- キネマ旬報WEB トップ
- 役所広司
役所広司の関連作品 / Related Work
1-94件表示/全94件
-
八犬伝(2024)
制作年: 2024江戸時代の伝奇小説『南総里見八犬伝』をめぐり、作者・滝沢馬琴の逸話と『八犬伝』の内容とを織り交ぜて描いた山田風太郎の小説を映画化。馬琴による奇想天外な物語は多くの人を魅了し異例の長期連載となるが、息子の病や自身の失明など困難に見舞われ……。滝沢馬琴を役所広司、葛飾北斎を内野聖陽、八犬士の運命を握る伏姫を土屋太鳳、馬琴の息子・宗伯を磯村勇斗、宗伯の妻・お路を黒木華が演じる。実写「鋼の錬金術師」シリーズや「ピンポン」を手がけてきた曽利文彦監督が、滝沢馬琴の情熱や家族との絆を描く“実”パートと、VFXを駆使し八犬士たちの数奇な運命を描く『八犬伝』の“虚”パートの2つの世界を融合させる。60点 -
雪の花 ―ともに在りて―
制作年: 2024江戸末期に疱瘡(天然痘)と闘った医師・笠原良策の実話を基にした吉村昭の小説『雪の花』を、「雨あがる」「峠 最後のサムライ」の小泉堯史監督が映画化した時代劇。疱瘡が猛威を振るうなか、異国では種痘(予防接種)が行われていることを知った良策は、人々の命を救うために困難に立ち向かう。「居眠り磐音」で共演した松坂桃李と芳根京子が主人公の良策と妻の千穂を、蘭方医・日野鼎哉を「峠 最後のサムライ」の役所広司が演じる。2024年第37回東京国際映画祭ガラセレクション出品作品。 -
映画『窓ぎわのトットちゃん』
制作年: 20231981年に発売され、今なお世界中で愛される黒柳徹子の幼少期を綴った自伝的小説『窓ぎわのトットちゃん』をアニメ化。落ち着きがないことを理由に、小学校を退学になってしまったトットちゃんは、子どもの自主性を重んじる学校・トモエ学園に通い始めるのだが……。トットちゃんの声を担当するのは、オーディションを勝ち抜き抜擢された7歳の大野りりあな。共演は「罪の声」の小栗旬、「オケ老人!」の杏、「君たちはどう生きるか」の滝沢カレン、「すばらしき世界」の役所広司。監督は「映画ドラえもん」シリーズの八鍬新之介。 -
PERFECT DAYS
制作年: 2023「パリ、テキサス」「ベルリン・天使の詩」で知られ、小津安二郎を敬愛してやまないドイツの巨匠ヴィム・ヴェンダースが、役所広司を主演に東京で撮影した日本映画。公衆トイレの清掃員、平山の静かな日常を追いながら、人生の豊かさ、切なさ、愛おしさをエモーショナルに描き出す。2023年・第76回カンヌ国際映画祭コンペティション部門にてワールドプレミアされ、役所広司が男優賞を受賞。脚本はヴィム・ヴェンダースと、プロデュースも兼ねる高崎卓馬。共演は同僚のタカシに柄本時生、アヤにアオイヤマダのほか、新人の中野有紗、田中泯、麻生祐未、石川さゆり、三浦友和などのベテラン勢が集結。2023年・第36回東京国際映画祭オープニング作品にして、同年10月24日~30日に都内特別先行上映。映画企画の発端となった「THE TOKYO TOILET」プロジェクトと渋谷区内17カ所の公共トイレの意匠が世界的に注目された。60点 -
アクターズ・ショート・フィルム2
制作年: 2022開局30周年を迎えたWOWOWが、俳優たちと立ち上げたショート・フィルム・プロジェクトの第2弾。人気俳優の青柳翔、玉城ティナ、千葉雄大、永山瑛太、前田敦子の5人が、自身も出演した上、原作なしのオリジナル脚本で各々25分以内の短編を監督した。出演は「ソワレ」の村上虹郎、「TOKYO TELEPATH 2020」の琉花、「MOTHER マザー」の奥平大兼、「ちょっと思い出しただけ」の伊藤沙莉、「すばらしき世界」の役所広司、「チチを撮りに」の柳英里紗、「妖怪大戦争 ガーディアンズ」の三浦貴大。 -
ファミリア
