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進藤光太の関連作品 / Related Work
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ニクソン
制作年: 1995第37代合衆国大統領リチャード・ミルハウス・ニクソンの激動と波瀾に満ちた生涯を描いた大作。「7月4日に生まれて」「JFK」などに続き、光と影に彩られた現代アメリカ史を照射する作品に挑んだ監督はオリヴァー・ストーン。綿密な取材に基づいた脚本は、映画・舞台でも活躍する作家のスティーヴン・J・リヴェル、音楽畑でも活躍する映画作家・プロデューサーのクリストファー・ウィルキンソン、ストーンの共同。製作はストーン、「ナチュラル・ボーン・キラーズ」など監督とは7作目のクレイトン・タウンゼンド、「スカーレット・レター」のアンドリュー・G・ヴァーニャ。撮影は「サルバドル 遙かなる日々」以来、監督とは8作目となるロバート・リチャードソン。音楽は「サブリナ」のジョン・ウィリアムズ、ホワイトハウスの内部やリンカーン像を見事に再現した美術は、「ナチュラル・ボーン・キラーズ」のヴィクター・ケンプスター。主演は「レジェンド・オブ・フォール 果てしなき想い」のアンソニー・ホプキンス。共演は「スペシャリスト」のジェームズ・ウッズ、「タッカー」のジョアン・アレン、「アポロ13」のエド・ハリス、「スーパーマリオ 魔界帝国の女神」のボブ・ホスキンス、「ブルースカイ」のパワーズ・ブース、「グッドフェローズ」のポール・ソルビノ、「フィラデルフィア」のメアリー・スティーンバージェン、「トラ・トラ・トラ!」などの名優E・G・マーシャルほか。60点 -
暴走特急
制作年: 1995豪華列車を乗っ取り、世界を震撼させる陰謀を巡らすハイテク・テロ集団と戦うタフガイの活躍を描いたノンストップ・アクション。個性派アクション・ヒーロー、スティーヴン・セガールが扮した「沈黙の戦艦」(92)のヒーローが再登場する続編。豪華列車を乗っ取り、世界を震撼させる陰謀を巡らすハイテク・テロ集団と戦うタフガイの活躍を描いたノンストップ・アクション。日本公開にあたり“沈黙シリーズ第3弾”と銘打たれたが、前作「沈黙の要塞」とは関連がない。監督は「フリージャック」「ラスト・アウトロー」のジョフ・マーフィーに交代。脚本はこれが初の劇場用映画のリチャード・ヘステム。製作は主演のスティーヴン・セガール、「トゥルー・ロマンス」のスティーヴ・ペリー、「ボーイズ・オン・ザ・サイド」のアーノン・ミルチャン。共同製作はセガールのデビュー作「死の標的」以来のパートナー、ジュリアス・R・ナッソー。撮影は「フリー・ウィリー」のロビー・グリーンバーグ、音楽は「沈黙の要塞」「シリアル・ママ」のバジル・ポールドゥリス、美術は「未知への飛行」「フォエバー・フレンズ」のアルバート・ブレナー。視覚効果スーパーバイザーは「未知との遭遇」「ブレードランナー」のベテラン、リチャード・ユーリシッチが担当。共演は「黙秘」のエリック・ボゴジアン、「恋人はパパ ひと夏の恋」のキャサリン・ヘイグル、「ツイン・ピークス」のエヴェレット・マッギルほか。60点 -
モアイの謎
制作年: 1994巨石遺跡モアイ像とともに謎に包まれた神秘の島イースター島を舞台に、島独自の文明がどのように発展を遂げ、そしてなぜ滅んでいったか、その謎に迫る異色のスペクタクル・ロマン。南米大陸から3800kmも離れた現地に3ケ月間の長期ロケを敢行し、エキストラには実際の島民を使ったスペクタクル場面の迫力は圧巻。また、「ダンス・ウィズ・ウルブズ」に続き、人種や階級を越えた愛、人間同士の争いの無意味さ、自然破壊への警鐘など、製作者ケヴィン・コスナーのメッセージが込められている点も注目される。原案・監督は「ファンダンゴ」「ロビン・フッド(1991)」のケヴィン・レイノルズで、ジャック・イヴ・クストーのイースター島のドキュメンタリー番組を見て深く感銘を受けた彼が、長年企画を温めていたもの。製作にあたっては「ロビン・フッド(1991)」に主演した彼の親友ケヴィン・コスナーに協力を求め、コスナーと「ワイアット・アープ」でもパートナーを組んだジム・ウィルソンが製作を務めた。脚本はイギリスで活躍するティム・ローズ・プライス。撮影はスティーヴン・ウィンドン、音楽は「ウォール街」「レイニング・ストーンズ」のスチュワート・コープランドが担当。ジョージ・リドルの美術監督の下、ニュージーランド在住の彫刻家トニー・リーズがモアイ像作りの指揮を取り、32体の実物大の像が製作された。主演は「ドラゴン ブルース・リー物語」「心の地図」のジェイソン・スコット・リー。共演は新人女優のサンドリン・ホルト、「ラ・バンバ」のイーサイ・モラレスら。 -
めぐり逢い(1994)
制作年: 1994運命の出会いを果たした男女の恋を描く、ロマンティックなラヴ・ストーリー。レオ・マッケリー監督、シャルル・ボワイエ、アイリーン・ダン主演の「邂逅」(39)、同じくレオ・マッケリー監督、ケイリー・グラント、デボラ・カー主演の「めぐり逢い(1957)」と過去2回映画化された物語を、「バグジー」のウォーレン・ベイティとアネット・ベニングの夫婦コンビの主演でリメイク。ベイティは製作及び、「ザ・ファーム 法律事務所」のロバート・タウンと共同で脚本も手掛けている。監督は『偽りのヘブン』『ワイルダー・ナパーム』(両作共にビデオ発売のみ)のグレン・ゴードン・キャロンが当たった。撮影は「明日に向って撃て!」「訴訟」のコンラッド・ホール、音楽は「ディスクロージャー」のエンニオ・モリコーネの両巨匠が担当。美術はフェルナンド・スカルフィオッティ、衣装は「バリー・リンドン」「ダメージ」のミレナ・カノネロ。ベイティのラヴコールに応えて「黄昏(1981)」以来13年ぶりに映画出演を果たしたキャサリン・ヘップバーンのほか、「ミセス・ダウト」のピアース・ブロスナン、「ブラック・レイン」のケイト・キャプショー、自身の役で特別出演のレイ・チャールズらが共演。80点 -
クルックリン
制作年: 1994社会的な問題作・話題作を作り続ける映画作家スパイク・リーが、ニューヨークはブルックリンで過ごした自身の少年時代を描いたファミリー・ドラマ。「麻薬やギャング、ヒップホップなど、これまで自分が描いてきたものは、アフリカ系アメリカ人の一面にしか過ぎず、別の側面を描き出したかった」と言う監督の言葉どおり、前作「マルコムX」とは一転して穏やかな作風が目を引くが、黒人としての誇りという主張は一貫して根底にある。女優の妹ジョーイ・スザンナ・リー、映画作家・俳優の弟サンキ・リーと共同で執筆した脚本を、スパイクの製作・監督で映画化(スパイクとジョーイは出演も)。エグゼクティヴ・プロデューサーはスパイクの盟友で「プレタポルテ」のジョン・キリク、撮影は「マルコムX」で第2班撮影監督を務めたアーサー・ジャファ、美術は初の劇映画「シーズ・ガッタ・ハヴ・イット」以来、監督の全作品を手掛けるウィン・トーマス、衣装は「マルコムX」のルース・カーターが担当。音楽は『スクール・デイズ』(V)以降の全作品に携わるテレンス・ブランチャードがスコアを書き、カーティス・メイフィールド、アイザック・ヘイズ、スティーヴィー・ワンダー、ジェームズ・ブラウンなど、70年代のソウル・ミュージックのヒット曲の数々が全編に流れる。出演は「心のままに」のデルロイ・リンド、「愛が微笑む時」のアルフレ・ウッダード、子役のゼルダ・ハリスら。90点 -
