太田直子の関連作品 / Related Work

1-100件表示/全115件
  • マッシブ・タレント

    制作年: 2022
    「リービング・ラスベガス」(95年)でアカデミー賞主演男優賞を受賞し、「ザ・ロック」(96年)「フェイス/オフ」(97年)などのアクション大作に出演して栄華を極めたニコラス・ケイジが、浮き沈みの激しい自身のスター人生を逆手に取り、どん底にある俳優ニック・ケイジに扮して贈る、コメディ満載のアクション映画。ニコラス・ケイジは、出演作の興行的失敗からハリウッドからのオファーが途絶えた時代がある。低予算映画に多数出演して借金を完済したとき、本作のオファーが転がり込んだ。そのチャレンジ精神とユーモアに富んだ内容が絶賛され、全世界67カ国で初登場TOP10入りのスマッシュヒットを記録した。
  • ラビット・ホール

    制作年: 2010
    ピューリッツァー賞に輝いたデヴィッド・リンゼイ=アベアーの戯曲を、「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」のジョン・キャメロン・ミッチェル監督で映画化。幼い息子を失った夫婦の再生を描く。製作を兼任した主演のニコール・キッドマン(「NINE」)は、アカデミー賞とゴールデングローブ賞で主演女優賞にノミネート。
  • ファースター 怒りの銃弾

    制作年: 2010
    「ウィッチマウンテン/地図から消された山」のドウェイン・ジョンソン主演で贈るアクション映画。裏切りによって刑務所に送られた男が、出所後、復讐を遂げてゆく姿を描く。共演は「イーグル・アイ」のビリー・ボブ・ソーントン、「インセプション」のトム・べレンジャー。監督は「ソウル・フード」のジョージ・ティルマン・Jr。
    70
  • フィリップ、きみを愛してる!

    制作年: 2009
    カミングアウトした天才詐欺師と、彼が刑務所で出会った男との運命を描く実話を基にしたラヴストーリー。「バッド・サンタ」の脚本を手掛けたグレン・フィカーラとジョン・レクアによる初監督作。出演は「イエスマン“イエス”は人生のパスワード」のジム・キャリー、「天使と悪魔」のユアン・マクレガー、「セブンティーン・アゲイン」のレスリー・マンなど。
    80
  • シャッター

    制作年: 2008
    2004年製作のタイ映画「心霊写真」を「感染」の落合正幸監督がハリウッドでリメイクしたスピリチュアル・スリラー。出演は「ボビー」のジョシュア・ジャクソン、「トランスフォーマー」のレイチェル・テイラー、「ストレンジャー・コール」のデヴィッド・デンマン、「犬神家の一族」の奥菜恵など。
    70
  • ラフマニノフ ある愛の調べ

    制作年: 2007
    ピアノの魔術師と呼ばれた天才作曲家ラフマニノフの生涯と、その人生を変えた3人の女性を描くドラマ。監督は「タクシー・ブルース」のパーヴェル・ルンギン。出演は「宇宙を夢見て」のエフゲニー・ツィガノフ、「エスケープ 逃亡者」のヴィクトリア・トルストガノヴァ、「シベリアの理髪師」のアレクセイ・ペトレンコほか。
    60
  • 暗殺 リトビネンコ事件

    制作年: 2007
    イギリスに亡命していた元FSB中佐アレクサンドル・リトビネンコの5年にわたるインタビューと、その直後に起きた暗殺事件の真相を追うドキュメンタリー。監督は、チェチェン戦争のドキュメンタリーなどを撮ったアンドレイ・ネクラーソフ。膨大なニュース映像と関係者への証言を通して、現代ロシアの暗部に迫る。
  • キャラメル

    制作年: 2007
    音楽ビデオやCMなどで活躍するレバノン出身のナディーン・ラバキーが、監督に加え主演・脚本の3役を兼任した長編監督デビュー作。エステサロンに集まる、世代も宗教も異なる女性たちを主人公に、恋愛、結婚、SEX、不倫、同性愛といった女性の問題を涙とユーモアで綴る。アカデミー賞レバノン代表に選出され、高い評価を得た。
  • 落下の王国

    制作年: 2006
    自殺願望のあるスタントマンが幼い少女を操るために話し始めた虚構の物語が、やがて夢と希望を紡いでいくアドベンチャー・ファンタジー。監督・脚本は「ザ・セル」のターセム。出演は「グッド・シェパード」のリー・ペイス、本作が映画デビューとなるカティンカ・アンタルー、「カオス」のジャスティン・ワデルなど
  • その名にちなんで

    制作年: 2006
    インドからアメリカへと移住した若い夫婦が、新しい家族を作り上げていく軌跡を描いたヒューマン・ドラマ。ピューリッツァー賞作家ジュンパ・ラヒリのベストセラー小説を、「モンスーン・ウェディング」のミーラー・ナーイルが監督。出演は、インドの演技派女優タブー、「ダージリン急行」のイルファン・カーン、「英雄鉄板伝説」のカル・ペン。
    90
  • プロジェクトBB

    制作年: 2006
    「プロジェクトBB」とは「赤ちゃん計画」のこと。ジャッキー・チェンがギャンブル狂の泥棒という悪役に初めて挑むアクション・コメディ。共演はマイケル・ホイ(「Mr.BOO!」シリーズ)、そしてルイス・クー(「エレクション」)。監督は「香港国際警察/NEW POLICE STORY」のベニー・チャン。
  • unknown アンノウン(2006)

    制作年: 2006
    記憶を失った5人の男が疑心暗鬼に駆られながら、生き延びるために駆け引きを繰り広げる密室スリラー。監督はこれがデビューとなるサイモン・ブランド。出演は「パッション」のジム・カヴィーゼル、「メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬」のバリー・ペッパー。
  • イカとクジラ

    制作年: 2005
    思春期の子供たちの目線から、父と母の別居からばらばらになった一家を見つめる、家族の物語。監督は「彼女と僕のいた場所」のノア・バームバック。出演は、「グッドナイト&グッドラック」のジェフ・ダニエルズ、「ミスティック・リバー」のローラ・リニー、「ウェス・クレイヴン’s カースド」のジェス・アイゼンバーグ。2006年度アカデミー賞脚本賞ノミネート作品。
    80
  • THE MYTH/神話

    制作年: 2005
    ジャッキー・チェンが初の武侠映画に挑戦した歴史ロマン大作。中国始皇帝の時代と現代を舞台に、時空を超えて繰り広げられるロマンスを壮大なスケールで描く。原案・監督は「ポリス・ストーリー3」のスタンリー・トン。共演はドラマ『悲しき恋歌』の韓国人女優キム・ヒソン。
  • サムサッカー

    制作年: 2005
    どうしても親指を吸う癖をやめられない17歳の少年が、周囲に認められるために奮闘する、青春ムービー。監督は、短編映画 「The Architecture of Reassurance」(未)が1999年サンダンス映画祭で上映されたマイク・ミルズ。本作が初長編監督作品となる。出演はデビュー作となる本作でベルリン国際映画祭銀熊賞<最優秀男優賞>とサンダンス映画祭における特別審査員演技賞を受賞したルー・プッチ、「マトリックス」シリーズのキアヌ・リーヴス、「ナルニア国物語 第1章:ライオンと魔女」のティルダ・スウィントン。
    80
  • ロンゲスト・ヤード(2005)

    制作年: 2005
    アクション映画の名匠ロバート・アルドリッチがアメリカン・フットボールで闘う男たちを描いた1974年の同名作をリメイク。元NFLのトップ・プレイヤー率いる囚人チームが、凶悪な看守チームに立ち向かう。監督は「50回目のファースト・キス」のピーター・シーガル。出演は「50回目のファースト・キス」のアダム・サンドラー。
    80
  • 迷い婚 すべての迷える女性たちへ

    制作年: 2005
    結婚をめぐるハートウォーミングなラブストーリー。主演はTVドラマ『フレンズ』のレイチェル役で人気を博したジェニファー・アニストン。シャーリー・マクレーン(「愛と追憶の日々」)やケビン・コスナー(「ワイルド・レンジ 最後の銃撃」)など大物俳優陣が脇を固めている。監督は「恋人たちの予感」のロブ・ライナー。
    50
  • ブラウン・バニー

    制作年: 2003
    失われた恋人の幻影を求めてアメリカ大陸を旅する男を描いたドラマ。監督・製作・脚本・撮影・美術・編集・衣裳・主演は「バッファロー'66」のヴィンセント・ギャロ。共演に「アメリカン・サイコ」のクロエ・セヴィニーほか。
  • クジラの島の少女

    制作年: 2003
    勇者伝説が伝わるマオリ族の少女を描いた愛と奇跡の物語。監督・脚本はこれが日本初登場となる女性、ニキ・カーロ。原作はマオリ出身の作家、ウィティ・イヒマエラの小説『ザ・ホエール・ライダー』。撮影は「ミルクのお値段」のレオン・ナービー。音楽は「アリ」のリサ・ジェラード。美術は「ロード・オブ・ザ・リング」のグラント・メイジャー。出演は新人のケイシャ・キャッスル=ヒューズ、「モアイの謎」のラウィリ・パラテーン、「コラテラル・ダメージ」のクリフ・カーティスほか。2002年トロント国際映画祭観客賞、2003年サンダンス映画祭ワールドシネマ部門観客賞、同年ロッテルダム映画祭観客賞受賞。
  • クイーン・オブ・ザ・ヴァンパイア

    制作年: 2002
    ロック・ミュージックを背景に、レスタトのヴァンパイアとなった経緯と苦悩、そして全てのヴァンパイアの母にして最強最悪の女王・アカーシャの復活を描く。「インタヴュー・ウィズ・ヴァンパイア」(1994)の続編。アメリカで熱狂的な支持を得ているアン・ライスの「ヴァンパイア・レスタト」「呪われし者の女王」が原作。監督は、「エンジェル・ベイビー」のマイケル・ライマー、製作総指揮は「マトリックス」のブルース・バーマン。音楽にはリチャード・ギブスの他、ロックバンドKORNのヴォーカリスト、ジョナサン・デイビスも参加。出演は、「ひかりのまち」のスチュアート・タウンゼント、「ロミオ・マスト・ダイ」のアリーヤ、「ショコラ」のレナ・オリンなど。
    70
  • イノセント・ボーイズ

