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寺尾次郎の関連作品 / Related Work
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ティエリー・トグルドーの憂鬱
制作年: 2015ヴァンサン・ランドンが社会の厳しさの中で板挟みになる中年男を演じ、第68回カンヌ国際映画祭主演男優賞を獲得した人間ドラマ。失業したティエリーは苦労の末にスーパーの警備員として再就職。不正を告発した従業員が自殺し、会社の厳しい姿勢に疑問を抱く。ステファヌ・ブリゼ監督とヴァンサン・ランドンが「母の身終い」以来のタッグを組んでおり、ブリゼ監督もキリスト教徒の審査員が選ぶ同映画祭エキュメニカル審査員賞を受賞した。 -
あの頃エッフェル塔の下で
制作年: 2015偽のパスポートをめぐるトラブルを契機に人類学者の脳裏に家族や若き日の旅、初恋といった思い出が色鮮やかに蘇り、人生を追想する人間ドラマ。マチュー・アマルリックが約20年の時を経て「そして僕は恋をする」と同じ役で出演している。監督は「クリスマス・ストーリー」「そして僕は恋をする」のアルノー・デプレシャン。第 68回カンヌ国際映画祭監督週間SACD賞を受賞。80点 -
ベルファスト71
制作年: 2014北アイルランド紛争が続く北アイルランドの町ベルファストを舞台に、政治的思想も持たないまま戦いに駆り出され一人敵地に取り残されてしまった若きイギリス軍兵士や、複雑に絡み合う活動家たちの思惑を描いたドラマ。監督は短編作品やテレビドラマを手がけてきたヤン・ドマンジュ。長編映画初監督作品となる本作で第64回ベルリン国際映画祭コンペティション部門エキュメニカル審査員賞スペシャル・メンションを受賞した。主演は「ユナイテッド-ミュンヘンの悲劇-」のジャック・オコンネル。ほか、「パッション(2012)」のポール・アンダーソン、「プロメテウス」のショーン・ハリス、「レイルウェイ 運命の旅路」のサム・リードらが出演。68点 -
フレンチアルプスで起きたこと
制作年: 2014人間の本能が起こしてしまった行動の残酷な代償を、ブラックユーモアを交えて描く人間ドラマ。前作『プレイ』(11)が世界中で話題となり、東京国際映画祭でも監督賞を受賞したリューベン・オストルンド監督最新作であり、人間観察に長け、特殊な状況下における人間の心理の揺れを丁寧に、そして徹底的に描いていく手腕は冴えを増している。もっとも、『プレイ』では危機下における心理描写が強調されていたのに対し、本作では悲しみや希望といった、より「通常の」感情にも重きが置かれており、映画の普遍性は増している。本作は今年のカンヌ映画祭の「ある視点」部門でプレミア上映され、審査員賞を受賞。第27回東京国際映画祭ワールド・フォーカス部門で「ツーリスト」のタイトルで2014年10月25日に上映。66点 -
陽だまりハウスでマラソンを
制作年: 2013人生の晩年を迎えて、妻とともに老人ホームに入居したオリンピック金メダリストの元マラソン選手が、再びフルマラソンに挑戦する姿をユーモアたっぷりに描いたドラマ。主演は、「ノンストップ・トラブル 相続大混乱」などのコメディで人気を集め、本作でドイツ映画賞最優秀主演男優賞を受賞したディーター・ハラーフォルデン。 -
JIMI:栄光への軌跡
制作年: 2013多くのミュージシャンに多大な影響を与えた天才ギタリスト、ジミ・ヘンドリックスが無名のバックミュージシャンからスターダムへと駆け上っていった1966年から1967年の2年間を描く音楽ドラマ。監督・脚本は「それでも夜は明ける」の脚本を担当したジョン・リドリー。出演は「俺たちダンクシューター」のアンドレ・ベンジャミン、「キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャー」のヘイリー・アトウェル、「ニード・フォー・スピード」のイモージェン・プーツ。50点 -
シェフ! 三ツ星レストランの舞台裏へようこそ
制作年: 2012パリの超高級三ツ星レストランを守るため立ち上った、問題だらけの寄せ集めシェフ軍団の奮闘を描くコメディ。監督・脚本は、「Les deux mondes」のダニエル・コーエン。出演は、「ダ・ヴィンチ・コード」のジャン・レノ、「変態“ピ”エロ」のミカエル・ユーン、「黄色い星の子供たち」のラファエル・アゴゲ。75点- おしゃれな
- 笑える
- かっこいい
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アンチヴァイラル
制作年: 2012「イースタン・プロミス」のデイヴィッド・クローネンバーグ監督の長男、ブランドン・クローネンバーグの初監督作品。セレブのウイルスを売買するビジネスを巡るサスペンス。出演は「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」のケイレブ・ランドリー・ジョーンズ。2012年カンヌ国際映画祭ある視点部門正式出品作品。 -
裏切りの戦場 葬られた誓い
制作年: 2011フランスの歴史の汚点ともいわれる1988年のウベア島事件を「クリムゾン・リバー」のマチュー・カソヴィッツが自ら製作、監督、脚本、編集、主演を務め映画化。フランス領ニューカレドニアのウベア島で起きた独立運動の交渉役として派遣された国家憲兵治安部隊大尉の苦悩を描く。共演は「クララ・シューマン 愛の協奏曲」のマリク・ジディ。 -