制作年: 2022山里に暮らす陶器職人の父と海外で活躍する息子、そして隣町の団地に住む在日ブラジル人青年の3人を中心に、国籍や育った環境、言葉の違い、血のつながりを超えて、強い絆で“家族”を作ろうとする人々を描いた人間ドラマ。現在、280万人の外国人が暮らす日本で、実際に起きた事件などをヒントにした、いながききよたかのオリジナル脚本を映画化した。主人公・神谷誠治に役所広司、息子の神谷学を吉沢亮、在日ブラジル人青年マルコスと彼の恋人エリカを、共にオーディションで選ばれた在日ブラジル人のサガエルカスとワケドファジレ。さらにマルコスらを執拗に追いかける半グレのリーダー・榎本海斗をMIYAVI、誠治の友人で刑事・駒田隆を佐藤浩市、地元のヤクザ・青木を松重豊が演じるほか、中原丈雄、室井滋らが共演。監督は「八日目の蝉」「ソロモンの偽証」の成島出。60点 -
バイプレイヤーズ もしも100人の名脇役が映画を作ったら
制作年: 2021名脇役たちが実名で出演するTVドラマ『バイプレイヤーズ』シリーズの劇場版。100人を超す役者で賑わう撮影所バイプレウッド。濱田岳ら若手俳優たちは犬を主役にした映画を撮影すべく奮闘するが、ベテランたちをも巻き込んだ様々なトラブルが巻き起こり……。「#ハンド全力」の松居大悟が、メイン監督を手がけるTVドラマ版から引き続き本作を監督。田口トモロヲ、松重豊、光石研、遠藤憲一ら総勢100人の名だたる脇役たちに加え、菜々緒、有村架純、天海祐希らが出演する。 -
米軍(アメリカ)が最も恐れた男 カメジロー不屈の生涯
制作年: 2019文化庁映画賞・文化記録映画優秀賞など数々の賞を受賞したドキュメンタリー「米軍(アメリカ)が最も恐れた男 その名は、カメジロー」に続き、戦後沖縄で米軍に異を唱えた瀬長亀次郎にフォーカス。日記や映像から、彼の素顔や沖縄の戦後史を浮かび上がらせる。前作に続き、『筑紫哲也NEWS23』でキャスターを務めた佐古忠彦が監督、坂本龍一がテーマ音楽を手がける。語りをフリーアナウンサーの山根基世と俳優・役所広司が担当。93点- かっこいい
- 考えさせられる
-
オーバー・エベレスト 陰謀の氷壁
制作年: 2019「レッドクリフ」シリーズ製作のT・チャンが役所広司を主演に迎えた日中合作アクション。ヒマラヤ地域の平和のための公約締結を前に、カギを握る機密文書を載せた飛行機がエベレスト南部の危険地帯に墜落。ヒマラヤ救助隊チーム・ウィングスが捜索に向かう。出演は、「ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション」のチャン・ジンチュー、ドラマ『金田一少年の事件簿 獄門塾殺人事件』のリン・ボーホン。第32回東京国際映画祭特別招待作品。80点- 手に汗握る
- 感動的な
-
孤狼の血
制作年: 2018第69回日本推理作家協会賞を受賞した柚月裕子の警察小説を「彼女がその名を知らない鳥たち」の白石和彌が映画化。暴力団対策法成立直前の昭和63年。広島の呉原で暴力団関連企業の社員が失踪。ベテラン刑事・大上と新人の日岡は事件解決に奔走するが……。出演者には、「三度目の殺人」の役所広司、「不能犯」の松坂桃李、「天空の蜂」の江口洋介、「海よりもまだ深く」の真木よう子ら豪華キャストが顔を揃えている。83点- 怖い
- 泣ける
- 重厚感のある
-
三度目の殺人
制作年: 2017「そして父になる」の是枝裕和監督が再び福山雅治とタッグを組んだ法廷心理ドラマ。弁護士・重盛は、殺しの前科がある三隅の弁護を担当する。三隅は工場の社長を殺し、死体に火をつけた容疑で起訴されていた。しかし調査を進めると意外な事実が浮かび上がる。出演は、「関ヶ原」の役所広司、「ちはやふる」シリーズの広瀬すず、「グラッフリーター刀牙」の斎藤由貴、「ちょっと今から仕事やめてくる」の吉田鋼太郎、「風俗行ったら人生変わったwww」の満島真之介、「永い言い訳」の松岡依都美、「映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ」の市川実日子、「家族はつらいよ」シリーズの橋爪功。70点 -