    制作年: 2002
    31歳で死去した作家クリス・ファーマンの遺作小説『放課後のギャング団』を映像化。アメリカでは「21世紀の『スタンド・バイ・ミー』と絶賛された。ジョディ・フォスターが自身の製作会社で製作し、出演も兼ねている。監督は、本作が映画初監督となるピーター・ケア。
  • プロフェシー

    制作年: 2002
    米国で実際に起きた一連の不可解な事件に基づくサスペンス・ホラー。監督は、「隣人は静かに笑う」のマーク・ペリントン。主演は「真実の行方」のリチャード・ギア。
    70
  • ニューヨーク 最後の日々

    制作年: 2002
    ニューヨークで生きるパブリシストの男の24時間を描いた都会派ヒューマン・ドラマ。監督はTVシリーズ『Sex and the City』のダン・アルグラント。製作総指揮はロバート・レッドフォードほか。撮影は「マルホランド・ドライブ」のピーター・デミング。音楽は「ポワゾン」のテレンス・ブランチャード。出演は「インソムニア」のアル・パチーノ、「8 Mile」のキム・ベイシンガー、「ワン・モア・タイム」のライアン・オニール、「ジュラシック・パーク・」のティア・レオーニ、「アイ・アム・サム」のリチャード・シフ、「スパイダーマン」のビル・ナン、「トゥー・ウィークス・ノーティス」のロバート・クライン、「ストーリーテリング」のマーク・ウェバーほか。
    60
  • エルミタージュ幻想

    制作年: 2002
    映画史上だれもなし得なかった90分間ワンカット、編集なし、本番一日という条件。しかも世界遺産であるエルミタージュ美術館の内部で撮影された驚異の映画。監督は、現代ロシアを代表するアレクサンドル・ソクーロフ。
  • プール(2002)

    制作年: 2002
    将来を約束された男子高校生が転校生の美女と犯したたった1度の過ちが原因で、彼女に執拗に付きまとわれる恐怖をセクシャルかつスリリングに描く。監督は「サイアム・サンセット」のジョン・ポルソン。
  • バースデイ・ガール

    制作年: 2002
    出会い系サイトで出会った男女のサスペンスフルなラヴ・ストーリー。監督・脚本はこれが日本初公開作となるジェズ・バターワース。撮影は「シッピング・ニュース」のオリヴァー・ステイプルトン。音楽は「コレリ大尉のマンドリン」のスティーヴン・ウォーベック。美術は「スナッチ」のヒューゴ・ルチック=ワイコフスキー。編集は「チェンジング・レーン」のクリストファー・テレフセン。出演は「アザーズ」のニコール・キッドマン、「ロスト・ソウルズ」のベン・チャップマン、「アメリ」のマチュー・カソヴィッツ、「ジェヴォーダンの獣」のヴァンサン・カッセルほか。
  • 至福のとき

    制作年: 2002
    孤独な少女が周囲の愛情に触れ、生きる希望を取り戻していく様を描いた感動作。監督は「初恋のきた道」のチャン・イーモウ。脚本は文学界で活躍するグイ・ズ。原作は「紅いコーリャン」の原作でも知られるモー・イエンの短編小説。撮影のホウ・ヨン、音楽のサン・パオ、編集のチャイ・ルーらは、「初恋のきた道」に続くスタッフ。出演は「始皇帝暗殺」のチャオ・ベンシャン、新人のドン・ジエ、「上海ルージュ」のフー・ピアオほか。
  • リーマン・ジョー!

    制作年: 2001
    一発逆転をかけてスーパーリーマンへと大変身をねらう、真面目なサラリーマンの恋と親子愛を描いた心温まるコメディ。一生懸命働いても報われない世界共通の現実にリベンジ。主演は「ギャラクシー・クエスト」のティム・アレン。監督は、これまでに2作の映画でティム・アレンとコンビを組んだジョン・パスキン。
    80
  • 金魚のしずく

    制作年: 2001
    新鋭キャロル・ライ監督が、ティーンエイジャーの繊細で傷つきやすい心の揺れを細やかに描いた青春映画。赤でまとめた新人ゼニー・クォックのかわいらしいファッションに注目。
  • DUST ダスト

    制作年: 2001
    「ビフォア・ザ・レイン」で世界各国から絶賛されたマケドニアの鬼才ミルチョ・マンチェフスキーの、7年ぶり待望の第2作目。100年の時を経て語られるある兄弟の数奇な運命を、巧みな構成で描写する。出演は、「キリング・ミー・ソフトリー」のジョセフ・ファインズ、「ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔」のデイヴィッド・ウェンハム。
  • モンスーン・ウェディング

    制作年: 2001
    結婚式をめぐる現代インドの一族を描いた、ハートウォーミングな人間ドラマ。監督・製作は「カーマ・スートラ 愛の教科書」のミラ・ナイール。脚本はこれが初長編となるサブリナ・ダワン。撮影は「カーマ・スートラ」のデクラン・クイン。音楽は「カーマ・スートラ」「偶然の恋人」のマイケル・ダンナ。出演はインド国内での大物俳優ナジルラディン・シャー、ポップ歌手のヴァソンダラ・ダスほか。2001年ヴェネチア国際映画祭金獅子賞受賞。
  • アザーズ

    制作年: 2001
    古屋敷内の霊的な恐怖を描くゴシック・ホラー。監督・脚本・音楽は「オープン・ユア・アイズ」のアレハンドロ・アメナーバル。製作総指揮は「バニラ・スカイ」のトム・クルーズほか。撮影は「サルサ!」のハビエル・アギーレサロベ。美術は「グラディエーター」のベンジャミン・フェルナンデス。衣裳は「蝶の舌」のソニア・グランデ。出演は「ムーラン・ルージュ」のニコール・キッドマン、「いつまでも二人で」のフィオヌラ・フラナガン、「60セカンズ」のクリストファー・エクルストン、「フェリシアの旅」のエレーン・キャシディほか。2002年ゴヤ賞最優秀作品賞ほか8部門受賞。
    60
  • ふたりの人魚

    制作年: 2000
    失いかけた愛を探してさまよう恋人たちの物語。監督・脚本は「デッド・エンド 最後の恋人」のロウ・イエ。出演は「始皇帝暗殺」のジョウ・シュン、「デッド・エンド 最後の恋人」のジア・ホンシュンほか。2000年ロッテルダム国際映画祭タイガー・アワード、TOKYO FILMex2000グランプリ受賞。
    90
  • 初恋のきた道

    制作年: 2000
    雄大な中国の自然を背景に、健気な少女の初恋を描く純愛映画。監督は「あの子を探して」のチャン・イーモウ。出演は「グリーン・デスティニー」のチャン・ツィイーほか。第50回ベルリン国際映画祭銀熊賞受賞。
    80
  • グリーン・デスティニー

    制作年: 2000
    19世紀初めの中国を舞台にしたファンタジー・アクション・ラヴストーリーにして、興奮と陶酔のマーシャルアーツ・エンタテインメント。監督・製作は「アイス・ストーム」のアン・リー。原作は上海の作家ワン・ドウルーによる武侠小説。撮影は「アンナ・マデリーナ」のピーター・パウ。アクション監督は「マトリックス」のユエン・ウーピン。音楽はタン・ドゥン。チェロ演奏はヨーヨー・マ。美術・衣装はティン・イップ。出演は「アンナと王様」のチョウ・ユンファ、「トゥモロー・ネバー・ダイ」のミシェル・ヨー、「初恋のきた道」のチャン・ツィイー、「ブエノスアイレス」のチャン・チェンほか。第73回アカデミー賞にて4部門(外国語映画賞、撮影賞、作曲賞、美術賞)受賞。
    80
  • 17歳のカルテ

    制作年: 2000
    60年代末、多感な少女が精神病院で体験した心の葛藤と友情の物語。監督は「コップランド」のジェームズ・マンゴールド。脚本はスザンナ・ケイセンの原作を基にジェームズ・マンゴールド、リサ・ルーマー、アナ・ハミルトン・フェランが執筆。撮影は「トゥルー・クライム」のジャック・N・グリーン。音楽は「フェリシアの旅」のマイケル・ダナ。出演は「オータム・イン・ニューヨーク」のウィノナ・ライダー(製作総指揮も)、「60セカンズ」のアンジェリーナ・ジョリー他。
    84
  • ラブ・オブ・ザ ゲーム

    制作年: 1999
    最後のマウンドにおのれの野球人生と恋人への愛を賭けるメジャーリーグのヴェテラン投手の姿を感動的に描くドラマ。監督は「クイック&デッド」「シンプル・プラン」のサム・ライミ。原作はマイケル・シャーラの同名作で、脚本は「シティ・オブ・エンジェル」のデイナ・スティーヴンス。製作は「エンド・オブ・デイズ」のアーミヤン・バーンステインと「きっと忘れない」のエイミー・ロビンソン。製作総指揮は「羊たちの沈黙」のロン・ボズマン、「エアフォース・ワン」のマーク・エイブラハム。撮影は「恋愛小説家」のジョン・ベイリー。音楽は「レ・ミゼラブル」のベイジル・ポールドゥーリス。美術はニール・スピザック。編集はエリック・L・ビーソン、アーサー・コバーン。衣裳はジュディアナ・マコフスキー。出演は「メッセージ・イン・ア・ボトル」のケヴィン・コスナー、「ナッシング・トゥ・ルーズ」のケリー・プレストン、「25年目のキス」のジョン・C・ライリー、「グッドナイト・ムーン」のジェナ・マローンほか。
    60
  • ノイズ(1999)

    制作年: 1999
    空宇宙から帰還した夫に対する妻の不信をスリリングに描くSFサスペンス。監督・脚本はこれが長編初監督のランド・ラビッチ。製作は「ザ・メイカー」のアンドリュー・レイザー。製作総指揮は「フェイク」のマーク・ジョンソン。撮影は「コンゴ」のアレン・ダビュー。音楽は「オースティン・パワーズ:デラックス」のジョージ・S・クリントン。美術は「オルランド」のジャン・ロールフ。編集は「ラスト・サマー」のスティーブ・ミルコビッチ。衣裳は「ダンテズ・ピーク」のイシス・マッセンデン。出演は「ラスベガスをやっつけろ」のジョニー・デップ、「マイティ・ジョー」のシャーリーズ・セロン、「フェイス/オフ」のニック・カサヴェテスほか。
    60
  • カラー・オブ・ハート

