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山本浩司の関連作品 / Related Work
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ぼくが生きてる、ふたつの世界
制作年: 2024五十嵐大の自伝的エッセイを呉美保が映画化したヒューマンドラマ。耳のきこえない両親の下で育った五十嵐大。幼い頃から日常的に母の“通訳”をしてきたが、次第に周りから特別視されることに苛立つようになり、20歳になった大は、逃げるように東京へ……。主演は「キングダム 大将軍の帰還」の吉沢亮、主人公の両親役には、ともにろう者俳優として活躍する忍足亜希子、今井彰人が起用されている。90点 -
サンセット・サンライズ
制作年: 2024楡周平による同名小説を原作に、宮藤官九郎脚本、菅田将暉主演で、「あゝ、荒野」「正欲」の岸善幸監督が映画化。コロナ禍に都会から宮城県・南三陸に移住した釣り好きのサラリーマン・西尾晋作は海で釣り三昧の日々を過ごすが、よそ者の晋作に町の人たちは気が気でなく、町のマドンナをめぐってある騒動が起きる。共演は「白ゆき姫殺人事件」の井上真央、「永い言い訳」の竹原ピストル。2024年11月、第37回東京国際映画祭にてワールド・プレミア。 -
ゆめのまにまに
制作年: 2022東京・浅草六区に実在する大正ロマンいっぱいの古物店「東京蛍堂」を舞台に、人と時間が交差していく日々を描いた物語。少し変わった店主と店番の青年、そして大切な何かを探して店に集まる人々。骨董品に囲まれた店内で時空を超えて人や物が出合い、かなわぬ想いが結ばれる……? 監督・脚本は2018年の長編映画「船長さんのかわいい奥さん」で初監督デビュー後、2020年「あのこは貴族」の助監督を経て、本作で長編2作目となった張元香織。主演は『メンズノンノ』専属モデルとしてデビュー後、俳優・フォークシンガーとして活躍する新鋭、こだまたいち。物語の鍵を担う真悠子役に本作が映画本格デビューとなる千國めぐみ。村上淳、中村優子、三浦誠己、渋川清彦などが所属する俳優や音楽家のマネージメント会社・ディケイド設立30周年記念映画。 -
ひらいて
制作年: 2021芥川賞作家・綿矢りさが、高校生の思いつめた恋心を描き、人間の根源的な愛を問うた同名小説を、「ジオラマボーイ・パノラマガール」「樹海村」の山田杏奈主演で映画化。脚本・監督は「なっちゃんはまだ新宿」「21世紀の女の子」で注目される若手監督、首藤凛。山田杏奈が演じるのは、優等生でビジュアルもなかなかの人気者の木村愛。彼女の“たとえ”への熱い恋心は、彼の秘密の恋人である美雪にまで向けられ、一筋縄ではいかない三角関係が展開していく。“たとえ”役は、本作で映画初出演を果たしたHiHi Jets/ジャニーズJr.の作間龍斗。クラスに馴染めず謎めいているが、人の気持ちを素直に受け取る少年を演じる。美雪役には「ソワレ」の演技が高い評価を受けた芋生悠。それぞれの心がそれぞれに揺れ動き、切なさがスパークする新感覚・乱反射恋物語。70点 -
MIRRORLIAR FILMS Season1
制作年: 2021自由で新しい映画製作を目指し、年齢や性別、職業などあらゆる垣根を越えた総勢36名が“変化”をテーマに監督した短編を、オムニバス形式で4シーズンに渡って公開するプロジェクト。そのSeason1として、各界から集結した9人の監督の作品を上映。出演は「るろうに剣心 最終章 The Beginning」の安藤政信、「銃2020」の友近、「一度死んでみた」の木村多江。監督は安藤政信、「少女邂逅」の枝優花、『全裸監督』の武正晴、「犬鳴村」の女優・三吉彩花らが務める。 -
CHAIN チェイン(2021)