MIFUNE:THE LAST SAMURAI
制作年: 2016“世界のミフネ”こと俳優・三船敏郎の偉業とその波乱に満ちた生涯に迫るドキュメンタリー。香川京子、司葉子らの共演者を始め、スティーヴン・スピルバーグ、マーティン・スコセッシといった巨匠まで、三船に魅せられた人々の言葉からその魅力を解き明かす。監督は「収容所の長い日々/日系人と結婚した白人女性」でアカデミー賞短編ドキュメンタリー賞を受賞したスティーブン・オカザキ。 -
サクラ花 桜花最期の特攻
制作年: 2015太平洋戦争末期、日本軍が開発した特攻兵器“桜花”で出撃して行った若者たちの運命を描く戦争映画。昭和20年6月22日、若い兵士たちは爆撃機に搭載された桜花と共に、鹿児島県の鹿屋基地から激戦地・沖縄へ向かう。その中には、新兵・尾崎の姿もあった。出演は「ペコロスの母に会いに行く」の大和田健介、「64 ロクヨン 後編」の緒形直人。メガホンを取ったのは、「天心」の松村克弥。 -
日本のいちばん長い日(2015)
制作年: 2015「わが母の記」で第35回モントリオール世界映画祭審査員特別グランプリを獲得した原田眞人監督が、昭和史に関する著作を多く手がける半藤一利が緻密な取材を積み上げ著したノンフィクション『日本のいちばん長い日 決定版』を映画化。日本がポツダム宣言を受諾し太平洋戦争が終結した1945年8月15日に向け、その直前に何が行われていたのか、それぞれの苦悩や思いとともに描く。陸軍を背負う阿南大臣を「わが母の記」に続き原田監督と5度目のタッグとなる役所広司が、国民を思う昭和天皇を「おくりびと」の本木雅弘が、終戦に向け動く鈴木首相を「マルサの女」の山崎努が演じるほか、「ツナグ」の松坂桃李、「クライマーズ・ハイ」の堤真一らが出演。80点- 手に汗握る
- 感動的な
- 重厚感のある
-
ガレキとラジオ 2014
制作年: 20142011年3月11日の東日本大震災で被害を受けた宮城県南三陸町に密着し、地元民による災害ラジオ局「FMみなさん」を中心に、1年に渡る同町の復興への道のりを追ったドキュメンタリー。2014年3月、朝日新聞が「やらせがあった」と告発し上映中止に追い込まれていたが、2014年11月9日より、岩井俊二監督らが運営している「ロックの会」が主催した上映会を皮切りに再上映された。被災地の現状および継続した支援の必要性を改めて伝えるべく、震災から3年後となる直近の出演者のインタビューが追加されている。 -
渇き。(2014)
制作年: 2014読者を圧倒するような筆致で第3回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞した深町秋生の小説『果てしなき渇き』(宝島社・刊)を、「告白」が第83回アカデミー賞外国語映画賞日本映画代表作品に選出された中島哲也監督が映画化。行方不明になった娘を探すうちに、娘の知らなかった一面が徐々に明らかになり、狂気じみた行動に出る元刑事の父親を描く。家族崩壊を招いたろくでなしの父親を演じるのは「わが母の記」「Shall we ダンス?」の役所広司。中島監督とは「パコと魔法の絵本」以来のタッグとなる。また、周囲を翻弄する美貌の娘に「ただいま。」の小松菜奈が扮する。ほか、「悪人」の妻夫木聡、「嫌われ松子の一生」の中谷美紀らが出演。50点 -
蜩ノ記
制作年: 2014長らく黒澤明に師事し「雨あがる」「博士の愛した数式」などを手がけた小泉堯史監督が、第146回直木賞を受賞した葉室麟の同名小説を映画化。無実の罪で10年後に切腹、その間藩史を編さんするよう言い渡された男と監視役についた男との心の交流や家族愛を描いた時代劇。藩の秘密を握り切腹という過酷な運命を背負いながらも一日一日を大切に生き藩史の編さんに向き合う男を「十三人の男」「Shall we ダンス?」の役所広司が、彼の清廉な人柄に魅了され成長していく監視役を「永遠の0」「天地明察」の岡田准一が演じる。ほか、「ALWAYS 三丁目の夕日」シリーズの堀北真希、「ぼくたちの家族」の原田美枝子らが出演。75点 -