    制作年: 1999
    往年の人気テレビドラマの中に入り込んでしまった現代っ子高校生兄妹が、その世界に異変をもたらしていく様を描いたファンタジー。白黒の世界に生きるドラマの町の人々が主人公らの感化を受けてカラーに色づいていく様が、デジタル加工を駆使した凝ったヴィジュアル・エフェクトで表現されるというユニークな映像処理が見どころ。監督は「ビッグ」「デーヴ」の脚本家であるゲーリー・ロスで、本作が監督デビューとなる。製作はロスと「アウト・オブ・サイト」の監督スティーヴン・ソダーバーグ、「バスキア」のジョン・キリツク、ロバート・J・デガス。製作総指揮はマイケル・デ・ルーカ、メアリー・ペアレント。撮影はジョン・リンドレイ。音楽は「バグズ・ライフ」のランディ・ニューマン。音楽監修はボニー・グリーンバーグ。エンド・クレジットの主題歌はフィオナ・アップルによるビートルズの名曲のカヴァー『アクロス・ザ・ユニバース』。美術は「L.A.コンフィデンシャル」のジニーン・オプウォール。編集はウィリアム・ゴールデンバーグ。衣裳は「ビッグ」「ディック・トレイシー」のジュディアナ・マコフスキー。視覚効果監督は「ガタカ」のクリス・ワッツ。色彩効果デザイナーはマイケル・サザード。出演は「アイス・ストーム」のトビー・マグァイア、「SFW」のリース・ウィザースプーン、「フェイス/オフ」「アイス・ストーム」のジョアン・アレン、「ブギーナイツ」のウィリアム・H・メイシー、「トゥー・デイズ」のジェフ・ダニエルズ、「スリング・ブレイド」のJ・T・ウォルシュ(本作完成後に死去し、献辞が捧げられている)、「25年目のキス」のメアリー・シェルトン、「秘密兵器リンペツト」のヴェテラン俳優ドン・ノッツほか。
    90
  • デッドマンズ・カーブ

    制作年: 1998
    学生が自殺するとそのルームメイト全員がオールAをもらえるという米国の大学で実際に採用されている極秘の制度を利用して、偽装殺人を計画した男女学生の騒動を描いたブラック・コメディ。監督は『最後の晩餐』(V)の脚本家で、本作が監督デビューとなるダン・ローゼン。「エマニエル夫人」などのヴェテラン製作者のアレン・シリツキーが製作総指揮(ピエール・カルフォンと共同)をつとめた。製作はマイケル・アマート。撮影は『ネイキッド・イン・ニューヨーク』(V)のジョーイ・フォーサイト。音楽はシャークで、音楽監修はパジャマ・パーティ・プロが担当。美術はロバート・ハーバー。編集はグレン・ガーランド。衣裳はシャナ・ゴールド。出演は「マッド・ラブ」のマシュー・ラリード、「ハッピィブルー」のマイケル・ヴァルタン、「ミクロ・キッズ3」のケリー・ラッセル、「グース」のダナ・ディレイニーほか。
  • フルスタリョフ、車を!

    制作年: 1998
    スターリン体制下の厳しい現実を生き抜いた人々の姿を強烈なタッチで活写した群像劇。監督・脚本は「わが友イワン・ラプシン」のアレクセイ・ゲルマン。撮影はウラジーミル・イリネ。音楽はアンドレイ・ペトロフ。出演は「わが友イワン・ラプシン」のニーナ・ルスラノヴァ、ユーリー・ツリロほか。
  • プライド 運命の瞬間

    制作年: 1998
    A級戦犯として逮捕され、東京裁判で死刑判決を受けた東條英機の名誉と真実をかけた”闘い”を、その人物像を中心に描いた人間ドラマ。監督は「ルパン三世 くたばれ!ノストラダムス」で総監督を務めた伊藤俊也。脚本は、「東雲楼・女の乱」の松田寛夫と伊藤の共同。撮影を「ご存知!ふんどし頭巾」の加藤雄大が担当している。主演は「Looking For」の津川雅彦。
    60
  • タロス・ザ・マミー 呪いの封印

    制作年: 1998
    現代に甦ったミイラ男の恐怖を描くホラー。監督は「ハイランダー」(シリーズ、3作)「スナイパー 狙撃者」のラッセル・マルケイ。脚本は原案をキース・ウィリアムスとマルケイがあたり、マルケイと「フロム・ダスク・ティル・ドーン」のジョン・エスポジートが担当。製作は「ボーン・ダディ」のシルヴィオ・ムラグリア、「アサシン」のダニエル・スレザック、ジェフリー・ホワイト。製作総指揮はトム・リーヴ、ロメイン・シュローダー。撮影は「K2 ハロルドとテイラー」のガブリエル・バースタイン。音楽はステファーノ・マイネッティ。美術はブライス・ウォムスリー。編集はアーメン・ミネイシアン。SFXは「ウィッシュマスター」のKNBエフェクツ(ロバート・カーツマン、グレッグ・ニコテロ、ハワード・バーガー)で、視覚効果を「スフィア」のウィリアム・メサが担当。出演は「ジャングル・ブック」のジェイソン・スコット・リー、「ウィッカーマン」のクリストファー・リー、「エンジェルス」のルイーズ・ロンバート、「イベント・ホライゾン」のショーン・パートウィー、「ジキル博士はミス・ハイド」のリセット・アンソニー、「GODZILLA ゴジラ」のマイケル・ラーナー、「シャイニング」のシェリー・デュヴァルほか。
  • ウェディング・シンガー

    制作年: 1998
    結婚式を盛り上げるウェディング・シンガーと、マリッジ・ブルーのウェイトレスが繰り広げるラブコメディ。監督は『偽証 殺人者は2度裁かれる』(V)のフランク・コラチ。脚本は『俺は飛ばし屋 プロゴルファー・ギル』(V)のティム・ハーリヒで、製作も同作のロバート・シモンクズとジャック・ジャラプート。撮影はティム・サーステッド、美術はペリー・ブレイク、編集はトム・ルイス、衣裳はモナ・メイ。音楽はテディ・キャステルッチ、音楽監修はマイケル・ディルベックで、マドンナ『ホリデイ』、カルチャー・クラブ『君は完璧さ』、ポリス『マジック』などの80年代全米ヒット曲が全編に流れる。主演は「スクリーム」のドリュー・バリモアと『サタデー・ナイト・ライブ』出身で『俺は飛ばし屋 プロゴルファー・ギル』のアダム・サンドラー。共演は「パルプ・フィクション」のマシュー・グレイヴ、「コン・エアー」のアンジェラ・フェザーストーン、「ザ・クラフト」のクリスティーン・テイラー、「アルマゲドン」のスティーヴ・ブシェミ(ノー・クレジット)ほか。
    90
  • ワン・ナイト・スタンド

    制作年: 1998
    売れっ子CMディレクターの一夜の浮気の意外な顛末毛皮肉なタッチで描いたラヴ・ストーリー。監督・脚本・音楽は「リービング・ラスベガス」のマイク・フィギス。製作はフィギス、アニー・スチュワート、ベン・マイロン。製作総指揮はロバート・エンゲルマン。撮影のデクラン・クイン、美術のウォルデマー・カリノフスキー、編集のジョン・スミスは「リービング・ラスベガス」に続く参加。衣裳はローラ・ゴールドスミス、イーニッド・ハリス。出演は「追跡者」のウェズリー・スナイプス、「ターキンスキー、「追跡者」のロバート・ダウニー・Jr.、「ショーガール」のカイル・マクラクランほか。
  • ダイヤルM

    制作年: 1998
    アルフレッド・ヒッチコックの傑作スリラー「ダイヤルMを廻せ!」をリメイク、舞台をロンドンからニューヨークに移し、ストーリー、人物設定ともに現代風にアレンジしたサスペンス。監督は「チェーン・リアクション」「逃亡者」などを手がけたアンドリュー・デイヴィス。製作は「逃亡者」でデイヴィス監督と組み、17本の作品をアカデミー賞ノミネートに導いたアーノルド&アン・コペルソン夫妻と「バットマン&ロビン Mr.フリーズの逆襲」のピーター・マクレガー=スコット、「イレイザー」に出演しているクリストファー・マンキーウィツ。製作総指揮は「セブン」のスティーヴン・ブラウン。脚本は、本作が映画化第一作目となるパトリック・スミス・ケリー。撮影は「クリムゾン・タイド」のダリウス・ウォルスキー。美術は「オール・ザット・ジャズ」のフィリップ・ローゼンバーグ。衣裳は「フェイス/オフ」のエレン・ミロジニック。出演は「ザ・ゲーム」のマイケル・ダグラス、「大いなる遺産」「スライディング・ドア」のグウィネス・パルトロウ、「G.I.ジェーン」のヴィーゴ・モーテンセンほか。
    70
  • スパニッシュ・プリズナー

    制作年: 1997
    詐欺師たちの罠に巻き込まれたエリート会社員の苦闘を描くサスペンス。題名は古典的な詐欺の手口で、「自称亡命貴族の男が“国に財産と妹を置いてきた残してきた”と言って美しい妹の肖像を見せ、成功したら妹と財産をやろうと救出資金を頼む」というもの。監督・脚本は現代アメリカ演劇を代表する劇作家デイヴィッド・マメットで、『スリル・オブ・ゲーム』(V)『週末はマフィアと!』(V)「殺人課」『Oleana』に続く監督第5作。製作は「世界中がアイ・ラブ・ユー」はじめウディ・アレン作品で知られるのジーン・ドゥメイニアンで、製作総指揮も同作のJ・E・ボーケーア。撮影は「黙秘」のガブリエル・ベリステイン。音楽は「ビッグ・リボウスキ」はじめコーエン兄弟作品の常連のカーター・バーウェル。美術はティム・ガルヴィン。編集はバーバラ・タリヴァー。衣裳はスーザン・ライオール。出演は「ミセス・パーカー ジャズ・エイジの華」のキャンベル・スコット、「花嫁のパパ1、2」のスティーヴ・マーティン、監督夫人でもある「殺人課」のレベッカ・ピジョン、「ビッグ・リボウスキ」のベン・ギャザラほか。
  • ナージャの村