情熱のピアニズム
制作年: 2011「イル・ポスティーノ」のマイケル・ラドフォード監督が、36年という短い生を駆け抜けたフランスのジャズピアニスト、ミシェル・ペトルチアーニの生涯に独自のアプローチで迫るドキュメンタリー。ミシェル・ペトルチアーニの数奇な人生は、1962年、全身の骨が折れた状態で生まれた時から始まる。ガラスのような骨を持つ病気のため、幼少の頃は歩くこともできず、身長は成人してからも1メートルしかなかった。だが、彼は桁外れの音楽的才能と、誰にでも愛されるカリスマ的人格を神から与えられた。8歳で初舞台を踏み、13歳でプロデビュー。渡米後は数々の伝説的ミュージシャンとセッションを重ね、フランス人として初めてブルーノート・レコードと契約を交わし、彼の才能は世界中に知れ渡ることとなる。幼少期から亡くなる直前までの日常や演奏風景のほか、彼を良く知る錚々たるミュージシャンやレーベルプロデューサーのインタビューを交え、人々を魅了し続けたカリスマの人生に迫る。 -
キリマンジャロの雪(2012)
制作年: 2011港町マルセイユを舞台に、結婚30年を迎えた夫婦が、職場のリストラや強盗の襲撃という辛い経験を重ねながら生きる姿を通じて、人を思いやることの大切さを描く。出演は、「クレールの刺繍」のアリアンヌ・アスカリッド、「ル・アーヴルの靴みがき」のジャン=ピエール・ダルッサン。監督は「幼なじみ」のロベール・ゲディギャン。90点 -
ふたりのヌーヴェルヴァーグ ゴダールとトリュフォー
制作年: 2010ヌーヴェル・ヴァーグを代表する2人に迫るドキュメンタリー。脚本は『カイエ・デュ・シネマ』元編集長アントワーヌ・ド・ベック。監督は、数々のドキュメンタリーを監督しているエマニュエル・ローラン。2009年カンヌ国際映画祭でヌーヴェル・ヴァーグ50周年記念作品として上映され、更なる編集を加えて完成した。70点 -
汽車はふたたび故郷へ
制作年: 2010「ここに幸あり」のオタール・イオセリアーニ監督が自身の半生を主人公に投影させて描くヒューマンドラマ。検閲や思想統制によって思うように映画作りが出来ないことに耐えかねて、自由を求めてグルジアからフランスへと向かう映画監督の姿を描く。出演は「月曜日に乾杯!」のダト・タリエラシュヴィリ、「ランジェ公爵夫人」のビュル・オジェ。90点 -
ハートブレイカー(2010)
制作年: 2010高級リゾート地モナコを舞台に“別れさせ屋”の男と、標的となった結婚間近の女性の愛の行方を描くロマンティックコメディ。監督は本作が長編デビューとなるパスカル・ショメイユ。出演は「メッセージ そして、愛が残る」のロマン・デュリス、「エイリアンVSヴァネッサ・パラディ」のヴァネッサ・パラディ、「ミックマック」のジュリー・フェリエ、「プチ・ニコラ」のフランソワ・ダミアン。 -
レジェンド・オブ・フィスト/怒りの鉄拳
制作年: 20101925年の上海を舞台に、日本軍へのレジスタンス活動に従事する男の戦いを描くカンフー・アクション。監督は「消えた天使」のアンドリュー・ラウ。出演は「処刑剣 14 BLADES」のドニー・イェン、「狙った恋の落とし方。」のスー・チー、「冷たい雨に撃て、約束の銃弾を」のアンソニー・ウォン、香港・日本で活躍する倉田保昭、「子猫の涙」の木幡竜。70点 -
ネコを探して
制作年: 2009世界各国を舞台に、ネコの歴史を追うドキュメンタリー。アニメを交えて、行方不明になった子猫を追うスタイルで展開する。19世紀フランスから始まり、日本でも有名な駅長ネコや、病院で入院患者の死期を予知するネコなど、世界中の多彩なネコたちが登場。監督は、フランスでドキュメンタリーを手掛けるミリアム・トネロット。 -
ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女(2009)
制作年: 2009全世界で2100万部を突破し、話題を呼んだベストセラーミステリー小説の映画化。本作は3部作の第1部に当たる。40年前に孤島で起きた少女失踪事件の謎に、ジャーナリストと背中にドラゴンのタトゥーを入れた女が挑む。出演は「歓びを歌にのせて」のマイケル・ニクヴィスト、”Daisy Diamond”のノオミ・ラパス。60点 -
クリスマス・ストーリー
制作年: 2008母の病気をきっかけに、クリスマスに集まった子供たちの再会を描く「キングス&クイーン」のアルノー・デプレシャン監督作。出演は「隠された日記 母たち、娘たち」のカトリーヌ・ドヌーヴ、「アデル ファラオと復活の秘薬」のマチュー・アマルリック、「華麗なるアリバイ」のアンヌ・コンシニ、「ブロークン」のメルヴィル・プポーなど。 -
強奪のトライアングル
制作年: 2007「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ」シリーズのツイ・ハーク、「友は風の彼方に」のリンゴ・ラム、「エグザイル/絆」のジョニー・トーがリレー形式で監督したクライム・アクション。出演は、「エレクション」のサイモン・ヤム。香港映画祭2007オープニング上映作品、カンヌ国際映画祭特別上映作品。 -