大津波3.11未来への記憶
制作年: 2014東日本大震災直後から3年余りに渡って3Dカメラで記録した現地の映像と、心を開いて語り始めた人々への取材を重ねて作り上げたドキュメンタリー。語りを務めるのは、「清須会議」の役所広司。監督は「天のしずく 辰巳芳子 “いのちのスープ”」の河邑厚徳。ダイナミックな3D映像が、被災地の広がりやリアリティを伝える。 -
聯合艦隊司令長官 山本五十六 太平洋戦争70年目の真実
制作年: 2011日本が戦争へと突入していった時代、最後まで日米開戦に反対し続けた連合艦隊司令長官、山本五十六の実像に迫るヒューマンドラマ。監督は「八日目の蝉」の成島出。出演は「一命」の役所広司、「のだめカンタービレ 最終楽章」の玉木宏、「神様のカルテ」の柄本明、「SPACE BATTLESHIPヤマト」の柳葉敏郎、「天国からのエール」の阿部寛。70点 -
十三人の刺客(2010)
制作年: 20101963年公開の工藤栄一監督による同名時代劇を、「クローズZERO」シリーズの三池崇史監督が現代風に再構築。出演は「ガマの油」の役所広司、「シーサイドモーテル」の山田孝之、古田新太、「人間失格」の伊勢谷友介、「山形スクリーム」の沢村一樹、「さんかく」の高岡蒼甫、「相棒シリーズ 鑑識・米沢守の事件簿」の六角精児など。 -
劔岳 点の記
制作年: 2008日本の地図を完成させるため、命を賭けて前人未到の雪山へ挑んだ男たちを描く実話をもとにした物語。原作は新田次郎の小説であり、これまで「八甲田山」「復活の日」「駅 STATION」などを撮影してきた伝説的キャメラマン木村大作が自身で企画を立ち上げて、初めてメガホンをとった。脚本は木村と、プロデューサーの菊池淳夫、監督補佐の宮村敏正の3名。出演は、「MONGOL」「インビジブル・ウェーブ」など国際的な活躍も続ける浅野忠信、「ゆれる」「トウキョウソナタ」の香川照之、「NANA」「少年メリケンサック」の宮崎あおいなど。音楽は、黒澤明の「影武者」「夢」をはじめ、「姑獲鳥の夏」「監督・ばんざい!」など多くの映画音楽を手掛けてきた池辺晋一郎。78点 -
ガマの油
制作年: 2008死と生の意味を、父親と息子の関係を通じて描くファンタジー・ロマン。「SAYURI」「バベル」などハリウッド映画でも活躍、日本を代表する俳優のひとりである役所広司にとって、本作が映画監督デビュー作となる。主演の役所広司のほか、「アヒルと鴨のコインロッカー」「余命1ヶ月の花嫁」の瑛太、「かもめ食堂」「めがね」の小林聡美、本作が俳優デビュー作となる格闘技選手の澤屋敷純一、モデル出身の二階堂ふみ、「阿修羅のごとく」「しゃべれども しゃべれども」の八千草薫などが出演。撮影監督を「トラブル・イン・マインド」「クッキー・フォーチューン」などハリウッドでも活躍する栗田豊通、音楽を国際的にも評価の高いタブラトゥーラが手掛けている。70点 -
ゼラチンシルバーLOVE
制作年: 2008カメラマンの男が依頼を受けて女を盗撮し続けるが、ある事件をきっかけに、彼女の妖艶さに心を奪われていく。写真家として第一線を走り続けてきた操上和美の初監督作品。出演は、「隠し剣 鬼の爪」の永瀬正敏、「たそがれ清兵衛」の宮沢りえ、「パコと魔法の絵本」の役所広司、「サウスバウンド」の天海祐希。 -
THE 有頂天ホテル
制作年: 2006大晦日の高級ホテルを舞台に、従業員と宿泊客がホテル内で続発するトラブルに巻き込まれててんやわんやしつつ、それぞれにとって特別な出来事を控えたこの1日を乗り切ろうと奮闘する様を“グランドホテル”形式で描くシチュエーションコメディ。出演は役所広司、松たか子、香取慎吾。監督・脚本は三谷幸喜。73点 -