制作年: 2021幕末の京を舞台に、新撰組の内部抗争“油小路の変”を描いた時代劇。伊東甲子太郎ら新撰組の一部が“御陵衛士”を名乗って離脱。新撰組と御陵衛士の対立が激化する中、賭場の用心棒として働いていた浪人・山川桜七郎は、御陵衛士の藤堂平助らと出会うが……。「止められるか、俺たちを」の上川周作が映画初主演を務める。京都芸術大学映画学科の学生がプロフェッショナルなスタッフの協力を得て劇場用映画を製作するプロジェクト“北白川派”の第8弾。 -
弟とアンドロイドと僕
制作年: 2020「顔」「一度も撃ってません」など数々の作品で組んできた阪本順治監督と豊川悦司が贈る人間ドラマ。幼い頃から自分が存在している実感を抱けずにいる孤独なロボット工学者の桐生薫は、”もう一人の僕”である自分と瓜二つのアンドロイドの開発に没頭し……。監督自身の人生観や思索が反映されたオリジナル脚本で、孤独について描く。この世に身の置きどころのないロボット工学者・桐生薫を豊川悦司が、桐生の義理の弟を「デイアンドナイト」の安藤政信が、父親を「凪待ち」の吉澤健が演じる。 -
エンボク
制作年: 2020コミック『援助交際撲滅運動』を「ゴーストスクワッド」の秋乃ゆに主演で映像化したエロティックバイオレンス。夢を実現させるため援助交際をして金を貯める愛美。女子高生をおびき出し犯してはサイトに晒すという援助交際撲滅運動を繰り返す男と出会い……。同シリーズは遠藤憲一が主演した「援助交際撲滅運動」(2001)、「援助交際撲滅運動・地獄変」(2004)、「STOP THE BITCH CAMPAIGN 援助交際撲滅運動」(2009)の3作がこれまでに制作されている。「ケアニン」シリーズの鈴木浩介が前3作に続き本作でもメガホンを取る。ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2019コアファンタ部門にてワールドプレミア上映。2020年4月24日公開予定を延期。 -
朝が来る
制作年: 2020直木賞作家・辻村深月の小説を河瀨直美が映画化したヒューマン・ミステリー。特別養子縁組で男の子を迎え入れた栗原清和・佐都子の夫婦。6年後、生みの母を名乗る女性から「子どもを返してほしい」と連絡が入る。やがて2人の前に、その女性が現れるが……。出演は「八日目の蝉」の永作博美、「嵐電」の井浦新、「志乃ちゃんは自分の名前が言えない」の蒔田彩珠。87点- 手に汗握る
- 感動的な
- 考えさせられる
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僕の好きな女の子
制作年: 2019芸人で芥川賞作家の又吉直樹による恋愛エッセイを、演劇ユニット玉田企画の主宰で「あの日々の話」ではメガホンを取った玉田真也が映画化した恋愛劇。友達以上恋人未満の加藤とミホ。ミホの本心はわからないが、加藤はこの関係を壊さぬよう気持ちを抑え……。恋をする人間の感情を、等身大の会話劇として描き出す。逡巡する加藤をミュージシャンとして活動する一方「ギャングース」などに出演する渡辺大知が、ヒロインのミホを「ハルカの陶」の奈緒が演じる。島ぜんぶでおーきな祭-第11回沖縄国際映画祭- TV DIRECTOR'S MOVIE部門および第6回京都国際映画祭TV DIRECTOR‘S MOVIE部門上映作品。 -
”隠れビッチ”やってました。
制作年: 2019あらいぴろよのエッセイ漫画を、連続テレビ小説『ひよっこ』で主人公の親友を演じた佐久間由衣主演で映画化。心の隙間を満たすゲームのように清純派を装い男たちを翻弄するひろみは、本気で好きになった安藤を落とせず自棄になった姿を三沢に見られてしまう。監督は「旅猫リポート」の三木康一郎。愛されたいという気持ちを持て余すひろみを佐久間由衣が、ひろみが自分と向き合うきっかけとなる三沢を「怒り」の森山未來が、ひろみを見守るシェアハウス仲間を「銃」の村上虹郎と「ハッピーアイランド」の大後寿々花が演じる。第32回東京国際映画祭特別招待作品。99点- 感動的な