我が至上の愛 アストレとセラドン
制作年: 200717世紀にパリで大流行した小説『アストレ』を原作に、若い恋人たちの運命をユーモアと官能を織り交ぜて描く純愛物語。監督・脚色は「グレースと公爵」のエリック・ロメール。出演はモデル出身のアンディー・ジレ、本作が映画初出演となるステファニー・クレイヤンクール、「好きと言えるまでの恋愛猶予」のセシル・カッセルなど。 -
そして、私たちは愛に帰る
制作年: 2007ドイツとトルコ、2000キロの距離を隔ててすれ違う3組の親子が、悲しみを乗り越えて愛と希望を見出すまでを描く再生のドラマ。「愛より強く」のファティ・アキンが監督・脚本を担当、カンヌ映画祭で脚本賞を受賞した。出演は「ビエラ・愛の遍歴」でカンヌ映画祭主演女優賞のハンナ・シグラを始め、トルコを代表する名優が出演。90点 -
リダクテッド 真実の価値
制作年: 2007「ブラック・ダリア」のブライアン・デ・パルマが、2006年にイラクで米兵が起こした少女暴行および一家惨殺事件を元に製作。2007年ヴェネチア国際映画祭で銀獅子賞を受賞。映画の経験が浅い俳優を起用し、既存映像を寄せ集めたようなドキュメンタリータッチで構成している。主演は本作が映画初出演のパトリック・キャロル。 -
敵こそ、我が友 戦犯クラウス・バルビーの3つの人生
制作年: 2007元ナチスで、アメリカ陸軍情報部のスパイ活動を経て南米に渡り、チェ・ゲバラ殺害にも関与していたクラウス・バルビーの人生を通して、戦後史の裏側を描くドキュメンタリー。監督は「ラストキング・オブ・スコットランド」のケヴィン・マクドナルド。トロント国際映画祭、サン・セバスチャン国際映画祭正式出品作品。1913年10月25日ドイツに生まれたクラウス・バルビーは、1987年にフランスで“人道に対する罪”で終身刑を宣告されるまでに“3つの人生”を生きた。1つ目は、“リヨンの虐殺者”と言われたゲシュタポとしての人生。彼は22歳でナチス親衛隊に入隊。そして1942年11月リヨンで、政治犯を取り締まる親衛隊保安部第4課、いわゆるゲシュタポの責任者となる。1943年6月21日、全国抵抗評議会の創設者であるジャン・ムーランを逮捕。1944年の晩夏、リヨンからドイツに逃亡し、家族と合流する。2つ目は、アメリカ陸軍情報部(CIC)のスパイ活動を行うエージェントとしての人生。1947年、バルビーはCICに入隊し、反共産運動専門の工作員としてアメリカの庇護を受ける。しかし1948年に、フランス警察から事情聴取を受ける。その後もフランスはCICへバルビーの身柄の受け渡しを要求する。そのため、CICはバルビーを南米に亡命させる。そのとき重要な役割を果たしたのは、バチカン右派でクロアチアの戦犯でもあるドラガノヴィッチ神父だった。1951年3月、バルビーと家族は、北イタリア・ジェノヴァからボリビアに向けて出発した。そしてボリビアに到着したバルビーは、“クラウス・アルトマン”と名乗り、3つ目の人生を生きる。彼は製材所を営みながら、ボリビアの有力者と密接な関係にある在ボリビア元ドイツ人将校たちと交流を持つ。そして武器の輸出入に手を染め、ゲリラ封じの方法を伝授して、軍事政権の誕生を陰で支えた。1967年、政府軍の襲撃を受け処刑されたチェ・ゲバラの暗殺計画も、彼によるものである。 -
ゼロ時間の謎
制作年: 2007ミステリーの女王、アガサ・クリスティーの傑作『ゼロ時間へ』を映画化。ブルゴーニュ地方の別荘を舞台に、華麗なるサスペンスが繰り広げられる。監督はウィットに富んだコメディを得意とするフランスのベテラン、パスカル・トマ。出演はフランソワ・モレル、「ぼくを葬る」のメルヴィル・プポー、ローラ・スメット、キアラ・マストロヤンニ、他。 -
プライスレス 素敵な恋の見つけ方
制作年: 2006勘違いがもとで出会った男女が、徐々に真実の愛を見つけていくというフレンチ・ラブコメディ。監督は「お先にどうぞ」のピエール・サルヴァドーリ。出演は「ダ・ヴィンチ・コード」のオドレイ・トトゥ、2006年にフランス文化省から芸術文化勲章を授与されたガド・エルマレ、他。 -
パリ、ジュテーム
制作年: 2006全編パリで撮影された、パリの街が主役のラブ・ストーリー。ヌーヴェルヴァーグ全盛の65年、エリック・ロメールやジャン=リュック・ゴダールなど6人の監督がそれぞれの視点でパリを描いた「パリところどころ」の現代版ともいえる、新たなパリ映画。監督にはコーエン兄弟、ガス・ヴァン・サント、アルフォンソ・キュアロン、ウォルター・サレス、イサベル・コイシェ、諏訪敦彦、オリヴィエ・アサヤス、シルヴァン・ショメ、ジェラール・ドパルデューなど、出演者にはナタリー・ポートマン、イライジャ・ウッド、スティーヴ・ブシェミ、ジュリエット・ビノシュ、リュディヴィーヌ・サニエ、ジーナ・ローランズなど。 -
ここに幸あり(2006)
制作年: 2006突然大臣の職を追われ、仕事と金を失った主人公が、改めて人生の本当の豊かさに気づく。生きていることの幸せを軽やかに描いた人間賛歌。主人公のヴァンサンを演じるのは本作が映画初出演となるセヴラン・ブランシェ。そして名男優ミシェル・ピコリ(「家路」)が、ヴァンサンの母親役を演じている。監督はグルジア出身の名匠オタール・イオセリアーニ。 -
13 ザメッティ