それでもボクはやってない
制作年: 2006痴漢冤罪事件をテーマに「裁判」の実情に迫った社会派エンタテインメント作品。痴漢犯人に間違われる主人公に加瀬亮(「硫黄島からの手紙」)、その弁護士に役所広司(「THE有頂天ホテル」)と瀬戸朝香(「DEATH NOTE デスノート」)が扮している。監督は「Shall we ダンス?」の周防正行。76点 -
SAYURI(2005)
制作年: 2005芸者として生きるひとりの女性の激動の運命や恋愛を描く大河ドラマ。監督は「シカゴ」のロブ・マーシャル。脚本は「プラクティカル・マジック」のロビン・スウィコードと、「クイルズ」のダグ・ライト。原作はアーサー・ゴールデンのベストセラー小説。撮影は「シカゴ」「コラテラル」のディオン・ビーブ。音楽は「ハリー・ポッター」シリーズのジョン・ウィリアムズ。美術は「シカゴ」「ホーンテッド マンション」のジョン・マイヤー。衣裳は「シカゴ」「レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語」のコリーン・アトウッド。出演は「2046」のチャン・ツーイー、「バットマン ビギンズ」の渡辺謙、「シルバーホーク」のミシェル・ヨー、「ローレライ」の役所広司、「リバイバル・ブルース」の桃井かおり、「風の絨毯」の工藤夕貴、「愛の神、エロス」のコン・リー、「北の零年」の大後寿々花ほか。 -
レイクサイド マーダーケース
制作年: 20043組の親子とひとりの塾講師が中学受験の勉強合宿の為に集った湖畔の別荘で起こった、殺人事件の顛末を描いた群像サスペンス。監督は「秋聲旅日記」の青山真治。東野圭吾による原作『レイクサイド』を基に、「若奥様不倫 わいせつ名器」の深沢正樹と青山監督が共同で脚色。撮影を、「のんきな姉さん」のたむらまさきと「想色 オモイ・ノ・イロ」の池内義浩が担当している。主演は、「笑の大学」の役所広司と「木更津キャッツ・アイ 日本シリーズ」の薬師丸ひろ子。50点 -
笑の大学
制作年: 2004第二次世界大戦開戦間近の東京を舞台に、検閲官と喜劇舞台作家の笑いを巡る攻防を描いたコメディ。監督は、「世にも奇妙な物語 映画の特別編/CHESS」の星護。自身による舞台台本を基に、「竜馬の妻とその夫と愛人」の三谷幸喜が自ら脚色。撮影を「NIN×NIN NINJA×HATTORI×KUN×THE×MOVIE 〈忍者ハットリくん×ザ×ムービー〉」の高瀬比呂史が担当している。主演は、「ほたるの星」の役所広司と「催眠」の稲垣吾郎。第28回日本アカデミー賞優秀主演男優賞(役所広司)、優秀脚本賞受賞、第26回ヨコハマ映画祭主演男優賞(役所広司)受賞、第17回東京国際映画祭特別招待作品部門及びSMA FILM DAYS部門出品作品。 -
東京原発
制作年: 2004東京都知事が東京に原発を誘致すると提案したことから巻き起こる、パニック風刺サスペンス。監督・脚本は「黄昏流星群 同窓会星団」の山川元。撮影は同じく「黄昏流星群 同窓会星団」の北澤弘之、音楽プロデューサーは「うつつ」の長岡和弘、美術を「TRICK トリック―劇場版―」の稲垣尚夫が担当している。出演は「油断大敵」の役所広司、「カラオケ」の段田安則、「わたしのグランパ」の平田満、「座頭市」の岸部一徳、「ロボコン」の吉田日出子。60点 -
油断大敵(2003)
制作年: 2003刑事と泥棒の間に芽生えた奇妙な絆を描いた人間喜劇。監督は、本作が初監督作品となる脚本家の成島出。飯塚訓によるドキュメンタリー短編集『捕まえるヤツ 逃げるヤツ』を基に、「宣戦布告」の小松與志子と「少女 an adolescent」の真辺克彦が共同で脚色。撮影を「半落ち」の長沼六男が担当している。主演は、「ドッペルゲンガー」の役所広司と「花」の柄本明。 -
突入せよ! あさま山荘事件