フィオナの海
制作年: 1994アイルランドの北西部海岸地帯を舞台に、民話風の物語の中、次第に失われていく海と共に生きることの真の豊かさを、一人の少女の目を通して再発見してゆくファンタジー。監督・脚本・編集は「希望の街」のジョン・セイルズ。製作はセイルズの第1作「セコーカス・セブン」に主演して以来、長年その作品を支えてきたマギー・レンジと、「希望の街」からレンジと組んでセイルズ作品のプロデュースに当たっているサラ・グリーン。原作はケルトの妖精に関する民間伝承をモチーフにしたロザリー・K・フライの『フィオナの海』(邦訳・集英社、ダイジェストの絵本版『海の少女』はすえもりブックス)。撮影は「メイトワン1920」でセイルズと組んだ「狼たちの街」の名匠ハスケル・ウェクスラー。音楽は「希望の街」などセイルズ作品のほとんどを手掛けるメイソン・ダーリング。美術はエイドリアン・スミス。主演は主役の少女フィオナに1000人近いオーディションで選ばれた新人の子役ジェニ・コートニー。共演は「キャル」のジョン・リンチなどアイルランドの名優たち。94年の京都国際映画祭では『ローン・イニッシュの秘密』の題で上映。 -
トゥームストーン
制作年: 1993実在した西部開拓期の英雄、ワイアット・アープと親友ドク・ホリデイの戦いと友情を描いたウエスタン大作。「荒野の決闘」「OK牧場の決斗」など過去に幾度も映画化された題材を、今回は従来の解釈と異なり、わずか約2分間のOKコラルでの決闘描写をはじめ史実を重視して描いている。監督は「ランボー 怒りの脱出」「リバイアサン」のジョージ・P・コスマトス。エグゼクティヴ・プロデューサーは「ザ・スタンド」のアンドリュー・G・ヴァイナで、彼の主宰するシナージ・プロ作品。脚本は「グローリー」のケヴィン・ジャール。撮影は「1941」ほかの諸作で知られる名手、ウィリアム・A・フレイカー、音楽は「バラ色の選択」のブルース・ブロートン。出演は「不法侵入」のカート・ラッセル、「ブロンディー 女銀行強盗」のヴァル・キルマーら新旧オールスターのほか、アープの子孫であるワイアット・アープ2世も出演している。 -
天と地
制作年: 1993ゲリラから娼婦に、そしてアメリカ軍人と恋に落ちて渡米、異なる文化圏での生活を経た後に、再び祖国の地を踏んだヴェトナム人女性の数奇な運命を通して、ヴェトナム戦争の意味を問う大作。実在する女性レ・リー・ヘイスリップの同名回顧録を原作に、「JFK」のオリヴァー・ストーンが監督・脚色。「プラトーン」「7月4日に生まれて」とともにストーンの「ヴェトナム三部作」を成すといわれる。製作はA・キットマン・ホーとロバート・クライン。エグゼクティヴ・プロデューサーは「スリー・リバーズ」のアーノン・ミルチャンと「クリフハンガー」のマリオ・カサール。撮影はストーン作品の常連であり「ア・フュー・グッドメン」のロバート・リチャードソンがそれぞれ担当。音楽は日本から「十五少女漂流記」の喜多郎が参加している。主演は本作が映画初出演のヘップ・ティー・リーと「JFK」のトミー・リー・ジョーンズ。「抱きしめたいから」のジョアン・チェン、「キリング・フィールド」のハイン・S・ニョール、「ハリウッドにくちづけ」のデビー・レイノルズらが脇を固めている。70点 -
黒豹のバラード
制作年: 199319世紀末のアメリカ西部を舞台に、白人の圧政に立ち上がった黒人のアウトロー集団の戦いを描くウエスタン。主要キャストのほとんどが黒人という異色作。監督・主演は「ニュー・ジャック・シティ」のマリオ・ヴァン・ピーブルズ。製作は「ドゥ・ザ・ライト・シング」のプレストン・ホームズ、「バック・イン・ザ・USSR」のトム・スティール。エグゼクティヴ・プロデューサーは「ボブ・ロバーツ」のティム・ビーヴァン、「イヤー・オブ・ザ・ガン」のエリック・フェルナー、「テープヘッズ」のビル・フィッシュマンとポール・ウェブスター。脚本は「グリフターズ 詐欺師たち」の俳優サイ・リチャードソンの二人の祖父の体験を基にしたもので、ダリオ・スカーダペインが共同執筆。撮影は「ホワイト・サンズ」のピーター・メンジース・ジュニア.。音楽は「錆びついた銃弾」のミシェル・コロンビエが担当。出演は「ブルックリン最終出口」のスティーブン・ボールドウィン。「山猫は眠らない」のビリー・ゼイン、「サイドウォーク・ストーリー」のチャールズ・レーン、監督の実父で「スウィート・スウィートバック」のメルヴィン・ヴァン・ピーブルズなど。 -
永遠の愛に生きて
制作年: 1993『ナルニア国ものがたり』などの著作で知られる英国の童話作家のC・S・ルイスと、彼の妻であったアメリカの詩人ジョイ・グレシャムの出会いから死別までを情感豊かにつづった愛の物語。脚本はドキュメンタリー出身のウィリアム・ニコルソン。85年に英BBCテレビのドラマ用に書かれた同名脚本を、彼自身が89年に戯曲化。戯曲は全世界で上演され、日本でも91年に劇団四季が『シャドウランズ』の題で、日下武史と三田和代の主演で上演している。監督・製作は「ガンジー」「チャーリー」のリチャード・アッテンボロー。共同製作は『疑惑に抱かれて』(V)のブライアン・イーストマン。撮影は「フィッシャー・キング」のロジャー・プラット。音楽のジョージ・フェントン、美術のスチュアート・クレイグは、過去にアッテンボローと幾度も組んだ常連スタッフ。主演は「日の名残り」のアンソニー・ホプキンスと「シェルタリング・スカイ」のデブラ・ウィンガー。共演は「ジャッカルの日」のエドワード・ハードウィック、「オルランド」のジョン・ウッド、「ジュラシック・パーク」でアッテンボローと共演した子役のジョセフ・マゼロほか。 -
フリー・ウィリー
制作年: 1993家族からむりやり引き離されたシャチと、母親に捨てられた少年。互いに孤独な境遇の両者が友情を深め、成長していく姿を美しい自然描写の中に描いた感動編。俳優でもあるキース・ウォーカーの原案を、彼とコーリー・ブレックマンが脚色、「ハーレーダビッドソン&マルボロマン」のサイモン・ウィンサーが監督して映画化。製作は「リーサル・ウェポン」シリーズのジェニー・ルー・トゥジェンドと「デーヴ」のローレン・シュラー・ドナー。エグゼクティヴ・プロデューサーは「天と地」のアーノン・ミルチャンと「ロストボーイ」のリチャード・ドナー。撮影はロビー・グリーンバーグ。音楽は「ロボコップ」のバジル・ポールドゥリスで、主題歌『ウィル・ビー・ユア・ゼア』をマイケル・ジャクソンが歌う。主演はオーイディションで4千人から選ばれたジェーソン・ジェームズ・リクター。共演は「レザボア・ドッグス」のマイケル・マドセンほか。90点 -
顔のない天使
制作年: 1993将来に不安を抱く少年と、過去の呪縛から逃れられない元教師の理解と友情を描いたヒューマン・ドラマ。「フォーエヴァー・ヤング 時を超えた告白」の俳優メル・ギブソンが友人のプロデューサー、ブルース・デイヴィと設立したアイコン・プロ第一回作品で、ギブソンが初監督と主演を兼ね、製作をデイヴィーが手がけている。イザベル・ホランドの小説を、本作が初の劇場映画のマルコム・マクラーリーが脚色。撮影は「パトリオット・ゲーム」のドナルド・マッカルバイン。音楽は「心の扉」のジェームズ・ホーナー。特殊メイクは「フック」のグレッグ・キャノンが担当。共演は本作で映画デビューの子役ニック・スタール、「メジャーリーグ」のマーガレット・ウィットン、「めぐり逢えたら」のギャビー・ホフマン、「デッドフォール」のジョフリー・ルイスら。90点 -