- 考えさせられる
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人間失格 太宰治と3人の女たち
制作年: 2019太宰治による小説『人間失格』誕生の背景を、「Diner ダイナー」の蜷川実花監督が事実を下地にフィクションで活写。酒と恋に溺れ自堕落な生活を送る作家・太宰治は、夫の才能を信じる妻の美知子に叱咤され、ついに自分にしか書けない物語に取りかかるが……。突飛な言動と奔放な私生活ながら圧倒的な人気と才能で女を惹きつける太宰治を小栗旬が、太宰の正妻・美知子を宮沢りえが、太宰の愛人である作家志望の静子と未亡人の富栄をそれぞれ沢尻エリカと二階堂ふみが演じ、太宰治の恋と生涯を色鮮やかに描く。74点- セクシーな
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止められるか、俺たちを
制作年: 2018「孤狼の血」の白石和彌監督が、師匠である故・若松孝二の若き日を映し出す青春群像劇。1969年、21歳で若松プロダクションの門を叩き、助監督として奔走した吉積めぐみの目を通して、映画や政治、そして恋、なにもかもが危うくきらめいていた一瞬の時が綴られる。吉積めぐみを「サニー/32」の門脇麦が、若松孝二を「光(大森立嗣監督)」の井浦新が演じる。脚本は「あいときぼうのまち」の井上淳一。撮影を「だれかの木琴」の辻智彦が務める。73点- 重厚感のある
- 考えさせられる
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AMY SAID エイミー・セッド
制作年: 2016俳優のマネージメント会社ディケイドが、設立25周年を記念して企画・製作した群像劇。エミが亡くなって20年。命日に当時の映画研究会の仲間が集まる。そこで直子が「エミが死んだ理由を知っている」と告げたことから、止まっていた彼らの時間が動き出す。出演は「昼顔」(17)の三浦誠己、「追憶」(17)の渋川清彦、「夏美のホタル」の中村優子。 -
ジョーカー・ゲーム(2015)
制作年: 2015柳広司の同名ミステリーを「SR サイタマノラッパー」シリーズの入江悠監督が映画化。第二次世界大戦前夜の国際都市を舞台に、各国のスパイたちがあらゆる謀略と頭脳を駆使しながら重要機密文書の争奪戦を展開する。出演は「俺俺」の亀梨和也、「下妻物語」の深田恭子、「ホットロード」の小澤征悦、「シュアリー・サムデイ」の小出恵介、「あしたのジョー」の伊勢谷友介。50点 -
魔女の宅急便(2014)
制作年: 20141985年に第一作目が刊行されて以来愛され続け、1989年には宮崎駿監督によりアニメ映画化、1990年代には蜷川幸雄演出でミュージカル化もされた角野栄子の同名児童文学を実写映画化。一人前の魔女となるために親元を離れた少女が、見知らぬ町でいろんな人と出会いながら成長していく。監督は「呪怨」の清水崇。脚本は清水監督と「おおかみこどもの雨と雪」の奥寺佐渡子が手がけている。魔女修行のために旅に出る少女をテレビドラマ『息もできない夏』の小芝風花が、少女が居候するパン屋のおかみを「そして父になる」の尾野真千子が、少女の両親を「たそがれ清兵衛」の宮沢りえと「遺体 明日への十日間」の筒井道隆が演じている。70点 -
ボクが修学旅行に行けなかった理由
制作年: 2013仕事の都合で高校の修学旅行を欠席し、夜の学校に忍び込んだアイドルグループの日常と非日常、輝きと葛藤を描いた青春映画。出演は『非公認戦隊アキバレンジャー』の荻野可鈴、アイドルグループ“PASSPO☆”の増井みお、CM等で活躍する冨田真由、星名美津紀などフレッシュな顔ぶれ。監督は「からっぽ」の草野翔吾。 -
シュトルム・ウント・ドランクッ