制作年: 200272年に実際に起こったあさま山荘事件を材に、その顛末を警察サイドから描き出した群像ドラマ。監督・脚色は「狗神」の原田眞人。原作は佐々淳行によるノンフィクション『連合赤軍『あさま山荘』事件』。撮影を「6週間 プライヴェートモーメント」の阪本尚善が担当し、劇映画初、撮影齣数を任意で選べるHDカメラが使用された(HDからのキネコ)。主演は「赤い橋の下のぬるい水」の役所広司。70点 -
赤い橋の下のぬるい水
制作年: 2001居場所を失った中年男と、特異な体質を持つ女の愛を描くファンタジー。監督は「カンゾー先生」の今村昌平。辺見庸の原作2篇を基に、「うなぎ」の冨川元文、「AUDITION」の天願大介、今村昌平、杉山美枝が共同で脚色。撮影を「餓狼の群れ」の小松原茂が担当している。主演は、「降霊」の役所広司と「告別」の清水美砂。第20回環境映画祭フィクション映画部門賞受賞、第25回日本アカデミー賞優秀主演男優賞(役所広司)受賞、第54回カンヌ国際映画祭正式出品、芸術文化振興基金助成作品。 -
回路
制作年: 2001インターネットを介し広がる恐怖を描くスリラー。監督・脚本は「カリスマ Charisma」の黒沢清。撮影を「狂弾2 アジア暴力地帯」の林淳一郎が担当している。主演は、「月」の加藤晴彦と「風花」の麻生久美子。50点 -
SWING MAN
制作年: 2000現代社会に潜む孤独や恐怖を描くサスペンス。監督は「GLOW 僕らはここに…。」の前田哲。第32回文藝賞優秀作を受賞した池内広明による原作を基に、森らいみと前田監督が共同で脚色。撮影を「WHITEOUT」の山本英夫が担当している。主演は「千里眼」の木下ほうかと「五条霊戦記//GOJOE」の粟田麗。スーパー16ミリからのブローアップ。 -
EUREKA ユリイカ
制作年: 2000過去の苦しみから抜け出せない人たちの、再生をかけた旅を描くドラマ。監督・脚本は「EMEMBALMING」の青山真治。撮影に「天国までの百マイル」の田村正毅があたっている。主演は「SWING MAN」の役所広司。尚、本作は電通、IMAGICA、サンセントシネマワークス、東京テアトルによる映画製作プロジェクト“J-WORKS“の第1回作品として製作・公開された。第53回カンヌ国際映画祭国際批評家連盟賞及びエキュメニック賞、ベルギー王立フィルムアーカイブ・グランプリ受賞作品。 -
たどんとちくわ
制作年: 1998タクシー運転手と売れない小説家、鬱積していたフラストレーションを爆発させたふたりの中年男が巻き起こす騒動を二部構成で描いたブラック・コメディ。監督は「東京夜曲」の市川準。椎名誠の短篇小説を基に、市川監督と「たどん」部を「恋、した。」の佐藤信介、「ちくわ」部を「大怪獣東京に現わる」のNAKA雅MURAが共同脚色。撮影を「東京夜曲」の小林達比古が担当している。主演は「大往生」の役所広司と「D坂の殺人事件」の真田広之。R指定。 -
CURE
制作年: 1997猟奇的殺人事件の犯人を追う刑事の姿を描いたサイコ・サスペンス。監督・脚本は「復讐 消えない傷痕」の黒沢清。撮影を「マネージャーの掟」の喜久村徳章が担当している。主演は「バウンス ko GALS」の役所広司で、本作で第10回東京国際映画祭の主演男優賞を受賞した。共演に「ドリーム・スタジアム」の萩原聖人。スーパー16ミリからのブローアップ。70点 -
失楽園
制作年: 1997閑職に追いやられた中年サラリーマンと、冷めた夫婦関係に体を持て余した人妻が、激しい恋におちて情事を重ねていく姿を描いた性と愛のメロドラマ。監督は「(ハル)」の森田芳光。渡辺淳一による同名ベストセラーを、「119」の筒井ともみが脚色。撮影を「不法滞在」の高瀬比呂志が担当している。主演は「シャブ極道」の役所広司で、本作と「うなぎ」を合わせて、キネマ旬報主演男優賞を2年連続で受賞した。共演は「藏」の黒木瞳。日本で公開されたR指定版では、過激な絡みのために濡れ場シーンを暗くプリントしていたが、海外向けヴァージョンでは修正部分をオリジナルの形に戻し、成人指定として公開された。60点 -