私に近い6人の他人
制作年: 1993ニューヨークのいわゆる上流階級を舞台に、現代社会の多面性、虚飾、そして偽善を痛烈なタッチで炙りだしてゆくコメディ・ドラマ。ブロードウェイで絶賛を浴びたヒット舞台劇の映画化。監督は「ミスター・ベースボール」「星に想いを」のフレッド・スケピシ。製作はスケピシと「JFK」のアーノン・ミルチャン。脚本は原作戯曲も執筆した現代アメリカを代表する劇作家の一人で、映画でも「アトランティック・シティ」でアカデミー賞を受賞したジョン・グエア。撮影はスケピシの全作を手掛けるイアン・ベイカー。美術は「アマデウス」でアカデミー賞を受賞した「ビリー・バスゲイト」のパトリシア・フォン・ブランデンスタインで、画商夫妻が主人公であるためミケランジェロ、カンディンスキー、セザンヌ、ドガなどの絵画やメイプルソープの写真などが多数登場。音楽は「激流」などの巨匠ジェリー・ゴールドスミス。編集はピーター・ホネス。主演は舞台版でも同じ役を演じた「アップルゲイツ」「スモーク」のストッカード・チャニング(本作でアカデミー主演女優賞ノミネート)と、「M★A★S★H(マッシュ)」「アウトブレイク」のドナルド・サザーランド。共演は「メイド・イン・アメリカ」などにも出演したラップ歌手のウィル・スミス、「スキャンダル」のイアン・マッケレン、「ショート・カッツ」のブルース・デイヴィソンと「エイジ・オブ・イノセンス 汚れなき情事」のメアリー・ベス・ハート、「彼と彼女の第2章」のリチャード・メイサー、「シザーハンズ」のアンソニー・マイケル・ホール。 -
かぼちゃ大王
制作年: 1993医師の苦悩と少女の成長を通して、病める時代の愛と希望を描いたヒューマン・ドラマ。抑制の効いた表現で心の動きを繊細に描いた演出、子供たちの自然な演技が感動的。監督・脚本は女優から監督に転じ、処女作「ミニョンにハートブレイク」(V)以来、国際的にも評価の高いイタリアの女性監督フランチェスカ・アルキブジ(ワンシーン出演も)。イタリアに実在した精神科医で、薬物投与をしない治療を提唱したマルコ・ロンバルト・ラディーチェのエッセイを読んで映画化を思い立ったという。製作はグイド・デ・ラウレンティス、レオ・ペスカローロ、フルヴィオ・ルチザーノ、モニーク・アノー。撮影はパオロ・カルネラ、音楽は監督の夫でジャズ・プレーヤーのバティッスタ・レーナと、ロベルト・ガットーの共同、美術はリヴィア・ボルゴニョーニ。出演は「グラン・ブルー」「可愛いだけじゃダメかしら」のセルジョ・カステリットー、132人の候補者から選ばれた美少女アレッシア・フガルディ、「髪結いの亭主」「ハモンハモン」のアンナ・ガリエナ、ピエル・パオロ・パゾリーニの一連の作品やベルナルド・ベルトリッチの「1900年」などで知られるベテラン女優ラウラ・ベッティほか。 -
新ポリス・ストーリー
制作年: 1993香港の不動産王誘拐事件を解決するため活躍する刑事の姿を描くシリアス・アクション。監督は「ガンメン-狼たちのバラッド-」の黄志強。製作は蔡瀾、エグゼクティブ・プロデューサーは何冠昌、脚本は秦天南と陳文強。撮影は、黄岳泰、潘恒生、林國華、劉偉強、陳廣鴻の共同。音楽は黄霑が担当。主演は「シティハンター」のジャッキー・チェン。他に「男たちの挽歌」の鄭則士、シンガポールでテレビドラマを中心に活躍していた新人・潘玲玲などが共演。60点 -
シティーハンター
制作年: 1993八五年から『週刊少年ジャンプ』に連載された北条司の人気漫画「シティハンター」を映画化した作品。“シティハンター”と呼ばれる男、冴羽りょう(サエバ・リョウ)の超人的な活躍を描く。監督は、「ゴッド・ギャンブラー」のバリー・ウォン。製作はレイモンド・チョウとレナード・ホウ。エグゼクティヴ・プロデューサーはチュア・ラム。撮影はジゴ・リー、トム・ラウ、ジゴ・マの共同。音楽はジェームズ・ウォン。アクション監督は「チャイニーズ・ゴースト・ストーリー」のチン・シウトンが担当。主演は「ポリス・ストーリー3」のジャッキー・チェン、「男はつらいよ 寅次郎の青春」の後藤久美子、「チャイニーズ・ゴースト・ストーリー3」のジョイ・ウォン。劇中の豪華客船のシーンは、実在の大型客船ふじ丸を使って撮影された。 -
ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ 天地大乱
制作年: 1992清朝末期の中国を舞台に、邪教集団と闘う武道家の姿を描く武術アクション。監督・製作は「ツイン・ドラゴン」のツイ・ハーク。エグゼクティヴ・プロデューサーは「ポリス・ストーリー3」のレイモンド・チョウ。脚本はハークとカーボン・チョン、チャン・ティンスンの共同。撮影はアーサー・ウォン、音楽はリチャード・ユエンとジョニー・ニョーが担当。主演は「阿羅漢」のリー・リンチェイ。他に「プロジェクトA2 史上最大の標的」のロサムンド・クァン、「西太后」ジャン・ティエリン、中国国営武術団出身のション・シンシンらが共演。90点 -
トライアル 審判
制作年: 19921912年のプラハを舞台に、不条理なできごとに翻弄されていく男の姿を描くサスペンス・ミステリー。監督は「ジャックナイフ」のデイヴィッド・ジョーンズ。製作はルイス・マークス。エクゼクティヴ・プロデューサーはコビ・イエーガーー、レニエロ・コンポステラ、マーク・シーヴァス。フランツ・カフカの小説「審判」をもとに、「待女の物語」のハロルド・ピンターが脚本を執筆。撮影は「ジャック・ルビー」のフィル・メヒュー。音楽は「レインボウ」のカール・デイヴィスが担当。主演は「ツイン・ピークス ローラ・パーマー最期の7日間」のカイル・マクラクラン。他に「ドラキュラ」のアンソニー・ホプキンス、「ストーリービル 秘められた街」のジェーソン・ロバーズ、「魅せられて四月」のポリー・ウォーカー、「数に溺れて」のジュリエット・スティーヴンソンらが出演。 -
林檎の木
制作年: 1992「ドイツ・青ざめた母」「エミリーの未来」と、ドイツ社会を女性の視点で見つめてきたヘルマ・サンダース・ブラームス監督が、旧東ドイツに住む一組の夫婦を通して、東西ドイツ統一に至ってもなお、新しい波にもまれ続ける人々の心情と生活を、深い痛みと未来への祈りを込めて描いた一編。脚本は、監督が東ドイツの国家プラント周辺に取材し、実在の人物たちをモデルにしたオリジナル。製作はアルフレッド・ウルマー、撮影はユルゲン・レンツ。音楽はマルク・ベアッコで、歌手・ギタリストとして名高いジョルジュ・ムスタキらが演奏に参加。主演は劇作家ブレヒトの血を引き、劇団“ドイツ劇場”で舞台を中心に活躍しているヨハンナ・シャル。共演は同じく“ドイツ劇場”所属のウド・クロシュヴァルト、監督の一人娘で、「ドイツ・青ざめた母」にも出演したアンナ・サンダースほか。 -
ポリス・ストーリー3
制作年: 1992巨大な犯罪組織と闘う“スーパー・コップ”チェン刑事の活躍を描くアクション・ドラマのシリーズ第3作。監督はスタンリー・トン、製作はウィリー・チャンとエドワード・タン、エグゼクティヴ・プロデューサーはレナード・ホウとジャッキー・チェン、脚本はエドワード・タンとフィレー・マーとリー・ウェイ・イー、撮影はラム・クォク・ワ、音楽はリー・チャンシンが担当。60点 -
カフス!