制作年: 2013大正時代に存在した無政府主義結社“ギロチン社”に参加した若者たちの姿を、極彩色の映像美の中に描いた青春活劇。出演は劇団“少年王者舘”を中心に活動する中村榮美子、「楽隊のうさぎ」などに出演し、劇団“tsum azuki no ishi”を主宰する寺十吾ほか、演劇、漫画、音楽界から多彩なゲストを迎えた。 -
Seventh Code:セブンスコード
制作年: 2013ロシア・ウラジオストクを舞台に、想像を超える結末が待ち受けるサスペンス・エンターテインメント。監督・脚本は、「トウキョウソナタ」の黒沢清。出演は、「もらとりあむタマ子」の前田敦子、「HK/変態仮面」の鈴木亮平、「Playback」の山本浩司。第8回ローマ国際映画祭最優秀監督賞、最優秀技術貢献賞受賞。 -
ふがいない僕は空を見た
制作年: 2012第24回山本周五郎賞を受賞した窪美澄の同名小説を「百万円と苦虫女」のタナダユキが映画化。様々な苦悩や葛藤を抱えながら生きていく人々の“生”と“性”を描く。出演は「ぱいかじ南海作戦」の永山絢斗、「血と骨」の田畑智子、「ガチバン」シリーズの窪田正孝、「ももいろそらを」の小篠恵奈、「王様ゲーム」の田中美晴、「わが母の記」の三浦貴大。76点 -
Playback(2012)
制作年: 201240代を目前にして人生に行き詰った俳優が、これまで生きてきた道を辿り直すことで、再生してゆく姿を、モノクロの映像とともに描いたドラマ。出演は「希望の国」の村上淳、「外事警察 その男に騙されるな」の渋川清彦。自主映画で活躍してきた三宅唱監督の作品を見た村上が、監督にラブコールを送って2人のコラボが実現した。 -
からっぽ(2012)
制作年: 2012瞬時に場所を移動する“テレポート”能力を持った孤独な少年が、行き場のない少女と出会い、珍騒動を繰り広げる中で自分を見つめ直してゆく。出演は「告白」の清水尚弥、「20世紀少年<最終章> ぼくらの旗」の平愛梨。学生時代に「Mogera Wogura モゲラウォグラ」を監督した草野翔吾の商業映画デビュー作。 -
外事警察 その男に騙されるな
制作年: 2012国際テロを未然に防ぐためには法を侵すぎりぎりまであらゆる手段を使い、時には民間人まで引きこむ、日本のCIAとも言われる諜報部隊・外事警察のベールに包まれた姿を描くサスペンス。麻生幾の『外事警察 CODE:ジャスミン』(NHK出版刊)を原案としている。監督はドラマ『ハゲタカ』の演出で注目された堀切園健太郎。本作が初の映画監督作になる。2009年のドラマに引き続き「重力ピエロ」の渡部篤郎、「トロッコ」の尾野真千子、「RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ」の余貴美子、「BOX 袴田事件 命とは」の石橋凌らが出演するほか、「食客」「シルミド」の韓国人俳優キム・ガンウ、「SP THE MOTION PICTURE」シリーズの真木よう子らが出演。60点 -
青春Hセカンドシーズン 半分処女とゼロ男
制作年: 2011“青春Hセカンドシーズン”の1本。マネキン人形劇『オー!マイキー』脚本や、「昆虫探偵ヨシダヨシミ」監督の佐藤佐吉が手掛けたブラック・コメディ。額に浮かぶ不思議な数字が見える男が、立ちはだかる障害に挑む姿を描く。出演は、劇団クロムモリブデンの板倉チヒロ、「終わってる」のしじみ、「nude」の山本浩司。 -
大木家のたのしい旅行 新婚地獄篇
制作年: 2010劇作家・前田司郎の同名小説を「市民ポリス69」の本田隆一監督が映画化。新婚ながら倦怠期のカップルが、ひょんなことから地獄へ新婚旅行に出かけることになる顛末を描く。出演は「太平洋の奇跡 フォックスと呼ばれた男」の竹野内豊、「女たちは二度遊ぶ」の水川あさみ、「悪人」の樹木希林、「劇場盤 怪談レストラン」の片桐はいり、「サビ男サビ女」の荒川良々、「冷たい熱帯魚」のでんでん。 -
KING GAME キングゲーム