バウンス ko GALS
制作年: 1997コギャルと呼ばれる現代の女子高生たちのピュアな姿と友情を描いた青春ドラマ。監督・脚本は「栄光と狂気」の原田眞人。撮影に「螢II/赤い傷痕」の阪本善尚があたっている。主演のコギャル・トリオにふんするのは、「虹をつかむ男」の佐藤仁美と、いずれも映画初出演となる佐藤康恵、岡元夕起子の3人。佐藤仁美がキネマ旬報新人女優賞を受賞した。97年度キネマ旬報ベスト・テン第6位。 -
失楽園 海外版オリジナル・ヴァージョン
制作年: 1997配給収入23億円というオトナの実写作品としては近年にないほどの大ヒットとなり、映画版のみならず、原作、テレビ・ドラマ版などもさまざまな話題を呼んで、日本流行語大賞を受賞するという社会現象ともなった「失楽園」の海外向けヴァージョン。アメリカをはじめ32カ国での世界配給が決まり、モントリオール国際映画祭などでも上映された輸出版が、大ヒット記念の凱旋ロードショーとして、国内でも上映された。当初、日本で公開されたR指定版では、過激な絡みのために濡れ場シーンを暗くプリントしていたが、この海外向けヴァージョンでは修正部分をオリジナルの形に戻し、成人指定での公開となっている。60点 -
眠る男(1996)
制作年: 1996山間の小さな町に暮らす様々な人たちの、四季を通じた日常の断片をつづったドラマ。監督は「死の棘」の小栗康平。主演は「Shall We ダンス?」の役所広司と、韓国のトップスターで「ディープ・ブルー・ナイト」の安聖基、そしてやはりインドネシアのスターで「チュッ・ニャ・ディン」のクリスティン・ハキム。群馬県が人口200万人到達を記念して、地方自治体としては初めて製作した劇映画である。第20回モントリオール世界映画祭審査員特別大賞、第47回ベルリン映画祭国際芸術映画連盟賞を受賞。96年度キネマ旬報ベストテン第3位、小栗が2度目の監督賞を受賞した。群馬県吾妻郡中之条町でロケされた。1995年12月2日より群馬県・前橋オリオン2にて先行上映。 -
Shall we ダンス?(1996)
制作年: 1996ひょんなことから始めた社交ダンスを通して、平凡なサラリーマンが人生を見つめ直す姿を描いたハートフル・コメディ。監督・原案・脚本は「シコふんじゃった。」の周防正行。撮影は「哭きの竜」の栢野直樹。音楽は、監督の従兄弟で「お墓と離婚」の周防義和が担当している。主演は「KAMIKAZE TAXI」の役所広司と、日本バレエ界を代表するプリマドンナ・草刈民代。作品完成後に、周防監督と主演の草刈が電撃結婚したことでも話題を呼んだ。文部省選定作品。96年度キネマ旬報ベストテン第1位、同読者選出ベストテン第1位のほか、主演男優賞(役所)、助演女優賞(草村)、新人女優賞(草刈)、脚本賞(周防)を獲得。他の主要映画賞でも各賞を総ナメにする圧倒的な強さをみせた。90点 -
シャブ極道
制作年: 1996シャブに魅せられてしまったヤクザの破滅的な生活を描いたリアルな極道映画。覚醒剤に関する描写の多さから、我が国では珍しく性表現以外で映倫の性人指定を受けたことで注目を集めた。また、ビデオ化にあたってはビデオ倫理協会がタイトルの「シャブ」という言葉に難色を示し、『大阪極道戦争・白の暴力』というタイトルでリリースされた。この改題を不服とした監督が抗議の訴えを起こし、パッケージに“劇場公開名「シャブ極道」”と併記することを認めさせたなど、最後まで話題を呼んだ作品。監督は「大阪極道戦争 しのいだれ」の細野辰興。山之内幸夫の原作を、成島出が脚色し、撮影を山本英夫が担当している。主演は「Shall We ダンス?」「眠る男」と本作の3本でキネマ旬報主演男優賞をはじめ、96年の映画賞を独占した役所広司。早乙女愛、渡辺正行ら個性的な面々が脇を固めた。96年度キネマ旬報ベストテン第10位。成人指定。1996年3月30日より大阪・天六ホクテンザ1にて先行上映。50点 -