制作年: 2005見る者の神経を極限状態に追い込むスリリングなサスペンス・ストーリーを、スタイリッシュなモノクロ映像で描いた新感覚フィルム・ノワール。監督はグルジア出身で、本作が初長編作品であるゲラ・バブルアニ。この作品で2005年のヴェネチア国際映画祭・新人監督賞を受賞している。主演は、映画初出演で監督の実弟であるギオルギ・バブルアニ。 -
ナイト・オブ・ザ・スカイ
制作年: 2005「TAXi」で世界的ヒットを飛ばしたジェラール・ピレス監督による、“フランス版「トップガン」”。出演は「ピアニスト」の美形俳優、ブノワ・マジメル。撮影にはフランス空軍が全面協力し、世界有数のジェット戦闘機ミラージュ2000が使用されている。 -
アガサ・クリスティーの奥さまは名探偵
制作年: 2005フランスの田舎で悠々自適の生活をおくる好奇心旺盛な奥さまが、謎めいた出来事を捜査していく、エレガントなミステリー。『そして誰もいなくなった』『オリエント急行の殺人』など数々の名作を残したアガサ・クリスティーの原作を、「夫たち、妻たち、恋人たち」のパスカル・トマ監督が映画化。出演は「女はみんな生きている」のカトリーヌ・フロ、「ロング・エンゲージメント」のアンドレ・デュソリエ、「世界でいちばん好きな人」のローラン・テルジェフ -
東京タワー(2004)
制作年: 20042組の人妻と青年の愛の行方を描いたドラマ。監督は、本作が初の劇場用作品となる『失われた約束』の源孝志。江國香織による同名原作を基に、『南くんの恋人』の中園ミホと源監督が共同で脚色。撮影を「7月7日、晴れ SEVEN OF JULY SUNNYDAY」の袴一喜が担当している。主演は、「阿修羅のごとく」の黒木瞳と「Johnny's Film Festa 2004」の岡田准一、「Johnny's Film Festa 2004」の松本潤、「クイール」の寺島しのぶ。日本テレビオリジナルムービー。 -
三重スパイ
制作年: 20031930年代のパリを舞台に、実際にあったスパイ事件を基にした政治陰謀劇。ロシアから亡命してきた帝政軍将校とギリシャ人の妻を描く。監督は、「グレースと公爵」のエリック・ロメール。出演は、「我が至上の恋 アストレとセラドン」のセルジュ・レンコ、「コレリ大佐のマンドリン」のカテリーナ・ディダスカル。 -
TAXiIII
制作年: 2003改造タクシーが痛快なカー・アクションを繰り広げる人気シリーズの第3弾。監督はシリーズ前作&「WASABI」のジェラール・クラウジック。製作・脚本はシリーズを仕切るリュック・ベッソン。出演はシリーズ常連である「スズメバチ」のサミー・ナセリ、「ルーヴルの怪人」のフレデリック・ディーファンタル、「ジェヴォーダンの獣」のベルナール・ファルシー、「銀幕のメモワール」のマリオン・コティヤール、「サイモン・セズ」のエマ・シェーベルイ。これがシリーズ初登場となる「ワイルド・ワイルド・ウエスト」のバイ・リンほか。シルベスター・スタローン、K-1格闘家のシリル・アビディがカメオ出演。60点 -
アンリ・カルティエ=ブレッソン 瞬間の記憶
制作年: 2003“スナップショットを芸術にした”と言われる20世紀を代表する写真家、アンリ・カルティエ=ブレッソンが自身の生涯とその作品を語るドキュメンタリー。 -
トンネル(2001)
制作年: 2001東西冷戦下、ベルリンの壁の下にトンネルを掘り、自由を勝ち取った人々の実話を基に描いたサスペンス・アクション。監督はこれが日本初公開作となるローランド・ズゾ・リヒター。出演は「逢いたくてヴェニス」のハイノー・フェルヒ、「CLUBファンダンゴ」のニコレッテ・クレビッツほか。2001年モントリオール国際映画祭観客賞、同年パーム・スプリングス映画祭最優秀作品賞、同年ドイツ映画祭(ロサンゼルス)観客賞受賞。 -
WASABI(2001)
制作年: 2001パリの刑事と日仏ハーフの娘が東京の街を駆け巡るクライム・ムービー。監督は「TAXi2」のジェラール・クラヴジック。製作・脚本は「ジャンヌ・ダルク」などの監督として知られるリュック・ベッソン。音楽はベッソン作品の常連エリック・セラほか。出演は「クリムゾン・リバー」のジャン・レノ、「TAXi2」のミシェル・ミューラー、「秘密」の広末涼子、「愛の破片」のキャロル・ブーケほか。60点 -
YAMAKASI ヤマカシ
制作年: 2001YAMAKASIと名乗るストリート・パフォーマーたちの活躍を描いたアクション。監督は新人のアリエル・ゼトゥン。脚本・原案は「ジャンヌ・ダルク」などの監督として知られるリュック・ベッソン。本作は彼が設立した会社、ヨーロッパ・コープの第1作目。音楽はフランスヒップホップ界の象徴であるシュプレームNTMのジョーイスターと、彼の相棒DJスパンク。出演はYAMAKASIのメンバー7人ほか。70点 -
ヴィドック(2001)
制作年: 200119世紀のパリに実在した探偵ヴィドックの死をめぐるゴシック・ミステリー。監督・脚本はこれがデビューとなるピトフ。共同脚本は「クリムゾン・リバー」のジャン=クリストフ・グランジェ。音楽も「クリムゾン・リバー」のブリュノ・クレ。美術は「宮廷料理人ヴァテール」のジャン・ラバス。キャラクター・デザインは「ロスト・チルドレン」の共同監督などで知られるマルク・キャロ。出演は「宮廷料理人ヴァテール」のジェラール・ドパルデュー、「ザ・ビーチ」のギヨーム・カネ、「愛のめぐりあい」のイネス・サストレ、「クリクリのいた夏」のアンドレ・デュソリエ、「エステサロン ヴィーナス・ビューティ」のエディット・スコブ、「ジャンヌ・ダルク」のジャン・ピエール・ゴズ、「シベリアの理髪師」のイザベル・ルノーほか。2001年シッチェス映画祭5部門受賞。 -