制作年: 2009『まじかる★タルるートくん』などで知られる人気漫画家、江川達也が『東京大学物語』に続いて監督を担当したミステリー映画。10日間、王様ゲームを続けたら願いを叶える、と集められた10人の男女が、ゲームを続ける中で想像を超えた事態に巻き込まれていく。出演は「リアル鬼ごっこ2」の石田卓也、「七瀬ふたたび」の芦名星。 -
グーグーだって猫である
制作年: 2008『綿の国星』などで知られる漫画家の大島弓子。彼女が飼い猫との生活を綴った同名漫画を、「ジョゼと虎と魚たち」の犬童一心監督が映画化。一匹の猫と飼い主の漫画家を中心に繰り広げられる人間模様を、暖かな雰囲気の中に描き出す。出演は「空中庭園」で数々の映画賞を受賞した小泉今日子、「スウィングガールズ」の上野樹里。60点 -
オンナゴコロ(2008)
制作年: 2008主演は映画を中心にテレビドラマやCMなど多方面で活躍する前田綾花。不感症で、生きる意味を貪欲に探し続けるという難しい役どころを、持ち前の実力と特有の空気感で魅せつけ、美しい肢体を初披露し、体当たりで演じている。監督は、本作が映画初監督となる松田礼人。多数のテレビドラマで実績を生み、評価されてきた敏腕を活かし、心に残る新たなるエンターテインメント作品を描き出す。(作品資料より) -
みんな、はじめはコドモだった「ダイコン ダイニングテーブルのコンテンポラリー」
制作年: 2008朝日放送新社屋完成記念事業の一環として製作された短編オムニバス。“こども”をテーマに「闇の子供たち」の阪本順治、「パッチギ!」の井筒和幸、「悲しき天使」の大森一樹、「フラガール」の李相日、「血と骨」の崔洋一という5人の監督がメガホンをとった。出演は「ザ・マジックアワー」の佐藤浩市、「ダイブ!!」の光石研、「memo」の高岡早紀など。 -
魔法遣いに大切なこと
制作年: 2008TVアニメや小説など様々なメディアで展開され、コミックスは累計45万部を売り上げた人気シリーズを、「桜の園-さくらのその-」の中原俊が映画化。一人前の“魔法遣い”となるために北海道から上京した少女の成長を描くファンタジー。出演は『三井のリハウス』CMで人気の山下リオと「天然コケッコー」の岡田将生。 -
TOKYO! <シェイキング東京>
制作年: 2008NY、パリ、ソウルという大都市で暮らす3人の鬼才監督が、独自の視点で東京の真実の姿をとらえる“東京三部作”の一遍。監督は「殺人の追憶」「グエムル-漢江の怪物-」などの作品で韓国を代表する俊英ポン・ジュノ。初の海外作品として選んだ本作は、恋に落ちていく男女の激しい心の揺れを視覚的にとらえた東京を通して描く、珠玉のラブストーリー。出演は自身もポン・ジュノ監督の大ファンだという香川照之、蒼井優、「グエムル-漢江の怪物-」で監督がグエムルのモデルにしたという逸話もある竹中直人をはじめ、荒川良々、山本浩司、松重豊といった個性的なキャストが顔を揃えている。20点 -
インモラル 凍える死体
制作年: 2008ストーカー犯罪対策のために設けられた特別捜査班の女性警官が事件に巻き込まれていくサスペンス。俳優の小沢仁志が「龍虎兄弟」などの監督を務めてきたOZAWA名義で監督・脚本・出演を手がける。出演は「病葉流れて」の吉野紗香、「東京の嘘」の佐藤寛子、「マリと子犬の物語」の螢雪次朗ほか。 -
THE3名様スピンオフ 人生のピンチを救うパフェおやじの7つの名言
制作年: 2007人気コメディ「THE3名様」シリーズに登場し、人気を博す“パフェおやじ”が主人公のスピンオフ作品。ファミレスで繰り広げられるさまざまな人間ドラマを温かくも冷静な目で見つめる彼が、思わず納得してしまう数々の名言を吐く。全7話を収録。【スタッフ&キャスト】監督・脚本:福田雄一 撮影:中山光一 企画・プロデュース:森谷雄 企画:南條昭夫 出演:志賀廣太郎/小林大介/佐藤二朗/山本浩司 -
パッチギ!LOVE&PEACE