    制作年: 1997
    チェルノブイリ原子力発電所で起きた事故によって放射能汚染にさらされた村に暮らす人々の生活を捉えた長編ドキュメンタリー。監督・原案は写真家の本橋成一で、撮影を、本作で97年のJSC(日本撮影監督協会)賞を受賞した、「あらかわ」の一之瀬正史が担当している。日本=ベラルーシ共和国合作映画。16ミリからのブローアップ。2017年4月22日より特集『31年目のチェルノブイリ』にてデジタルリマスター版を上映。
  • コンタクト

    制作年: 1997
    地球外の知的生命体と接触した女性の姿を描くSF超大作。科学と宗教、頭脳と心、ヒロインの心の成長、恋人たちの物語などさまざまな要素を盛り込んだ多面的な物語の構造が魅力。96年に他界した宇宙科学者カール・セイガンの同名小説(邦訳・新潮文庫)に基づき、セイガンと妻アン・ドルーヤンが映画用原案を作り(共同製作も)、「フック」のジェームズ・V・ハートと「マンハッタン花物語」のマイケル・ゴールデンバーグが脚色。監督には「フォレスト・ガンプ 一期一会」のロバート・ゼメキスがあたった。製作はゼメキスと、彼のほとんどの作品に参加しているスティーヴ・スターキー、製作総指揮は「9か月」のジョーン・ブラッドショウと「素晴らしき日」のリンダ・オブスト。撮影は「フォレスト・ガンプ」「夕べの星」のドン・バージェス、音楽は「フォレスト・ガンプ」などゼメキスとは名コンビのアラン・シルヴェストリ、美術は「キルトに綴る愛」のエド・バリュー、編集は「バードゲージ」のアーサー・シュミット、衣裳は「フォレスト・ガンプ」のジョアンナ・ジョンストン、主演は「ネル」のジョディ・フォスター。共演は「評決のとき」のマシュー・マコノヘイ、「ニクソン」のジェームズ・ウッズ、「カウガール・ブルース」のジョン・ハート、「リバー・ランズ・スルー・イット」のトム・スケリット、「TINA ティナ」のアンジェラ・バセット、「ヒート」のウィリアム・フィクナー、「ボディ・バンク」のデイヴィッド・モース、「ウェインズ・ワールド」のロブ・ロウほか。
    80
  • チャンス!(1997)

    制作年: 1997
    男性社会に反発して独立した2人が奇想天外な発想で奮闘する姿を描いた、コミカルなサクセス・ストーリー。ヘナロ・プリエトの小説に基づく映画『L'Associe』(日本未公開)を、「私がウォシャウスキー」のニック・ティールの脚本、「ラブリー・オールドメン」「リッチー・リッチ」のドナルド・ペトリーの監督でリメイク。製作は「わかれ路」のフレデリック・ゴルチャンと「クイック&デッド」のパトリック・マーキー、「いまを生きる」のアダム・リープジク、製作総指揮は「陽のあたる教室」のスコット・クルーフ、テッド・フィールド、ロバート・W・コート、デイヴィッド・マッデン。ウォール街の実景をたっぷり取り入れた撮影は「くちづけはタンゴの後で」のアレックス・ネポムニアスキー、音楽はクリストファー・ティング、美術は「シェフとギャルソン、リストランテの夜」のアンドリュー・ジャックネス、編集は「ラブリー・オールドメン」のボニー・コーラー、衣裳はエイプリル・フェリー。作中の見どころである、主演のウーピー・ゴールドバーグを男に変身させる変身特殊メイクは「ミセス・ダウト」のグレッグ・キャノン。主演は「僕のボーガス」のウーピー・ゴールドバーグと「バードケージ」のダイアン・ウィースト。共演は「ジキル博士はミス・ハイド」のティム・デイリー、「ピノキオ」のベベ・ニューワース、「フォエバー・フレンズ」のレイニー・カザン、「マンハッタン・ラプソディ」のオースティン・ペンドルトン、「あなたに逢いたくて」のイーライ・ウォラックら。
  • 気まぐれな狂気

    制作年: 1997
    大金強奪をめぐり、暴発する若き犯罪者たちの姿をハードなタッチで綴った一編。監督(出演も)は「フランキー・ザ・フライ」の個性派俳優キーファー・サザーランドで、テレビ映画『要塞監獄・プリズナー108』『完全犯罪』(共にビデオのみ)に次ぐ監督第3作目で、初の劇場公開作品となった。製作はJ・ポール・ヒギンスとケヴィン・J・メシック、ヒラリー・ウェイン。脚本は「ハイランダー3」のブラッド・ミルマン。撮影は「沈黙の要塞」のリック・ウェイト。音楽はジュード・コール。美術はアン・ストゥラー。編集はローレンス・ジョーダン。衣裳はスーザン・L・バートラム。出演は「パルーカヴィル」のヴィンセント・ギャロ、「フォレスト・ガンプ 一期一会」のミケルティ・ウィリアムソン、「マーキュリー・ライジング」のキム・ディケンズ、「ユージュアル・サスペクツ」のケヴィン・ポラック、ヴェテラン俳優のロッド・スタイガー、マーティン・シーンほか。
    80
  • ディアボロス 悪魔の扉

    制作年: 1997
    大都会ニューヨークを舞台に、悪魔が法曹界の黒幕となり若き弁護士の魂を狙うという訴訟王国アメリカならではのオカルト映画。監督は「黙秘」のテイラー・ハックフォード(製作総指揮も)。アンドリュー・ニーダーマンの小説『悪魔の弁護人』(ソニー・マガジンズ刊)を原作に、ジョナサン・レムキンと「ボディ・バンク」のトニー・ギルロイが執筆。製作は「フリー・ウィリー3」のアーノン・ミルチャン、「マッド・シティ」のアーノルドとアン・コペルソン夫婦の共同。撮影は「マンハッタン・ラプソディ」のアンジェイ・バートコウィアック。音楽は「ポストマン」のジェームズ・ニュートン・ハワード。美術は「依頼人」のブルーノ・ルビオ。編集はマーク・ワーナー。衣裳はジュディアンナ・マコウスキー。SFXは「メン・イン・ブラック」のリック・ベイカー。出演は「死にたいほどの夜」のキアヌ・リーヴス、「フェイク」のアル・パチーノ、「トゥー・デイズ」のシャーリーズ・セロン、「クルーシブル」のジェフリー・ジョーンズほか。
    60
  • 女と女と井戸の中

    制作年: 1997
    荒涼としたオーストラリアの田舎を舞台に、女性二人の愛憎、葛藤を、寓話的に描いた一編。監督はこれが長編第1作となる女性、サマンサ・ラング。製作はサンドラ・レヴィ。脚本は「ある貴婦人の肖像」のローラ・ジョーンズ。原作はエリザベス・ジョリー。撮影は「ラブ・セレナーデ」のマンディ・ウォーカー。音楽はスティーヴン・レイ。美術は『ボツパ』(V)のマイケル・フィリップス。編集は「エンジェル・ベイビー」のダニー・クーパー。衣裳は「ラブ・セレナーデ」のアナ・ボーゲージ。出演は「ハーモニー」のパメラ・レイブ、「ラブ・セレナーデ」のミランダ・オットー、「ハーモニー」のポール・チャブほか。オーストラリア・アカデミー賞主演女優賞、脚色賞、美術賞を受賞。
  • バンドワゴン(1997)

    制作年: 1997
    個性バラバラの4人がバンドを結成し、伝説のさすらいのマネージャーとともにドサ回りに出かけて繰り広げる青春ドラマ。監督・脚本はジョン・シュルツで、アンブリン・エンターテインメントでのメイキング製作をへて本作が監督デビューとなる。自身も80年代にコネルズというバンドのメンバーだった経験もある。製作はシュルツとアリソン・プール。共同製作はマイケル・シェヴロフ。撮影はショーン・モーワー。音楽はグレッグ・ケンドールで、演奏は劇中のバンド、サーカス・モンキーによるもの。キャストは主演のリー・ホームズ以下、ほとんどが映画初出演。
  • アフターグロウ

    制作年: 1997
    中年と20代の二組の夫婦の恋愛劇を描いたラヴ・ストーリー。監督・脚本は「ミセス・パーカー ジャズ・エイジの華」のアラン・ルドルフ。製作は「相続人」のロバート・アルトマン。撮影はルドルフ作品は「トラブル・イン・マインド」「モダーンズ」に次ぐ3本目となる栗田豊通(「ため息つかせて」「御法度」)。音楽は「ミセス・パーカー」はじめルドルフの常連マーク・アイシャム。出演は「フールズ・オブ・フォーチュン」のジュリー・クリスティ、「ナイトウォッチ」のニック・ノルティ、「トレインスポッティング」のジョニー・リー・ミラー。「ケロッグ博士」のララ・フリン・ボイルほか。
  • 遙かなる帰郷

    制作年: 1996
    アウシュヴィッツから奇跡的に生還したプリーモ・レーヴィが、故郷イタリアへ戻るまでの8か月の旅を書き記した記録文学のベストセラー『休戦』の映画化作品。監督は「黒い砂漠」「パレルモ」のフランチェスコ・ロージ。製作はレオ・ペスカローロとグイド・デ・ラウレンティス。脚色はロージと「みんな元気」のトニーノ・グエッラ。脚本はロージとステーファノ・ルッリとサンドロ・ペトラリァ。撮影は「湖畔のひと月」のパスクワリーノ・デ・サンティスだが、撮影中に死去。その後をマルコ・ポンテコルヴォが受け継いだ。音楽は「イル・ポスティーノ」のルイス・バカロフ。美術は「小さな旅人」のアンドレア・クリザンティ。編集はロージ作品には欠かせないルッジェーロ・マストロヤンニだが、編集中に死去。その後をブルーノ・サランドレアが受け継いだ。衣裳は「イノセント」のアルベルト・ヴェルソ。出演は「バートン・フィンク」「ガール6」のジョン・タトゥーロ、「ビフォア・ザ・レイン」のラーデ・シェルベジヤ、「心のおもむくままに」のマッシモ・ギーニ、「カストラート」のステーファノ・ディオニジほか。
    70
  • ビフォア・ザ・レイン