リード・マイ・リップス
制作年: 2001チンピラの男と難聴の女が奇妙な愛を交歓しつつ犯罪を行なうサスペンス。監督・脚本は「天使が隣で眠る夜」のジャック・オディアール。撮影は新鋭のマチュー・ヴァドゥピエ。音楽は「天使が隣で眠る夜」「ハーフ・ア・チャンス」のアレクサンドル・デスプラ。出演は「アレックス」のヴァンサン・カッセル、「エスター・カーン/めざめの時」のエマニュエル・ドゥヴォス、「イゴールの約束」のオリヴィエ・グルメほか。2002年セザール賞主演女優賞、脚本賞、録音賞受賞。 -
ピアニスト(2001)
制作年: 2001中年女性の心の闇を描きだす異色ラヴ・ストーリー。監督・脚本は「ファニーゲーム」のミヒャエル・ハネケ。原作はエルフリーデ・イェリネクの小説。出演は「キュリー夫妻」のイザベル・ユペール、「レ・ミゼラブル」のアニー・ジラルド、「王は踊る」のブノワ・マジメルほか。2001年カンヌ国際映画祭グランプリ、最優秀主演女優賞、最優秀主演男優賞受賞。79点- 感動的な
- セクシーな
- 考えさせられる
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鬼が来た!
制作年: 2000日本占領下の中国の村で対峙する村人と日本兵の交流と確執を狂騒的に描く衝撃作。監督・製作・脚本・主演は「太陽の少年」のチアン・ウェン。俳優としては「芙蓉鎮」「紅いコーリャン」でよく知られている。原作はユウ・フェンウェイの短編小説『生存』で、脚本には彼も参加。撮影は「さらば、わが愛/覇王別姫」のクー・チャンウエイ。音楽は有名ロック・ミュージシャンのツイ・チエンほか。共演は「独立少年合唱団」の香川照之、今回が初の大役出演となるチアン・ホンポーやユエン・ティン、「上海ルージュ」のチェン・シュ、「南京1937」のツォン・チーチュン、「カラー・オブ・ペイン 野狼」の澤田謙也、「天国の大罪」の宮路佳具ほか。2000年カンヌ国際映画祭グランプリ受賞。 -
レクイエム・フォー・ドリーム
制作年: 2000満たされない現代人が、幸福を求めて生活を破綻させていく様を描く衝撃作。監督・脚本は「π」のダーレン・アロノフスキー。原作・脚本はヒューバート・セルビーJr. 。撮影 はマシュー・リバティーク。音楽は クリント・マンセル。編集は「ゴースト・ドッグ」のジェイ・ラビノウィッツ。出演は「マイ・ハート、マイ・ラブ」のエレン・バースティン、「17歳のカルテ」のジャレッド・レト、「ダークシティ」のジェニファー・コネリー、「最終絶叫計画」のマーロン・ウェイアンズ、「パーフェクト・ストーム」のクリストファー・マクドナルドほか。60点 -
オテサーネク 妄想の子供
制作年: 2000チェコの民話をベースに命を持った切り株人形の恐怖を描く寓話。監督・脚本・原案・美術は「悦楽共犯者」のヤン・シュヴァンクマイエル。出演は映画初出演のクリスティーナ・アダムツォヴァーほか。 -
趣味の問題
制作年: 2000趣味の問題が危険なゲームに発展していく様を描いたサスペンス。監督・脚本は「私家版」のベルナール・ラップ。原作はフィリップ・バランの同名小説。共同脚本は「ドライ・クリーニング」のジル・トラン。音楽は「私家版」のジャン=フィリップ・グード。出演は「女優マルキーズ」のベルナール・ジロドー、「溺れゆく女」のジャン=ピエール・ロリ、「ドーベルマン」のフロランス・トマサン、「倦怠」のシャルル・ベルリングほか。2000年フランスコニャック国際ミステリー映画祭グランプリをはじめ3賞受賞。 -
赤ずきんの森(2000)
制作年: 20002000年度のサマーシーズン、新世代ヨーロピアン・ホラーとしてフランスで公開され、本国で大ヒットしたホラー・ノワール。弱冠29歳の新鋭リオネル・デルプランク監督が、ハリウッド産ティーンエイジ・ホラーとは一線を画す妖しい世界を作り出した。 -
約束 ラ・プロミッセ
制作年: 2000イタズラ少年と、それを迷惑がりながらも次第に心を許していく頑固老人の友情をつづった感動の物語。「Mr.レディ Mr.マダム」シリーズや「クリクリのいた夏」のベテラン俳優、ミシェル・セローガ、喋ることのできない老人・ベランの心をナレーションで語り、わずかな顔や目の表情だけで感情を表現、圧倒的な存在感を見せつける。 -
ダブルタップ
制作年: 2000実際の実践射撃競技(IPSC)の元チャンピオンによって企画され、レスリー・チャンが心の中に殺人の快楽が宿った“殺人者(サイコキラー)”を演じるサイコパス・アクションムービー。スタッフには「夢翔る人 色情男女」のメンバーが集結した。共演は「風雲 ストームライダーズ」のアレックス・フォン -
イグジット(2000)
制作年: 2000リュック・ベッソン製作総指揮によるサイコ・スリラー。身に覚えのない残虐な連続殺人犯として疑われ、やがて幻覚により自らの無実を確信できなくなっていく男の混乱と恐怖を描く。監督はCF、ビデオ・クリップの世界で活躍するオリヴィエ・メガトン。0点 -
エブリバディ・フェイマス!