制作年: 2007ブルーリボン作品賞をはじめ、多くの映画賞に輝いた青春映画の快作「パッチギ!」のパート2。今回はキャストを一新して、在日韓国人ファミリーの家族史を三世代に渡って俯瞰的に描く。主演の井坂俊哉と中村ゆりは、2200人を越えるオーディションから抜擢された新鋭。脚本は、「フラガール」で日本アカデミー賞最優秀脚本賞を受賞した羽原大介と監督の井筒和幸監督が前作から続いて担当している。76点 -
しゃべれども しゃべれども
制作年: 2007東京の下町を舞台に、不器用な人間たちが落語を通して新たな一歩を踏み出そうとする様を描いた人情劇。原作は佐藤多佳子のベストセラー小説。出演は「ファンタスティポ」の国分太一、「海猿」シリーズの香里奈、「THE 有頂天ホテル」の伊東四朗。監督は「レディ・ジョーカー」の平山秀幸。80点 -
腑抜けども、悲しみの愛を見せろ
制作年: 2007エゴ丸出しの長女に翻弄される地方の一家を描いたブラック・コメディ。原作は本谷有希子の同名小説、戯曲。出演は「口裂け女」の佐藤江梨子、「天まであがれ!!」の佐津川愛美、「さくらん」の永瀬正敏、「気球クラブ、その後」の永作博美。監督はこれが映画デビューとなる、CM出身の吉田大八。 -
やじきた道中 てれすこ
制作年: 2007弥次喜多と花魁・お喜乃の珍道中を人情味たっぷりに描くハートフル・コメディー。主役の弥次喜多コンビには、「顔」の歌舞伎俳優、十八代目中村勘三郎と、「カンゾー先生」の柄本明。お喜乃に「空中庭園」の小泉今日子。監督は、「しゃべれどもしゃべれども」の平山秀幸。ストーリー中には、数多くの落語の要素が取り入れられている。 -
観察 永遠に君をみつめて
制作年: 2007少女を見つめ続けた少年と、少年に見せ続けた少女の40年に渡る恋心を、それぞれの側面から2部構成で描く、純愛ファンタジー。監督は「イヌゴエ 幸せの肉球」の横井健司。出演は「ユメ十夜」の緒川たまき、「WARU ワル」の小沢和義、「めがね」の光石研、「LOFT」の江口のりこほか。 -
眠り姫
制作年: 2007山本直樹が内田百間の『山高帽子』に挑んだ同名漫画が原作。誰かに会うのがわずらわしい。誰とも話がしたくない。そんな誰にでもあるどうしようもない気持ちを、極力、人物を排した映像で描く異色ドラマ。出演は「エクステ」のつぐみ。「LOFT」の西島秀俊、「リアリズムの宿」の山本浩司が声の出演をしている。2007年11月17日より劇場初公開。2014年4月20日、アニメーションフェスティバル『GEORAMA2014』の1作品として、「眠り姫」の本編サウンドトラックを、暗闇のなかで“上映”する「闇の中の眠り姫」として上映された。2016年11月5日より、5.1chサラウンド&HDデジタルリマスター化させたサラウンドリマスター版を上映。 -
イヌゴエ 幸せの肉球
制作年: 2006同年2月に公開された「イヌゴエ」の続編。人間語をしゃべるイヌ"、フレンチブルドッグのペスが主人公の彼女の気持ちを代弁し始めて……。主演は「大停電の夜に」の阿部力。監督は前作に続き横井健司。前作主演の山本浩司が脚本を務める。 -
武闘派極道史 八西会 跡目抗争
制作年: 2006己の誇りを懸けて命を燃やした男たちの生き様を描く「武闘派極道史」シリーズ第2弾。愚連隊の銀と鉄平は、八西会雨宮組組長・雨宮との出会いから極道の道へ。しかし、八西会は会長の引退を機に内部抗争が勃発。ふたりは抗争の渦に巻き込まれていく。【スタッフ&キャスト】監督・脚本:山村淳史 企画:OZAWA 撮影:境哲也 音楽:奥野敦士 出演:岡崎礼/山本浩司/鬼丸/坂上香織50点 -
colors カラーズ
制作年: 2006箱という閉鎖的な世界の中で、人々が迷い、気づき、そして自分の気持ちに正直に動いていく、ちょっと不思議で、おかしなハートフル・ストーリー。監督は「スリーピングフラワー」の柿本ケンサク。出演は「69 sixty nine」の村上淳、名バイプレーヤー光石研、松岡俊介など。 -