    制作年: 1996
    マケドニアを舞台に、ギリシャ正教徒とアルバニア系ムスリム人住民のあいだで高まる緊張を、マケドニアとロンドンを結び、時間軸が複雑に交錯する三つの挿話で描きだすドラマ。監督・脚本のミルチョ・マンチェフスキーはマケドニア出身で、ニューヨークを拠点にミュージック・ビデオやCMを手掛け、これが初の劇場用長編映画になる。製作はジュディ・コウニハン、チェドミール・コラール、サム・テイラー。撮影は「野性の夜に」のマニュエル・テラン、音楽はエスニック音楽グループのアナスタシア。出演は旧ユーゴ出身の国際的名優レード・セルベッジア、「オリヴィエ・オリヴィエ」のグレゴワール・コラン、「ネイキッド」のカトリン・カートリッジ、ほか。94年ヴェネチア映画祭金獅子賞(グランプリ)受賞。96年度キネマ旬報外国映画ベストテン弟9位。
  • 世にも憂鬱なハムレットたち

    制作年: 1996
    『ハムレット』公演のため奮闘する三文役者たちの姿を暖かく見つめたハートフル・コメディ。監督・脚本は英国劇壇の才子で、「から騒ぎ」「フランケンシュタイン」など映画界でも成功を収めたケネス・ブラナー。製作は「フランケンシュタイン」のディヴィッド・バロン。主題歌は英国劇壇の重鎮、故ノエル・カワードの“Why Must the Show Go On?”。出演者は「オセロ」のマイケル・マロニーはじめ、ブラナーの同門の友人たちで固められた。ほかにテレビ・シリーズ『ダイナスティ』などで有名なベテラン女優ジョーン・コリンズが顔を見せる。
  • のら猫の日記

    制作年: 1996
    みなし児の姉妹が自分達の新しい家族を作り上げていく、風変わりで感動的なロード・ムービー。監督・脚本はジム・ジャームッシュやアベル・フェラーラらの下でスクリプトスーパーバイザーを務めていたリサ・クリューガ。本作の脚本がサンダンス・インスティテュートのフィルムメイカー・ライターズ・ラボに選ばれ劇映画デビューを果たした。製作はディーン・シルヴァーズとマーレン・ヘッチ。撮影は監督の弟でミュージックビデオの撮影などで知られるトム・クリューガ。音楽は俳優・ミュージシャンとして活躍している「ブルー・イン・ザ・フェイス」のジョン・ルーリー。美術は「ビフォア・ザ・レイン」のシャロン・ラモフスキー。編集は「ダイ・ハード3」のコリーン・シャープ。衣裳はジェニファー・パーカー。出演は「赤ちゃんはトップレディがお好き」のマリー・ケイ・プレイス、「理由」のスカーレット・ヨハンセン、アレクサ・パラディノほか。
  • 私の秘密の花

    制作年: 1996
    夫との間に溝ができているベストセラー作家が、愛への固執と孤独の中で自らの行き方を模索し、故郷と母を通して自分本来の幸せを見い出すまでを綴ったメロドラマ。監督・脚本は「ハイヒール」「キカ」のペドロ・アルモドバルで、彼特有の大胆な語り口と奇抜な映像センスがやや後退し、ストレートな作風ながらもポップさが生かされた1編となっている。撮影は「アントニオ・ダス・モルテス」「愛の拘束」のアフォンソ・ベアト、音楽は「愛よりも非情」のアルベルト・イグレシアス。衣裳はウーゴ・メスクアが担当し、イタリアを代表するアパレル・ブランド、マックス・マーラやエルメネジルド・ゼニアのデザインによるワードローブが使用されている。主演は「バチ当たり修道院の最期」「ハイヒール」に続いて監督とは3作目となるマリサ・パレデス。「欲望の法則」ロッシ・デ・パルマ、「セクシリア」のイマノル・アリアス、「バチ当たり修道院の最期」のチェス・ランプレアベらアルモドバル作品の常連たちが脇を固めるほか、現代スペインを代表するフラメンコの若き貴公子ことホアキン・コルテスが出演し、やはりフラメンコの名手マヌエラ・バルガスと見事な踊りを披露している。
  • マイケル・コリンズ

    制作年: 1996
    アイルランド独立運動の英雄マイケル・コリンズ(1890~1922)の半生を描いた歴史ドラマ。監督・脚本は自身もアイルランド出身である、「クライング・ゲーム」「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」のニール・ジョーダン。製作のスティーヴン・ウーリー、共同製作のレドモンド・モリス、音楽のエリオット・ゴールデンサル(「ヒート」)、衣裳のサンディ・パウエル(「ロブ・ロイ ロマンに生きた男」)は、「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」に続きジョーダンと組んだ。撮影はジョーダンとは『殺人天使』(V、82)以来となる「セカンド・ベスト 父を探す旅」のクリス・メンゲス、美術は「嵐の中で輝いて」のアンソニー・プラット、編集は『殺人天使』「マイ・レフト・フット」のJ・パトリック・ダフネーと「オセロ」(95)のトニー・ローソンのコンビ。主演はジョーダン同様アイルランド出身の「判決前夜 ビフォア・アンド・アフター」のリーアム・ニーソン。共演は「ジキル&ハイド」のジュリア・ロバーツ、「月下の恋」のエイダン・クイン、「いつか晴れた日に」のアラン・リックマン、「ナッシング・パーソナル」のイアン・ハート、ジョーダンとは『殺人天使』以来5作で組む「プレタポルテ」のスティーヴン・レイ、『アクシデント』(V)のチャールズ・ダンスほか。
    80
  • ザ・クラフト

    制作年: 1996
    黒魔術を身につけた4人の少女たちの姿を描いた一編。ホラー映画と青春映画の2つの要素を併せ持つユニークな作風と、SFXを駆使した魔術の描写が見どころ。監督には「悪夢の惨劇」でホラー、「スリーサム」で青春ものを手掛けたアンドリュー・フレミングが抜擢され、脚本は「フラットライナーズ」のピーター・フィラルディとフレミングの共同。製作は「ウルフ」のダグラス・ウィック、エグゼクティヴ・プロデューサーはギニー・ヌージェント、撮影は前2作でも監督と組んだポーランド出身のアレクサンダー・グルジンスキー、美術はグルジンスキーと同郷のマレク・ドブロウォルスキー、音楽は「ストレンジ・デイズ ―1999年12月31日―」のグレアム・レヴェルがスコアを書き、スージー&ザ・ハンシーズ、マリアンヌ・フェイスフル、ピーター・ガブリエル、ヘザー・ノヴアら多彩なアーティストの挿入曲を使用。編集はジェフ・フリーマン、4人の少女の色分けにも細心の注意を払った衣裳はデボラ・エヴァートン、視覚効果はソニーイメージワークスが担当。また、テクニカル・アドバイザーとして、世界的な魔女団体COG(女神の盟約)の主要メンバーである本物の“魔女”パット・デウィンを迎えている。主演は、本作が映画での初の大役となるロビン・タニーとネーヴ・キャンベル、「D.N.A.」のファイルーザ・バルク、『CB4』(V)のレイチェル・トゥルー。共演は「蘭の女」「マタドール 炎のレクイエム」のアスンプタ・セルナ、「バイオレント・サタデー」のヘレン・シェイヴァーほか。
  • 精霊の島

    制作年: 1996
    米軍がまだアイスランドに駐留していた50年代を舞台に、ある大家族の肖像を描く作品。監督は「コールド・フィーバー」のフリドリック・トール・フリドリクソン。製作はフリドリクソン、ぺーター・ロンメル、エイイル・オーゼガード、ペーター・アールベーク・ヤンセン。脚本はエイナル・カラソンで、原作は彼による同名のベストセラー小説。撮影はアリ・クリスティンソン。音楽はヒルマル・オルン・ヒルマルソン。音響はキャルタン・キャルタンソン。美術はアオルニ・パオッル・ヨハンソン。編集はスティングリムール・カールソン、スクーレ・エリクセン。出演は、フリドリクソン作品の顔となっているギスリ・ハルドルソン、アイスランドでは大人気のバルタザル・コルマキュルほか。
  • コーカサスの虜

    制作年: 1996
    捕虜交換のため囚われの身になった兵士と、彼を捕えた一家の姿を描き、反戦を訴えたドラマ。トルストイの小説『コーカサスの虜』の設定を、現代のチェチェン紛争に置き換え、「モスクワ・天使のいない夜」のセルゲイ・ボドロフ監督で映画化。脚本は製作も兼任したボリス・ギレルの原案を、ボドロフ、ギレル、アリフ・アリエフが執筆。撮影は「ヴァーリャ!愛の素顔」のパーヴェル・レベシエフ。出演は「太陽に灼かれて」のオレーグ・メンシコフ、ボドロフの実子セルゲイ・ボドロフ・ジュニアほか。96年カンヌ映画祭国際批評家協会賞・観客賞、ソチ映画祭、カルロヴィバリ映画祭グランプリ受賞。
  • friday

    制作年: 1995
    L.A.はサウス・セントラルに暮らす人々の日常生活を、ユーモア豊かに描いた1編。ラップ/ヒップ・ホップ界の大物で「ハイヤー・ラーニング」などで俳優としても活躍するアイス・キューブが初の脚本とエグゼクティヴ・プロデューサーを兼ねた主演作。監督はブラック・ミュージックの音楽ビデオで活躍するF・ゲイリー・グレイで、本作が映画デビュー作。脚本はキューブとDJプー。製作はパトリシア・カーボネット、エグゼクティヴ・プロデューサーはキューブとブライアン・ターナー。撮影はゲイリー・ライヴリー、美術はブルース・ベラミー。音楽はヒドゥン・フェイシズがスコアを書き、キューブ、ドクター・ドレー、2ライヴ・クルーらのアーティストの曲が全編に流れる。
  • ケイティ(1995)