制作年: 20002001年アカデミー賞外国語映画賞にノミネートされたベルギー映画。冴えない父親が、歌手を目指す反抗期の娘の夢を叶えるために奮闘するハートフル・コメディ。 -
レンブラントへの贈り物
制作年: 1999オランダの天才画家レンブラントと、彼に愛された女性たちの物語。監督・台詞はこれが日本初公開作となるベテラン、シャルル・マトン。製作は「炎のアンダルシア」のアンベール・バルザン。脚本はシルヴィ・マトン。撮影はピエール・デュプエ。音楽はニコラ・マトン。美術は「アサシンズ」のフィリップ・シフル。衣裳は「仮面の男」のエーヴ=マリー・アルノー。出演は「コレット・水瓶座の女」のクラウス・マリア・ブランダウアー、「ヴィゴ」のロマーヌ・ボーランジェ、「リディキュール」のジャン・ロシュフォール、「不滅の恋/ベートーヴェン」のヨハンナ・テール・ステーヘ、「シューティング・スター」のジャン=フィリップ・エコフェ、「めぐり逢う朝」のカロリーヌ・シオル、「薔薇のスタビスキー」のジャック・スピセール、「ティコ・ムーン」のリシャール・ボーランジェほか。 -
嘘の心
制作年: 1999少女殺人事件に巻き込まれた夫婦のあやうい感情の相克を描く心理サスペンス。監督は「沈黙の女 ロウフィールド館の惨劇」のクロード・シャブロル。脚本・台詞は「ふくろうの叫び」のオディル・バルスキとシャブロル。製作のマラン・カルミッツ以下、音楽のマチュー・シャブロル、編集のモニク・ファルデュリス、衣裳のコリンヌ・ジョリーらシャブロルの常連スタッフが集結。撮影は「奇蹟の輝き」のエドゥアルド・セラ。出演は「レ・ミゼラブル」のジャック・ガンブラン、「沈黙の女」のサンドリーヌ・ボネール、「愛する者よ、列車に乗れ」のヴァレリア・ブルーニ=テデスキほか。 -
サン・ピエールの生命
制作年: 1999二人の男をそれぞれ全く違った感情で愛する人妻の葛藤を描いた感動作。監督は「橋の上の娘」のパトリス・ルコント。製作は「リディキュール」のジル・ルグランとフレデリック・ブリリオン。共同製作はドゥニーズ・ロベールとダニエル・ルイ。脚本はクロード・ファラルド。撮影は多数のルコント作品を務めるエドゥアルド・セラ。音楽は「イヴォンヌの香り」のパスカル・エスティーヴ。美術はイヴァン・モスワン。編集はジョエル・アッシュ。衣裳は「リディキュール」のクリスチャン・ガスク。出演は「年下のひと」のジュリエット・ビノシュ、「ロスト・サン」のダニエル・オートゥイユ、「黒猫・白猫」などの監督として知られるエミール・クストリッツァほか。 -
クレーヴの奥方(1999)
制作年: 1999ラファイエット夫人による17世紀のフランス古典文学を、「アブラハム渓谷」の巨匠マノエル・デ・オリヴェイラが現代の社交界を舞台に描いた文芸恋愛ドラマ。主役のカトリーヌを、マルチェロ・マストロヤンニとカトリーヌ・ドヌーヴの間に生まれたキアラ・マストロヤンニが演じる。 -
アナザー・デイ・イン・パラダイス
制作年: 1998ストリートに生きる少年が犯罪を重ねながらの旅を通して成長する姿を描くロード・ムーヴィー。監督は写真集『タルサ』(71)『ティーンエイジ・ラスト』(83)で有名な写真家ラリー・クラークで、「KIDS」(95)に続く監督第2作。脚本はエディ・リトルの同名作を元にクリストファー・ランドン、スティーヴン・チンが担当。製作はチン、クラーク、そして本作の準主演もつとめた俳優ジェームズ・ウッズ(「ヴァンパイア最期の聖戦」)。撮影は「KIDS」のエリック・エドワーズ。、音楽監修はハワード・パール、ロビン・アーダングで、オーティス・レディング、サム・ムーア、またサザン・ソウルの名曲などが流れる。美術はアーロン・オズボーン。編集はルイス・コリーナ。衣裳はキャサリン・モリソン。出演は「リトル・ビッグ・フィールド」のヴィンセント・カシーザー、「ロスト・ハイウェイ」のナターシャ・グレッグソン・ワグナー、「疑惑の幻影」のメラニー・グリフィスほか。 -
リュシアン 赤い小人
制作年: 1998背が低いことで日陰の人生を歩まざるを得なかった男の愛と転機の物語。監督・製作・脚本はイヴァン・ル・モワーヌ。原作はミシェル・トゥルニエ。撮影はダニエル・イルセン。音楽はアレクセイ・シェリジン、ダニエル・ブラント。出演はジャン=イヴ・チュアル、「インテルビスタ」以来の映画出演となるアニタ・エクバーグほか。 -
LOUISE(TAKE2)