制作年: 1992サンフランシスコの民間警察パトロール・スペシャル(市警察が人手不足の解消のために管轄ごとの警察権を民間に売却、警察フランチャイズ権を保有している人々をいう)の署長となって、兄の仇を討とうとするお調子者のヒーローの活躍を描くアクション・ドラマ。監督は「スタンド・バイ・ミー」の脚本家で本作が監督デビューとなるブルース・A・エヴァンス、製作は「スタンド・バイ・ミー」の共同脚本家レイノルド・ギデオン、エグゼクティヴ・プロデューサーは「逃亡者(1990)」のディノ・デ・ラウレンティス、脚本もエヴァンズとギデオンの共同。撮影は「ベイビー・トーク」のトーマス・デル・ルース、音楽は「トップガン」のハロルド・フォルターメイヤーが担当。 -
クロオビ・キッズ
制作年: 1992習い覚えた武術・忍術と機知を駆使して、悪の忍者軍団と戦う少年3兄弟の冒険を描いたファミリー映画。好評につきシリーズ化され、『クロオビキッズ/日本参上!』(94)『同/夏休み決戦!』(94)が作られた(日本では共にビデオ発売のみ)。監督は本作のあと「クール・ランニング」でヒットを飛ばすジョン・タートルトーブ。ケニー・キムの原案を、エミー賞ノミネート経験を持つエドワード・エマニュエルが脚色。製作はマサ・チャン。撮影はA.C.S.シルバー賞を3度受賞しているリチャード・ミカラック、音楽は「F/X2 イリュージョンの逆転」「ワン・モア・タイム」のリック・マーヴィンが担当。主役の3人はいずれもマーシャルアーツ選手権大会に出場していた有段者たち。共演は「ラストエンペラー」「トレマーズ」のヴィクター・ウォン、「瀬戸内少年野球団」「カポネ大いに泣く」など日本映画に数多く出演しているランド・キングズレイほか。 -
恍惚(1992)
制作年: 19921920年代のアメリカ、シカゴを舞台に、同性愛者のカップルが少年を殺害したレオポルドとローブの事件の実話をもとにした犯罪ドラマ。監督・脚本・製作はビデオ・短編集映画作家出身で、エイズ教育や、フリーランス・ライターとしても活動するトム・ケイリンで、本作が長編デビュー作となる。共同製作は「ポイズン(1991)」のクリスティン・ヴァション、エグゼクティヴ・プロデューサーはローレン・ザラーズニックとジェームズ・シェイマス、共同脚本はヒルトン・アルス。撮影はドキュメンタリー出身のエレン・クルス。音楽はジェームズ・ベネットが担当。主演は舞台・TVCM出身のダニエル・シュラケット、オフ・ブロードウェイの舞台などで活動してきたクレイグ・チェスター。なお本作は16ミリで撮影され、35ミリにブローアップされて公開された。 -
サウス・セントラル
制作年: 1992劣悪化していく大都市の環境の中でギャングの手先になってしまった10歳の息子を元ギャングの父親が更生させようとする愛のドラマ。過酷な現代社会をリアルに描き、鋭く批判している。監督・脚本は本作が第一回監督作品になるスティーブ・アンダーソン。彼を発掘し映画化実現のために多大な貢献をしたのが「JFK」のオリヴァー・ストーンで、エグゼクティヴ・プロデューサーを務めている。製作はオリヴァー・ストーンのプロダクション・カンパニー副社長ジャネット・ヤンと「ヒドゥン」のウィリアム・B・ステイクリー。撮影は「セッション・マン」のチャーリー・リーバーマン、音楽は「キャプテンEO」のティム・トルーマン。主演は「恋のためらい フランキー&ジョニー」のグレン・プラマー、「パシフィック・ハイツ」のカール・ランブリー。 -
沈黙の戦艦
制作年: 1992テロリスト集団に占拠された戦艦を奪回するため、孤軍奮闘する男の姿を描く海洋サスペンスアクション。アラバマ州モービル湾に停泊し、現在は船の博物館となっているUSAアラバマ号を改造して撮影された。監督は「刑事ニコ 法の死角」のアンドリュー・デイヴィス。製作は「マンボ・キングス わが心のマリア」のアーノン・ミルチャン。エグゼクティヴ・プロデューサーはゲイリー・ゴールドスタインと脚本を兼ねる「ミストレス」のJ・F・ロートン。撮影は「刑事ジョー ママにお手上げ」のフランク・ティディー。音楽はゲイリー・チャンが担当。主演は「アウト・フォー・ジャスティス」のスティーヴン・セガール。ほかに「JFK」のトミー・リー・ジョーンズ、「ハートブルー」のゲイリー・ビジーらが共演。 -
ハートブレイク・タウン
制作年: 1992ハリウッド大通りを溜り場にするストリート・キッズたちの姿を描いたセミ・ドキュメンタリー・タッチの群像ドラマ。監督・脚本は「ドリーム・ドリーム」の28才の新鋭マーク・ロッコ。製作はポール・ハーツバーグ、エクゼクティブ・プロデューサーはロッコとリサ・M・ハンセン、共同脚本はマイケル・ヒッチコックとカート・ヴォス、撮影は「ガッチャ」のキング・バゴット、音楽はビル・フィージが担当。主演は「恋の時給は4ドル44セント」のダーモット・マルロニー、「ツイン・ピークス」のドナ役のララ・フリン・ボイル、「蠅の王」のバルタザール・ゲティ。80点 -
パブリック・アイ
制作年: 19921942年のニューヨークを舞台に、マフィアの抗争に巻き込まれていくフリー・カメラマンの姿を描くフィルム・ノワール。監督・脚本は「誰かに見られてる」の脚本家ハワード・フランクリン、製作は「ラジオ・フライヤー」のスー・バーデン・パウエル、エグゼクディブ・プロデューサーは「トレスパス」のロバート・ゼメキス、撮影は「裸のランチ」のピーター・サシツキー、音楽は「ボディ・ターゲット」のマーク・アイシャムが担当。主演は「いとこのビニー」のジョー・ペシ、「ディフェンスレス 密会」バーバラ・ハーシー。他に「ラスト・オブ・モヒカン」のジャレッド・ハリス、「ビリー・バスゲイト」のスタンリー・タチが共演。 -
フォートレス 未来要塞からの脱出
制作年: 1992近未来のアメリカを舞台に、一組の若い夫婦が人類の存亡をけてハイテク監獄フォートレスからの脱出を謀るSFアクション。監督は「ペンデュラム 悪魔の振子」のスチュアート・ゴードン。製作は「シュワルツェネッガー プレデター」のジョン・デイヴィスとジョン・フロック。エグゼクティヴ・プロデューサーはグラハム・バークとグレッグ・クート。脚本はスティーヴン・フェインバーグ、トロイ・ネイバーズ、デイヴィッド・ヴェナブルと劇作家としても有名なテリー・カーティス・フォックス。撮影は「ハーレーダビッドソン&マルボロマン」のデイヴィッド・エグビー。音楽はフレデリック・タルゴーン。主演は「美しき獲物」のクリストファー・ランバート、「いまを生きる」のカートウッド・スミス、「ファイスファックス トラベル手帳で大逆転」(V)のローリン・ロックリン、「ソイレント・グリーン」のリンカーン・キルパトリック。 -