    制作年: 1995
    手話によって人間と意思の疎通ができるゴリラと少年の友情物語。動物をテーマにしたノンフィクションも手掛けた作家ポール・ヤングが、サンフランシスコに実在するゴリラをモデルにした原案に基づき、脚本家ジョン・バンゼルとヤングが共同で脚本を執筆、テレビ界で活躍するジョン・グレイが監督にあたった。製作のロバート・ニューマイヤーとジェフリー・シルヴァー、エグゼクティヴ・プロデューサーのブライアン・ライリーは「サンタクローズ」のトリオ。撮影は『マーダー・イン・ミシシッピー/炎の十字架』(V)のドナルド・M・モーガン、音楽は人気テレビ・シリーズ『Xファイル』のマーク・スノウ、美術は「ビルとテッドの大冒険」のロイ・フォージ・スミス、特殊視覚効果は「バッド・ガールズ」のトニー・ガードナーが担当。また、霊長類行動学の第一人者、ロジャー・フォウツ博士が監修にあたっている。出演は「サンドロット ぼくらがいた夏」のウィル・ホーネフ、「ハスラー2」のヘレン・シェイヴァー、「あなたが聞こえない」のジョン・C・マッギンリー、「サンタクローズ」のピーター・ボイルほか。
  • カフェ・ブダペスト

    制作年: 1995
    社会主義崩壊直後のブダペストを舞台に、“西”を目指すロシア青年とそこに集う人々の姿を描いた群像劇。監督・脚本は本作が長編劇映画デビューとなるフェテケ・イボヤ。製作はダールダイ・イシュトバーン。撮影はサライ・アンドラーシュ。音楽は主演もつとめた実際にロシアから英国へ渡ったシンガーソングライターのユーリ・フォミチェフとムク・フェレンツ。編集はマヨロシュ・クラーラ。共演はイーゴリ・チュルニエヴイッチほか。
  • 裏街の聖者

    制作年: 1995
    香港の下町で愛される町医者と、彼を取り巻く様々な人たちのドラマを描いた人情喜劇。原作は史村翔(作)・ながやす巧(画)によるコミック『Dr.くまひげ』(講談社刊)。監督・製作・脚本は「世界の涯てに」「不夜城」のリー・チーガイ。撮影は「世界の涯てに」のビル・ウォン。美術はジェームズ・チョン。出演は「ハード・ボイルド 新・男たちの挽歌」「ブエノスアイレス」のトニー・レオン、「スワロウテイル」「九龍大捜査線」のアンディ・ホイ、『完全結婚手冊』(未公開)のアレックス・トゥ、「ターゲット・ブルー」のクリスティ・チョン、「つきせぬ想い」のラウ・チンワン、「金城武の死角都市・香港」のアイリーン・タン、「ミラクル・マスクマン 恋の大変身」のジジ・リョン、「ダウンタウン・シャドー」のチャン・シウチョン、「夢翔る人 色情男女」のロー・ガーイン、「レッド・ダスト」のリチャード・ン、「アンディ・ラウのスター伝説」のヒラリー・ツイほか。
  • 愛に迷った時

    制作年: 1995
    夫の浮気というシビアな現実に、怒り、傷つき、悩みながらも、自分らしい行き方を模索し、新しい愛の形を追求するヒロインの姿を描いた女性映画。ユーモラスで味わい深い語り口の演出を見せた監督は「ギルバート・グレイプ」のラッセ・ハルストレム。脚本は「テルマ&ルイーズ」のカーリー・クーリ、製作はアンシア・シルバートと「スモーク」のポーラ・ワインスタイン、エグゼクティヴ・プロデューサーは女優のゴールディ・ホーンと女性陣で固められている。撮影は「ギルバート・グレイプ」でも監督とコンビを組んだ名匠スヴェン・ニクヴィスト、音楽は「9か月」のハンス・ジマーとグラハム・プラスケット。美術は「フィッシャー・キング」のメル・ボーン、衣裳は「カラーパープル」のアギー・ゲイラード・ロジャースがそれぞれ担当。主演は「アイ・ラブ・トラブル」のジュリア・ロバーツ。共演は「ワイアット・アープ」のデニス・クエイド、「スカーレット・レター」のロバート・デュヴァル、「ナイト・オン・ザ・プラネット」のジーナ・ローランズ、「愛が微笑む時」のキーラ・セジウィックほか。
    50
  • 42丁目のワーニャ

    制作年: 1994
    アンドレ・グレゴリー演出によるチェーホフの『ワーニャ伯父さん』の通し稽古を、稽古のままフィルムに納めながら、そこに既存の映画・演劇の枠を越えた人間のドラマを映し出す演劇ドキュメンタリー。監督は「死刑台のエレベーター」「ダメージ」の才人ルイ・マルで、95年死去した彼の遺作となった。本作の収録版は、アンドレ・グレゴリーのために「摩天楼を夢みて」の劇作家/映画監督のデイヴィッド・マメットが現代的な解釈を加えて脚色した台本を用いて、89年から延べ4年に渡ってリハーサルが続けられたものだが、正式の舞台公演はされていない。マルは91年にこの通し稽古を見て映画化を思い立ち、94年5月に実現した。マルは『My Dinner with Andre』(81)でグレゴリーとウォーレス・ショーンの対話劇を取り上げており、二人はそれ以来の友人。撮影は「リービング・ラスベガス」のデクラン・クイン、美術はユージン・クイン、編集はナンシー・ベイカー。音楽は著名なジャズ・サックス奏者デューイ・レッドマンの息子であるジョシュア・レッドマン。出演は、「最後の誘惑」など映画出演もあるアンドレ・グレゴリーが演出家、その俳優たちに「ミセス・パーカー ~ジャズエイジの華~」のウォーレス・ショーン、このリハーサルを見たロバート・アルトマンにより「ショート・カッツ」に配役されたジュリアン・ムーア、「羊たちの沈黙」のブルック・スミスなど、ブロードウェイを中心にアメリカ演劇で活躍する名優たちが顔を揃える。
  • ミュート・ウィットネス

    制作年: 1994
    殺人現場を目撃した口のきけない女性が組織犯罪に巻き込まれるサスペンス。実際の撮影所(モスフィルム・スタジオ)を使ってロシア・ロケされた。監督・脚本はCMディレクター出身のイギリス映画界の新鋭、アンソニー・ウォラーで、本作が映画デビュー作。製作はアレクサンダー・ブックマン、ノルバート・ソエントゲン、監督のウォラー、エグゼクティヴ・プロデューサーはリチャード・クラウス、共同製作はグレゴリー・リアツスキー、アレキサンダー・アタネスジャン、撮影はエゴン・ウェルディン、音楽はウィルバート・ヒルシュ、美術はバーバラ・ベッカー、美術デザインはマシアス・カメルマイアー、編集はピーター・アダムがそれぞれ担当。主演はヒロインにロシアの人気女優マリーナ・スディナ。共演は「ノスタルジア」などの名優オレグ・ヤンコフスキーほか。「スター・ウォーズ」などの英国演劇界の重鎮、アレック・ギネスが特別出演。
  • 不機嫌な赤いバラ

    制作年: 1994
    誇り高き元大統領夫人と血気盛んなシークレット・サービスの丁々発止のやりとりをユーモラスに綴った、ハート・ウォーミングなヒューマン・ドラマ。「ポリスアカデミー」のシリーズ1作目を手掛け、『Mr. 早討ちマン』『バーグラー 危機一髪』(共に日本未公開、ビデオのみ)などコメディ・タッチの作品を得意とするヒュー・ウィルソン。脚本はウィルソンと「バック・トゥ・スクール」のピーター・トロクヴェイの共同。製作はネッド・タネンとナンシー・グレアム・タネンの夫婦コンビ。撮影はテレビ界出身のベテラン、ブライアン・J・レイノルズ。音楽は「ドクター」「ウォーターダンス」のマイケル・コンヴァーティノが担当。主演は55年の「ハリーの災難」でデビュー以来、「愛と追憶の日々」「迷子の大人たち」など数々の代表作があるシャーリー・マクレーンと、「あなたに降る夢」のニコラス・ケイジ。共演は「ボビー・フィッシャーを探して」のオースティン・ペンドルトン、「バタフライはフリー」のエドワード・アルバート、「裸の銃を持つ男PART 21/2 」のリチャード・グリフィスら。
    80
  • ホーリー・ウェディング

    制作年: 1994
    ギャングの情婦と12歳の子供が結婚する羽目になって、てんやわんやの大騒動をくり広げるコメディ。監督は「スター・トレック」シリーズに出演し、「スリーメン&ベビー」などを監督したレナード・ニモイ、製作はウィリアム・スチュアート、デイヴィッド・マデン、ディアーヌ・ナバトフ。 脚本はデイヴィッド・ワイスバーグ、ダグラス・S・クックが執筆。エクゼクティヴ・プロデューサーはテッド・フィールド、ロバート・W・コート、撮影はボビー・ブコウスキー、音楽はブルース・ブロートン、編集はピーター・E・バーガー、美術はエドワード・ピッソーニ、衣装はディーナ・アペルがそれぞれ担当。出演は「トゥルー・ロマンス」のパトリシア・アークェット、新人のジョセフ・ゴードン・レヴィット、「ミュージックボックス」のアーミン・ミューラー・スタールなど。
  • ぼくら、20世紀の子供たち

      制作年: 1993
      カンヌ映画祭受賞を初めとして世界的に絶賛された「動くな、死ね、甦れ!」「ひとりで生きる」に続いて、A・ソクーロフ、A・ゲルマンなどと同じくロシアのレンフィルム出身の作家ヴィターリー・カネフスキーが完成したドキュメンタリー。 サント・ペテルブルクの荒廃した通りで生活する少年たちや、かつてカネフスキーの映画に出演した少年との監獄での再会などを映し出す。ベルリン国際映画祭ヤングフォーラム部門正式出品。製作はフランソワーズ・ピローとイエール・フォジール。脚本をカネフスキー、ヴァルヴァラ・クラシルコワが執筆した。撮影を前二作に変わって、ヴァレンティン・シドリンが担当、音響は前作「ひとりで生きる」に続いてクロード・ヴィラン、出演は過去のカネフスキー作品で主役を演じていたパーヴェル・ナザーロフ、ディナーラ・ドルカーロワ、そのほか、実際にモスクワの街頭や鑑別所で暮らす少年少女たちが顔を見せる。
    • KIKA