制作年: 1998世界各地を放浪する映像作家にしてストリート・ライブを行うジャズ・ミュージシャン、シグフリード。若干26歳にして彼が監督、脚本、撮影、音楽の4役をこなした長編デビュー作。アンダーグラウンドな視点でパリの現実を見つめる青春映画。主演は、「天使が見た夢」のエロディ・ブシェーズ。 -
a.B.C.の可能性
制作年: 1998学生時代を終えた20代半ばの若者たちの人間模様を描いた一編。映画の舞台のフランスの地方都市ストラスブールにある国立劇場付属演劇学校の依頼によって製作され、同学校の最終学年の生徒達10人が新鮮な演技を見せる。監督・脚本(アンヌ=ルイーズ・トリヴィディクと共同)は『死者とのちょっとした取引』(日本未公開)で注目された新鋭パスカル・フェラン。製作はジル・サンドーズ。製作総指揮は同学校の校長ジャン=ルイ・マルティネリ。撮影はジャン=マルク・ファブル。音楽はベアトリス・ティリエで、劇中の重要なモチーフとしてジャック・ドゥミの「ロバと王女」の挿入歌『ある王子と王女の秘密の夢』のほか、ブルース・ブラザーズ、セルジュ・ゲンズブール、フランス・ギャルなどの曲がドラマを彩る。美術はヴィルジニー・デュプロワイエ、アネット・クルツ、ジューリオ・リヒトナー。編集はギ・ラコーム。衣裳はシゴレーヌ・ド・シャティ。出演はアンヌ・カンティノー、クリステル・テュアル、アンヌ・カイエールほか。 -
ハーフ・ア・チャンス
制作年: 1998美しき娘のために体を張るふたりの初老の犯罪のプロの活躍を描く娯楽アクション。フランス二大俳優、アラン・ドロンとジャン=ポール・ベルモンドが「ボルサリーノ」(74)以来28年ぶりに再共演、ドロンが本作を最後に映画俳優として引退宣言を行ったことでも話題に。監督は「リディキュール」のパトリス・ルコントで、本格的なアクション作としては「スペシャリスト」(85)以来14年ぶりとなる。製作代表は「スペシャリスト」のクリスチャン・フェシュネール。脚本はブリュノ・タルドンの原案を基にルコント、「タンデム」のパトリック・ドゥヴォルフが執筆、「パトリス・ルコントの大喝采」のセルジュ・フリードマンが台詞を担当。撮影はスティーヴン・ポスター。音楽は「ラブetc.」のアレクサンドル・デズプラ。美術のイヴァン・モシオン、編集のジョエル・アッシュ、衣裳のアニー・ペリエ=フーロンはルコント作品の常連。共演は「エリザ」のヴァネッサ・パラディ、「ミナ」のエリック・デフォス、「ボーマルシェ フィガロの誕生」のミシェル・オーモンほか。70点 -
パパラッチ(1998)
制作年: 1998特ダネを追って日夜走り回るパパラッチ(盗撮キャメラマン)の姿を描いた娯楽作。監督は「カンヌ映画祭殺人事件」のアラン・ベルベリアン。脚本はダニエル・トンプソン、ベルベリアン、ジャン=フランソワ・アラン、セモン・ミシェル、ヴァンサン・ランドン、パトリック・ティムシット。撮影はヴィンセンツォ・マラーノ。音楽はフランク・ルーセル。出演は「女優マルキーズ」のパトリック・ティムシット、「憎しみ」のヴァンサン・ランドン、「ザ・マシーン 私の中の殺人者」のナタリー・バイほか。 -
愛する者よ、列車に乗れ
制作年: 1998亡き画家の遺言にしたがい葬儀へと向かう列車に乗り合わせた人々の二日間の旅を通し、ゲイやエイズ、ドラッグなどの世紀末的現実を優しい眼差しで描き出した一編。監督・脚本は「王妃マルゴ」のパトリス・シェロー。製作はシャルル・ガッソ。共同脚本は原案者でもある「王妃マルゴ」のダニエル・トンプソンと、ピエール・トリヴィティック。撮影は「ティコ・ムーン」のエリック・ゴーティエ。録音はギョーム・シアマとジャン=ピエール・ラフォルス。美術はリシャール・ペドゥッツィとシルヴァン・ショヴロ。編集はフランソワ・ジェディジエ。衣裳はカロリーヌ・ド・ヴィヴェーズ。出演は「ティコ・ムーン」のジャン=ルイ・トランティニャン、「愛のトリートメント」のヴァンサン・ペレーズ、「キュリー夫妻 その愛と情熱」のシャルル・ベルリング、「王妃マルゴ」のパスカル・グレゴリー、「パリでかくれんぼ」のブリュノ・トデスキーニ、「君が、嘘をついた」のヴァレリア・ブルーニ=テデスキ、「私の好きな季節」のロシュディ・セム、「太陽と月に背いて」のドミニク・ブランほか。 -
アサシンズ(1997)