ロレンツォのオイル 命の詩
制作年: 1992副腎白質ジストロフィー(ALD)という不治の病に冒された息子を救うため、奮闘する両親の姿を描く実話をもとにした人間ドラマ。監督・製作・脚本は「イーストウィックの魔女たち」のジョージ・ミラー。共同製作は「君といた丘」のダグ・ミッチェル。エグゼクティヴ・プロデューサーはアーノルド・バーク。共同脚本は、オーストラリアで俳優・作家・劇作家として活躍するニック・エンライト。撮影はジョン・シールが担当。主演は「サウス・キャロライナ 愛と追憶の彼方」のニック・ノルティ、「テルマ&ルイーズ」のスーザン・サランドン、「死海殺人事件」のピーター・ユスチノフ。90点 -
二十日鼠と人間(1992)
制作年: 1992アメリカの代表的作家ジョン・スタインベックの同名小説を基に、1930年代の経済不況の時代に、社会の底辺に生きる2人の男の姿を描く人間ドラマ。監督・製作は「マイルズ・フロム・ホーム」のゲイリー・シニーズ、共同製作はラス・スミス、エグゼクティヴ・プロデューサーはアラン・C・ブロンクィスト、脚本は「バウンティフルへの旅」のホートン・フート、撮影はケネス・マクミラン、音楽は「ハートブルー」のマーク・アイシャムが担当。 -
ハウスシッター 結婚願望
制作年: 1992家主の妻と嘘をついて勝手に空家に住み込んだ女と、家主の男が巻き起こす恋の騒動を描いたコメディ。監督は「ペテン師とサギ師 だまされてリビエラ」のフランク・オズ、製作は「遥かなる大地へ」のブライアン・グレイザー、エグゼティヴ・プロデューサーは「ウイズダム 夢のかけら」のバーニー・ウィリアムズ、原案はマーク・ステインとブライアン・グレイザー、脚本はマーク・ステイン、撮影は「マグノリアの花たち」のジョン・A・アロンゾ、音楽はマイルス・グッドマンが担当。70点 -
羊たちの沈黙
制作年: 1991FBIアカデミーの若き女性訓練生が、精神病院に監禁中の天才精神科医の遠隔捜査を受け、連続誘拐殺人事件の解明に挑むという、複眼的視点をもつサイコ・スリラー。トーマス・ハリスのベストセラー小説の映画化で、製作はエドワード・サクソン他、監督は「マイアミ・ブルース」のジョナサン・デミ、脚本はテッド・タリー、撮影はタク・フジモト、音楽はハワード・ショアが担当。出演はジョディ・フォスター、アンソニー・ホプキンスほか。80点 -
裸の銃を持つ男 PART2 1/2
制作年: 1991やることなすこと全て大ボケ型破りのフランク・ドレビン警部補の、警部へ昇進してもなおも変わらぬ大騒動を描く人気コメディ映画のシリーズ第2弾。デイヴィッドとジェリーのザッカー兄弟と、ジム・エイブラハムスの3人合わせてZAZなるパロディ・コメディのクリエイティヴ集団による作品でもあり、「カサブランカ」や「ゴースト ニューヨークの幻」などのパロディを全編に満載している。監督・脚本は「殺したい女」のデイヴィッド・ザッカー、製作はロバート・K・ウェイス、エグゼクティヴ・プロデューサーは「ホット・ショット」の監督ジム・エイブラハムズ、「ゴーストニューヨークの幻」の監督ジェリー・ザッカーとギル・ネッター、共同脚本は「ホット・ショット」のパット・プロフト、撮影はロバート・スティーヴンス、音楽は「ブルース・ブラザース」のアイラ・ニューボーンが担当。80点 -
チャイニーズ・ゴースト・ストーリー3
制作年: 1991邪悪な妖魔と僧侶との戦いをSFXを駆使して描くファンタジー・ホラーのシリーズ第3弾。監督と製作には前2作と同様に程小東と徐克があたり、脚本は徐克と司徒慧、撮影は劉滿棠、音楽は載楽民と黄霑、SFXは徐克が主宰するシネフェックス・ワークショップが担当。90点 -
ハイランダー2 甦る戦士
制作年: 1991不老不死の超人たちの戦いを描くSFアクション「ハイランダー 悪魔の戦士」の続篇。_ハイランダー_とは、「高地人」の意味で「スコッランド人」の意もある。監督は前作も担当した「リコシェ」のラッセル・マルケイ。製作はピーター・S・デイヴィスとウィリアム・パンツァー、エグゼクティヴ・プロデューサーはガイ・コリンズとマリオ・ソテラ、脚本はピーター・ベルウッド、撮影はフィル・メヒュー、音楽はスチュワート・コープランドが担当。50点 -
愛と死の間で(1991)
制作年: 1991殺人者と被害者として愛を成就できずにともに死んだ夫婦が、40年後に転生し自らの死の謎を解くスリラー。近年ヒッチコックタッチの映画は量産されているが、本作はそれのみならずヒッチ独特のガジェットまで大胆に取り入れた奇妙な味の一編。監督・主演に「ヘンリー五世」でオリビエの再来と評されたケネス・ブラナー。美術のティム・ハービー、音楽のパトリック・ドイル、衣裳のフィル・ダルトンも同作品のスタッフである。製作はリンゼイ・ドランとチャールズ・H・マグワイアー、エグゼクティヴ・プロデューサーは「ハバナ」の監督シドニー・ポラック、脚本は弱冠30歳のスコット・フランク、撮影はマシュー・F・レオネッティが担当。特別主演としてロビン・ウィリアムズとキャンベル・スコットが顔を出す。80点 -
JFK
制作年: 1991アメリカ現代史上の一大事件で今なお謎の残るジョン・F・ケネディ大統領暗殺事件を、新たな調査資料をもとに検証したドラマ。事件を担当した検事ジム・ギャリソンの著作を土台に、「ドアーズ」のオリヴァー・ストーンが監督・脚本・製作を務め、エグゼクティヴ・プロディーサーはアーノン・ミルチャン、共同製作はA・キットマン・ホー、共同脚本はザカリー・スクラー、撮影はロバート・リチャードソン、音楽はジョン・ウィリアムス(2)が担当。91年度アカデミー賞では撮影賞、編集賞を受賞。70点 -
ニューヨークのいたずら
制作年: 1991ニューヨークのオンボロ・アパートを舞台に、悪徳家主が住人たちとの交流の中で真の人間性に目覚めていく姿を描いたハートフル・コメディ。監督は「K-9 友情に輝く星」のロッド・ダニエル、製作は「ロケッティア」のチャールズ・ゴードン、脚本はサム・サイモン、撮影は「ペイルライダー」のブルース・サーティース、音楽はマイルス・グッドマンが担当。 -
イヤー・オブ・ザ・ガン
制作年: 1991暗殺事件を扱った架空の小説が現実のものとなり、その背後に潜む罠と若きジャーナリストの姿を追う、マイケル・ミューショー原作の映画化。製作はエドワード・R・プレスマン、監督は「対決(1989)」のジョン・フランケンハイマー、脚本はデイヴィッド・アンブローズとジェイ・プレッソン・アレン、撮影はブラスコ・ジェラートが担当。出演はアンドリュー・マッカーシー、シャロン・ストーンほか。 -
シティ・スリッカーズ