      制作年: 1993
      フィルムノワール、喜劇、サイコドラマをそれぞれ体現している登場人物たちの間をひとり、純真無垢な女性キカが彷徨する、スペインを代表する映画作家ペドロ・アルモドバルの監督・脚本作品。アルモドバルは小説、雑誌、新聞の執筆などの活動を行いながら、「神経衰弱ぎりぎりの女たち」「アタメ」「ハイヒール」と映画を発表し続けている。アンドレアを演じるビクトリア・アブリルの衣装はフランスの有名デザイナー、ジャン・ポール・ゴルチエが担当しており、その奇抜ながら想像力あふれるデザインで作品を色づけている。エグゼクティヴ・プロデューサーにアグスティン・アルモドバル。撮影は、アルフレド・マヨ、音楽はペレス・プラードの既成曲を使用。出演は、キカにTV、演劇でも活躍しているヴェロニカ・フォルケ、その他「E.T.」「白と黒のナイフ」「赤い航路」などのピーター・コヨーテ、「溝の中の月」「マックス・モン・アムール」と国際的に活躍し、現在では「アタメ」「ハイヒール」とアルモドバル作品には欠かせない女優ビクトリア・アブリル、同じくアルモドバル作品の顔、ロッシ・デ・パルマほか。
      70
    • 月夜の願い

      制作年: 1993
      過去にタイムスリップして若き日の父親と出会った青年の姿を通して、友情・愛情・人情の大切さをノスタルジックに描いたファンタジー編。監督は「君さえいれば/金枝玉葉」(95)のピーター・チャンと、同作で共同脚本も手掛けたチー・リーが共同監督。製作のエリック・ツァン、エグゼクティヴ・プロデューサーのクラウディー・チョンも同作のコンビで、ピーター・チャンを含む3人で主宰する電影人製作有限公司(UFO)の作品。出演は「恋する惑星」のトニー・レオン、「南京の基督」のレオン・カーフェイ、「君さえいれば/金枝玉葉」のアニタ・ユンとカリーナ・ラウほか。
    • ペリカン文書

      制作年: 1993
      自分の書いた論文が、偶然にも政界の暗部を突いていたために国家的規模の陰謀に巻き込まれ、命を狙われる女子大生の危難を描いたサスペンス・ミステリー。「ザ・ファーム 法律事務所」のジョン・グリシャムの同名小説を、「大統領の陰謀」「推定無罪」のアラン・J・パクラの製作・監督・脚本で映画化。共同製作は監督の前作「隣人」でも組んだピーター・ジャン・ブルッグ。撮影は「リーサル・ウェポン」シリーズのスティーブン・ゴールドブラット、音楽は「顔のない天使」のジェームズ・ホーナーが担当。主演は「プリティ・ウーマン」のジュリア・ロバーツ。共演は「から騒ぎ」のデンゼル・ワシントン、「ロンリー・ハート」のサム・シェパード、「カフス!」のトニー・ゴールドウィン、「クリフハンガー」のジョン・リスゴーら。
      60
    • デーヴ

      制作年: 1993
      大統領とそっくりな容姿を持つ男が、心ならずも大統領の影武者を演じ続ける羽目になる姿を描くハート・ウォーミング・コメディ。監督・製作は「キンダガートン・コップ」のアイヴァン・ライトマン、共同製作は「ラジオ・フライヤー」のローレン・シューラー=ドナー、エグゼクティヴ・プロデューサーは「ベートーベン」の製作チーム、ジョーは「ベートーベン」の製作チーム、ジョー・メジャックとマイケル・C・グロス、脚本は「ビッグ」のゲイリー・ロス、撮影は「天使にラブ・ソングを」のアダム・グリーンバーグ、音楽は「フォーリング・ダウン」のジェームズ・ニュートン・ハワードが担当。主演は「わが街」のケヴィン・クライン、「エイリアン3」のシガニー・ウィーヴァー。他に「ボディ」のフランク・ランジェラ、「チャーリー」のケヴィン・ダン、「イントルーダー 怒りの翼」のヴィング・レイムス、「スニーカーズ」のベン・キングスレイ、「ベートーベン」のチャールズ・グローディンらが共演。また、実在の米国国会議員たらやワシントンのマスコミのメンバーが大挙して特別出演している。
      100
    • ジャック・サマースビー

      制作年: 1993
      南北戦争終結直後のアメリカ南部を舞台に、別人のようになって帰還した若き農場経営者の謎と、周囲の人々との交流を描く人間ドラマ。監督はイギリス出身で「ラジオタウンで恋をして」のジョン・アミエル、製作は「プリティ・ウーマン」のコンビである、「沈黙の戦艦」のアーノン・ミルチャンとスティーヴン・ルーサー。エグゼクティヴ・プロデューサーは主演を兼ねる「愛という名の疑惑」のリチャード・ギアとマギー・ワイルド。「スター・トレックVI 未知の世界」の監督ニコラス・メイヤーとアンソニー・シェーファーの原案をもとに、メイヤーとサラ・ケルノチャンが脚本を執筆。撮影は「子熊物語」のフィリップ・ルースロ。音楽は「バットマン リターンズ」のダニー・エルフマンが担当。主演はギアと「羊たちの沈黙」のジョディ・フォスター。ほかに「プリティ・リーグ」のビル・プルマン、「スニーカーズ」のジェームズ・アール・ジョーンズらが共演。
    • ボディガード(1992)

      制作年: 1992
      ショービジネス界のトップスターと、そのボディガードとの恋を描くラヴ・ストーリー。監督は「L.A.ストーリー 恋が降る街」のミック・ジャクソン、製作・脚本は「わが街」のローレンス・キャスダン、共同製作は「ダンス・ウィズ・ウルブズ」のジム・ウィルソンと主演のケヴィン・コスナー、撮影は「L.A.ストーリー 恋が降る街」のアンドリュー・ダン、音楽は「永遠に美しく…」のアラン・シルヴェストリが担当。
      80
    • 天使にラブ・ソングを…

      制作年: 1992
      殺人事件を目撃し、修道院に匿われたクラブ・シンガーが巻き起こす騒動を描くコメディ。監督は「スリーメン&リトルレディ」のエミール・アルドリーノ、製作はテリー・シュワルツ、エクゼクティブ・プロデューサーは「アダムス・ファミリー」のスコット・ルーディン、脚本はジョセフ・ハワード名義で、ポール・ルドニックが執筆した第一稿を「ハリウッドにくちづけ」のキャリー・フィッシャー、「トップガン」のジム・キャッシュとジャック・エプスジュニア、「マグノリアの花たち」のロバート・ハーリングが潤色した。撮影は「ターミネーター2」のアダム・グリーンバーグ、音楽は「フォー・ザ・ボーイズ」のマーク・シャイマンが担当。主演は「ザ・プレイヤー」のウーピー・ゴールドバーグ、「レザボア・ドッグス」のハーヴェイ・カイテル、「フック」のマギー・スミス、「フィッシャー・キング」のキャシー・ナジミー。
      70
    • モスクワ・天使のいない夜

      制作年: 1992
      80年代後半からロシアで製作を続け、特に「自由はパラダイス」で脚光を浴びた、セルゲイ・ボドロフ作品。世紀末のモスクワを舞台にして、主役のアレクセイ・バラノフ以下20歳前後の素人俳優を起用し、彼らの生活から実際にエピソードを引き出しながら、セミ・ドキュメンタリーという形式にもよらず、物語を構築している。物語は主に2人の若者(アレクセイ・バラノフ、ナタリア・ギンコ)を通して、モスクワの退廃した一面を描いている。撮影はアレクセイ・ロジオノーフ、セルゲイ・タラスキン、フョードル・アラヌィシェフ、ウラジミール・イリイン。脚本協力と製作には、ボドロフの妻であり、写真家でもあったアメリカ人のキャロリン・キャバレーロが当たっている。音楽は、ロシアのロック・バンド“モンゴル・シューダン”が担当している。
    • アラジン

      制作年: 1992
      「アラビアン・ナイト」の物語をもとに、不思議なランプを手にてた若者が、愛する人を守るため冒険に挑む姿を描くファンタジー・アニメーション。監督・製作・脚本は「リトル・マーメイド」のコンビ、ジョン・マスカーとロン・クレメンツ。共同脚本はテッド・エリオットとテリー・ロッシオ、音楽は「美女と野獣(1991)」のアラン・メンケン、挿入歌は、作詞を同作のハワード・アシュマンと「ジーザス・クライスト・スーパースター」などで知られるミュージカル界の大御所ティム・ライスが担当。「フック」のロビン・ウィリアムスが魔人ジーニ役で声の出演をしており、彼は本作で第50回ゴールデン・グローブ賞特別賞を受賞した。また本作は、同賞ならびに第65回アカデミー賞で最優秀オリジナル作曲賞、最優秀主題歌賞を受賞している。
      66
    • ラジオ・フライヤー

      制作年: 1992
      義理の父親にいじめられる弟を見兼ねた兄が、伝説に夢を託して弟を救い出すまでを描いた家族愛のドラマ。監督は「リーサル・ウェポン3」のリチャード・ドナー、製作は「セント・エルモス・ファイアー」のローレン・シュラー・ドナー、エグゼクティヴ・プロデューサーは「氷の微笑」のマイケル・ダグラス、リック・ビーバー、デイヴィッド・ミッキー・エヴァンス、脚本はデイヴィッド・ミッキー・エヴァンス、撮影は「ゴーストバスターズ」のラズロ・コヴァックス、音楽は「テルマ&ルイーズ」のハンス・ジマーが担当。
      90
    • 恋の時給は4ドル44セント

      制作年: 1991
      スーパーマーケットの夜間清掃員となった少年が一夜の間に体験する恋と冒険を描く青春コメディ。監督はこれが長編デビュー作となるブライアン・ゴードン、製作・脚本は「ホーム・アローン」のジョン・ヒューズ、共同製作は「リベンジ」のハント・ローリー、エグゼクティヴ・プロデューサーはローラ・リー、撮影はドナルド・マッカルパイン、音楽はトーマス・ニューマンが担当。
    • 頭目

      制作年: 1991
      孤児から街の顔役に成り上がった男の数奇な運命を描いた娯楽作。監督・脚本は「沈黙の旋律」「ボンベイ」のマニラトナム。撮影はサントーシュ・シヴァン。劇中の楽曲は作曲を「沈黙の旋律」の作曲をイラヤージャ、作詞をヴァーリが担当。出演は「ムトゥ 踊るマハラジャ」のラジニカーント、ケーララ州のマラヤーナム語映画界のスターであるマンムーティ、「ボンベイ」のアラヴィンドスワーミほか。
    • ひとりで生きる