制作年: 1997老人・青年・少年という三世代の暗殺者の姿を鮮烈に描いたシリアス・ドラマ。監督・脚本・主演は「憎しみ」でカンヌ国際映画祭の監督賞を受賞したマチュー・カソヴィッツ。製作はカソヴィッツの盟友であり、トラン・アン・ユン監督作品でも知られるクリストフ・ロシニョン。共同脚本はニコラ・ブクリエフ。撮影はピエール・アイム(出演も)。音楽は「ファーゴ」などコーエン兄弟作品で知られるカーター・バーウェル。美術はフィリップ・シッフル。編集はカソヴィッツとヤニク・ケルゴー。衣裳はヴィルジニー・モンテル。共演は「ボーマルシェ フィガロの誕生」のミシェル・セロー、インターネットを通じて発見された新人メディ・ベノーファほか。 -
恋するシャンソン
制作年: 1997パリの空の下、家探しをきっかけに知り合った7人の男女が繰り広げる勘違いを、エディット・ピアフからジェーン・バーキンまで永遠のシャンソン、フレンチ・ポップス36曲で綴った軽妙な恋愛映画。監督は「二十四時間の情事」「去年マリエンバートで」「お家にかえりたい」の巨匠アラン・レネ。製作はブリュノ・ペセリ。脚本は主演のアニエス・ジャウィとジャン=ピエール・バクリ(「家族の気分」でも共演)。撮影はダニエル・シュミット作品などで知られる名手である「不倫の公式」のレナート・ベルタ。音楽はブリュノ・フォンテーヌ。美術は「去年マリエンバートで」以来のレネ組であるジャック・ソルニエ。編集は「死と乙女」のエルヴェ・ド・リューズ。衣裳はジャッキー・ビュダン。録音は「とまどい」のピエール・ルノワール。出演は他に、「私の男」のサビーヌ・アゼマ、「カドリーユ」のアンドレ・デュソリエ、「地に墜ちた愛」のジェーン・バーキン、「女優マルキーズ」のランベール・ウィルソン、「男と女、嘘つきな関係」のピエール・アルディティほか。98年セザール賞最優秀作品賞、主演男優賞、助演男優賞、助演女優賞、脚本賞、編集賞、録音賞、98年ベルリン映画祭生涯芸術貢献賞を受賞。 -
ドーベルマン
制作年: 1997悪のヒーローと狂った警視との想像を絶する大バトルを、過激な映像と音楽で見せるアクション・エンターテインメント。監督はCMやビデオクリップをへて短編『Gisele Kerozene』(89)でアヴォリアッツ映画祭グランプリを受賞した新鋭ヤン・クーネンで、本作は彼の長編劇映画デビューにあたる。原作・脚本は同名の人気漫画シリーズを手掛けるジョエル・ウサン。製作はフレデリック・デュマとエリック・ネヴェ。製作総指揮はマルク・バシェ。撮影はミシェル・アマチュー。音楽はオリジナル・ユニットのスキゾマニアックで、劇中曲にデジタル・ロックの雄プロディジーの『Voodoo People』が使用されている。美術はミシェル・バルテルミー。編集はベネディクト・ブリュネ。衣裳はシャトゥンヌとファブ。SFXはフランス随一のCG制作集団マク・ガフ・リーニュ。出演は「憎しみ」「不倫の公式」のヴァンサン・カッセル、「アパートメント」のモニカ・ベルッチ、「ニキータ」「ゴールデンアイ」のチェッキー・カリョ、「青春シンドローム」のロマン・デュリス、「パリのランデブー」のアントワーヌ・バズレール、「ニキータ」「憎しみ」のマルク・デュレほか。 -
アデュー、ぼくたちの入江
制作年: 1997美しい入江で出会った少年と少女のあやうい恋を描く青春ドラマ。監督・脚本は本作がデビューとなる新鋭マニュエル・ブラダル。製作はフィリップ・ルースレ。撮影はクリストフ・ポロック。音楽はカルロ・クリヴェル。編集はヴァレリー・デセーヌ。出演はロシア系ジプシー・キャンプ暮らしだったのを監督に見いだされた少年フレデリック・マルグラ(撮影後消息不明になった)と新人ヴァヒナ・ジョカンテほか。
今日は映画何の日?
今日誕生日の映画人 05/22
- ローレンス・オリヴィエ(1907)
- アンナ・ベルナップ(1972)
- ジニファー・グッドウィン(1978)
- ナオミ・キャンベル(1970)
- ワン・シャオシュアイ(1966)
- ニール・ヒメネズ(1960)
- ケント・チェン(1951)
- 真喜志きさ子(1957)
- 庵野秀明(1960)
- 田中麗奈(1980)
- 上村愛香(1978)
- ゴリ(1972)
- マギー・Q(1979)
- 中島多圭子(1971)
- 宇多丸(1969)
- 東山光明(1980)
- TAO(1985)
- アンソニー・タムバキス(1967)
- スホ(1991)
- アレクサンドル・ヤツェンコ(1977)
- 高野漁(1974)
- 伊藤麻実子(1980)
- ジョナサン・モラリ(1980)
- スーラジ・バルジャーティヤ(1965)
- コ・ドゥシム(1951)
- イルメナ・チチコワ(1984)