制作年: 1991ニューヨークに住む3人の中年男チームが、コロラド州でカウボーイ体験ツアーを通して新しい自分を発見していく過程を描く人間ドラマ。監督は「トレマーズ」のロン・アンダーウッドで、これが第2作。製作は「敵、ある愛の物語」のアービー・スミス、エグゼクティヴ・プロデューサーは主演も兼ねるビリー・クリスタル、脚本は「バックマン家の人々」のコンビ、ローウェル・ガンツとババルー・マンデル、撮影は「ダンス・ウィズ・ウルブズ」のディーン・セムラー、音楽は「ミザリー」のマーク・シャイマンが担当。なお、老カウボーイを演じるジャック・パランスが、本年度アカデミー助演男優賞を受賞。 -
スポンティニアス・コンバッション 人体自然発火
制作年: 1990核実験の結果、ある日突然自らの体が燃え上がるという超常現象に見舞われる主人公の姿を描くSF作。製作はジム・ロジャース、監督・原案は「スペースインベーダー」のトビー・フーパー、脚本はフーパーとハワード・ゴールドバーグの共同、撮影はレヴィ・アイザックス、音楽をグレアム・レヴェルが担当。出演はブラッド・ダリフ、シンシア・ベインほか。 -
ジェイコブス・ラダー(1990)
制作年: 1990夢と現実との区別がつかなくなって悪夢の中を彷徨う男の恐怖の体験を描くサイコ・スリラー。エグゼクティヴ・プロデューサーはマリオ・カサールとアンドリュー・ヴァイナ、製作はアラン・マーシャル、監督は「危険な情事」のエイドリアン・ライン、脚本は「ゴースト ニューヨークの幻」のブルース・ジョエル・ルービン、撮影はジェフリー・キンボール、音楽はモーリス・ジャールが担当。出演はティム・ロビンス、エリザベス・ペーニャほか。92点 -
ダイアン・レイン 愛と青春の鼓動
制作年: 1990医学校3年の5人が織りなす愛と葛藤の青春映画。監督はマリサ・シルヴァー、製作はローリー・パールマンとキャスリーン・サマーズ、脚本はラリー・ケトロンとジェブ・スチュワート、原案はラリー・ケトロン、撮影はジョン・リンドレイ、音楽はマイルス・グッドマン、編集はロバート・ブラウンとダンフォード・B・グリーン、美術はトッド・ハロウェル、衣装デザインはデボラ・エヴァートンがそれぞれ担当。なお、この作品は「フォード・フェアレーンの冒険」(90)の地方併映作品として公開されたが、同作の記録的不入りのために一緒に打ち切られてしまった不幸な作品。 -
クラス・オブ・1999
制作年: 1990近未来、無法地帯と化した学園を舞台にアンドロイド教師と生徒の抗争を描くアクションドラマ。製作・監督は「私立ガードマン 全員無責任」のマーク・L・レスター、脚本はC・カートニー・ジョイナー、ミッキー・エヴァンスの共同、撮影はマーク・アーウィンが担当。出演はブラッドレイ・グレッグほか。 -
カナディアン・エクスプレス
制作年: 1990殺人事件の女性目撃者と検事が、追手の殺し屋と出口のない特急列車内で繰り広げるサスペンス。エグゼクティヴ・プロデューサーはマリオ・カサールとアンドリュー・ヴァイナ、製作はジョナサン・A・ジンバート、「プレシディオの男たち」のピーター・ハイアムズが監督・脚本・撮影を兼ね、音楽はブルース・ブロートンが担当。出演はジーン・ハックマン、アン・アーチャーほか。 -
ネバーエンディング・ストーリー 第2章
制作年: 1990ミハエル・エンデの原作を基にした、不思議な古本の中の世界に入り込んだ少年の冒険を描くファンタジーの続篇。エグゼクティヴ・プロデューサーはティム・ハンプトン、製作は前作に続きディーター・ガイスラー、監督は「クリスマス・ビジター」のジョージ・ミラー(「マッドマックス」の監督とは同名の別人)、脚本はカリン・ハワード、撮影はデイヴ・コンネル、音楽はロバート・フォークが担当。出演はジョナサン・ブランディス、アレクサンドラ・ジョーンズほか。60点 -
ブルー・スチール(1990)
制作年: 1990ニューヨークを舞台に、殺人鬼の恐怖に立ち向かう新米警官の姿を描くサスペンス映画。エグゼクティヴ・プロデューサーはローレンス・カサノフ、製作はエドワード・R・プレスマンとオリヴァー・ストーン、監督・脚本は「ニア・ダーク 月夜の出来事」のキャスリン・ビグロー、共同脚本はエリック・レッド、撮影はアミール・モクリ、音楽はブラッド・フィーデルが担当。出演はジェイミー・リー・カーティス、ロン・シルヴァーほか。70点 -
ロシア・ハウス
制作年: 1990世界の防衛体制を揺るがす極秘情報を巡り東西の思惑が渦巻く中、国境を越えた男女の愛が芽生える。ジョン・ル・カレの原作を「アイスマン」「愛しのロクサーヌ」のフレツド・スケピシがポール・マスランスキーと共同で製作を兼ねて監督、脚本はトム・ストッパード、撮影はイアン・ベイカー、音楽はジェリー・ゴールドスミスが担当。出演はショーン・コネリー、ミシェル・ファイファーほか。 -
リベンジ(1990)
制作年: 1990メキシコの権力者の妻と恋におちた男のうける過酷な試練とその復讐を描くハード・ボイルド。エグゼクティヴ・プロデューサーは主演のケヴィン・コスナー、製作はハント・ローリーとスタンリー・ルービン、監督は「ビバリーヒルズ・コップ2」のトニー・スコット。ジム・ハリソンの原作を基に、脚本はハリソンとジェフリー・フィスキンの共同、撮影はジェフリー・キンボール、音楽はジャック・ニッチェが担当。主演はほかにアンソニー・クイン、マデリーン・ストウなど。 -
鯨の中のジョナ
制作年: 199078年にオランダで出版されて以来、世界16カ国で翻訳されているヨナ・オバースキーの小説『チャイルドフッド』(邦訳・キネマ旬報社)を原作に、ホロコースト下、ナチス強制収容所を舞台に、苛酷な現実の中で生き抜いた少年ジョナの成長を描いたドラマ。監督は「コップキラー」のロベルト・ファエンツァ、音楽は「明日を夢見て」の巨匠エンニオ・モリコーネ、撮影は「ハンガリアン狂詩曲」のケンデ・ヤーノシェ。出演は、タイトルロールのジョナに、4歳時にはルーク・ペーターソン、7歳時にはジョネー・デル・ヴェッチオが、ジョナの父マックスには「とまどい」のジャン=ユーグ・アングラードがそれぞれ扮している。 -
チャイニーズ・ゴースト・ストーリー2
制作年: 1990かつて恋した美しい幽霊と瓜二つの美女と共に悪霊を倒す青年道士の戦いを描くSFXファンタジーシリーズ第二作。製作はツイ・ハーク、監督は前作に引き続きチン・シュウ・タン、脚本はルン・ユー・ミン、ラム・ケイ・タオ、ロー・タイ・モ、撮影はアーサー・ウォンが担当。出演はレスリー・チョン、ジョイ・ウォンほか。90点 -
アーティフィシャル・パラダイス