      制作年: 1991
      第二次大戦後、極東ロシアの収容所地帯を舞台に、無垢な少年の生きざまを鮮烈に綴って世界的に絶賛された「動くな、死ね、甦れ!」の続編。監督・脚本はヴィターリー・カネフスキー、製作はカネフスキーとパトリック・ゴドー。撮影は「動くな、死ね、甦れ!」も担当したウラジミール・ボリリャコフで、前作のモノクロームから一転した今回のカラー撮影でも、色彩を極力押さえたモノトーン風の画像を目指した。音楽はボリス・リチコフ。出演は前作に続き、パーヴェル・ナザーロフ、ディナーラ・ドルカーロワ、エレーナ・ポポワほか。92年カンヌ映画祭審査員賞受賞。
    • 美女と野獣(1991)

      制作年: 1991
      ギリシャ神話以来親しまれてきた、美女と野獣のロマンティックなラヴ・ストーリーをアニメ化した作品。18世紀のフランスの作家ボーモン&ヴィルヌーヴが発表した版を原作としている。製作は「リトル・マーメイド」のドン・ハーン、エグゼクティヴ・プロデューサーはハワード・アシュマン、監督はゲイリー・トゥルースデイルとカーク・ワイズの共同、脚本はリンダ・ウールヴァートン、作曲のアラン・メンケン、作詞のハワード・アシュマンも「リトル・マーメイド」のコンビで、91年度アカデミー作曲賞と主題歌賞を受賞している。
      60
    • ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ 天地黎明

      制作年: 1991
      中国近代(清朝末期~中華民国初期)に実在した、中国民衆の最大のヒーローにして香港映画史上欠かすことのできないキャラクター、黄飛鴻(ウォン・フェイフォン)の活躍を描く大人気シリーズの第1作。主役のウォン・フェイフォンには「少林寺」などでおなじみの“最強”のクンフー・スター、リー・リンチェイが扮し、以下第3作まで好演をみせている。共演は「エロティック・ヘブン 鴬花楼」のロサムンド・クァン、さらに「七福星」「落陽」のユン・ピョウ、『大英雄』(V)のジャッキー・チョン、「新ポリス・ストーリー」のケント・チェンなど。監督は“香港のスピルバーグ”ことツイ・ハーク。スタッフはいわゆる“ツイハーク組”の一流の者がそろっている。
      100
    • ビリー・バスゲイト

      制作年: 1991
      成功を夢みて暗黒街に足を踏み入れた青年の目を通して描くギャング映画。監督は「消えたセクシー・ショット」のロバート・ベントン、製作は「クレイマー、クレイマー」のアーレン・ドノヴァンと「愛と哀しみの旅路」のロバート・F・コールズベリー、脚本は「ロシア・ハウス」のトム・ストッパード、撮影は「プレイス・イン・ザ・ハート」のネストール・アルメンドロス、音楽は「ハート・ブルー」のマーク・アイシャムが担当。
    • ヘルハザード 禁断の黙示録

      制作年: 1991
      死者を蘇らせる実験に取り憑かれた科学者を描いたホラー。監督は「バタリアン」のダン・オバノン、製作はマーク・ボードとケネス・ライチ、エグゼクティヴ・プロデューサーはトニー・スコッティとトム・ブラッドショー、脚本はブレント・V・フリードマン、撮影はアーヴ・グッドノフ、音楽はリチャード・バンドが担当。原作はH・P・ラヴクラフトの「チャールズ・ウォードの奇怪な事件」。
    • マイアミ・ムーン

      制作年: 1991
      女優志願の女性が、競馬界の謀略に巻き込まれ、偶然出会った男と逃避行の旅に出るラヴ・サスペンス。監督は『殺しのファンレター』(81/V)のエドワード・ビアンキ、製作はアーロン・ルッソとウィリアム・C・カラロ、脚本はミッチ・グレイザー。音楽はメイソン・ダーリング、撮影は「ファミリービジネス」のアンジェイ・バートコウィアクが担当。
    • 私がウォシャウスキー

      制作年: 1991
      サラ・パレツキーが創造した80年代の2大女探偵の一人ヴィクトリア・エ・ウォシャウスキーを銀幕に登場させたハードボイルド・ミステリ。監督は「スティング2」(ビデオ公開)のジェフ・カニュー、製作は「殺したいほどアイ・ラヴ・ユー」のジェフリ・ルーリー、エグゼクティヴ・プロデューサーはベニー・フィンケルマン・コックスとジョン・P・マーシュ。シリーズ第2作目の「レイクサイド・ストーリー」をベースにした映画版ストーリーと脚本はエドワード・テイラー。共同脚本はデイヴィッド・アーロン・コーエンとニック・ティール。撮影はジャン・キーサー。音楽は「ゴーストバスターズ2」のランディ・エデルマンが担当。
    • アイ・オブ・ザ・ストーム

      制作年: 1991
      忌まわしい過去を持つ兄弟2人と、彼らの元に現れた風変わりな夫婦。この4人の愛憎が絡み合うサイコ・スリラー。監督はユーリ・ゼルツァー。脚本はマイケル・スチュワートとユーリ・ゼルツァー。製作はカースティン・H・W・ロレンツとオリヴァー・エバール。製作総指揮は「ユニバーサル・ソルジャー」のローランド・エメリッヒ。
    • ワンダー・アーム・ストーリー

      制作年: 1991
      突如背中から“第三の腕”が生えてきたコメディアンを見舞った悲喜劇をつづった、シュールなファンタジー・ドラマ。抱腹絶倒のサクセス・ストーリー……と思いきや、徹底してネガティヴな展開が逆に新鮮な感動を呼び起こす。監督・脚本は「ザ・チェイス」の俊英アダム・リフキンで、独特のオフ・ビート感覚が見どころ。製作はブラッド・ワイマンとカシアン・エルウェス、エグゼクティヴ・プロデューサーはランドルフ・ターロウとウィリアム・タルマッジ、撮影はジョーイ・フォーサイト、音楽はマーク・デイヴィッド・デッカー、編集はピーター・シンク、美術はシャーマン・ウィリアムス、特殊メイクはトニー・ガードナーとアルテリアン・スタジオがそれぞれ担当。出演は「ブレックファスト・クラブ」「シャナン・ドハーティー・イン・ボンデージ 殺人療法」のジャド・ネルソン、「アポロ13」のビル・パクストン、「スリーサム」のララ・フリン・ボイルのほか、「ゴッドファーザー」「ミザリー」のジェームズ・カーン、「バッド・インフルエンス 悪影響」のロブ・ロウ、『ハートにびんびん火をつけて』(V)、「ザ・チェイス」とリフキン作品の常連になっているクラウディア・クリスチャンら個性派が脇を固める。
    • PNDC エル・パトレイロ

      制作年: 1991
      理想に燃える若きハイウェイ・パトロールマンが、いつしか不正の側に足を踏み入れてしまう姿を描く人間ドラマ。監督は「ウォーカー」のアレックス・コックスで、イギリス出身の彼にとって初の外国語(スペイン語)映画である。製作・脚本は「ストレート・トゥ・ヘル」のロレンツォ・オブライエン、エグゼクティヴ・プロデューサーはケイブルホーグ代表の根岸邦明、撮影はミゲル・ガルソン、音楽はザンダー・シュロスが担当。出演は「私が愛したグリンゴ」のロベルト・ソサ、「アンダー・ファイア」のブルーノ・ビシール、「エル・ノルテ 約束の地」のザイーデ・シルヴィア・グチエレスなど。
    • リトルトウキョー 殺人課

      制作年: 1991
      肉体派アクション俳優ドルフ・ラングレンとブルース・リーの息子ブランドンが共演。麻薬ルート拡張を図りL.A.に進出してきたジャパニーズマフィア(ヤクザ)に、敢然と挑むタフな刑事コンビの活躍を描いたバイオレンスアクション。監督は「クラス・オブ・1999」のマーク・L・レスター。
      80
    • グリーン・カード

      制作年: 1990
      グリーン・カードを得るため、形だけの結婚をしたフランス人男性とアメリカ人女性が、いつしか恋に落ちていく、ロマンティック・コメディ。エグゼクティブ・プロデューサーは「ニア・ダーク 月夜の出来事」のエドワード・S・フェルドマン、製作・監督・脚本は「いまを生きる」のピーター・ウィアーで、撮影はCM、ドキュメンタリー界出身のジョフリー・シンプソン、音楽は「パシフィック・ハイツ」のハンス・ジマー。出演はハリウッド映画初出演のジェラール・ドパルデュー、アンディ・マクドウエルほか。
    • ガスパール 君と過ごした季節

      制作年: 1990
      童心を忘れない愉快な中年男二人組をめぐるハートフル・コメディ。監督は『モンド』(95、東京国際映画祭女性映画週間で上映)などのトニー・ガトリブ。音楽は「シェルブールの雨傘」などの巨匠ミシェル・ルグラン、録音は「ヌーヴェルヴァーグ」などの名手フランソワ・ミュジーがそれぞれ担当。出演は「おっぱいとお月さま」などのジェラール・ダルモン、「ベティー・ブルー」などのヴァンサン・ランドン、「赤い風車」「殺意の夏」などのベテラン老女優シュザンヌ・フロン、「パリのランデブー」のベネディクト・ルドワイヤンほか。
    • ペディキャブ・ドライバー

      制作年: 1989
      40年代のマカオを舞台に、ペディキャブ(自転車で引く人力車)の車夫が、恋に喧嘩に大活躍するアクションもの。監督・製作・主演の3役をこなしたのは「五福星」シリーズなど諸作で知られるサモ・ハン・キンポーで、彼の80年代の活動における集大成というべき一編。脚本は「ハードボイルド 新・男たちの挽歌」のバリー・ウォン(王晶とは別人)と「チャイニーズ・ゴースト・ストーリー」のユェン・カイチー、音楽は「誰かがあなたを愛している」のローウェル・ロー(助演も)、美術は「恋する惑星」のウィリアム・チョン。共演は「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ」シリーズのモク・シウチョン(マックス・モク)、「スウォーズマン/女神伝説の章」のファニー・ユン、「ツイン・ドラゴン」のニナ・リー、「山中傅奇」「空山霊雨」のスン・ユエなど。また、サモ・ハンの人脈を反映して、「霊幻導士」シリーズのラム・チェンイン、「酔拳2」のラウ・カーリョンたちがカメオ出演している。別邦題「帰って来たデブゴン 昇龍拳」。
    1-100件表示/全115件