PET BOX ペットボックス ネコと金魚の恋物語
制作年: 2006ペットブームを切り口に、ペットをめぐるさまざまな人間模様を描いた6作品からなるオムニバス映画の一編。監督は「サンクチュアリ」の瀬々敬久。出演は「リンダ リンダ リンダ」の山本浩司、映画初出演の鮎川陽子。 -
それでもボクはやってない
制作年: 2006痴漢冤罪事件をテーマに「裁判」の実情に迫った社会派エンタテインメント作品。痴漢犯人に間違われる主人公に加瀬亮(「硫黄島からの手紙」)、その弁護士に役所広司(「THE有頂天ホテル」)と瀬戸朝香(「DEATH NOTE デスノート」)が扮している。監督は「Shall we ダンス?」の周防正行。76点 -
Life ライフ(2006)
制作年: 2006地方でキャンドル・アーティストの道を歩む勇が直面する数々の出来事を描いた青春ドラマ。主演は、TVドラマ『イヌゴエ』の綾野剛。監督は、PFF'02で技術賞を受賞した新鋭・佐々木紳。 -
スリーピングフラワー
制作年: 2005田舎町の不思議なペンションを舞台に、都会の生活に疲れた姉妹が、ゆっくりした時間の流れの中で自分を見つめ直していく姿を描いた“癒し+スタイリッシュ”ドラマ。監督は本作が劇場公開、デビュー作品となるPVやCFなど多方面で活躍する映像作家・柿本ケンサク。出演に「KILL BILL」など出演する作品ごとに、強烈なインパクトを残す名バイブレーヤー・田中要次、「仮面ライダー-THE FIRST-」の一文字隼人役に抜擢された高野八誠、蜷川幸雄演出の舞台などで活躍のマメ山田、「リアリズムの宿」の山本浩司など。 -
レディ・ジョーカー
制作年: 2004ビール会社社長誘拐事件を、犯人グループ、標的にされた企業、警察の三者の視点から描き、日本の社会に潜む闇を抉り出した群像サスペンス。監督は「魔界転生」の平山秀幸。高村薫による同名小説を基に、「血と骨」の鄭義信が脚色。撮影を「69 sixty nine」の柴崎幸三が担当している。主演は「BROTHER」の渡哲也と、映画初出演の新人・徳重聡。 -
ヒッチ・ハイク 溺れる箱舟
制作年: 2004ヒッチハイカーに脅され、予期せぬ危険に身を晒すことになる夫婦の恐怖を北海道を舞台に描いたサスペンス・ロードムービー。出演は、「幸福の鐘」の寺島進、映画初出演の竹内ゆう紀、「飼育の部屋」の小沢和義、「リアリズムの宿」の山本浩司。監督は「飼育の部屋 終のすみか」の俊英・横井健司。 -
プッシーキャット大作戦
制作年: 2004東北弁訛りのゴーゴー・ガール3人組が巻き起こす、愛と欲望の騒動を描いたセクシー・アクション。監督は「帰ってきた刑事まつり/背徳美汁刑事」の本田隆一。脚本は、本田監督と「ヒッチハイク」の永森裕二、吉津屋こまめの共同。撮影を上斗敏嗣が担当している。主な出演者は、「実録・安藤組外伝 餓狼の掟」の水谷ケイ、「けっこう仮面」の江口ナオ、布川ゆかり、村石千春、「Blister」のつじしんめい。尚、本作は「ずべ公同級生」と2本立公開された。 -
DV(ドメスティックバイオレンス)
制作年: 2004ある夫婦を通して、DV(ドメスティック・ヴァイオレンス)の実情を描いた社会ドラマ。監督は「でらしね」の中原俊。永森裕二の原案を基に、「ヒッチハイク 〈溺れる箱舟〉」のKAZUと永森自身が共同で脚本を執筆。撮影監督に「人妻援交サイト 欲望のままに」の下元哲があたっている。主演は、「Seventh Anniversary」の英由佳と「Jam Films S/HEAVEN SENT」の遠藤憲一。64点 -
BLUE FILMS<秘かな愉しみ>「ずべ公同級生」
制作年: 2004大正期から1970年代まで、大衆の秘匿された欲望を8mmフィルムに焼きこんだブルーフィルムにインスパイアされて作られたショートフィルム・オムニバス。監督は「ユメ十夜」の清水厚、「バサラ人間」の山田広野など。