制作年: 1990「メトロポリス」などで知られる表現主義映画の巨匠、フリッツ・ラングがその「人工楽園」的な美の世界に目覚めるきっかけとなった青春時代をフィクショナルに構成した作品。エグゼクティヴ・プロデューサーはバヴレ・コゴイ、製作はヨシプ・コシュタ、監督は「Rdeci Boogie」('80・未)のカルポ・ゴディナ、脚本はブランコ・ヴチェチェヴィチ、撮影はトミスラフ・ピンター、音楽をプレドラグ・ヴラネシェヴィチとムラデン・ヴラネシェヴィチが担当。出演はユルゲン・マーク、ヴラド・ノヴァクほか。 -
森の中の淑女たち
制作年: 1990異なる人生を歩んできた七人の老婦人とバスの女性運転手が、森の中の廃屋で共同生活を送る姿を描く人間ドラマ。監督はドキュメンタリー出身のシンシア・スコットで、本作が長編デビュー作。製作はデイヴィッド・ウィルソン。エグゼクティヴ・プロデューサーはコリン・ニール、リナ・フラティセッリ、ピーター・カタドティス。脚本はスコット監督の長年の協力者で本作の監督補佐もつとめ、この作品が遺作となったグロリア・デマーズと、デイヴィッド・ウィルソン、サリー・ボッシュナーの共同。撮影はデイヴィッド・デ・ヴォルピ。音楽はマリー・バーナードが担当。出演者は、歌手であるミシェル・スウィーニーのほかは皆演技経験のない人々で、大まかな設定だけを決めたドキュメンタリー的な手法で製作された。一九九〇年度マンハイム国際映画祭グランプリ受賞。 -
風の惑星 スリップストリーム
制作年: 1989環境汚染で荒廃とした地球を背景に、シェリフとバウンティ・ハンターの戦いを描く。エグゼキュティヴ・プロデューサーはナイジェル・グリーンとウィリアム・ブロンスタイン、アーサー・アスランスキー、製作はゲイリー・カーツ、監督・脚本は「トロン」のスティーヴン・リズバーガー、共同脚本はチャールズ・ポーグとトニー・ケイドン、撮影はフランク・タイディ、音楽はエルマー・バーンスタイン、特殊視覚効果は「エイリアン2」のブライアン・ジョンソンが担当。出演はマーク・ハミル、ポブ・ペックほか。 -
狼 男たちの挽歌・最終章
制作年: 1989ひとりの女性を傷つけたことで、本来の人間性に目覚めてゆくある殺し屋の姿を描いた香港ノワール。製作はツイ・ハーク、監督・脚本は「男たちの挽歌II」のジョン・ウー、撮影はウォン・ウィン・ハンとピーター・パオ、音楽はローウェル・ローが担当。出演はチョウ・ユンファ、ダニー・リーほか。80点 -
三国志 第一部 大いなる飛翔
制作年: 1989中国史上最も名高い史書「三国志」の世界を実在の英雄たちの姿を借りて描く歴史スペクタクル。製作は胡其明、曲速模、総監督・脚本は楊吉友、監督はフー・ピン、史和平、潘興の共同、出演は王文有、李雨森、ワン・インほか。日本版字幕は進藤光太、ナレーターは中西龍。ビデオタイトル「三国志」。DVDタイトル「三国志 武将列伝」。 -
男たちの挽歌III アゲイン/明日への誓い
制作年: 1989ベトナム戦争末期のサイゴンを舞台に、運命の糸に繰られる三人の男女の愛と死を描く、「男たちの挽歌」シリーズ完結篇。製作・監督は「上海ブルース」のツイ・ハーク、脚本はタイ・フーホー、ルン・ユー・ミン、撮影はウォン・ウィン・ハン、音楽はローウェル・ローが担当。出演はチョウ・ユンファ、アニタ・ムイほか。80点 -
グレート・ボールズ・オブ・ファイヤー
制作年: 198950年代、若者たちに熱狂的に迎えられたロックスター、ジェリー・リー・ルイスの青春時代を描く音楽ドラマ。エグゼクティヴ・プロデューサーはマイケル・グレイスとマーク・ヴィクター、製作はアダム・フィールズ、監督は「ブレスレス」のジム・マクブライド。マイラ・ルイスとミューレイ・シルヴァーの原作を基に、脚本・音楽はジャック・バランとマクブライドの共同、撮影はアフォンソ・ビートが担当。出演はデニス・クエイドほか。 -
サルート・オブ・ザ・ジャガー
制作年: 1989近未来を舞台に、格闘技に命を賭ける男の姿を描くアクション・ドラマ。製作はチャールズ・ロヴェン、監督・脚本はデイヴィッド・ピープルズ、撮影はデヴィッド・エグビィ、音楽はトッド・ボークルヘイドが担当。出演はルトガー・ハウアー、ジョアン・チェンほか。 -
悪魔のいけにえ3 レザーフェイス逆襲
制作年: 1989ホラー映画「悪魔のいけにえ」のシリーズ第3弾。テキサスに潜む人肉嗜好一家が残虐な殺人を引き起こす。監督はジェフ・バー。製作はロバート・インジェルマン。脚本はデイヴィッド・J・スコウ。キャラクター創造は「悪魔のいけにえ」「悪魔のいけにえ2」を監督したトビー・フーパー。撮影はジェームズ・L・カーター。音楽はジム・マンジー、パット・レーガン。編集はブレント・ショーンフェルド。美術はミック・ストローン。特殊メイクはロバート・カーツマン、グレッグ・ニコテロ、ハワード・バーガー。出演はケン・フォー、ケイト・ホッジ。 -
キャノンボール 新しき挑戦者たち
制作年: 1989アメリカ大陸横断レースに参加するスピード狂たちの騒動を描くアクション映画。製作はミュレイ・ショスタク、監督は、「ポリス・アカデミー4 市民パトロール」のジム・ドレイク、脚本はマイケル・ショート、撮影はフランソワ・プロタットとロバート・サッド、音楽はデヴィッド・ウィートリーが担当。出演はジョン・キャンディ、ドナ・ディクソンほか。 -
ブルックリン最終出口
制作年: 1989ニューヨークのブルックリンを舞台に、セックスと喧噪、孤独の人間ドラマを描くヒューバート・セルビー・ジュニアの同名小説の映画化作品。製作はベルント・アイヒンガー、監督は「クリスチーネ・F」のウリ・エデル、脚本はデズモンド・ナカノ、撮影はシュテファン・チャプスキー、音楽はマーク・ノップラーが担当。出演はジェニファー・ジェイソン・リー、スティーブン・ラングほか。日本版字幕は進藤光太。カラー、ビスタサイズ。ドルビーステレオ。1989年作品。 -
ロックアップ(1989)
制作年: 1989冷酷な刑務所長に立ち向かうある囚人の戦いを描く。エグゼクティヴ・プロデューサーはマイケル・クニュー、製作はローレンス・ゴードンとチャールズ・ゴードン、監督は「摩天楼ブルース」のジョン・フリン、脚本はリチャード・スミスとジェブ・スチュワート、ヘンリー・ローゼンバウムの共同、撮影はドナルド・ソーリン、音楽はビル・コンティが担当。出演はシルヴェスター・スタローン、ドナルド・サザーランドほか。 -
リトル・マーメイド(1989)
制作年: 1989アンデルセンの名作童話に材を得た、ウォルト・ディズニー・スタジオ28本目の長編アニメーション映画。監督・脚本は「オリビアちゃんの大冒険」のロン・クレメンツとジョン・マスカーが共同で担当。作曲は「リトル・ショップ・オブ・ホラーズ」のアラン・メンケン。作詞はプロデューサーも務めたハワード・アシュマン。両者が作り上げた7曲の歌のうち「アンダー・ザ・シー」が90年度アカデミー賞主題歌賞受賞。また同年同賞のオリジナル・スコア賞も本作が受賞している。声の出演は、ジョディ・ベンソン、サム・ライト、パット・キャロルほか。18点 -
