが追加された「特別編」が製作されている。2017年8月11日より、3D化された「ターミネーター2 3D」が公開される(配給:キノフィルムズ)。
      70
    • 訴訟

      制作年: 1991
      自動車事故の訴訟をめぐって、敵味方にわかれた父娘弁護士の争いを描く。製作はテッド・フィールド、スコット・クループとロバート・W・コート、監督は「愛は霧のかなたに」のマイケル・アプテッド、脚本はキャロリン・シェルビー、クリストファー・アイムズとサマンサ・シャッド、撮影はコンラッド・ホール、音楽はジェームズ・ホーナーが担当。出演はジーン・ハックマン、メアリー・エリザベス・マストラントニオほか。
      80
    401-500件表示/全986件