KAMIKAZE TAXI
制作年: 1995組に反旗を翻した若いチンピラと、彼と逃亡を共にするペルー育ちの日系人との交流を描くロードムーヴィー。『復讐の天使/KAMIKAZE TAXI』のタイトルでOV作品として既に発売されていながら、スクリーン上映を望む多くのリクエストに応え、劇場公開となった。監督・脚本は「ペインテッド・デザート」の原田眞人。撮影は「家なき子(1994)」の阪本善尚が担当している。主演は「極東黒社会」の役所広司と、「平成無責任一家 東京デラックス」の高橋和也。ミッキー・カーチスが本作でキネマ旬報助演男優賞を受賞している。東京国際ファンタスティック映画祭'94正式出品作品。95年度キネマ旬報ベストテン第8位。(R指定)70点 -
大阪極道戦争 しのいだれ
制作年: 1994暴力団新法やバブル崩壊後の、大阪極道の″しのぎ″の実態に迫ったやくざ映画。監督は「激走トラッカー伝説」の細野辰興。元山口組顧問弁護士・山之内幸夫の小説『しのいだれ』(徳間書店・刊)を原作に、脚本は成島出と秀島康夫の共同、撮影は「ぷるぷる 天使的休日」の柳島克己が担当。ナレーションは奥田瑛二。16ミリ。 -
アナザーウェイ D機関情報
制作年: 1988第二次世界大戦末期にヨーロッパへ渡った海軍中佐が軍務遂行か和平工作かの選択を迫られ苦悩する姿を描く。西村京太郎原作の小説『D機関情報』の映画化で、脚本は「おれは男だ! 完結編」の石倉保志が執筆。監督は「竜馬を斬った男」の山下耕作、撮影は赤塚滋がそれぞれ担当。日本・スイス合作。 -
ひめゆりの塔(1982)
制作年: 1982太平洋戦争末期、全島が戦場と化した沖縄で、ひめゆり部隊と呼ばれ陸軍病院に配属された乙女たちのはかない青春を描く。28年ぶりの再映画化は脚本・水木洋子、監督・今井正と同じコンビ。前作では果たせなかった沖縄現地ロケを行ない、撮影は「裸の大将放浪記」の原一民が担当。68点 -
日本の熱い日々 謀殺・下山事件
制作年: 1981昭和二十四年に起きて今だに多くの謎を残す、国鉄初代総裁下山定則が列車線路上に轢断死体で発見された“下山事件”を改めて追求する。矢田喜美雄の原作「日本の熱い日々 謀殺・下山事件」の映画化で、脚本は「犬笛」の菊島隆三、監督は「天平の甍」の熊井啓、撮影は「翔べイカロスの翼」の中尾駿一郎がそれぞれ担当。 -
さらば、わが友 実録大物死刑囚たち
制作年: 1980一度死刑を宣告されながらも、法律闘争によって出所した囚人と、獄中で共に生活した死刑囚たちの姿を描く。終戦後、暫くして、防衛庁に乗り込み数千万円の公金を強奪した、実在の元死刑囚K・Oの体験をもとにした原作の映画化で、脚本は「真田幸村の謀略」の中島貞夫、「原子力戦争 Lost Love」の鴨井達比古、「トラック野郎 熱風5000キロ」の中島信昭の共同執筆、監督も同作の中島貞夫、撮影は「動乱」の仲沢半次郎がそれぞれ担当。 -
森は生きている(1980)
制作年: 1980不幸な境遇に負けず、明るく心やさしく生きる少女が思いがけない幸福を得るまでを描く。ソビエトの詩人、サムエル・マルシャークの児童劇の映画化で、脚本は隆巴と矢吹公郎の共同執筆、監督も矢吹公郎がそれぞれ担当。 -
英霊たちの応援歌 最後の早慶戦
制作年: 1979昭和十八年十月十六日戸塚球場で行なわれた最後の早慶戦の後、出陣学徒として散華していった若者たちを描く。東京12チャンネルが開局十五周年を記念して製作。神山圭介の同名の小説の映画化で、脚本は「炎の舞」の山田信夫と「ダイナマイトどんどん」の岡本喜八の共同執筆、監督も同作の岡本喜八、撮影は「青春の門 自立篇(1977)」の村井博がそれぞれ担当。
1-94件表示/全94件