ヘザース ベロニカの熱い日
制作年: 19891人の少女が反逆的な転校生との出会いから、学園を牛耳る3人の女性リーダーに復讐を開始してゆく姿をシニカルに描く青春ドラマ。エグゼクティヴ・プロデューサーはクリストファー・ウェブスター、製作はデニーズ・ディ・ノヴィ、監督は本作がデビューのマイケル・レーマン、脚本はダニエル・ウォーターズ、撮影はフランシス・ケニーが担当。出演はウィノナ・ライダーほか。70点 -
リバイアサン(1989)
制作年: 1989謎の怪物によって襲われる深海基地に従事する研究員たちの恐怖を描く。エグゼクティヴ・プロデューサーはローレンス&チャールズ・ゴードン、製作はルイジー&オーレリオ・デ・ラウレンティス、監督は「コブラ」のジョージ・P・コスマトス、脚本はデイヴィッド・ピープルスとジェブ・スチュアートの共同、撮影はアレックス・トムソン、音楽はジェリー・ゴールドスミスが担当。出演はピーター・ウエラー、リチャード・クレンナほか。 -
レッド・スコルピオン
制作年: 1988アフリカ南部の共産主義国家に潜入したソ連の特殊部隊兵士の活躍を描くアクション映画。エグゼクティヴ・プロデューサーはロバート・アブラモフとダニエル・スカラー、ポール・エリックソン、製作はジャック・アブラモフ、監督は「地獄のコマンド」のジョセフ・ジトー、アブラモフ兄弟とアーン・オールセンの原案を基にオールセンが脚本、撮影はジョアオ・フェルナンデス、音楽はジェイ・チャタウェイが担当。出演は「ロッキー4 炎の友情」のドルフ・ラングレン、M・エメット・ウォルシュほか。 -
ランボー3 怒りのアフガン
制作年: 1988アフガニスタンのソビエト軍最強師団に捕えられた友人を助けるために戦う男ランボーを描く、シリーズ第3作。製作総指揮はマリオ・カサールとアンドリュー・ヴァイナ、製作はバズ・フェイシャンズ。監督はピーター・マクドナルド。原案・脚本・主演は「オーバー・ザ・トップ」のシルヴェスター・スタローン。原作はデイヴィッド・マレル、共同脚本はシェルドン・レティック、撮影は「フェーム」のジョン・スタニアー、プロダクション・デザイナーはビル・ケニー、音楽は「インナー・スペース」のジェリー・ゴールドスミス、衣装はリチャード・ラモット、SFXはトーマス・フィッシャー、スタント・コーディネイターはヴィク・アームストロングが担当。出演はほかに「ランボー 怒りの脱出」のリチャード・クレンナ、「太陽の帝国」のマーク・ド・ジョング、「ロボコップ」のカートウッド・スミスなど。2024年10月25日より4Kレストア版が劇場上映(配給:ファインフィルムズ)。20点 -
サラーム・ボンベイ!
制作年: 1988インドのボンベイを舞台に、ストリート・チルドレンたちの苛酷な生活と、たくましい生命力を描くドラマ。製作・監督は「インディア・キャバレー」のミーラー・ナイール。ナイールとスーニー・ターラープルワーラーの原案を基に、脚本はターラープルワーラー、撮影はサンディ・シッセル、音楽はL・スブラマニアムが担当。出演はシャフィーク・サイード、ナーナー・パーテーカルほか。88年カンヌ映画祭新人監督賞受賞。 -
クロコダイル・ダンディー2
制作年: 1988オーストラリアの奥地から大都会ニューヨークへやって来たミック・ダンディーの活躍を描くシリーズ二作目。製作・監督はジョン・コーネル、共同製作はジェーン・スコット、脚本・主演は「クロコダイル・ダンディー」のポール・ホーガン、共同脚本はブレット・ホーガン、撮影、音楽はそれぞれ「クロコダイル・ダンディー」のラッセル・ボイドとピーター・ベストが担当。出演はほかに「クロコダイル・ダンディー」のリンダ・コズラウスキー、ジョン・マイロンほか。90点 -
九龍の眼
制作年: 1988悪質な爆弾犯人たちを追いつめる香港警察の刑事チェンの活躍を描くアクション。「ポリス・ストーリー 香港国際警察」の続篇で、監督・主演・原案・スタント監修は「サイクロンZ」のジャッキー・チェン(成龍)、製作総指揮はレイモンド・チョウ(鄒文懐)とレナード・ホウ(何冠昌)、製作はエドワード・タン、脚本はエドワード・タンとジャッキー・チェン、撮影はチョウ・イウゾウ(張耀祖)とリー・ヤウトン(李有棠)、音楽はマイケル・ライ(黎小田)が担当。出演はほかに「ポリス・ストーリー 香港国際警察」のマギー・チャン(張曼玉)、「プロジェクトA2 史上最大の標的」のタン・ピョウ(董驃)、「サイクロンZ」のクリスタル・コオ(郭錦恩)など。ビデオタイトル「ポリス・ストーリー2 九龍の眼」。 -
サイクロンZ
制作年: 1988女好きの弁護士が悪の組織を仲間と共に壊滅させるアクション・コメディ。エグゼキュティヴ・プロデューサーはレイモンド・チョウ(鄒文懐)とレナード・ホウ(何冠昌)、企画・製作はジャッキー・チェン(成龍)とユン・ケイ(元奎)、監督は「七福星」のサモ・ハン・キンポー(洪金寶)、脚本はシートゥ・チャホン(司従卓漢)、撮影はリョウ・ジイメン(梁志明)とチョウ・イウゾウ(張燿祖)、音楽はジェームズ・ウォン(黄霑)が担当。出演はジャッキー・チェン、サモ・ハン・キンポー、ユン・ピョウ(元彪)、ディニー・イップ(葉徳嫻)、ポーリン・ヤン(楊寶玲)、クリスタル・コオ(郭錦恩)、ユン・ワー(元華)、ベニー・ユキーデなど。80点 -
タッカー
制作年: 198840年代のアメリカ自動車産業界に、たった1人で挑んだ男プレストン・タッカーの苦闘を描く。エグゼクティヴ・プロデューサーは「ウィロー」のジョージ・ルーカス、製作はフレッド・ルースとフレッド・フックス、監督は「友よ、風に抱かれて」のフランシス・フォード・コッポラ、脚本はアーノルド・シュルマン、デイヴィッド・セイドラー、撮影は「ラストエンペラー」のヴィットリオ・ストラーロ、音楽はジョー・ジャクソンが担当。出演は「消えたセクシー・ショット」のジェフ・ブリッジス、ジョアン・アレン、「薔薇の名前」のマーティン・ランドーほか。2019年12月、4Kデジタルリマスター版が公開。(配給:是空)70点 -
危険な関係(1988)
制作年: 1988ピエール・コデルロス・ド・ラクロの同名小説を基に、18世紀フランス貴族社会の頽廃的な愛と性のゲームを描く。製作はノーマ・ヘイマンとハンク・ムーンジーン、監督は「ブリック・アップ」のスティーブン・フリアーズ、脚本・原作・戯曲はクリストファー・ハンプトン、撮影はフィリップ・ルースロ、音楽はジョージ・フェントンが担当。出演はグレン・クロース、ジョン・マルコヴィッチほか。89年アカデミー賞脚色賞、美術賞、衣裳デザイン賞受賞。